垣谷美雨のレビュー一覧
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「女性が胸を張って生きられる世の中にする 」
マンダラチャートにそう書き終えた瞬間、63歳の北園雅美は中二時代にタイムスリップした…。
著者の垣谷美雨さんはこれまで「女性の生きづらさ」をテーマに数多くの作品を書かれている。集大成にも思えるこの本からは「とことん言わせてもらいますよ」と、ご本人の声が聞こえてくるような気がした。
「昭和ってこんなに男尊女卑な時代だったのか!」
田舎娘にとってそれが当たり前の日々で疑いもしなかった時代。東京の短大を出て、結婚、出産、年を重ねるうちに少しずつ違和感と失望感が膨らんでいく。
63歳の雅美は中学生に戻り、もう一度人生をやり直す。「結局女の人生は、自身 -
Posted by ブクログ
患者の気持ちが分からない医師と
余命宣告を受けた患者たちの短くて濃い物語でした☺️
周囲から「空気が読めない」「鈍感」と言われてきた医師の早坂ルミ子。
ある日、患者の家族に無神経な言葉をかけてしまい上司からも睨まれた日、ルミ子は不思議な聴診器と出会います。
なんとこれは人の心が聞こえる聴診器だったのです!
この“ 不思議な聴診器 ”を通して、余命宣告を受けた患者の後悔や苦悩に耳を傾けはじめたルミ子。
また、不思議な聴診器はルミ子と患者たちを過去に連れて行きます。
そこで患者たちは人生をやり直していくのですが…
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もし、人生にやり直しが利くのならどこからやり直したいでしょうか??
いや -
Posted by ブクログ
基本的に長男嫁さつき目線で語られるんだけど、この長男嫁が面白い。61歳女性なんだけど、将来のちびまる子ちゃんみたいな感じ。
義母の「夫と同じ墓にだけは入りたくない」って遺言から全てが始まるんですが、エンタメとして楽しんでる。
さつきの再婚相手である夫の実家のお墓問題と、さっきの娘の婚約者の実家のお墓問題が同時進行なんだけど、どちらもなかなか厄介で面白い。両家の家系図も付いてるから親切だし。
日本人のお年寄りの家とかお墓についての考えもよく分かるし、外国でも面白がられるかも?
私は何も残らないくらい焼いてくれるのがベストだけどな。。母の実家の400年続いたお墓は墓じまいしたし、父も -
Posted by ブクログ
以前に読んだことがあったはずだけれど、どんな話か忘れていたので、オーディブルで聞いてみた。
47歳の3人の女性が、高校生にタイムスリップする話。
世代的には、ワタシよりも10歳ほど上の方たち。
昭和50年代のころだろうか。男尊女卑の考え方が一般的でちょっと引いてしまう。
今は、家事や育児する男性も増えたように思うけれど、
それでも、今でも男女の考え方は基本的には変わっていないような気がする。
彼女たちの高校生時代からだと、50年ほど経過しているのにな。
というわけで、今聞いてみても面白かったです。
オーディブル、自分は文章を一字一句読む読み方ではないので、けっこう読み飛ばしも多いのだけれ