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郊外の団地で一人暮らしをしていた姑が、突然亡くなった。嫁の望登子は業者に頼むと高くつくからと自力で遺品整理を始める。だが、「安物買いの銭失い」の姑を甘く見ていた。至る所にぎっしりと詰め込まれた物、物、物。あまりの多さに愕然とし、夫を駆り出すもまるで役に立たない。無駄を溜め込む癖を恨めしく思う望登子だが、徐々に姑の知らなかった顔が見えてきて……。誰もが直面する“人生の後始末”をユーモラスに描く「実家じまい」応援小説。
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Posted by ブクログ
前半分はあまりに物の多い姑へのぼやきが続きます この作者の超後半のエンジンのかかり方が好きなのですが、もっと前半から盛り上がり部分があれば読みやすいのになーと私もぼやいてみます。 遺品整理に嫌気がさす方は共感して面白いかと思います。
読み始めは星3、後半で星4、ラスト数ページで星5になった作品です。 亡き母の事も思い出しながら読んだので、ラストは涙が勝手にツルツル溢れ出しました。 物は断捨離できるけど、人との思い出は残したいし、残る。 大切なのは物ではないのだなと、改めて思いました。 人はいつか死ぬ、でもどんな人にも生きた...続きを読む証がある、歴史がある。そして、それはちゃんと終わる。 主人公の実母が手帳に書いた最初の一言は、娘であり親でもある自分にとっても、とても共感できました。
読んで良かった、オススメ
ドタバタだけではなく心が温まり、力が湧き、旦那との会話で納得し、姑の日記に笑い、お母さんの手帳で涙
最初は愚痴から始まって、姑の生き方や実母の生き方を交差させながら自分の生き方を考えるいいなぁと、ダンシャリする気になった。片付けしながら聞くのに良かった
今回の作品も作者さん、楽しめました。 50代になったら身の回りの整理を始めると良い何かで知り、気になっていたテーマが好きな作者さんの作品なってくれて読んでみました。 遺品はどうするのが正解なのか分からないけれども、遺品からその人を知れたり新たな発見があったりと、全てスッキリさせてしまうのも残された人...続きを読むは寂しいのかな…と思えたり。 私自身はやっぱり必要最低限で暮らして、片付ける人が大変な思いをしないようにとは考えてしまいます。 遺品整理の事だけではなく、親に対する思いも人それぞれで納得しながら読み終えました。
実家を売却した時を思いだしながら読みました。 はじめは思い出のものを選別する余裕のあったけど、だんだん無になって捨てていたな。 両親だけではなく、祖父母のことも思い出しました。 この本は、大切な人との思い出を、思い出させてくれました。 たぶん、この姑さんはうちの母と同じくらいの年代でしょう、なんでも...続きを読む「もったいなくて」捨てられない世代。また、引き出物などの良い品物は自分では使わなくて、「いつか子供にあげよう」なんて取っておいたのでしょうね。「あるある」と思いながら読みました。
物を溜め込む親を持つ者としては、共感するしかない一冊。 始まりは「なんでこんなに溜め込むの?」なんだけど、片付けをする中で姑の知られざる面を知っていく。こんな風に生き様を目の当たりにすると、数々の遺品(ゴミ?)もちょっと愛おしく思えてくるから不思議。 でも、いざ自分のこととして考えてみると、自分の後...続きを読む始末はしっかりしてもらった方がありがたいなぁ。業者に頼むと100万かかるそうだし。 私も断捨離をしている真っ最中だけど、自分の持ち物は徐々にコンパクトにしていこうと改めて決意!
うちの一人暮らしの姑は、捨てられない性格で、家中が物で溢れ返っている。主人公の女性のご主人は一人っ子で、夫に手助けできる姉妹がいたらなぁ、というセリフがあったが、私の夫には、姉と妹がいるが、全く役に立たない。それどころか、2人とも子ども時代のものを実家に置いたまま。姑の物もたくさんあるが、片付けよう...続きを読むにも姉妹の物を姑は勝手に捨てられないと言って放置している。至る所に、マンガ、CD、DVD、カバン、靴、洋服、アルバム、文房具などが散らばっている。とにかく物が多い。これから私が、介護や姑の世話をすると思うが、できるだけ整理整頓された家で、お世話をしたい。世の中には私と同じように姑の片付けに苦労している人がたくさんいるんだと、読みながら、せつなく、慰められたような、励まされたような気持ちになった。
実家じまい現在進行形の中で読みました。 本に書いてありましたが、まさに「自分の過去や親との関係に向き合い」片付けの手が止まり、「残り少ない人生の持ち時間をね、新聞を束ねてゴミ置き場まで往復するなんてつまないことに使いたくないんです」と、泣きながら言っている今の自分とあまりにもリンクしていて、ビックリ...続きを読む。 小説の話ではあるけれど、リアルな話であり、だけど読み終えて、抱えていた気持ちが、少し軽くなりました。 実家じまいをされている方に、オススメの1冊だと思います。
自分の経験とも重なり、色々と考えさせられてしまった。 とは言え、今更やり直しもきかないので考えてもしかたない事とも思った。 正解なんてないのだ。 主人公は最終的には幸運に恵まれた。 世の中もっともっとひどいことになっていると思う。
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姑の遺品整理は、迷惑です
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垣谷美雨
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