垣谷美雨のレビュー一覧

  • いまだ悪戦苦闘中

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    エッセイ第2段。前作と雰囲気は同じで共感できる話題も多くスマート決済に関しては同じくついていけていない。が取り入れようとしている。2拠点生活のお話も引き続き知りたい。小説にも期待しています。

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    2025年10月28日
  • 後悔病棟

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    死期が迫った患者の後悔に寄り添う話。後悔していた過去をやり直し「もしも…だったら」の世界を疑似体験できるのが面白いが、必ずしもハッピーで終わる訳ではない話もあり、過去に縛られず一生懸命に今を生きることが大切だなと感じた。

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    2025年10月27日
  • 老後の資金がありません

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    私ももしかして、こんな50歳を迎えるのかな‥?とノリノリで読み始めたけれど、いやいや、ナイナイ、年金詐欺の片棒なんていくら未遂でも担ぎません!気弱な娘、お嬢様育ちの姑、定年間際でクビになった夫婦、売上が厳しいパン屋さん、不倫した夫と別れた女性‥最後にはそれぞれが前を向けて良かった。豊かな老後に見栄は不要。自分が幸せなときだけ付き合える友達じゃなくて、辛いよ助けてと言える友達を大切にしていきたいなぁ。

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    2025年10月26日
  • 後悔病棟

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    各章の終わり方に余韻がほしいというか、うまく進みすぎの感がある。エピローグも、憎くてたまらなかった父親の割にすんなり…。だから、気持ちが揺さぶられることもあまりなく、さらっと読めた。登場人物たちがみんな個性的だったので、錯綜することがなかったのも、読みやすさの一因かも。そしてとっても魅力的でした。高評価はつけていませんが、この医局のみなさんに会いたくて続刊も読むかもしれないな。

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    2025年10月19日
  • 老後の資金がありません

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    映画で見ていたものだったがサクサク読めたし楽しい。焼き場まで引き取らないと無縁仏にいれてくれるゼロ葬があるのかぁ。

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    2025年10月19日
  • いまだ悪戦苦闘中

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    2023年に刊行された『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』の続編だが、エッセイなので前作未読でも問題ない。

    垣谷美雨さんが描く社会問題をテーマにした小説も面白いけれど、エッセイも本音満載で歯に衣着せぬ発言が爽快。

    内容も多岐に渡っており興味深く読ませて貰った。

    普段、交通系ICカードを使う機会が殆どないので、「交通系ICカードまだ使ってんのか」ではギクッ!
    まだプラスチック製のカードを使ってたよ…。

    「インド旅行 その一」で書かれている子供たちの姿に衝撃を受け、「いきなり老化した」では不安になる。

    私もいまだ悪戦苦闘中。

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    2025年10月18日
  • 代理母、はじめました

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    設定は2040年の日本。
    相継ぐ災害で荒廃した東京。
    お金持ちは安全な地方へ移動し、空いた場所に貧困層が住み着く。
    格差は激しくなり、お金を得るために義父はユキに代理母をさせる。
    義父は働かず、ユキの代理出産で稼ぎ続けようとしていた。
    たまらずユキは幼なじみのミチオと逃げ出す。
    そして、どうにか自分達で稼げるビジネスはないかと考えた結果、なんと代理母ビジネスを始める。
    あんなに嫌悪していた代理母をユキはなぜビジネスにしたのか。
    今後の日本の姿を浮き彫りにするような展開にいろんなことを考えさせられる。

    2025.10.16

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    2025年10月16日
  • 行きつ戻りつ死ぬまで思案中

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    垣谷美雨さんの本が好きでほとんど読みました。
    今回はその垣谷さんのエッセイ、ということで興味深く読みました。私の方が年齢は少し上ですが仕事場でも思いますが二、三年でも矢張、考え方が違います。
    私は義理の母にも言われましたがはっきり言うより黙っていたほうが賢い、みたいな考え方で、自分の性分にもあっていたのだと思いますがそうして過ごしてきたのではっきり物が言える人が羨ましかった。でも黙っていてよかった、と思うこともそれ以上にあったのでそれで良いのかな?と思います。
    ※私も仕事をしながらPTAの学年代表に欠席裁判でなったこともありましたが会議に出れば学校の実情がしれたので役員になるのもいいことなんじ

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    2025年10月12日
  • マンダラチャート

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    昭和を生きてきた自分としては、当時を振り返ってほんとにおかしな常識やルールがまかり通っていたなぁとあらためて思う。
    そしてそのおかしな常識やルールが、自分の中に自然にすりこまれてしまっていないかと不安にもなる。
    まだまだジェンダーギャップは依然としてあるし、それに対してしっかり声をあげていかないといけないとあらためて思わせてくれたけど、主人公のなんでも自分の価値観に照らして相手をジャッジするところ、読んでいてどうにも辛かった。

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    2025年10月12日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    ドラマを観ているような本でした。エンタメ的な読書でさくさく読めたけど、主人公の夫はちょっと好きになれない。親の婚活のリアルってこんな感じなのかなと、妙にリアルでした。女性としての生き方についても考えさせられます。なんとなく明るいラストもよかった。

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    2025年10月07日
  • あきらめません!

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    読みやすい
    こんな古い考え方の町がいまだにあるのかな…と思っていたけど、発売が2022年とは…。都心にいると気づかない、まだまだ発展途上の町がありそう。

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    2025年10月06日
  • 老後の資金がありません

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    老後の資金。ちょうど主人公と同じ世代の私としては切実な悩み。

    両親への仕送りや葬式代、娘の結婚資金に、深く考えもせず大金を払おうとする夫。義母の年金が頼みの綱で、役所の面談を替え玉で乗り切ろうとする友人。

    家族の幸せのために、と思って奮起する主人公を自分に重ね、応援しながら読み進めた。

    お金がなくても幸せ、と言いたいところだけど、やっぱり先立つものがないと!これをきっかけに、ちゃんと考えなくては!
    って、いつも言ってるだけなんだけど(泣)

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    2025年10月03日
  • 懲役病棟

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    女子刑務所の中の病棟での物語。

    刑務所は犯罪者を懲らしめるのではなく、犯してしまった罪の原因を解いて、人生をやり直すために働いたり教育を受ける場所になりつつあるとのこと。

    金髪のお嬢様育ちの女医やベテラン看護師みたいな医療従事者が現実世界にも増えたらと願わずにはいられないです

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    2025年10月02日
  • 結婚相手は抽選で

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    ネタバレ

    もし「結婚相手を抽選で決める」なんて法案が通ったら…?
    正直、リアリティはあまり感じなかったけど、その分フィクションならではの面白さがあった。

    抽選によって人生が強制的に動き出す登場人物たち。
    みんな恋愛や結婚に劣等感を抱えているからこそ、法案をきっかけに少しずつ変化していく姿が興味深かった。

    法案自体はうまくいかない結果に終わるんだけど、読んでいると「意外と悪くないかも?」と思わせる不思議さ。
    軽く読めて、それでいて考えさせられる一冊。

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    2025年09月29日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    読みやすくて一気読みした。でも説教臭いとこもあるかな。
    お見合いパーティーのくだりは自分の過去(あまりよろしくない)思い出してしまいつらくなった。
    外見、年齢、年収、家族もろもろ。
    好きなんて感情は永遠ではなくて、でも条件だけで考えるのもナンセンスで、結婚とは難しいものだなあ。

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    2025年09月28日
  • あなたの人生、片づけます

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    家の中の全てのものを捨てたい衝動に駆られた

    片付けはただ物を掃除することではなく、人生そのものを整えることだと学んだ

    掃除を通して、整えるを知れた本だった

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    2025年09月28日
  • 老後の資金がありません

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    お金がすべてじゃないと分かってるけど、お金が無いと心の余裕が無くなってしまう。
    お金の遣い方に出る個性、見栄を張るのはやめよう。正直に生きようって思った。
    終始お金の心配をする話の中、途中から活躍?する姑の存在がコミカルで面白い。

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    2025年09月27日
  • あなたのゼイ肉、落とします

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    垣谷美雨さんの本はこれで2冊目。
    タイトルにもあるように、「ゼイ肉」という共通の悩みを抱える人々が、大庭小萬里の個別指導を受ける。この物語の面白いところは、彼女の指導が体重を減らすことだけを目的としていないところ。参加者は、食事や運動という目に見える生活習慣だけでなく、自分自身を形づくる心のあり方にまで向き合うことを求められる。指導を通して、体と心の両面で劇的に変わっていく様を一人一人違った形で追うことができる作品。

    垣谷美雨さんの文章が元々サラッと読めるものである点に加え、4人のパートに分かれた構成のためサクサクと読み進めることができる。時間が空いても設定を思い返す必要が無い点がストレスフ

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    2025年09月25日
  • 行きつ戻りつ死ぬまで思案中

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    好きな作家さんだったので読んだが、エッセイってあまり好きになれないなと思った
    やっぱり小説を読む方が好きだ

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    2025年09月24日
  • あなたの人生、片づけます

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    ネタバレ

    この作家さんの作品は3冊目

    高齢化社会・おひとり様生活・・・現代の生活の中でよく問題になる「家の片づけ」
    部屋がきれいになっている基準は、本当に人によって差があって、
    一緒に住んでいる家族でさえ 感覚は違うと思う。
    それでも 足の踏み場もないような部屋に溜まる物や匂いは 誰もが(どうにかしなくちゃ)と思うはずだ。

    1つ目の依頼先は 汚部屋に一人暮らしの三十路女性 春花
    そんな部屋に訪れるのが「片づけ屋の大庭十萬里」
    急に訪れた両親が部屋の惨状を見て 大庭に依頼したのだ。
    「部屋を片付けられない人間は、心に問題がある」という大庭の理念のもと
    様々な片づけの助言が繰り広げられていく。

    大庭の

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    2025年09月24日