垣谷美雨のレビュー一覧
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ネタバレうちの義父も運転をやめません。
少し違う部分ですが、
「今までずっと将来のためにと考えて、やりたいことを我慢して生きてきた」
この一文が今の自分に刺さりました。
受験に始まり、できるだけ前に進む道から逸れないようにとなんの疑問も抱かずに、今の今まできていますが、やりたいことをやれるのはいつ?と問われると、体が動きにくくなったあと、なのかもしれない…どうしよう。
免許に関しては、ある程度の年齢になると、必要性や個人の差など関係なく、返納する制度にしてもいいのではないか、それが理想な気がしてますが、現実的にはそうさせて、その穴をカバーでききれるもの、そういうものがない。
若いときには考えもし -
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東日本大震災で被災した宮城県の某市(架空都市)。
そこで暮らしていた、パート主婦の福子、小さな飲食店を経営する渚、赤ん坊を抱える遠乃。
三人の女性の視点から、物語は進む。
福子が被災してから命が助かるまでの描写が壮絶だった。
以前、東日本大震災を題材としたドラマを見たとき、福子のように泥水の洪水の中、浮いているものや樹木にしがみついて男性が生き延びるシーンがあったことを思い出した。
遠乃は赤ん坊を抱えいるものの、20代で若く、福子が「白雪姫」と称するような美人だ。そんな遠乃が被災で夫を亡くし、義理家族や避難所の男性たちから性的被害になんども遭いそうになる。
夫が生きている間は遠乃を守ってく -
Posted by ブクログ
柿谷さんの作品を読んだ頃がなかったのですが、
簡単ではないテーマ、取材されて書かれているんだなーと思った。
フィクションである意味が、ここ本だと分かる気がした。
この本は、3人の女性の視点から、被災地の避難所とその後の避難生活の具体的な経験を伝える。
主流で語り継がれる震災の物語じゃない震災の物語。
絆、和、叫ばれたディスコースは、当時も批判はされてはいたけれど、個々人の体験として、想像させられた。
女性の居場所が、本当になかった。
でも確かにこれは、普通の都会の家庭でも起こっていることだと思う。
被災地が、日本社会の縮図であるように感じた、といったことがあとがきで書かれていた。
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Posted by ブクログ
お仕事小説アンソロジー
「エール!」第2段
●職業:スイミングインストラクター
作品名「ジャグジー・トーク」
作者:坂木司
キッズスイミングのインストラクターがスクール後に入るジャグジーでのトーク。子供に教えるには何が大切なのか?やはり子供が好きなことが必要みたい。
●職業:社会保険労務士
作品名「五度目の春のヒヨコ」
作者:水生大海
事務のおばちゃんからヒヨコと呼ばれる、なりたての社労士雛子。いろんな壁にぶち当たりながら成長してゆく。頑張れ!
●職業:宅配ピザ店店長
作品名「晴れのちバイトくん」
作者:拓未 司
扱い辛いバイトのクルーのピンチに体を張って助ける女性店長、人を使うこ -
匿名
貧困の問題
この小説で出てきた貧困女性のお話し。
大学に進むお金を稼ぐ為には風俗勤務も念頭に入れないといけないという文には色々考えさせられた。特に女性やシングルマザーは低賃金の問題もあるし、今の日本は進学や学ぶためのお金を無償化すべきと思う。