垣谷美雨のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いやはや、おもしろかった! 今どき常雄ほど間違っている人はいないとは思うが、部分的にでもこっそり賛同する人はいるのではないかとも思う。多くの方のレビューに「◯◯に読ませたい」とあるのはその表れでは?
私も、子育てや家事は「手伝う」ものと思っておられる全ての方々に読んでほしいと思う。
それにしても、登場人物一人一人の描写のなんとうまいこと。全ての登場人物の個性が光り、その状況のみならず空気感までありありと伝わってきた。常雄が改心するまでの経緯も丁寧で自然な感じがした。
初めは常雄の考えにイライラし通しだったが、最後は丸くおさまり、ほんわかした気分が残るよい読後感。 -
Posted by ブクログ
人生をやり直すと言うストーリー。
主人公達は今の生活に不満を抱えて、過去に戻れるというチャンスを手にして30年前の高校生に戻って人生やり直す。
自分もやり直すなら高校生からやり直したい。もっと勉強すればよかった。大学に行けばよかった。資格を取ればよかった。あの人と結婚しなければよかった‥
後悔ばっかり。
でも物語の主人公たちはリセットして元の自分に戻ることを選びます。最初信じられない!と思ったが、人生やり直してもやっぱりそれはそれで後悔することもある。それなら今の人生を他人に変えてもらうんじゃなく、自分で切り開く方がいいんだと思えた。
結局、自分を変えるのは自分しかいないんだと思った。 -
購入済み
自分の人生かなぁ
時代的に自分の人生と合ってて面白かったです。子育てに成功も失敗もないと思いました。その時に一生懸命に頑張って生きてきた三人でした。あっと言う間にに読み終えました。
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Posted by ブクログ
そろそろ垣谷作品を読みたいなと思っていたタイミングで母から借りた。
これ、タイトルがあれなんで夫の前で読めなかった(笑)
急死した姑が団地で一人住まいだったために、遺品整理に通う羽目になった嫁・望登子。50代の身体で4階の居室からごみ置場まで階段で往復したり、3Kの間取りにいっぱい詰められた遺品を前に文句が止まらない。しかも、えっ?ウサギ飼っていたってホント!?
ちょっとお義母さん
言わせてもらいますけどね、お義母さん
いい加減にしてください、お義母さん
業者に頼みたくても高額すぎる。
思い出の品だけど捨てるほかないと思って夫に話すと「そんなのだめ。持ち帰る」と言い出す始末(何 -
Posted by ブクログ
ネタバレ社会問題、個々人のの家に対するコンプレックス、結婚の選択方法、人生において大切にするものは何か、登場人物それぞれの苦悩が描写される。
特に、朋美の結婚に対する割り切り方はかなり大胆だと思った。また、琴里や三起子の「金持ちと結婚すれば…」という結婚に対するイメージは、やっぱりみんな持っているものだと思う。結局何の選択をしても、自分が納得するかどうか。正解はない。
ここからは、本と関係なく私個人の話。実家は、家を購入しても父親は単身赴任続き、一人っ子の私は、母から離れたいため就職を機に家を出てしまった。母親は単身赴任にも決してついていかなかった。家を守るという意識が強かったんだろうと思う