垣谷美雨のレビュー一覧
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ネタバレ冠婚葬祭やイベント事は、重要視している人にとってはお金をかけることに躊躇ないけれど、最低限で良いと思っている人にとっては華美にすることへの抵抗があるものだと感じてた時期に読んだので、結婚式や葬儀代、高級老人ホームなど身の丈にあっていない出費に苦しめられる主人公と周りの温度差にイライラしながら読んだ。これは、たぶん作者の思う壺。
主人公の主婦がとにかく応援したくなるキャラクターであることが救い。前半はイライラさせられたが最終的にはやなヤツではない周りの人物たちは、とても人間臭くてリアルだった。
物価高を生きる中、見栄っ張りは身を滅ぼす!と実感したし、冒頭に書いた節目のイベントへのお金のかけ方 -
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感想
香織のキャラが、奥田英郎の伊良部さんみたいに見えてきた。
あらすじ
刑務所の常勤医を、香織は頼まれる。香織は元暴走族の変わり種。刑務所に赴任するにあたってルミ子から心の声を聞ける聴診器を渡される。
最初は清子という65歳の囚人。お金がなくて万引きを繰り返して収監された。息子に手紙を出しても無視される。香織はその事情を聴診器で聞き、息子を説得して、清子の出所後の受け入れ先に目処をつける。
DVに耐えられず夫を殺害した美帆は、子供に手紙を送るも返ってくる。香織はこれを聞き、岩清水医師を夫の実家に派遣して説得する。子供たちは美帆の実家に引き取られ、美帆に安堵が訪れる。
ルルは覚醒剤で -
Posted by ブクログ
途中までは正直主人公のオヤジがイライラする、というか気持ち悪くて仕方ありませんでした。
気持ち悪い、という表現が適切なのかどうかはちょっと難しいところではあるのですが、気持ち悪いとしか言いようがありません。
語彙力が貧弱で申し訳ありません。
どう気持ち悪いのかは実際に本作を読んでいただければ分かると思いますが、とにかく考え方が古くてかつそれに凝り固まっているので、何言ってるの、気持ち悪い、という感じでした。
ただ、終わりの方になってやっと考え方が少し変わっては来るのですが、そう簡単に行くもんか、という感は否めません。
ただ、あくまでお話ですのでその辺はまあ割り引いて見てそれなりに面白かったので -
Posted by ブクログ
◯◯病棟シリーズ第2弾
主人公は前作と変わってます。
前作同様、短編だと思って読んでいましたが、
複数の患者を同時並行に診ており
あれっと気づいた時には、
ページの半分ぐらい進んでいて、
長編だと気づきました。
しばらく積読状態でしたが
本書の直前に
辻堂ゆめさんの「トリカゴ」、
マンガの「東京貧困女子」、
ネットの兵庫県知事や石丸新党、
奨学金帳消しプロジェクトなど
本書と関係ありそうなものを
見聞きしており
それらもあって興味深い読めました。
まさかこんな出来過ぎの話はないよねと
思っていた部分は、
作者の思惑どおりスカされ
また、過去の聴診器の所持者も
サラッと現れて次作が楽しみ