垣谷美雨のレビュー一覧

  • 老後の資金がありません

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    両親の老後、自分の将来について考えるための勉強になった。老後、終活、葬式という単語がついた本を積極的に読むのも気が引けるけれど、気になる分野だったので、物語として読めたのがありがたい。
    まずは自分の両親と葬式のことを話してみようと思う。不謹慎と感じる人もいるかもしれないが、お金に関わることは綺麗事だけでは済まない。現実と向き合うことが結果的に、お互いのためになるし、未来の幸せを掴めると思う。
    今から身の丈に合ったお金の使い方、健康的な使い方をしっかり定着させていこう。

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    2025年10月16日
  • 懲役病棟

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    病棟シリーズの第3弾です。今回の舞台は女子刑務所です。ここまでくると、不思議な聴診器の設定になにも違和感を感じなくなっていました。
    相変わらず、重いテーマを重くなりすぎずに描くのがとても上手いと思います。読者としては、楽しく読むことはできるのですが、後にそのテーマの社会問題について調べてみたり興味を持つきっかけになる、ちょうど良さです。
    患者さんである受刑者に対して、努力や忍耐により、避けられた犯罪だったのでは、と思う気持ちも確かにあります。でも、自分が同じ立場に立ったときに、追い詰められているときに、これしかないと思い込んだ道筋が犯罪につながっていたら、私は本当に踏みとどまることができるのか

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    2025年10月15日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    親婚活、という言葉は本作で初めて知りました。
    まあ、人それぞれ価値観というものは違うので一概には言えないのですが、結婚するしないはやはり本人の自由意志に任せるべきかと思うのです。
    ただ、本人に結婚の意思があってもなかなかできない、という場合には親まで巻き込んで婚活する、というのはアリかと思います。
    とは言え、親が前のめりになってしまうケースも多々あると思われるので、本人と親の意識のすり合わせといった部分がなかなか難しいのではないでしょうか。
    それから、垣谷さんの作品にありがちかと思われる『最後に急転直下で問題にケリがつく』というのが本作では顕著に出ていたと思います。
    まあ、あまり問題解決までダ

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    2025年10月15日
  • マンダラチャート

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    大好きな作家さん。読む度にそうそう!正にその通り!って共感しきり。私的にタイムリーなテーマばっかりで嬉しくなる。男女格差を40年のタイムスリップという手法で比較。比較といっても実は比較するほどの変化はなかった?いろいろ問題提起も、最後は自分の価値観とか生き方に帰結する。私に突きつけられるワタクシゴト。で、ラスト。本を閉じて清々しい気持ちになる。垣谷ワールド、大好き!

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    2025年10月13日
  • もう別れてもいいですか

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    結婚した夫への不満は大なり小なり、どの妻にもあるものだと思う。結婚期間を重ねれば重ねるほど比例して不満は増えるのかな…増えすぎて行き場のなくなったものが溢れ出して、澄子のようになる人も多いんだろう。
    自分勝手すぎる澄子の夫にはイラつくし、少しずつ強くなる澄子を応援しながらも羨望のようなものも抱きつつ…読後は爽快でおもしろかった!還暦前の私の夫婦関係はどんなかな。その頃に読み返してみたい。

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    2025年10月12日
  • 希望病棟

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    人の気持ちが聞こえる不思議な聴診器を手にした医師摩周湖、末期がん患者の桜子と貴子。
    3人の女性が前を向いて生きていくストーリー。爽快感のある話。

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    2025年10月11日
  • 希望病棟

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    柱はいつもの垣谷さん。でもこの物語に代議士の妻、無国籍、児童養護施設の現実なんかを詰め込んでいて、まったく渋滞せず読ませてくれるのはお見事でした!
    病棟シリーズ、出版年を確認せず読んでいるので、きっと前後が多少違うのでしょうけれど、まったく問題なし!

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    2025年10月10日
  • 希望病棟

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    『病棟シリーズ』第2弾!
    前作の『後悔病棟』に続く作品。
    だが、
    前作を読まなくても楽しめる作品になっている。

    『後悔病棟』よりも明るめなお話で、
    前作に少しでてきた摩周湖という女性医師が
    心の声が聞こえるという聴診器を拾う。

    登場するのは2人の末期癌患者。
    児童養護施設で育った高校生の桜子、
    代議士の妻の貴子。
    この2人は治験を一緒に受けたことで
    親しくなる。
    主に摩周湖先生、桜子、貴子視点でお話が進む。

    言葉ひとつひとつにとても共感できて、
    感情移入できました!とても読みやすい!
    立場や環境が違うふたりのお話は興味深く、
    どのような感じでラストを迎えるのか
    ドキドキしながら読むことが

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    2025年10月09日
  • 懲役病棟

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    いつもの垣谷さん的なんだけど、知らない世界だった。聴診器のくだり、違和感なく読めてしまうのが凄い。読んで良かった。

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    2025年10月08日
  • あきらめません!

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    さっぱりしてて面白くてさらっと読み切ってしまった。昨日ちょうど高市さんが自民党総裁になったので、なんだが現実とリンクしてる気もして楽しい。

    私は平成二桁生まれで経験したことがないか、長く生きている人の中には本当に考えられないような旧態依然の考えの人もいるんだろうなと、、。
    あまりに同じフィールドで話ができないのはどんなにしんどくて無意味に感じられることなんだろうかと思うと確かに“絶望さん“がでできてしまう。
    これまでそんな思いをしなかったことを感謝するとともに、今後そのようなことがあっても耐えられるだけのバイタリティはもっておきたいな、と感じる話でした。

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    2025年10月06日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    遺品整理について、自分も不要品はため込まないようにしようと思いながら読んだ
    同時に、些細な日常でも日記を書いておいて、自分が何を感じながら生きていたのかを、子孫に知ってもらえるのも良いかなと思った

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    2025年10月01日
  • 希望病棟

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    前作の後悔病棟よりも、患者を2人にしぼって深く描いているからか、物語に集中できて好きでした。
    今作は名前をイジられがちな摩周湖先生が主人公です。前作の主人公のルミ子先生が、ポンコツながら先輩風を吹かす感じがくすっと笑えました。
    メインの患者は、末期癌による死の淵から生還した貴子と桜子という年齢も立場もキャラも異なる2人です。ただ、死を強く意識したことで、今を、自分を、変えようという強い想いに突き動かされている部分が共通項です。
    児童養護施設のその先を考えたことはなかったです。18歳で完全に自立は厳しすぎます。誰か導いてくれるひとや支援がないと、悪い方向につられてしまうのも仕方ないと思えてしまう

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    2025年09月25日
  • もう別れてもいいですか

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    決して他人事じゃないテーマ。でも、多くの夫婦が同じようなことを思ってると知ると、逆にちょっと希望が見えてくる。

    澄子は世間知らずの50代。けれど、今まで避けてきたことに少しずつ挑戦して自信をつけていく。その姿が良かった。外から見れば些細なことかもしれないけど、人はいつからでも変われるし、成長できる。

    「60近い熟年夫婦の妻」って枠で見るんじゃなくて、結局みんな一人の人間。どう生きたいかは自分で決めること。世間体や常識に縛られず、自分の人生を自由に選ぶことこそ正しいんだと思わせてくれる一冊。

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    2025年09月20日
  • 定年オヤジ改造計画

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    面白くて一気に読めた
    タイトルからして読む前から絶対にイラつくことは
    確定していた
    垣谷美雨さんの作品は昭和初期で時代が
    止まってしまったような男性がよく登場し
    それがどんな風に変化するのかが興味深い

    時代は大きく変わってきたなと思いながら
    読み終えた

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    2025年09月15日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    うちの子が結婚しそうも無いので、ついつい買ってしまいました(笑)

    娘はお笑いに夢中で全国飛び回っております。
    息子の方は、仕事の休みの日は家から一歩も出ず、会社の仲間とオンラインゲームで楽しんでいるようです(-。-;

    救いは、2人ともちゃんと働いてくれることですが、将来は大丈夫なのかなぁ?と心配になります。まぁ、親なので。。。

    私は22歳で結婚して、娘は同じ干支ですから、良い歳して推し活をしている娘を見ていると、コイツ大丈夫なのか???となります^^;
    私が娘の歳には育児しでしたから^^;

    ま、結婚ばかりが幸せなわけではないですが(^^;;


    いやぁ、今回も面白かったです。
    ちょうど

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    2025年09月14日
  • あきらめません!

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    面白くて、どんどん話の中に引き込まれたし
    現実離れしているようで、やっぱり本当にありそうとも思わせられる素晴らしい作品だった
    男尊女卑は、もう過去のものとは、まだ言い切れない社会だから本当に興味深かった

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    2025年09月10日
  • 禁煙小説

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    自分が非喫煙者なのでやめられない人の大変さが想像以上でした。これ読んだら今吸ってない人は絶対吸いたくなくなるのでは、と思うくらい。
    イライラして大変なんだろうな、くらいしか思ってなかったけど、嫌煙の世の中、いかにして喫煙する時間をとるか、を朝から考えて行動している主人公。タバコファーストで一日の行動を決めるってなんかすごい。余計イライラするじゃんってなんかぐるぐるしているのを本人も分かりつつ…。
    タバコ吸わないけど主人公がとにかく頑張っている(吸うためにもやめるためにも)ので応援したくなる楽しい内容でした。

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    2025年09月10日
  • うちの父が運転をやめません

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    ネタバレ

    老いていく両親、自分の仕事、息子との関係。問題が山積みの主人公でしたが、思考錯誤を重ねるうちに、どの問題もよい方に向かう兆しが出てきます。

    問題があっても目を反らさないで取り組むことが大切なのだと感じました。

    「八十歳近くになった今、振り返ってみると五十代がいかに若かったかがわかる。お前も悔いのない人生を歩めよ」

    私は今、四十九歳。集中力も記憶力も落ち、自分が老いていくことを実感する日々ですが、「まだまだこれからできることはきっとたくさんあるはず」と心を軽くして暮らしていければと思いました。

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    2025年09月05日
  • 結婚相手は抽選で

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    ネタバレ

    少子化の対策として、国が生み出した見合い結婚法。相手が好みではなかった場合、断ることができるが、3回断ると軍隊のようなところで任務が課せられる。そんな見合い結婚法に振り回される登場人物たちの話。それぞれ癖があるが、徐々に結婚や自分、周囲の環境と向き合っていく姿が面白い。

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    2025年09月05日
  • もう別れてもいいですか

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    世代が同じくらいで共感できる部分もあり夫婦それぞれ。現実にはなかなか行動に移せないところも澄子と似てる。小説の中の澄子が別れて幸せに穏やかに過ごしてくれてなんだかスッキリした気持ち。友達と話しても私の気持ちは伝わらなかったのに…不思議。わかってもらえた気持ち。

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    2025年09月04日