垣谷美雨のレビュー一覧

  • 結婚相手は抽選で

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    「抽選見合い結婚法」ができてから廃止されるまでのお話。あり得ないと思いながらあったとしたらこんなことが起こるのだ…と面白く読めました。結婚に対するそれぞれの思いや母娘関係が興味深かったです。

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    2025年02月15日
  • 女たちの避難所(新潮文庫)

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    被災して大切な人や場所を失うということだけで充分に辛いのに、その後の避難生活も苦難の連続で読んでいるだけでも心が折れてしまいそう。
    でも読んで良かったし、やはり知ることは大事。色々と考えさせられる。

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    2025年02月07日
  • 希望病棟

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    作者の小説は「後悔病棟」に続いて2作目。文章が明瞭で読みやすい。患者の心や過去が読める魔法の聴診器が聞かせて見せてくれる患者と医師の人生を描く。今回のがん末期患者は無能代議士の妻谷村貴子と、児童養護施設の高校2年生の小出桜子。最後は富裕の貴子が貧困の女性を救うための独自の風俗店を経営するに至るが、貧困女性がいかに生き難いか、風俗で働くしか選択の道のない女性がいかに多いか、よく分かる。巻末の参考文献「セックスワーク・スタディーズ」「身体を売る彼女たちの事情」などのノンフィクションも読んでみたい。

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    2025年02月05日
  • 希望病棟

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    後悔病棟の続編。患者の気持ちがわからないルミ子の前に落とし物の聴診器。これが実は。患者の心が読み取れるものだった。ルミ子は患者の後悔を見ながら、扉を開けることで、もう一つの選択肢を擬似体験する。そして患者は、やはり今の選択が良かったと安心して旅立てるというのが後悔病棟。
    そしてこの希望病棟は、摩周湖というやはり空気の読めない女医の話。ルミ子は彼女にこの聴診器を拾わせる。摩周湖は患者の悩みを聴診器を通して知る。そして2人の患者、元キャバ嬢で、今は議員の夫人の末期がん貴子と親に捨てられ児童養護施設から優秀な高校に通う、末期がんの桜子の心を知る。2人ともDNA療法の治験が成功し、完治。ギリギリの生活

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    2025年02月04日
  • あなたのゼイ肉、落とします

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    ネタバレ

    この本に出てくる4人の登場人物は全員自分が太っていることにコンプレックスを持ち、そのせいで人生が上手くいかないと思っている。痩せるためにダイエット本ベストセラー著者である大庭小萬里に個別指導を申し込み、指導を受けていく中で4人それぞれ自分を見つめ直し成長していくお話。小萬里がダイエット法だけでなく、メンタル面・精神面でも指導してくれて心の贅肉を落とすことで自分を見つめ直すことが出来ている。ハッキリと強い言葉だけど相手のことを何より考えている大庭小萬里という存在がすごく好きです。4つ全てのお話が読み終わったあとに笑顔になれるほっこりできる本だと思います。

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    2025年01月31日
  • 懲役病棟

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    病棟シリーズ第三弾。
    あの魔法の聴診器が、今度は元暴走族で金髪、でもお嬢様育ちという太田香織女医に渡る。
    香織は一時的に女子刑務所に半年間、看護師の松坂マリ江と一緒に派遣されることになった。
    それで、聴診器の力を知る後輩が香織に渡したのだ。
    なんでこんな古びた聴診器を使わなければいけないのか…と訝る香織だったが…
    最初に抱いていた受刑者の印象と実際に接した受刑者の違いに驚く。
    受刑者というが、彼女たちは被害者でもあったからだった。
    個々が抱える過去や様々な事情を知った香織とマリ江は、医師や看護師という立場を超えて、色々と奔走する。
    刑務所という場所に行かざるを得なかった女性たちのことを、重くな

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    2025年01月27日
  • リセット <新装版>

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    ネタバレ

    自分だったら何歳の時に戻りたいだろうか、それとも今のままの人生でよいだろうか考えた。
    どこかあきらめた感じもあった今のままの人生を自分次第で今から変えていくこともできると改めて思いました。

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    2025年01月25日
  • うちの父が運転をやめません

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    ネタバレ

    高齢ドライバーによる事故の多発を受け、父親に運転を止めさせたいと考え始めた猪狩雅志は、最終的には仕事を辞めて田舎でスーパーの移動販売員になることを選ぶというストーリー。

    免許を返納したくても、バスの本数も少なく、車なしでは暮らしが成り立たないという状態は、他人事ではないと感じる人が多いと思うが、この作品ではさらに、地域コミュニティの中での人との繋がりや、仕事の遣り甲斐、都会での消費•浪費中心のライフスタイルについても考えさせられる。
    垣谷美雨さんの本はやっぱり面白い!

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    2025年01月25日
  • あなたのゼイ肉、落とします

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    再読

    ライトに読める垣谷さんの著書。贅肉と心の贅肉も取れるとされます。読み終わったときはスッキリします。

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    2025年01月25日
  • あなたのゼイ肉、落とします

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    どの短編の主人公も、最初は痩せたいという思いから大庭小萬里に連絡し、自分の生活を見つめ直すことで、その家族の人生が変わるきっかけになっている。読んでいてとても気持ちが良い。

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    2025年01月20日
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    縁の切り方など知っていて損はない話しでした。
    長崎の食べ物や方言なども良かったです。
    同じ状況で困っている人に教えてあげたいと思いました。

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    2025年01月11日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    最初は愚痴から始まって、姑の生き方や実母の生き方を交差させながら自分の生き方を考えるいいなぁと、ダンシャリする気になった。片付けしながら聞くのに良かった

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    2025年01月06日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    今回の作品も作者さん、楽しめました。
    50代になったら身の回りの整理を始めると良い何かで知り、気になっていたテーマが好きな作者さんの作品なってくれて読んでみました。
    遺品はどうするのが正解なのか分からないけれども、遺品からその人を知れたり新たな発見があったりと、全てスッキリさせてしまうのも残された人は寂しいのかな…と思えたり。
    私自身はやっぱり必要最低限で暮らして、片付ける人が大変な思いをしないようにとは考えてしまいます。
    遺品整理の事だけではなく、親に対する思いも人それぞれで納得しながら読み終えました。

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    2025年01月04日
  • うちの父が運転をやめません

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    単行本が出版された当時の2020年前後、高齢ドライバーによる交通事故はたしかに頻繁に報道されていたと記憶に残っています。そのなかに、高齢ドライバーは免許を自主返納すべきだという声が大きいです。

    事故を未然に防ぐために、返納したほうがいいでしょう。アクセルとブレーキの踏み間違いは危険ですし。たとえ数字から見ると飲酒運転事故より少ないといっても、やはりやめたほうがいいと主張したがる、という気持ちがよくわかります。

    だが一方、高齢者たちの立場からみると、それは差別ではないか。そしてなにより、車がなかったらどこへも行けないのです。バスもないし、タクシーに乗るお金ももちろんありません。隣もみんな同年

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    2024年12月29日
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    垣谷さんの本はこれで3冊目だったかと思うのですが、いつも『家族とは』とか『家族のあり方』とかについて考えさせられます。
    本作は家族、というより嫁と家の関係について考えさせられました。
    ちょっと前までは嫁は嫁ぎ先の家の人間になる、という考え方が当たり前でしたが、もはやそうではないと言う考え方が徐々に定着していくんでしょうね。

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    2024年12月27日
  • ニュータウンは黄昏れて

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    ネタバレ

    読後感悪いわ~、登場人物が全員エゴであるが、限りなく一般人
    話はバブル崩壊寸前に高額購入して老朽化を迎えたニュータウン分譲団地、夫は合併で一般職に降格したシステムエンジニア(実は最後に古い言語を使える希少価値で長く働けている)、主婦の頼子パートで節約三昧…なのに団地の理事に選出される、団地は老朽化が進み、修繕か建替えかで喧々囂々侃々諤々の話し合い、リアルに分譲団地買わなくて良かったと思う

    主人公?頼子の娘の琴里も奨学金を抱えてバイト三昧、その最中友人の彼氏(ボンボン)に引き合わされオペラとか付き合ううちに友人が逃走(?)なぜかボンボンと付き合い始めるが粘着質でストーカー気質に恐怖を覚えて、次

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    2024年12月26日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    親婚活。話は聞いた事がありましたが、こんなに大変だとは驚きました。すごくリアルで勉強になりました。

    #タメになる

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    2024年12月23日
  • リセット <新装版>

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    それぞれが、何らかの問題を抱える47歳の女3人、タイムマシーンに乗って高校時代に戻りリセット。ハッピーエンド。

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    2024年12月20日
  • 竜巻ガール

    匿名

    購入済み

    家族の物語。少し異常な家族ばかりだけど、身近にありそうな話しだったりで面白かった。どれも悲惨だけれど悲しくはない強い人達ばかりだった。

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    2024年12月16日
  • ニュータウンは黄昏れて

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    感想
    雪子はお茶汲みしかできないって言ってた割に一番しっかりしている。

    資産家の黛もどこかズレていて危うい。

    終盤に向かうに連れて暗雲が立ち込めるが、最後に幸せな結末になるのか?


    あらすじ
    織部頼子はバブル崩壊前に買った寂れた団地で暮らしている。旦那は、会社の吸収合併で部長から平社員に降格し、自分はパートに出ている。長男は家を出て、娘の琴里は、就職活動に失敗して寿司やでアルバイト中。

    暮らし向きが上がらない中、20年に一度の団地の理事の番が回ってくる。

    琴里は、親友の三起子とその彼氏の黛を紹介してもらう。三起子の代わりに黛とオペラに行くことになってしまう。その後、三起子に連絡が取れ

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    2024年12月13日