垣谷美雨のレビュー一覧

  • 女たちの避難所(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    意義深い小説。本書は東日本大地震の被災地を舞台に、避難所生活をする女性たちが経験した差別を題材にしたストーリー。「和を乱す」などという意味不明な理由で仕切りを使うことが許されず、そのため女性は着替えすらままならず、下着泥棒が多すぎて洗濯ができず、トイレに行こうものなら強姦の対象にされ、赤ちゃんに授乳をすると嫌らしい目で見られ、授乳中の身で普通より飲み物と食べ物が多めに必要なのにそれは許されず、身内の男性にさえDVを受け…悲惨だった。少なくともこの国では、女に生まれた時点で負けが決まっている。

    0
    2025年11月06日
  • あなたのゼイ肉、落とします

    Posted by ブクログ

    「あなたの人生片付けます」の大庭十萬里の妹、小萬里さんが身体のみでなく、心のゼイ肉も落としてくれるというお話です。
    もうそれだけで魅力満載なのですが、読み進めると更にその見力に取りつかれます。

    今でも忘れない、小萬里さんの「わたくしはただのデブではないんです」的なことを言って、それなりに鍛えられた身体。
    少々ガタイが良くても、鍛えることが大事なんだなぁ、と思います。

    そして小萬里さんが教えてくれる夕食のメニュー。
    数少ない中ですが、わたしには豚汁がとても魅力的でした…!
    これ読んで数日は毎週水曜は豚汁作ってました。
    ゼイ肉を落とすだけでない、部屋を片付けるだけでない、大庭姉妹のお話がわたしは大好きです。

    0
    2025年11月01日
  • あきらめません!

    Posted by ブクログ


    田舎移住を視野に入れていたから良い勉強になった。
    わたしも郁子同様考えが甘かった様子。
    お話はかなり好き。
    郁子、義母、ミサオのキャラも好き。

    自分が我慢すれば良いと言う問題ではない、そこで問題に向き合い戦わないということは次世代にも問題が引き継がれると言う事。当然のことに気付かさた。

    0
    2025年11月01日
  • いまだ悪戦苦闘中

    Posted by ブクログ

    身近な話題が満載の一冊
    共感する事が多々あり、あっという間に読み終えた
    老後を楽しむ為の土台として心身ともに健康で要ることを第一に時間を大切にし無理をせず過ごして生きたいという思いが一層強くなった

    0
    2025年10月31日
  • 女たちの避難所(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    数日かけて読み終え、読んでる期間は節水や節電をつい意識してしまった。こんな経験はしたくないなと思ってしまうが、明日は我が身。そんなことは言ってられないと感じた。
    みんなでひとつになろうとか、家族同然とか、もっと辛い人がいるとか、きれいな言葉ほど同調圧力になって恐ろしい。男尊女卑文化がここまでくると殺意が湧くのも無理はない。
    学生の時に被災地ボランティアに参加したことがあるけれど、今思うと全然当事者のことを考えていかなったな。いろいろ考えさせられる本だった。

    0
    2025年10月27日
  • あきらめません!

    Posted by ブクログ

    男尊女卑社会、定年後の移住、兵庫の山村が舞台…と、身近な舞台でとても楽しめた。豊岡市がモデルかな。麦の会、私も入りたい!痛快な物語!

    0
    2025年10月23日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    親が婚活に参加するイベントがあるのを知らなかったので非常に興味深かったです。また、この本を読むことで結婚とは何か、人生とは何かについて少し考えるきっかけになりました。
    私は結構惚れっぽいタイプですが、それがいいのか、悪いのか(゜.゜)わかりませんねw世の中には色々な人がいますし…何事も体験が必要だったりしますよね…親が婚活に参加する場合親の価値観もありますもんね…

    0
    2025年10月23日
  • 夫のカノジョ

    Posted by ブクログ

    背表紙のあらすじ読んだとき、
    あーよくある入れ替わりの本な。
    妻と愛人の体が入れ替わるかぁー

    なんかなーどっかで読んだような、いっときはやったよなぁ。
    入れ替わりのストーリー。

    ありがちぃー

    なんて思ったけど。
    楽しく読みました。笑!

    垣谷美雨さんは、本当に毎度毎度主婦の気持ち半端ないわかってるよなぁ。
    と、どの本見ても思う。

    そうそうそうそう面倒くさぃPTAのオバサマたち。なんだかわからんけどそれを生きがいにしてるくらいの意気込みよう。
    いや、なんかの役に立ってるならいいけど、わたしも広報やったけどさ。
    誰読むのよ、これ。
    2秒でポイじゃん。
    ってね。
    ちょっとイラスト描いたら、著作権がどうとか。
    いやいやいやいや、ともぞうに見えるかもしれないけど、うちの校長の似顔絵だから。

    とかいうのもあったなぁ。

    つい、膝を打ちたくなるような痛快主婦劇です。
    毎度、楽しませてもらってます!

    主婦に娯楽ありがとう。

    #夫のカノジョ
    #垣谷美雨
    #面白い
    #主婦のための本
    #多数
    #わかってるなぁ
    #絶妙な主婦の目線
    #たまらん
    #そうそうそうそう
    #言いたくなる
    #どこもみんなそうなのか
    #なるほどな

    0
    2025年10月22日
  • あきらめません!

    Posted by ブクログ

    もしかしたら今日高市さんが総理になるかもしれない。
    初の女性の総理大臣。
    こんな日本を変えてくれるんじゃないかと期待してたりもするんだけど。

    この本に出てくるおっさん議員達が時代錯誤も甚だしくて腹立たしくもあった。
    この物語の舞台になった市で初の女性市長になった人やその周辺の人たちのお話。
    日頃思ってることを代弁してくれているようでスッキリした笑

    言わなきゃ分からない、言っても通じない、諦めるってパターンはあるあるだよねぇ。
    私の両親はとても古い価値観の人たちなので…もう今更変わらないし…時々疲れるよねぇ。
    それでも父は最近随分と家事を手伝うようになってきたみたい。
    昔はごはんすら炊けない人だったからね。
    きっとこんな価値観の人が政治をやってるんじゃなかろうかと思ったわ。

    私の住む地域は県知事も市長も随分長くて。
    そろそろ別の人に変わっても良くない⁉︎と思って選挙では他の人に投票するんだけど、なかなか変わらず。
    私もこんな風に強かったら良かったのになぁと思ったのは秘密。

    0
    2025年10月21日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    タイトルとあらすじを見てなんやこれはってなったけど、よくよく読んでみるといろんな家庭の形があったりとか、流行り廃れの話もあり、なかなか満足度が高かった。
    私も専業主婦のことバカにするクセやめたいな〜。

    0
    2025年10月18日
  • あきらめません!

    Posted by ブクログ

    サッパリとした書きぶりで読みやすい。
    場面転換させるときの端折りかたというのか、それが潔くて、ぐだぐだ書かずスパーンと進めちゃう。「あ、そこは書かないんだ」と思いつつ、リズムが崩れないのはとてもいいと感じた。

    ここまで酷いものかと少し疑問に感じなくもないけど、書かれてるような感覚を持った人は少なくないんだろうな。自分を振り返ってみても…

    ただ、人として、言っていいこと悪いことは、年齢も性別も関係ないはず
    仕事に向き合う姿勢も同じく
    snsの台頭で知るところも多くなってきたからか、議員ってそもそも民の下僕精神が必要なんでしょって思う(民がそれを強要するのは、また違う問題になるだろうけど)
    懐を肥やして、先生先生とチヤホヤされてふんぞり返っている姿は、少なくとも間違ってる
    と、小市民は思ってます。

    ごく普通の女性たちが奮闘する姿を応援しながら読みました。




    0
    2025年10月18日
  • もう別れてもいいですか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    58歳の主婦・澄子は、横暴な夫・孝男との生活に苦しんでいた。
    田舎の狭いコミュニティで、モラハラ夫に従うしかない澄子を変えたのは、離婚して自分らしく生きる元同級生との再会だった。
    勇気を振り絞って離婚を決意するも、財産分与の難航、経済力の不安、娘夫婦の不和など、困難が山積。澄子は自分の人生を取り戻せるのか? 平凡な主婦による、不屈の離婚達成物語!

    0
    2025年10月17日
  • あきらめません!

    Posted by ブクログ

    地方の人々の価値観が古すぎて、いくら何でもここまで酷くないだろうと感じていたが、市議会の様子は、石丸元市長で話題になった市議会の様子が彷彿とし、こんなものかもしれないとも感じた。
    2人の主人公の視点で、話が進むに連れて心情が変化し、強く、前向きになっていく様子は爽快だった。
    あとミサオさんは、人間が出来過ぎている。自分の価値観や過去を否定されても、その否定を受け止めてすんなり納得してしまう姿は、とてもカッコ良かった。

    0
    2025年10月16日
  • 老後の資金がありません

    Posted by ブクログ

    両親の老後、自分の将来について考えるための勉強になった。老後、終活、葬式という単語がついた本を積極的に読むのも気が引けるけれど、気になる分野だったので、物語として読めたのがありがたい。
    まずは自分の両親と葬式のことを話してみようと思う。不謹慎と感じる人もいるかもしれないが、お金に関わることは綺麗事だけでは済まない。現実と向き合うことが結果的に、お互いのためになるし、未来の幸せを掴めると思う。
    今から身の丈に合ったお金の使い方、健康的な使い方をしっかり定着させていこう。

    0
    2025年10月16日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    親婚活、という言葉は本作で初めて知りました。
    まあ、人それぞれ価値観というものは違うので一概には言えないのですが、結婚するしないはやはり本人の自由意志に任せるべきかと思うのです。
    ただ、本人に結婚の意思があってもなかなかできない、という場合には親まで巻き込んで婚活する、というのはアリかと思います。
    とは言え、親が前のめりになってしまうケースも多々あると思われるので、本人と親の意識のすり合わせといった部分がなかなか難しいのではないでしょうか。
    それから、垣谷さんの作品にありがちかと思われる『最後に急転直下で問題にケリがつく』というのが本作では顕著に出ていたと思います。
    まあ、あまり問題解決までダラダラ引っ張られても読むのがイヤになりかねませんが、本作は最後の最後に出てきた人が美味しいところをかっさらって行ってハイしゃんしゃん、となったのがちょっと驚きでした。

    0
    2025年10月15日
  • ニュータウンは黄昏れて

    Posted by ブクログ

    今や負債となったバブル期に購入した団地をどうするか悩む母と、教育ローンを抱え仕事が決まらず悩む娘のデュアルストーリー。親子ともども、自分の欲しいものをしっかり認識したこと(特に娘)、家族に最低限の資産があったことで乗り切れた話、だと思う。自分自身が欲しいものは何か、それを手に入れるためにはどうしたらいいか、どの部分は諦め、もしくは割り切るのか、を決めることが重要だと思った。

    0
    2025年10月13日
  • もう別れてもいいですか

    Posted by ブクログ

    結婚した夫への不満は大なり小なり、どの妻にもあるものだと思う。結婚期間を重ねれば重ねるほど比例して不満は増えるのかな…増えすぎて行き場のなくなったものが溢れ出して、澄子のようになる人も多いんだろう。
    自分勝手すぎる澄子の夫にはイラつくし、少しずつ強くなる澄子を応援しながらも羨望のようなものも抱きつつ…読後は爽快でおもしろかった!還暦前の私の夫婦関係はどんなかな。その頃に読み返してみたい。

    0
    2025年10月12日
  • 希望病棟

    Posted by ブクログ

    人の気持ちが聞こえる不思議な聴診器を手にした医師摩周湖、末期がん患者の桜子と貴子。
    3人の女性が前を向いて生きていくストーリー。爽快感のある話。

    0
    2025年10月11日
  • 希望病棟

    Posted by ブクログ

    柱はいつもの垣谷さん。でもこの物語に代議士の妻、無国籍、児童養護施設の現実なんかを詰め込んでいて、まったく渋滞せず読ませてくれるのはお見事でした!
    病棟シリーズ、出版年を確認せず読んでいるので、きっと前後が多少違うのでしょうけれど、まったく問題なし!

    0
    2025年10月10日
  • 希望病棟

    Posted by ブクログ

    『病棟シリーズ』第2弾!
    前作の『後悔病棟』に続く作品。
    だが、
    前作を読まなくても楽しめる作品になっている。

    『後悔病棟』よりも明るめなお話で、
    前作に少しでてきた摩周湖という女性医師が
    心の声が聞こえるという聴診器を拾う。

    登場するのは2人の末期癌患者。
    児童養護施設で育った高校生の桜子、
    代議士の妻の貴子。
    この2人は治験を一緒に受けたことで
    親しくなる。
    主に摩周湖先生、桜子、貴子視点でお話が進む。

    言葉ひとつひとつにとても共感できて、
    感情移入できました!とても読みやすい!
    立場や環境が違うふたりのお話は興味深く、
    どのような感じでラストを迎えるのか
    ドキドキしながら読むことができました!

    次作の『懲役病棟』も早く読みたいです!

    0
    2025年10月09日