垣谷美雨のレビュー一覧
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長崎弁がたくさん出てきましたが、「ばってん」で「しかし」の意味の逆接になるのが可愛くってお気に入り♡夏葉子たちはもう少し歩み寄れたらよかったのにと思う。本音で会話しないなんて、本当に夫婦なのか?そう思ってしまうのは私の両親が夏葉子たち夫婦と正反対だからかな。自分の人生だから、ちゃんと自分のことを話すべきだけれど、親しき仲にも礼儀あり。なんでもほどほどに、だな。節度を持ちながらも大切なことは話し合いたい。仮に同じお墓に入りたいと思える大切な人がいても、その人の両親との相性が合わないこともある。結婚は家族ぐるみだと改めて実感した。同じお墓に入りたいと思えるくらいに大切な人が私の人生に現れるのか?は
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マイホームの問題、特に郊外のニュータウンの購入型集合住宅にスポットをあてたドラマ。人生で一番大きな買い物であろう住宅購入の闇を提示してくれる展開。バブル崩壊前に建築された郊外型マンションを購入した人なら似たような失敗(?)をしているのではないだろうか。少し前なら都市の中心には住む人がいないドーナツ化現象とか言われた事もあったが、住人がそのまま歳を重ねて建物の老朽化と自治会の高齢化が同時に押し寄せる恐怖。ヨーロッパの住宅事情なども盛り込みながら結末が大いにきになる展開です。
あまり住処に高望みはせずミニマルに暮らしたいと考えながら読みました。あとがきで作者の経験が元になっていると知り、リアルさに -
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柿谷さんの小説が好きで、一時期夢中になって読んでいた。
本を読むってやっぱり楽しい!と再確認、本を開くと眠くなる〜なんて本離れしていた自分を読書のある生活に呼び戻してくれた人と言っても過言ではない。
そんな柿谷さんのエッセイ、わくわくしながら読み始めると、何だか最初はご近所さんの愚痴を聞いているみたいな気がして「えっ」となったことを白状しておく。
でも!やっぱり柿谷さんだった。
芯の通った考え、スパッと切れ味の良い率直な気持ちが綴られて、文章を追うのが気持ちいい。
読み進めるうちに、どんどん引き込まれ、そうそう!と共感したり、なるほどと感心したりして、何度も読む手を止めて、読書メモを取り続 -
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現実っぽいけどファンタジーっぽくもありました。
普段ドロドロ辛い系で、色々考えたり、何が正解なのかとか思いを馳せている私ですが、
この本は、暗い気持ちなんて一切なしに、楽しく読めて、かつ、色々考えさせられました。
ファンタジーっぽく感じたのはなぜかなーと思ったところ、
主人公家族が嘘みたいに仲良しだからかな。
人間らしい卑屈さとかも少しありながら、ごにゃごにゃしながらも、前に進んでいけてたのは、家族の存在が大きいよねー
その家族、も、親同士が結婚して作り上げたもので
どんな方法であれ結婚相手を探して、あたらしく家族を作り上げて、もし子供が産まれるなら、その子供にとって安心できる居場所にして -
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強制婚活を通じて自分と向き合う。
自ら気付くこともあれば人から指摘されて気づくこともある。
本来の生活圏では出会うことがない人達と出会うって結構大事な事なのかもね。人と関わることで色んな視点の色んな気付きがあって人は成長するんだな。と。
1人でも生きていけるけど、ずっと1人でいるのはなんか嫌。もう子供が産める歳でもないし、おひとり様満喫して自分は満足だけど、周りの「結婚しないの?」って視線はやはり気になるところで…したいかしたくないかと問われれば結婚はしたい。
自分が結婚に求めてる事ってなんだろう?何のために結婚する、したいんだろう?と考えるきっかけをもらえました。 -
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途中までは正直主人公のオヤジがイライラする、というか気持ち悪くて仕方ありませんでした。
気持ち悪い、という表現が適切なのかどうかはちょっと難しいところではあるのですが、気持ち悪いとしか言いようがありません。
語彙力が貧弱で申し訳ありません。
どう気持ち悪いのかは実際に本作を読んでいただければ分かると思いますが、とにかく考え方が古くてかつそれに凝り固まっているので、何言ってるの、気持ち悪い、という感じでした。
ただ、終わりの方になってやっと考え方が少し変わっては来るのですが、そう簡単に行くもんか、という感は否めません。
ただ、あくまでお話ですのでその辺はまあ割り引いて見てそれなりに面白かったので