垣谷美雨のレビュー一覧
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千賀子の一人娘・友美は28歳になった今でも結婚の兆しがない。でも、寂しがりやで薄給だし、一生独身で生きていけるとも思えない。結婚する気があるのか確認したら、いつかは結婚したいけど、出会いがないらしく、千賀子が親婚活に参加することに。
無碍に断られたり、お断りしたり、何度かデートした後で結婚観が合わずに破談したり。傷付く事も多くて親子で辛い思いもしたけれど、家族で一致団結したのなんて友美の中受以来かも?
今は夜中でもお店が開いててご飯が買えるし、洗濯も掃除もある程度自動で出来るし、友達とはいつでも携帯で繋がれるし、結婚する必要性がないのもあるかもね。
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Posted by ブクログ
「女三界に家なし」
「寄生虫」
「思いやり家族」
の3作となっている。
どれもコミュニケーションに難のある医師キワミがいつもの聴診器を使い、患者の深層まで理解する。そこで処方する内容がさすがだ。
「女三界に家なし」は隣に住む男がセクハラ気質で気持ち悪い。佐奈枝がかわいそうだが、さらにそれが周りの人たちにも理解されない。
「寄生虫」は成功した娘にたかる毒家族の話。これも真澄がかわいそうなのだが、なんで家族にそこまで卑屈なのかいらいらしてしまったりもする。本人はどうしようもないんだけど
「思いやり家族」はなんの不自由もないと周りには思われてる静歌が肩こりが治らない話。何かは分からないけど違 -
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リセット、なるほど、そう言う事かぁ、と思いました。
最終的にリセット、なんだよね。
50歳の私には、ちょっと男尊女卑の描写が酷過ぎるんじゃ無いか?と思ったけど、もしかしたら住んでいる地域や、家庭によってかなり変わってくるのかなとも思います。もしかしたら私の意識に、当たり前過ぎる差別があって気がついていないだけかもしれません。
でも、この設定に違和感を感じて、物語自体が成り立たないような世界になって欲しいです。
タイムスリップしても、すぐに戻るのかと思いきや、思いの外、長くあっちの世界で上手く迎合して3人ともやってこれる訳なんだね。と変な所が気になり。でもこんな経験出来たらいいなと思いました。
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Posted by ブクログ
大谷選手が学生の頃から人生の目標設定を立てていたことを知った60歳の主婦・雅美。平凡な人生を送ってきたが、自分も試しにとマンダラチャートを作ってみた瞬間、なんと中学時代にタイムスリップしてしまいます。
しかも初恋の相手である同級生の天ヶ瀬もタイムスリップしてきます。二人は支え合いながらもう一度人生を思うように生きてみようとします。しかし進学や就職を合理的に選び、理想的な未来にに進もうとする雅美の行く手を阻むのは、いつの時代にも根強く残る女性蔑視でした。
雅美が中学から新卒社員になるまでは男女雇用機会均等法もなかった時代です。雅美のように女性というだけ理不尽な思いをする女性は多かったと推測しま