垣谷美雨のレビュー一覧
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なんでも意見をはっきり言う女と、思ってることすら口にできない女の対比。其々に生きにくさと幸福の種類があり、パーソナリティというものはなんとも複雑で、ヒトに正解不正解はないんだよなぁと改めて気付きます。
お医者さんも患者さんもみんな人間くさくていいですね。
非科学的な設定も全然気にならないです。
書評がすごく良くて、キレーに纏めてくれてます。
〈地獄とは他人のことだ〉
【地獄のような他人との悪縁を断ち切るには多大なエネルギーが必要になる。その悪縁が表向きは良縁に見える場合はなおさらだ。
絶縁しようとしている自分には良くないレッテルを貼られてしまう。けれど世間の目を恐れてはいられない。危険を察知 -
Posted by ブクログ
63歳の雅美が50年前の中学生にタイムスリップして2度目の人生を経験していく
主にジェンダーギャップの視点で物語は描かれていきます
ギャップに立ち向かい令和の意識をブレずに持ち続けて生きていく雅美がとてもかっこいい
60代の精神で生きていくから孤立や孤独にも強い
超然とした学生時代
でも就職活動を通じて当時の女性に求められている役割や女性自身の意識に直面して挫折感を味わっていきます
お茶汲み要員としての女性社員
結婚相手を探すための就職活動
結婚後の寿退社の当たり前
当時の人たち
多分見えていないこと
目を逸らしてきたことがたくさんあったのだと思う
今を生きる私たちにもきっと後でわかる
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Posted by ブクログ
あーこういう女性達いるな…という登場人物像に共感しまくり。そういう人とはかかわらない方が精神衛生上良いのでしっかり線を引いて対応し、必要最低限のみにすれば疲弊することもないと思う。でも主人公のような閉鎖的なコミュニティの中だったらどうなんだろう。周りがそんな感じなら「女はこうあるべき」みたいな前時代的な考えも、噂好きの友人も、なかなか離れることができず大変そう。面倒な人間関係に自分の時間や労力を使うのが面倒すぎる。私は絶対無理だなー。作中で同じような会話が繰り返され、読んでいてイラッとすることもあったけれど、少しずつ変化していく主人公のことを応援したくなった。結末の終わり方も良かった。読後感良
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Posted by ブクログ
垣谷美雨の病棟シリーズを読み続けて3冊目になりました。『絶縁』→『懲役』と時系列で遡ってきたと思っていたら、『後悔』は『希望』よりも先に出ていたことに気付きました。プロローグで、あの聴診器が次は摩周湖の手に渡ることが書かれていたからです。
『後悔』での聴診器は、過去に戻ってやり直したらどういう人生になっていたかを知ることができる機能があって、『絶縁』、『懲役』よりもパワフルだったんですね。
一種のタイムリープものですが、本作品では、魔法の聴診器によってもう一つの人生を知ることで、現在に至る自分の人生に納得した上でお迎えを迎える、という点がポイントです。そして、KYな医師早坂ルミ子が、この聴 -
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素直に面白かった。
シリーズ第三弾だけど、問題なく。
後悔病棟も希望病棟も読んでみたいな。
刑務所の中の病棟。
刑務所内にある美容院は存在は知ってるけど近くにないので行くことはなく。
しかし、刑務所内の病棟はこれまた縁がなく…
あったらあったで色々あるか。
女性刑務所の話は外国のはあるけど、日本ってないよね?知らないだけかしら。
男性版だったら堀の中の面々とかってあったりしたけど。
様々ないことが女医と看護師の活躍で解決できてホッとした。しかし、あの聴診器の謎は教えてくれないのか。
そこは知りたかったなぁ。
続きはないのかな。
解説、村木厚子氏の文も良かった。リアルで。