ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
郊外の団地で一人暮らしをしていた姑が、突然亡くなった。嫁の望登子は業者に頼むと高くつくからと自力で遺品整理を始める。だが、「安物買いの銭失い」の姑を甘く見ていた。至る所にぎっしりと詰め込まれた物、物、物。あまりの多さに愕然とし、夫を駆り出すもまるで役に立たない。無駄を溜め込む癖を恨めしく思う望登子だが、徐々に姑の知らなかった顔が見えてきて……。誰もが直面する“人生の後始末”をユーモラスに描く「実家じまい」応援小説。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
子供がいないし、もし兄弟も先に亡くなり、姪甥はいるけど、このままだと疎遠になりそうだし、私の遺品整理はどうなるのだろうと心配になって、迷惑かからないように今から物を買わないようにしなくちゃとか、遺書を残しておかなきゃとかあれこれ心配してたけど、この本を読み終わって、疎遠だろうと姪甥に任せるのも一案だ...続きを読むなと思えるようになりました。叔母がどんな人だったのかどう感じるのかわからないけど、それもいいかもと思えた。断捨離もいいけど、私なりの愛あふれる部屋や家作りを今から心がけて生きて行くのもいいのではないかなと思いました。
亡くなった姑の団地の一室を片すことになった 嫁の望登子のお話。 読んでいて1番強く思ったことは 必要じゃないものは今すぐ捨てなければ! と本書を読んで、 急いで片付けをしたくなりました。笑 人はいつどうなるかわからないのと 自分が動けなくなったりした時に 整理整頓がされていない部屋を 自分以外の...続きを読む人に見られることがとても嫌だなと 感じました…笑 人は亡くなった時にどんな人と どういう関わり方をしてきたのかが 明らかになるなと改めて思いました。 本書の姑に対して 嫌な部分しか前半はみえて来なかったけど、 読み進めていくうちに姑の人生を 覗き見る事が出来てとても面白かったです!
私は、実家を片付けた。義両親の家を片付けるとなると大変な事は想像に易い。という事で、この小説も一気読みとなった。 しかし、次は私が息子に大変な思いをさせないように対策を講じないといけないだろうなぁ。
前半分はあまりに物の多い姑へのぼやきが続きます この作者の超後半のエンジンのかかり方が好きなのですが、もっと前半から盛り上がり部分があれば読みやすいのになーと私もぼやいてみます。 遺品整理に嫌気がさす方は共感して面白いかと思います。
読み始めは星3、後半で星4、ラスト数ページで星5になった作品です。 亡き母の事も思い出しながら読んだので、ラストは涙が勝手にツルツル溢れ出しました。 物は断捨離できるけど、人との思い出は残したいし、残る。 大切なのは物ではないのだなと、改めて思いました。 人はいつか死ぬ、でもどんな人にも生きた...続きを読む証がある、歴史がある。そして、それはちゃんと終わる。 主人公の実母が手帳に書いた最初の一言は、娘であり親でもある自分にとっても、とても共感できました。
読んで良かった、オススメ
ドタバタだけではなく心が温まり、力が湧き、旦那との会話で納得し、姑の日記に笑い、お母さんの手帳で涙
相変わらずすごいタイトル… 垣谷美雨さんの小説には、こんな直球のタイトル小説が多い。 『老後の資金がありません』 『もう別れてもいいですか』 『夫の墓には入りません』 『うちの父が運転をやめません』 『代理母、はじめました』等々… タイトルだけで引き込むのがすごい。この小説も思わず手に取りました。 ...続きを読む 郊外の団地で一人暮らしをしていた姑が突然亡くなり、嫁の主人公は夫に頼まれ、自力で遺品整理を始める。 だが、至る所にぎっしり詰め込まれたしょうもない物の山に愕然となり途方に暮れ、独り言のように恨み節をつぶやく…しかし徐々に姑の知らなかった顔が見えてくる。 ちょうど遺品整理をテーマしたドラマも放映しているが、誰もが直面するこんな問題。50代から60代の読者にはきっと共感を呼ぶだろうなあ。 自分がやがて死ぬことを見越して断捨離したり、エンディングノートを書くような人もいるが、大概の人はそうではないから、永遠の問題だろうな。
遺品整理って、業者に頼むとかなり高額みたい。でも自分でやるのも大変で迷惑。この物語、その苦労だけでなくて、家族とか周りの人達とかの関わりを包み込んで、最後はスッキリ整理してくれます。
遺品整理ってこんな大変なのか…と現実を教えてくれてありがたい。転勤族なのもあり、実家は比較的に物が少ないほうだと思うが先を考えると憂鬱になる。物はあの世に持っていけないし、少ないに限ると実感。 本当はお別れする前にいろんなことを話しておくべきだと頭ではわかっているが、まだまだ両親がいつまでも生きてい...続きを読むてくれるような気がしてしまう。これは甘えなのだろうか。 自分自身もいつ何が起こるかわからないし、残された人のことを考えると、物は少なくしていこうと思う。物の残し方に、人柄や生き様がでるんだろうな。
遺品整理について、自分も不要品はため込まないようにしようと思いながら読んだ 同時に、些細な日常でも日記を書いておいて、自分が何を感じながら生きていたのかを、子孫に知ってもらえるのも良いかなと思った
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
姑の遺品整理は、迷惑です
新刊情報をお知らせします。
垣谷美雨
フォロー機能について
「双葉文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
後悔病棟
あなたの人生、片づけます
あきらめません!
あなたのゼイ肉、落とします
行きつ戻りつ死ぬまで思案中
いまだ悪戦苦闘中
うちの子が結婚しないので(新潮文庫)
夫のカノジョ
「垣谷美雨」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲姑の遺品整理は、迷惑です ページトップヘ