垣谷美雨のレビュー一覧

  • あなたの人生、片づけます

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    読み出しはちょっと無理があるのでは?と思うのに、読み進めるとなんだか納得させられてしまう、不思議な読後感のある小説だった。
    著者の本ははじめてだったので、他の本も色々読んでみたい。

    大庭十萬子(おおばとわこ)によって人生を整頓していく登場人物たちの視点で物語が進んでいき、その結末になんとも納得感を覚えてしまう。「物はいいものだから捨てるのはもったいない」という気持ちがすごいよくわかるというか、自分もそういうところがあって捨てられないものがある!と思うとちょっと胸が苦しくなったし捨てなくては…と思うようになった。

    十萬子さんが、スーパーウーマンというよりは等身大の感情も人並みにある普通のおば

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    2026年07月11日
  • 後悔病棟

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    聴診器が空気を読めないと言われている女性の手元に渡ったというのが、面白い設定だなと思った。
    数ある言語の中から、最悪の言葉選びをしてしまう人って意外なといると思った。

    個人的には、過去に戻った時に今より非常にいいことが起きていたと思ったらさらに後悔して亡くならなければいけないのかと思ったが、いい面もあればもちろん悪い面もあり、悪くない人生だったなんて思える話が詰まっていた。

    個人的には、娘の結婚を反対していた人が印象的だった。
    良くも悪くも女の舵取りで、男性が変わってしまうんだなと思えた話だった。

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    2026年07月11日
  • 空き家と移住

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    垣谷さんらしい波紋投げかける作品。田舎の住人も都会派ももっと素直に相手を思いやれれば。ただ、人物像や田舎像はステレオタイプに加えデフォルメされ、田舎への偏見助長しかねないが、色んな意味で「日本の故郷、田舎を何とかしないと、この国に未来はない」。極端な人達という点を念頭に置けば、過疎や限界集落問題考える端緒になる。多くの人に手にしてほしい。松下竜一さんや山下惣一さんのような田舎に根をはった作家が出てこないと、一方的な田舎論ばかりになってしまいそうで、怖い。

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    2026年07月11日
  • 空き家と移住

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    空き家問題で実家を行き来するものとして読みました。
    さすがにここまで田舎ではないので人の目を気にすることもないですがこの先、実家をどうしていこうかと、ため息が出ることもあります。少しずつ片付けてはいますが·····
    考え方の相違はあるとは思います。一概には言えませんが·····
    個々の強さを持つ事、他人に振り回されないこと、それだけは現代社会にも通じるかな?

    テレビで「いじゅうー」の番組もよく見てましたがこれを読んで良いことばかりではない、現実は甘くないぞ、とは思います。

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    2026年07月09日
  • 懲役病棟

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    女医、太田香織と看護師のマリエは刑務所に派遣され、同時に聴診器を渡され、受刑者たちの心の声を聞き、女医と看護師のやりとりが最高に面白い。本を見る限り、受験者はそれほど悪い人はいないような気がする。今までいろいろな事情があり、今刑に服している。本当はささやかなことだけど仕方がない。内容が女子刑務所だから仕方ないけど、女性の方が不利のような気がする。この世の中の仕組みしきたりなのでこうする事しかない。刑を終えて出所すれば良いことがあるかもしれない。希望を持って残りの人生を楽しんでいくしかないと思う。1度の人生なので。

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    2026年07月08日
  • 絶縁病棟

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    このシリーズは女性の心の奥にある、中々言い出せない悩みに切り込んだ内容に迫るお話。今回も不思議な聴診器による診察で治療をしていくのだけど、垣谷先生の文章の力はホント凄い♪あっという間に引き込まれてしまいます。

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    2026年07月05日
  • 空き家と移住

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    田舎に住む者としては、そうそうその通りよくご存知で。という感じ。いろいろな角度、立場から田舎を解説してあった。田舎暮らしはおすすめしないけど、柔軟な働き方ができる仕事をもつ20-30代の人ならうまくやっていけるかも、温暖化、災害対策の二拠点生活は少しの我慢して折り合いつけてできるかもと思わせられた。

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    2026年07月05日
  • 空き家と移住

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    不動産を持つ意味と都会と地方の考え方を知れる小説。

    一軒家を持ちたいけど都市部は高くて買えないと悩む夫婦。
    相続で一軒家を得たが売れなくて苦悩する夫婦。
    二つの夫婦が交わり、都市と田舎への価値観の違いに放浪される小説。

    不動産を持つことのリスクと地方への生活に憧れる人たちに警告も踏まえた小説だと感じました。
    都市部に家を持つことに少し憧れますが、やはり地方での一軒家には憧れます。
    でも、憧れだけど一方的に綺麗な景色を見すぎると後悔すると知れます。

    どちらも表裏一体でそれを知った上で選択することが大切だと感じます。
    小説自体はとても読みやすく地方の胸糞悪さもリアルでいい疑似体験ができます。

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    2026年07月04日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    実家にはまだ母も父もいる。だけど謎に自分が幼少期に着ていた服や数センチほどの靴がまだ残っている。
    この本を読んで、実家に誰もいなくなった時に残るのは、意識のない時に自分が本当に使っていたのかも分からない物を早く処分したいという衝動に駆られた。だからさっき、今度実家に帰ったら「全部片付けます」と連絡だけした。

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    2026年07月04日
  • 結婚相手は抽選で

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    おもしろかった。もしこの法律があって、自分が独身だったら…私、パソコン屋に集う彼らと同じく陰の民なので、わくわくするかもしれない…。
    昔より未婚の男女も増えたとはいえ、今でも「結婚はしなければ…」と考える人は少なくないと思う。本人がというより、その周りが。
    私には同じ歳の従姉妹がいます。彼女は美人でスタイルもよくて、頭のいい大学出ててスポーツも大会で毎回賞を取ってた人。卒業後は海外で働いて、4ヶ国語くらい喋れるバリキャリ。
    彼女と子どもの頃から比べられる平々凡々な私。私が彼女より出来たことといえばピアノくらいだけど、それは私が上手いとかではなく、彼女が下手すぎたから。
    そんな私が彼女より褒めら

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    2026年07月03日
  • マンダラチャート

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    垣谷美雨さんは、1959年生まれ。
    リセット(2008年)では、47歳が高校生へタイムスリップ。
    そして、マンダラチャート(2024)では、63歳が中学生へタイムスリップ。

    どちらも昭和の時代の男尊女卑な価値観が書かれる。
    でも、考えてみれば、この時代より前の女性は、選挙権がなかったり、食べていくために顔も知らない人に嫁入りしたりと、もっと人権なしの酷い時代もあったわけで、この時代でもその前よりは確実に前進してたはず。
    女子の就職については、気の毒としか言いようがないが、この数年後には、男女雇用機会均等法が施行されるわけで、どこかで声を上げていた女性がたくさんいたんだと思う。(私の就職は、こ

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    2026年07月02日
  • うちの父が運転をやめません

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    面白かった。
    このテーマも難しい問題で前半は読んでいて
    しんどかった。現実の世界も気になり、
    イメージしながら読み進めました。
    中盤以降は事態が好転して一気読みでした。
    ドラマ仕立てですが、よかったです。

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    2026年07月01日
  • あなたの人生、片づけます

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    お片付けものかと思いきや、確かに、物もお片付けはするけれど、題名どおり人生のお片付けでした。
    断捨離って物を捨てたりもそうだけど、人や、自分自身の考え方を整理して取捨選択するのも大事。

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    2026年06月28日
  • 空き家と移住

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    東京で家を買えない夫婦が、田舎の空き家を買うことに。

    そういえば、熱海と八ヶ岳の2拠点生活をしている知り合い(東京勤務で東京に家なし)が、バブルの頃のリゾートマンションが、ものすごく安くなっていると言っていた。近い将来、そういうのも良いかも。

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    2026年06月24日
  • 空き家と移住

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    感想
    これを見るとリアルな田舎生活が書いてあるんだと思う。移住者の話を見ても必ずしもいいことばかりではないし、ある種の鈍感力も必要だと思う。


    あらすじ
    史緒里と大河は付き合っているが、都内の家の高さに憤っていた。テレビで見かけた空き家を見にいくと、お隣の千堂という91歳のおばあさんと仲良くなる。

    路代は風穂町にある母の実家が空き家になることを危惧して売りに出そうと思ったが、所有者が祖父になっており、相続者に相続放棄の了解をとらないといけないことにゲンナリする。

    史緒里と大河は、千堂に呼び出されて世話を見ていたが、息子が来て騙されていると言われて腹を立てて、今まで奢って全額を返還してもら

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    2026年06月22日
  • 空き家と移住

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    すごい田舎だなーってのと、
    会話が多いのはいいんだけど内容と言うかこの人達すごい喋るなーってのが印象に残ってる。
    自分の小さい頃の親同士のやり取りとかを大人になって聞いた時を思い出した。
    この作品ほど全然ひどくはないけど、田舎って面倒なこと多いよなーって思いだしたし
    消防団の話のところで団員にならない家が火事になっても行かないとか言ってる人は、実際にいました。
    そんな人とは関わりたくないなってイライラしたのを思い出したなー。
    僕からしたら田舎の嫌な記憶が蘇る作品でした
    中盤から面白くなってきたーって思ったけど、結局戻るんかい!!!って燃え上がりきらず。
    僕がここまで感想書けるって事はわかりやす

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    2026年06月21日
  • 懲役病棟

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    2026/06/21
    懲役病棟
    垣谷美雨さん

    久しぶりの垣谷美雨さん
    やはり面白い
    聴診器をあてると、気持ちが聴こえてくる

    女子刑務所のリアルなお話
    みな、罪を犯した犯罪者だけど、
    あるいち、被害者?
    罪を償う。
    償って、立ち直る、環境も
    必要なのだと、思った。

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    2026年06月21日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    垣谷美雨さんの『姑の遺品整理は、迷惑です』は、遺品整理という出来事を通して、人との関わり方や生き方について考えさせられる作品だった。

    物語では、主人公モトコの実母と義母が対照的に描かれている。実母は、常にきちんとし、他人に迷惑をかけないことを信条として生きてきた人。一方で義母は、おせっかいなくらい世話好きで、多くの人と関わりながら助け合って生きている。

    どちらの生き方にも長所があると思う。実母のように、自立し責任を持って生きる姿勢は素晴らしい。しかし、それを完璧に追求しようとすると、人とのつながりはどうしても希薄になってしまうのかもしれない。

    反対に義母は、人に頼り、人を頼られながら生き

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    2026年06月20日
  • 空き家と移住

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    生活とお金をテーマにした作品が得意な、垣谷美雨による、地方移住をテーマにした小説。
    最後まで地方人を悪く描くことに驚いた。

    作者自身、地方出身で勉強がよくできて上京したタイプで、地元が嫌いなんだろうなあ。

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    2026年06月18日
  • もう別れてもいいですか

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    すごくわかる!!!
    産後で余計に旦那に対するイライラあるので笑
    余計に納得!
    けど 歳をとって離婚となると
    いろんな不安がでてくるし若い時みたいに
    決断って難しいだろうなーと思う。
    し 主人公みたいにすべてがうまくいくのは
    稀やろなーと思ってしまいました。

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    2026年06月18日