垣谷美雨のレビュー一覧

  • あきらめません!

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    テンポよく楽しく読めた。都会から離れて田舎での生活で主人公の隠された才能が開花する。戦略もなかなか面白い。
    人との繋がりも上手くマッチしている。
    考え方では奥が深い。

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    2025年12月07日
  • あきらめません!

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    ネタバレ

    姑世代も郁子の夫も由香の夫もすごく良い。途中夫が地元の同級生とつるんで郁子に嫌な態度をとっていた時はとてもイライラしたけど、議会を見学しながら郁子にヤジを飛ばした議員に怒るシーンではうるっとしてしまった。天海祐希さんでドラマ化希望!

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    2025年12月07日
  • 絶縁病棟

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    ネタバレ

    夫が亡くなったあと、胃痛が続く七十代の女性は、隣家の元サラリーマン男性からのセクハラなどが原因の「重度の男性アレルギー」。ネイルサロン経営者の女性の目眩の原因は、遠慮なくたかってくる家族という名の「寄生虫」。夫の両親が建ててくれた家に住み、家事もお姑さんがしてくれる恵まれた環境にありながら、頑固な肩凝りに悩まされている女性の病名は、夫にもその両親にも一人の人間として尊重されない「慈悲的差別被害者病」。3回目の離婚をして、看護師に「キワミ先生も孤独死まっしぐらですよね?友だちもいないんだし」と言われいじけたりしているキワミ先生が、胸に当てると患者の心が見える不思議な聴診器で患者を救う。辛そうな女

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    2025年12月06日
  • 後悔病棟

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    それぞれ皆過去に戻ってやり直した結果が必ずしも良いとは限らず考えさせられた。自分も時々あの時ああしていたらと後悔する事は多々あるので、改めて後悔先に立たずの言葉を噛み締めた。

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    2025年12月06日
  • 絶縁病棟

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    なかなか興味深い話だった。3人の女性それぞれの日常の悩みをカウンセリングするような話。個人的には3番目のケースについて、男性の視点から、少し考えさせられた。気持ち悪いくらいに優しすぎると、裏に何か隠されているのかな。

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    2025年12月04日
  • 定年オヤジ改造計画

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    こんな定年オヤジは無理すぎます。老害といいたくなる。そんな前時代的な凝り固まった考えを持つオヤジの描写がとにかく上手で、読んでいてイライラがとまらなかったです。

    でも、自分を変えようという意識があったからこそ、救いのある終わり方になるのだと思います。世の中の変化に合わせて、自分をアップデートすることは男女問わず重要ですね。

    この本にまったく見向きもしないであろう、自分の父も含めたオジサマ方にどうやったらこの本が届くのだろう。。

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    2025年11月30日
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    義理の家族、自分の家族も、よいところがあっても不満に思えばいくらでも不満に思える…姻族終了届というものが知れてよかった
    最後がよかった

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    2025年11月28日
  • 後悔病棟

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    いろんなやり直し人生と顛末が見れておもしろかった、後書きもよかった。後悔すること、あのときああすればこうすればと自分自身たくさん思ってしまうけど…未来はわからなくともその時その時で後悔しない選択をしたいとも思うし、どんな風に選び取ったと思っても結局なるようになる…気の持ちようが大事か…などとも思ったりした

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    2025年11月28日
  • 四十歳、未婚出産

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    おもしろかった。最終的にはなんとかなるのがうれしい
    戸籍が重要視されてるのは日本だけ、というのが印象的だった

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    2025年11月28日
  • 老後の資金がありません

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    なんかありそうな閉塞感、絶望感から最後はほっとするような気持ちになってよかった。話がおもしろかった、人生同じくらいのところに来た時に参考になるかもしれない…?

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    2025年11月28日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    相変わらずすごいタイトル…
    垣谷美雨さんの小説には、こんな直球のタイトル小説が多い。
    『老後の資金がありません』
    『もう別れてもいいですか』
    『夫の墓には入りません』
    『うちの父が運転をやめません』
    『代理母、はじめました』等々…
    タイトルだけで引き込むのがすごい。この小説も思わず手に取りました。

    郊外の団地で一人暮らしをしていた姑が突然亡くなり、嫁の主人公は夫に頼まれ、自力で遺品整理を始める。 だが、至る所にぎっしり詰め込まれたしょうもない物の山に愕然となり途方に暮れ、独り言のように恨み節をつぶやく…しかし徐々に姑の知らなかった顔が見えてくる。

    ちょうど遺品整理をテーマしたドラマも放映し

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    2025年11月26日
  • 墓じまいラプソディ

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    ネタバレ

    名字変わるの嫌なの、自分だけじゃないんだなあと。男女ともに抵抗あるよね。。もしくは手続きを簡略化してほしい。選択別姓、早く可決してほしい。

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    2025年11月26日
  • 希望病棟

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    ネタバレ

    「後悔病棟」の続編です。
    ルミ子先生から摩周湖先生に受け継がれた
    不思議な聴診器、今回聞かせてくれるのは
    政治家の妻 貴子と孤児のJK桜子。
    年齢も立場も全く違うふたりが繋いだ命
    厳しい現実に、いっその事余命宣告のままの方が
    よかったのでは。と絶望しそうな桜子への
    貴子からのアドバイスが衝撃すぎて時代ですか?

    人間不信だった桜子に桃山さんや青野くんとの
    出会いは嬉しいかぎり。幸せになって欲しい。

    それにしてもあんなにも憎たらしかった姑が
    まさかそんな人が変わりますか?(笑)

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    2025年11月25日
  • あきらめません!

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    日本の女性はあきらめません!決して地方だけの話ではなく、日本全体に染み付いているこの男尊女卑社会をこの世代で終わらせて、子供達には引き継がせたくないと強く思いました。

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    2025年11月24日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    ストーリーとして読んだら親子婚活記録だけれど、それだけでは終わらない「結婚とは」という教訓について学べる。ただ昭和から平成に移行する辺りの価値観が中心であると感じたので、令和の今はさらに価値観が変わっているかもしれない。
    けれど、人間の本質的なところは変わらなくて、自分が結婚や人生において何が大事なのかをぶらさないことが大切だと思った。とは言え実際に結婚してみないとわからないところとあるし、本当に結婚はゴールではないんだと思う。
    個人的には自分の身の丈に合った人と一緒になるのが幸せだし、結局、同じ世界線で生きている人としか基本的には出会わないのではないかと感じた。
    ある意味、婚活という活動は、

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    2025年11月24日
  • 墓じまいラプソディ

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    田畑や職業をその土地で受け継ぐ時代から。職業や住む土地を自由に選ぶ時代になって、墓のあり方も変わる。
    大正生まれの両親と平成生まれの子供のいる昭和世代として、まさに経験してきた世界で共感しました。

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    2025年11月21日
  • 絶縁病棟

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    シリーズの中で一番面白かったかも。
    結局体の不調は心(精神的なもの)からくるということが分かる。
    「寄生虫」はひたすら嫌な家族だなあと思ったけれど、最後ハッピーエンドで良かったです。
    「思いやり家族」はもはやホラーです。旦那&旦那の家族怖すぎる。早く静歌逃げて!とハラハラしました。

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    2025年11月19日
  • リセット <新装版>

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    物語の主軸となる知子、薫、晴美…全員の気持ちが理解できて、理解出来ない部分もあって、全部のおかずをちょっとずつお皿に盛って食べているような感覚になります。
    少し険悪な雰囲気になる度に読みながらちょっと落ち着いて話し合おうよとハラハラしたり、人生の決断を応援しながらどうか幸せになってくれ〜と祈ったり、3人の周りをうろつくお化けになったつもりで読みました。
    ラストのまとまり方が個人的に大好きで、やっぱり晴美は憎めない女性だったなぁと思います。

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    2025年11月18日
  • 後悔病棟

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    ネタバレ

    「コロっと息を引き取りたい」
    そんな風に常日頃言う自分こそ
    いざ余命宣告されたら足掻いてしまいそうです。
    あの時ああすればよかった。
    こうすれば良かったと、死を目前に
    悔いても悔やみきれない思いにかられてしまうのでしょうか。
    さて、もしいま自分が余命宣告されたら
    何を悔いるだろうと考えましたが
    なんとも思い浮かばない。幸せな人生を
    歩んでいるのか、単に脳天気なのか。はて。

    ファンタジーなんだけれども
    患者が胸に宿す「後悔」にはそれぞれの人生が
    沁みいる年齢になりました。

    第3章marriageだけは胸糞悪いですけど(苦笑)
    エピローグではまさかの号泣です。
    亡き父を思ってしまいました。

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    2025年11月17日
  • リセット <新装版>

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    ネタバレ

    タイムスリップもの。
    47歳の3人の女性が、17歳だった30年前へ。

    さぁ、どうやってやり直す?って話しなんだけど、ディテールがさすが垣谷美雨って感じだった。
    やり直しても、うまくいかないこともあるよね、っていう。

    でもそこからが面白いところ。
    ともこって女性が結構この人の本出てくる気がするけど笑、なんか恨みでもあるんだろうか。

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    2025年11月16日