垣谷美雨のレビュー一覧
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ネタバレ竹村光代 63歳
さっさと 多数決を取りゃええじゃないの 何でそうせんの?
多数決は恨みが残る。光代は時間がもったいないと思ったかもしれんが、こういうのをガス抜きって言うんだわ。
ダラダラと話をする間に 和やかな空気になり、そのうち 互いに譲り合って決まるのが、最も懸命なやり方だというのが父の持論だった。
結婚とは本当に厄介なものだ。あのとき私は二十四歳で、今考えると世間知らずの子どもだった。結婚の背後に控える夫側の親族のことなど、チラリとも考えなかった。好きだから結婚する、ただそれだけだった。
男は言われなきゃわからないというけれど、だったら言えばわかるのかというと、言ってもわからないの -
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ネタバレ「 何回言ったらわかるんだ。プロサッカーの選手になれる確率が何パーセントだと思ってるんだ。なれるわけがないんだ。時間の無駄じゃないか」
「別にプロになれなくても、楽しければ、それで」
香織先生「 あのね、部長、想像してたのと全然違ったんだよ 。ほとんどの女性が犯罪者というより被害者だったんだ」
笹田部長「だろうな」
解説 村木厚子(元厚生労働事務次官)
ほとんどの読者さんはこの物語を、香織先生の側 、罰する側や避難する側に自分を置いて 読み始めると思います。ところが、読み進めるうちに 「同じような状況になったら、もしかしたら自分も罪を犯してしまったかもしれないな」 とか、「早く身元引受人が -
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女子刑務所に入ってしまった女性と再犯させない為に奮闘する医師と看護師の物語
どんな罰で?
犯行前に何があったの?
どうなったの?
罪を償ってから、保護司の方と二人三脚で取組むと同時に、入所している時から心の中の声を聞き出して再犯を防ぐ方がより効果的だと思いました
特に生活に直結していて、突発的・やむを得ずにしてしまった罪に関しては効果的な気がします
2人の行動は、聴診器から聞こえる〜と現実的ではありえないが、一般論ですが女性は「聞いてもらいたい」と思っている人が多いので、うまく誘導してあげると本音を話す人が多いのでは⋯⋯ぜひとも実社会でも取り上げてもらいたいです!!
2025/3/20
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ネタバレ20210823 再読
なんでもかんでも昔は良かったと言うつもりはない。きっと 昔より良くなったことの方が数えきれないほど多いだろう。だが、悪い方へ向かっている面も確かにある。
「 思った ことを誠実に言う必要なんてないのよ。 優子は単に『あなたの子供です』と事実だけを言うべきなのよ」
何が幸せかって小さい孫らがみんな健やかに育っとることですわ 子供はみんなの財産やという人おるけど私はそういう風なんとは違って小さいもんが嬉しげに楽しげにしとるんを見るんがただただ好きなんじゃわ
20210306
お母さんの亡くなったお父さんへのつぶやきがいい。
「エピローグ」でホッコリ。 -
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47歳の女性3人が高校生時代にタイムスリップして、人生をやり直すというお話。
47歳になった知子、薫、晴美の3人が居酒屋で再会し、それぞれが今の人生に抱えている不満や後悔が描かれるところが、まず面白かったです。専業主婦、独身のキャリアウーマン、厳しい生活を送る晴美と、3人とも「自分にないものを相手が持っている」ように見えているのが何とも皮肉で、特に晴美の境遇が印象に残りました。
その後、高校生時代にタイムスリップして人生をやり直す展開も面白く、今の記憶を持ったまま過去に戻るからこそ、それまで見えていなかった母親の姿などに気づいていくところも良かったです。
一方で、15年後あたりからは少し -
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久々の垣谷さん
2年ぶりくらいで、それにびっくり(^_^;)
もっと読んでるつもりでいました
毎回いろんな世の中の問題について書かれていますが今回は空き家と移住の話
どうしても自分の家が欲しい史緒里
東京で買うのは到底無理で
田舎への移住に心は傾く
一方、母親が暮らしていた田舎の実家を手放そうと決める路代。家を売ったお金で海外旅行でも、、、と計画していたが家は一向に売れない
相変わらず読みやすくて、分厚くてもスルスル読めます
家の問題は各家庭それぞれ思うところがあると思いますが、どこかは共感できる話が載ってるのではないでしょうか
とにかくやなヤツが -
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田舎生活、移住生活のリアル。
いろんな人生、価値観が垣間見える。
希美が一番、好きなキャラクターだった。
田舎の閉鎖的な空気に馴染めず出ていく人もいれば、望美のように田舎に過度な期待をせず、自分にとって居心地のいい環境を作っていく人もいるよな〜、と。
田舎のドロドロした側面がたくさん描かれているけど、実際は田舎に住んでいると幅広い世代の人と交流する機会が多かったり、地域の事に無関心でいられない環境だったりするせいか、都会の人に比べて精神的に大人だなと感じる事も多い。
そこら辺の人物描写があってもいいのかも、とは思った。ちょっと都会の人達に比べて、田舎の人達の描かれ方が薄っぺらいような気もす -
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垣谷美雨さんの小説は初めて読みましたが、人物は私とは異なりキャリアウーマンで未婚で妊娠して子供を産もうとしている女性、とはいえ自分がもし40歳手前で未婚で妊娠してしまったらこういう思考にも陥るかなと思いながら読みました。
文章はテンポよく登場人物が面白いのでサクサクと読めます。都会よりも田舎にありがちな偏見や噂話にいちいち煩わされるのが嫌だという気持ちもよく分かります。時代は変わりつつあるけれど、田舎では昔の人々の絡み合いが未だに生きていて、どうしてもそこから抜け出せない感じ。
けれど終盤の流れは私にはとても新鮮でした。子供は産むのか産まないのか、それとも流産するのか、(流産というのは案外 -
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読みやすかった
心に残る住職の言葉
『三世代同居は激変し、二代続けて住み続ける家族さえ少なくなっている。子供は、進学や就職や結婚で、市町村や県を超えて、親だけが家に残される。お墓も家と同じで、親が良かれと思って用意しても、一代限りになることもあるでしょう』と…
そして、お墓の改葬費用の高さや住職不在のお寺
墓守や名字など今どきの問題が満載です
色即是空の考え(この世の物すべての形は仮のもので、本質は空であり、決して不変ではない)
そう思えば、樹木葬、散骨など後に残る方の負担にならないのがいいかもしれませんね
でも数年後には、少子化でもっと違う形になっているかもしれませんが… -
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第三弾。
読み応えバッチリ。
今回は刑務所です。
また、あの魔法の聴診器の出番です。
話の内容もさることながら、刑務所のリアルが描かれている!
と、最後の解説で、収監されてい方がが豪語するほどに、リアルな世界だそう。
女性の刑務所は被害者が多いのだそう。
本当に運がなかった。
親がひどい。
出会った男が悪かった。
など、
自分でもどうしようもなく犯罪に走る人も多いのだとか。
だから。案外普通の人が多いんだそうだ。
刑務所の中の様子もとってもリアルだと解説されてて、こんな感じなんだなぁ。
と、読みつつ思った。
なんだかなぁ。
なんか本当報われないなぁ。と、思う受刑者ばかりだったけれど、