姑の遺品整理は、迷惑です

姑の遺品整理は、迷惑です

715円 (税込)

3pt

郊外の団地で一人暮らしをしていた姑が、突然亡くなった。嫁の望登子は業者に頼むと高くつくからと自力で遺品整理を始める。だが、「安物買いの銭失い」の姑を甘く見ていた。至る所にぎっしりと詰め込まれた物、物、物。あまりの多さに愕然とし、夫を駆り出すもまるで役に立たない。無駄を溜め込む癖を恨めしく思う望登子だが、徐々に姑の知らなかった顔が見えてきて……。誰もが直面する“人生の後始末”をユーモラスに描く「実家じまい」応援小説。

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姑の遺品整理は、迷惑です のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    前半分はあまりに物の多い姑へのぼやきが続きます

    この作者の超後半のエンジンのかかり方が好きなのですが、もっと前半から盛り上がり部分があれば読みやすいのになーと私もぼやいてみます。

    遺品整理に嫌気がさす方は共感して面白いかと思います。

    0
    2024年11月08日

    Posted by ブクログ

    読み始めは星3、後半で星4、ラスト数ページで星5になった作品です。

    亡き母の事も思い出しながら読んだので、ラストは涙が勝手にツルツル溢れ出しました。

    物は断捨離できるけど、人との思い出は残したいし、残る。
    大切なのは物ではないのだなと、改めて思いました。

    人はいつか死ぬ、でもどんな人にも生きた

    0
    2024年04月22日

    購入済み

    読んで良かった、オススメ

    ドタバタだけではなく心が温まり、力が湧き、旦那との会話で納得し、姑の日記に笑い、お母さんの手帳で涙

    0
    2022年05月07日

    Posted by ブクログ

    最初は愚痴から始まって、姑の生き方や実母の生き方を交差させながら自分の生き方を考えるいいなぁと、ダンシャリする気になった。片付けしながら聞くのに良かった

    0
    2025年01月06日

    Posted by ブクログ

    今回の作品も作者さん、楽しめました。
    50代になったら身の回りの整理を始めると良い何かで知り、気になっていたテーマが好きな作者さんの作品なってくれて読んでみました。
    遺品はどうするのが正解なのか分からないけれども、遺品からその人を知れたり新たな発見があったりと、全てスッキリさせてしまうのも残された人

    0
    2025年01月04日

    Posted by ブクログ

    実家を売却した時を思いだしながら読みました。
    はじめは思い出のものを選別する余裕のあったけど、だんだん無になって捨てていたな。
    両親だけではなく、祖父母のことも思い出しました。
    この本は、大切な人との思い出を、思い出させてくれました。
    たぶん、この姑さんはうちの母と同じくらいの年代でしょう、なんでも

    0
    2024年10月14日

    Posted by ブクログ

    物を溜め込む親を持つ者としては、共感するしかない一冊。
    始まりは「なんでこんなに溜め込むの?」なんだけど、片付けをする中で姑の知られざる面を知っていく。こんな風に生き様を目の当たりにすると、数々の遺品(ゴミ?)もちょっと愛おしく思えてくるから不思議。
    でも、いざ自分のこととして考えてみると、自分の後

    0
    2024年10月12日

    Posted by ブクログ

    うちの一人暮らしの姑は、捨てられない性格で、家中が物で溢れ返っている。主人公の女性のご主人は一人っ子で、夫に手助けできる姉妹がいたらなぁ、というセリフがあったが、私の夫には、姉と妹がいるが、全く役に立たない。それどころか、2人とも子ども時代のものを実家に置いたまま。姑の物もたくさんあるが、片付けよう

    0
    2024年10月12日

    Posted by ブクログ

    実家じまい現在進行形の中で読みました。
    本に書いてありましたが、まさに「自分の過去や親との関係に向き合い」片付けの手が止まり、「残り少ない人生の持ち時間をね、新聞を束ねてゴミ置き場まで往復するなんてつまないことに使いたくないんです」と、泣きながら言っている今の自分とあまりにもリンクしていて、ビックリ

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

    自分の経験とも重なり、色々と考えさせられてしまった。
    とは言え、今更やり直しもきかないので考えてもしかたない事とも思った。
    正解なんてないのだ。
    主人公は最終的には幸運に恵まれた。
    世の中もっともっとひどいことになっていると思う。


    0
    2024年07月09日

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