垣谷美雨のレビュー一覧

  • 老後の資金がありません

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    物語としては、まさに「老後の資金がありません」状態のお話。ネガティブな人が読むと、主人公に感情移入してイライラしてしまうかも。

    お金がない状態になると人は、かなりメンタルにくるので(貧乏状態だと人間のIQが下がるという研究結果もあるくらいに)

    コメディ小説として読むよりも、反面教師として、しっかり金融リテラシーを身につけ、豊かに生きていくすべをしっかり身につけようと思えた。

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    2026年04月24日
  • 禁煙小説

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    最初、いつまで禁煙出来ない辛さを書き続けるんだ?と思ったが、後半テンポよく展開。タバコをやめた後の清々しさがとても具体的で、非喫煙者の私にも主人公の喜びが伝わってきた。
    一点疑問、三浦先生、本当に名医…?

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    2026年04月19日
  • うちの父が運転をやめません

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    田舎の父が80近くなっても運転をしていることを心配に思った息子が 実家に住むことでどうしても運転をやめないのか 身をもって知ることになる

    地方での買物難民の範囲であるために仕方なく運転せざるを得ないことが問題で それを移動スーパーが来ることで 人と会い、社会と繋がれるという大事さが露呈する

    高齢者にとってはネットスーパーで買えばいいという話ではない

    近くのスーパーに歩いて行くこと、品数のある中から色を見て 値段を見てサイズを見て選ぶこと、お店の人お客さんたちがいるところに身を置くこと、がいかに大事か

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    2026年04月19日
  • 四十歳、未婚出産

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    柿谷美雨さんの『40歳、未婚出産』を読み終えました。後輩との予期せぬ一夜から新しい命を授かるという、波乱に満ちた展開に一気に引き込まれます。しかし、物語が進むにつれて浮き彫りになるのは、責任感に欠ける相手の振る舞いや、働く女性が直面する社会の厳しい現実です。
    特に、今の日本における子育て環境の難しさには、読んでいるこちらまで胸が締め付けられる思いでした。少子化が叫ばれる一方で、いざ子供を産み育てようとする女性が、職場や社会でこれほどまでに窮屈な思いをしなければならないという矛盾に、深く考えさせられます。
    主人公の勇気ある決断を通して、個人の強さと、それを受け入れられない社会の「心の狭さ」が対照

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    2026年04月16日
  • 代理母、はじめました

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    自然災害が重なり荒廃してしまった、2040年の東京が舞台の話です。貧困層が、AIの発達により仕事を失い、格差も助長されています。テレビでみたことがある、海外のスラム街をイメージしながら読み進めました。

    そんな格差社会の中で、ユキは代理母ビジネスを始動させます。代理母の是非は、知識も豊富ではないので判断できないと思いました。ただ、あまりにビジネスライクにしてしまうと、女性が食い物にされるイメージが容易くできてしまいます。

    今作は、舞台設定も代理母というテーマも、身近ではなかったためか、楽しみきれませんでした。こんな悲惨な未来がこないことを祈るばかりです。

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    2026年04月10日
  • 後悔病棟

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    医師のルミ子が病院の中庭で拾った聴診器は、患者の胸に当てると心の声が聞こえてくると言う不思議なものだった。
    担当の患者の病室を訪ねて患者の後悔の声を聞き、もうひとつの人生をやり直すチャンスまで与えられる。
    やり直しの人生はどんなものであったのか。

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    2026年04月06日
  • 後悔病棟

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    読後感は普通
    ライトノベルを読んだ感じ

    でも、気軽に聞けて耳に入ってきやすい
    希望病棟と監獄病棟? も聞いてしまった

    若い時に別れさせた娘の恋人が
    ビックになってて後悔してたけど
    結婚させても結局幸せにはならなくて
    最後にビックになった男と娘が出会って
    結ばれる話が見事だった!

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    2026年04月05日
  • 懲役病棟

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    女子刑務所で使われる心の声が聞こえる聴診器。金髪の女医の発言が一般人の思う疑問と同じ。出所後の住まい問題は本当にそう、刑務所内に別棟を作りそこでひとり暮らししながら仕事を探すなどしないとお金も住まいもないから軽微な犯罪で刑務所で暮らす、という選択肢があるのだろう。現状のままだと将来の日本はどうなるんだろう。元厚労事務次官の村木厚子さんの解説がリアルでよかった。

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    2026年04月02日
  • 希望病棟

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    ネタバレ

    同じ末期がんで治験を受け回復したふたり。児童養護施設で暮らす女子高生と議員の妻。金銭的に大学進学できない桜子に議員妻は安心して働ける場所を作る。ライトな水商売を提案したときは驚いたが、現実はそうでもしなければお金は作れない。綺麗事でなく現状どうすれば叶えられるかを一緒に考えてくれる大人が近くにいてラッキーだった。こんなに都合よくいかないけど、希望を失いたくない、その気持ちを忘れたくないな。心の声が聞こえる聴診器、少し飽きてきたけど次も読む。

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    2026年04月02日
  • 懲役病棟

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    刑務所や出所後界隈の事情を知ってるがために、こんなに簡単に引受人やらが決まったり家族を説得出来たらいいかと思ってしまった。。お話としては綺麗にまとまって何よりです。

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    2026年03月30日
  • 絶縁病棟

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    私向きではなかったが、症状の謎から原因を探り、解決?に至るまでなるほどなと思った。3つ目の作品は長編で書いて欲しいと思ったくらいホラーだった。笑

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    2026年03月27日
  • 後悔病棟

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    医療の話のようなファンタジーのお話。連作短編の構成で、どの話も半端だと思った。過去に戻れるというか過去の違う選択をした場合を体験できる、という感じがして、結局病気の状態に戻る。どの話も展開が似たり寄ったりで容易に結末が想像できる。死ぬ間際に思いかえす後悔ってなんだろうと考えた。

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    2026年03月26日
  • 希望病棟

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    主人公は若き医者なんだろうけど、桜子さんと貴子さんが主役みたいな感じ。摩周湖も成長するけど、どちからというと死ぬかもしれない病気が治癒した後の話がメイン。病気が治って悔いのないように生きようと思うけど、病気前と後で生活に劇的な変化があるわけではない。どう生きていくか、貧困と女性の立場など、現代の問題がてんこ盛りだ。希望が少ない世の中でも、誰かのためにと動ける人がいる。そんな数多くない人のおかげで、世の中はまだ希望があるのかもしれない。

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    2026年03月22日
  • 墓じまいラプソディ

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    実家のお墓をどうするか、結婚したら姓をどちらにするのか。多くの人がいずれ体験する大きな問題。
    松尾家の二人の娘、母、父がその問題をどう解決するのかを描いた作品。
    結婚して姓を変えることが嫌で彼氏と別れた経験のある姉、変えたくないと考えて婚約者に相談する妹。それぞれのモヤモヤする気持ちが鋭く描かれている。
    妹の婚約者の実家では亡くなった祖母が樹木葬にして欲しいと遺言を残していて一波乱ある。
    やがてその件から今ある墓を墓じまいする方がいいのではという話になり…。
    いずれ自分にも起きる問題だと思いつつ読んだ。
    ラストはそれぞれ納得する答えが出るのだが、考えさせられる作品だった。

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    2026年03月22日
  • 老後の資金がありません

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    家計応援小説。主人公・後藤篤子は、娘の派手婚、舅の葬式、姑の生活費に老後資金を減らされ、さらに夫婦揃って失業。嫌だった姑と同居するが、これによって何とかなりはじめる。まさかの年金詐欺もあるが、ラストはハッピーエンド。楽しく読めた。

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    2026年03月20日
  • 四十歳、未婚出産

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    主人公に共感ができなくて私は刺さらなかった、、。思考が全体的に暗い。
    結局未婚で子供を育てるのは難しいのは当然だとしても、あの結末だと夫婦で子供を育てるのが子供にとっての幸せと言っているように感じた。
    日本はともかく世界にはいろんな家族の形があるし、男女の夫婦が全てなのかしら。
    また登場人物がかなり意地悪な人が多く、人ってここまで意地悪な人ばかり??と思ってしまった。

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    2026年03月19日
  • 絶縁病棟

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    ネタバレ

    2025/11/18予約122
    AURORAの刻印がある聴診器を使うと患者の心がみえる、それを使い診察する桐ヶ谷キワミ。どれもストレスが原因、心療内科的な処方箋を出してもらう。知られたくない現実があり、でも調子が悪い原因にはなっていて、それを医師に見られるのは自分だったらどうかな…。最後の話、都内一軒家を結婚と同時に義両親に建ててもらい家事も全てしてくれるけど常監視され、夫は実はわいせつ行為をした過去があった、なんて立ち直れないなあ。深く考えずサラッと読める本。

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    2026年03月19日
  • 絶縁病棟

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    患者さんの痛みの原因を覗くことが出来る聴診器。
    そんな聴診器を使って、痛みのための処方箋を考える。
    たとえ家族であっても関係を断ち、自分らしく生きたいと思う事がある。そんな女性の3話。

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    2026年03月17日
  • 結婚相手は抽選で

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    安定の垣谷美雨なのだが
    いつもより一層軽い
    設定は面白いのに
    やっぱり、終活系の方が面白い
    家族内のやり取りは面白いが
    男女の方は向いてないんじゃないかと

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    2026年03月17日
  • リセット <新装版>

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    誰もが一度は考えたことがありそうな人生やり直し。3人のタイプの異なる女性を主人公に、それぞれのやり直し生活が綴られる物語。


    やっぱり無い物ねだりなんだな、とか、隣の芝は青く見えるのだな、とかありきたりな結論にはなるけど、それが真理なのかも知れないとも思わされる。やり直しても未経験の道を上手く歩める保証は無いし、結局今の人生が一番自然な落とし所なのかも、と少し前向きな気持ちになりました。

    女主人公だけに、女性蔑視の考え方がかなり問題提起されています。男から見ても結構イライラ。まだまだ道半ばなのかもしれませんが、こういった考え方が公然と非難できるようになった現代はそれなりに進歩しているなとも

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    2026年03月15日