姑の遺品整理は、迷惑です

姑の遺品整理は、迷惑です

715円 (税込)

3pt

郊外の団地で一人暮らしをしていた姑が、突然亡くなった。嫁の望登子は業者に頼むと高くつくからと自力で遺品整理を始める。だが、「安物買いの銭失い」の姑を甘く見ていた。至る所にぎっしりと詰め込まれた物、物、物。あまりの多さに愕然とし、夫を駆り出すもまるで役に立たない。無駄を溜め込む癖を恨めしく思う望登子だが、徐々に姑の知らなかった顔が見えてきて……。誰もが直面する“人生の後始末”をユーモラスに描く「実家じまい」応援小説。

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姑の遺品整理は、迷惑です のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    子供がいないし、もし兄弟も先に亡くなり、姪甥はいるけど、このままだと疎遠になりそうだし、私の遺品整理はどうなるのだろうと心配になって、迷惑かからないように今から物を買わないようにしなくちゃとか、遺書を残しておかなきゃとかあれこれ心配してたけど、この本を読み終わって、疎遠だろうと姪甥に任せるのも一案だ

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    亡くなった姑の団地の一室を片すことになった
    嫁の望登子のお話。

    読んでいて1番強く思ったことは
    必要じゃないものは今すぐ捨てなければ!
    と本書を読んで、
    急いで片付けをしたくなりました。笑

    人はいつどうなるかわからないのと
    自分が動けなくなったりした時に
    整理整頓がされていない部屋を
    自分以外の

    0
    2025年09月04日

    Posted by ブクログ

    私は、実家を片付けた。義両親の家を片付けるとなると大変な事は想像に易い。という事で、この小説も一気読みとなった。

    しかし、次は私が息子に大変な思いをさせないように対策を講じないといけないだろうなぁ。

    0
    2025年07月05日

    Posted by ブクログ

    前半分はあまりに物の多い姑へのぼやきが続きます

    この作者の超後半のエンジンのかかり方が好きなのですが、もっと前半から盛り上がり部分があれば読みやすいのになーと私もぼやいてみます。

    遺品整理に嫌気がさす方は共感して面白いかと思います。

    0
    2024年11月08日

    Posted by ブクログ

    読み始めは星3、後半で星4、ラスト数ページで星5になった作品です。

    亡き母の事も思い出しながら読んだので、ラストは涙が勝手にツルツル溢れ出しました。

    物は断捨離できるけど、人との思い出は残したいし、残る。
    大切なのは物ではないのだなと、改めて思いました。

    人はいつか死ぬ、でもどんな人にも生きた

    0
    2024年04月22日

    購入済み

    読んで良かった、オススメ

    ドタバタだけではなく心が温まり、力が湧き、旦那との会話で納得し、姑の日記に笑い、お母さんの手帳で涙

    0
    2022年05月07日

    Posted by ブクログ

    相変わらずすごいタイトル…
    垣谷美雨さんの小説には、こんな直球のタイトル小説が多い。
    『老後の資金がありません』
    『もう別れてもいいですか』
    『夫の墓には入りません』
    『うちの父が運転をやめません』
    『代理母、はじめました』等々…
    タイトルだけで引き込むのがすごい。この小説も思わず手に取りました。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    遺品整理って、業者に頼むとかなり高額みたい。でも自分でやるのも大変で迷惑。この物語、その苦労だけでなくて、家族とか周りの人達とかの関わりを包み込んで、最後はスッキリ整理してくれます。

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    遺品整理ってこんな大変なのか…と現実を教えてくれてありがたい。転勤族なのもあり、実家は比較的に物が少ないほうだと思うが先を考えると憂鬱になる。物はあの世に持っていけないし、少ないに限ると実感。
    本当はお別れする前にいろんなことを話しておくべきだと頭ではわかっているが、まだまだ両親がいつまでも生きてい

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    遺品整理について、自分も不要品はため込まないようにしようと思いながら読んだ
    同時に、些細な日常でも日記を書いておいて、自分が何を感じながら生きていたのかを、子孫に知ってもらえるのも良いかなと思った

    0
    2025年10月01日

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