垣谷美雨のレビュー一覧

  • 定年オヤジ改造計画

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    こんな定年オヤジは無理すぎます。老害といいたくなる。そんな前時代的な凝り固まった考えを持つオヤジの描写がとにかく上手で、読んでいてイライラがとまらなかったです。

    でも、自分を変えようという意識があったからこそ、救いのある終わり方になるのだと思います。世の中の変化に合わせて、自分をアップデートすることは男女問わず重要ですね。

    この本にまったく見向きもしないであろう、自分の父も含めたオジサマ方にどうやったらこの本が届くのだろう。。

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    2025年11月30日
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    義理の家族、自分の家族も、よいところがあっても不満に思えばいくらでも不満に思える…姻族終了届というものが知れてよかった
    最後がよかった

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    2025年11月28日
  • 四十歳、未婚出産

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    おもしろかった。最終的にはなんとかなるのがうれしい
    戸籍が重要視されてるのは日本だけ、というのが印象的だった

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    2025年11月28日
  • 老後の資金がありません

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    なんかありそうな閉塞感、絶望感から最後はほっとするような気持ちになってよかった。話がおもしろかった、人生同じくらいのところに来た時に参考になるかもしれない…?

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    2025年11月28日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    相変わらずすごいタイトル…
    垣谷美雨さんの小説には、こんな直球のタイトル小説が多い。
    『老後の資金がありません』
    『もう別れてもいいですか』
    『夫の墓には入りません』
    『うちの父が運転をやめません』
    『代理母、はじめました』等々…
    タイトルだけで引き込むのがすごい。この小説も思わず手に取りました。

    郊外の団地で一人暮らしをしていた姑が突然亡くなり、嫁の主人公は夫に頼まれ、自力で遺品整理を始める。 だが、至る所にぎっしり詰め込まれたしょうもない物の山に愕然となり途方に暮れ、独り言のように恨み節をつぶやく…しかし徐々に姑の知らなかった顔が見えてくる。

    ちょうど遺品整理をテーマしたドラマも放映しているが、誰もが直面するこんな問題。50代から60代の読者にはきっと共感を呼ぶだろうなあ。

    自分がやがて死ぬことを見越して断捨離したり、エンディングノートを書くような人もいるが、大概の人はそうではないから、永遠の問題だろうな。

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    2025年11月26日
  • 希望病棟

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    ネタバレ

    「後悔病棟」の続編です。
    ルミ子先生から摩周湖先生に受け継がれた
    不思議な聴診器、今回聞かせてくれるのは
    政治家の妻 貴子と孤児のJK桜子。
    年齢も立場も全く違うふたりが繋いだ命
    厳しい現実に、いっその事余命宣告のままの方が
    よかったのでは。と絶望しそうな桜子への
    貴子からのアドバイスが衝撃すぎて時代ですか?

    人間不信だった桜子に桃山さんや青野くんとの
    出会いは嬉しいかぎり。幸せになって欲しい。

    それにしてもあんなにも憎たらしかった姑が
    まさかそんな人が変わりますか?(笑)

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    2025年11月25日
  • あきらめません!

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    日本の女性はあきらめません!決して地方だけの話ではなく、日本全体に染み付いているこの男尊女卑社会をこの世代で終わらせて、子供達には引き継がせたくないと強く思いました。

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    2025年11月24日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    ストーリーとして読んだら親子婚活記録だけれど、それだけでは終わらない「結婚とは」という教訓について学べる。ただ昭和から平成に移行する辺りの価値観が中心であると感じたので、令和の今はさらに価値観が変わっているかもしれない。
    けれど、人間の本質的なところは変わらなくて、自分が結婚や人生において何が大事なのかをぶらさないことが大切だと思った。とは言え実際に結婚してみないとわからないところとあるし、本当に結婚はゴールではないんだと思う。
    個人的には自分の身の丈に合った人と一緒になるのが幸せだし、結局、同じ世界線で生きている人としか基本的には出会わないのではないかと感じた。
    ある意味、婚活という活動は、違う世界線の人とも少し触れることができる交流の場でもある気がする。

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    2025年11月24日
  • リセット <新装版>

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    物語の主軸となる知子、薫、晴美…全員の気持ちが理解できて、理解出来ない部分もあって、全部のおかずをちょっとずつお皿に盛って食べているような感覚になります。
    少し険悪な雰囲気になる度に読みながらちょっと落ち着いて話し合おうよとハラハラしたり、人生の決断を応援しながらどうか幸せになってくれ〜と祈ったり、3人の周りをうろつくお化けになったつもりで読みました。
    ラストのまとまり方が個人的に大好きで、やっぱり晴美は憎めない女性だったなぁと思います。

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    2025年11月18日
  • リセット <新装版>

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    ネタバレ

    タイムスリップもの。
    47歳の3人の女性が、17歳だった30年前へ。

    さぁ、どうやってやり直す?って話しなんだけど、ディテールがさすが垣谷美雨って感じだった。
    やり直しても、うまくいかないこともあるよね、っていう。

    でもそこからが面白いところ。
    ともこって女性が結構この人の本出てくる気がするけど笑、なんか恨みでもあるんだろうか。

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    2025年11月16日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    遺品整理って、業者に頼むとかなり高額みたい。でも自分でやるのも大変で迷惑。この物語、その苦労だけでなくて、家族とか周りの人達とかの関わりを包み込んで、最後はスッキリ整理してくれます。

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    2025年11月14日
  • 子育てはもう卒業します

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    子育て、夫婦関係、家族の問題に悩む女性達のお話
    
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    息子を憧れの学校に入れるため必死なお受験ママの淳子、
    「堅実な職業に就いて」と娘の就活に口を出す明美、
    勘当同然で押し切った結婚を後悔する紫。
    十代で出会った三人は故郷を離れてから数十年、様々な悩みを語り合ってきた。
    就職、結婚、出産、嫁姑問題、実家との確執、子供の進路……。
    時に、ふと思う。"私の人生、このまま終わるの?"
    誰かのために生きてきた女性たちの新たな出発を描く成長物語。
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    昭和の時代に東京の共学4年制大学を卒業した女友達3人
    それぞれ就職という困難に遭いながらも就職し、結婚して子供を産んだが……
    三者三様の子育てや人生の悩み
    
    「隣の芝生は青い」という一言に尽きるのではなかろうか
    
    エスカレーター式に大学まで行ける中学に裏口入学させた親
    手に職をつけさせたがる親
    子を芸能人にしてしまって、子の稼ぎで家を建ててもらった親
    
    義実家との関係が近ければ煩わしいし、遠ければ頼りにできない
    子供のためを思って進路に口出ししても、それが本人にとって最善とも限らない
    何より自分の頃と時代が違うという事を認識できていない
    子が優秀であればいいかというと、それはそれで違った問題も出てくる
    
    完璧な家族なんてものは存在しないのでしょうね
    
    
    私は昭和生まれではあるけれど、大人として過ごしたわけではないので
    そこまで身を以て知っているわけではない
    ただ、当時の風潮についてはまぁわからないでもない
    
    就職の際に突きつけられる「自宅通勤に限る」という条件
    または、容姿という見えない評価項目で優先的に決まっていく内定とか
    男性社員のお嫁さん候補としての役割
    そんな風潮故に、結婚せずにずっといる女性社員をお局様なんて揶揄する言葉も生まれたわけで
    失礼な話よな
    
    仕事内容にしても、お茶汲みやコピー取りくらいしか仕事がなかったと言えるが
    それで給料が貰えていたという解釈もできる
    
    色々な意味で昭和の時代を表現しているなぁ
    
    
    
    私自身としては、親としても子としても子育てが卒業できていないような感覚でいる
    
    子としては、未だに精神的に頼りにしているところがるし
    親の立場としても、子が結婚しようがそれでも心配な面はあるからなぁ
    まぁ、子育ての全ての終了という意味ではなく、一旦の区切りという意味では卒業という表現が適切かもしれない

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    2025年11月12日
  • 子育てはもう卒業します

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    地方出身者という共通点はあるけれど、三者三様の主婦たちの子育てライフを追体験できてお得な気分。子どもたちの視点も時折入り、生まれた時代によって変わる価値観がリアルだった。
    こればかりはどれが正解という話ではないので、自分の気持ちや考え方がなにから影響を受けているのか省みるしかない。
    親の視点に立ったり、子どもたちの視点に立ったり、世代関係なく目の前の相手の視点に立って考えながら、自分の芯をぶらさず生きていきたい。

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    2025年11月12日
  • 四十歳、未婚出産

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    題名にインパクトがあり、手に取った。
    未婚母の進む道は険しいと感じさせられたが、最終的には助けもあり社会全体で協力していく方向に進み、シンプルに子どもが産まれて育つということの尊さを思い知った。
    どんな状況であれ、子どもは本当に尊い。
    周りに振り回されることも多いが、無事に生まれて育てられることの幸せほど、尊く幸せなことはないと、読んで思った。読み終わるとほっこりした。
    家族ってどんな形でもよくて、お互いを尊重し助け合えるなら、それが、家族なんだなぁと思った。

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    2025年11月11日
  • 夫のカノジョ

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    人の体と心が入れ替わるミステリー。
    よくあるテーマと思いきや、なんと、本作は本妻と夫の浮気相手の女性。

    2人が言い争っているうちに、ひょんな事から、2人の体が入れ替わってしまった。

    平凡な日々で、少し不満を持っていたけれど、立場が変わると、家族や会社の人間関係に新たな気付きが見えてくる。

    ・浮気発覚
    ・入れ替わる
    ・もう元に戻れないかとしれない
    ・模索する日々
    ・再出発

    性格の全く異なる2人。
    しかし、お互いがお互いの見えない所に気が付いて、そして、自分が変われば相手も変わる事を知り、少しづつ周りも変わって来る。

    最後に元に戻る2人。しかし、2人とも以前の2人とは異なる道を歩き始める。
    最後のエンディングがハッピーエンドで良かったと思います。

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    2025年11月08日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    遺品整理ってこんな大変なのか…と現実を教えてくれてありがたい。転勤族なのもあり、実家は比較的に物が少ないほうだと思うが先を考えると憂鬱になる。物はあの世に持っていけないし、少ないに限ると実感。
    本当はお別れする前にいろんなことを話しておくべきだと頭ではわかっているが、まだまだ両親がいつまでも生きていてくれるような気がしてしまう。これは甘えなのだろうか。
    自分自身もいつ何が起こるかわからないし、残された人のことを考えると、物は少なくしていこうと思う。物の残し方に、人柄や生き様がでるんだろうな。

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    2025年11月06日
  • 女たちの避難所(新潮文庫)

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    意義深い小説。本書は東日本大地震の被災地を舞台に、避難所生活をする女性たちが経験した差別を題材にしたストーリー。「和を乱す」などという意味不明な理由で仕切りを使うことが許されず、そのため女性は着替えすらままならず、下着泥棒が多すぎて洗濯ができず、トイレに行こうものなら強姦の対象にされ、赤ちゃんに授乳をすると嫌らしい目で見られ、授乳中の身で普通より飲み物と食べ物が多めに必要なのにそれは許されず、身内の男性にさえDVを受け…悲惨だった。少なくともこの国では、女に生まれた時点で負けが決まっている。

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    2025年11月06日
  • あなたのゼイ肉、落とします

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    「あなたの人生片付けます」の大庭十萬里の妹、小萬里さんが身体のみでなく、心のゼイ肉も落としてくれるというお話です。
    もうそれだけで魅力満載なのですが、読み進めると更にその見力に取りつかれます。

    今でも忘れない、小萬里さんの「わたくしはただのデブではないんです」的なことを言って、それなりに鍛えられた身体。
    少々ガタイが良くても、鍛えることが大事なんだなぁ、と思います。

    そして小萬里さんが教えてくれる夕食のメニュー。
    数少ない中ですが、わたしには豚汁がとても魅力的でした…!
    これ読んで数日は毎週水曜は豚汁作ってました。
    ゼイ肉を落とすだけでない、部屋を片付けるだけでない、大庭姉妹のお話がわたしは大好きです。

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    2025年11月01日
  • あきらめません!

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    田舎移住を視野に入れていたから良い勉強になった。
    わたしも郁子同様考えが甘かった様子。
    お話はかなり好き。
    郁子、義母、ミサオのキャラも好き。

    自分が我慢すれば良いと言う問題ではない、そこで問題に向き合い戦わないということは次世代にも問題が引き継がれると言う事。当然のことに気付かさた。

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    2025年11月01日
  • いまだ悪戦苦闘中

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    身近な話題が満載の一冊
    共感する事が多々あり、あっという間に読み終えた
    老後を楽しむ為の土台として心身ともに健康で要ることを第一に時間を大切にし無理をせず過ごして生きたいという思いが一層強くなった

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    2025年10月31日