垣谷美雨のレビュー一覧
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元気だった義母が突然亡くなり、遺品整理をする事になった望登子(もとこ)。
70代後半の義母はエレベーターのない団地の4階にある3DKの部屋に住んでいた。義父もだいぶ前に亡くなり一人暮らしだったし、整理整頓が得意な人だったから大丈夫かと思ったけど、そんな事はなく。。。
大量に仕舞い込まれてる服、ハンカチ、お菓子の箱、義父のスーツ、食器類。
自宅から1時間半もかけて通って片付けるのに何ヶ月かかるだろう。エレベーターもない4階から全てのゴミを運び出せるのか?
それに比べて望登子の母は、きっちりと終活して亡くなったので何も遺っていなくて寂しいくらい。
頭の痛くなる問題だけど、ほっこり終 -
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audibleで。今までのマリエさんと違う!マリエさんが面白い。これまでの作品では、聴診器を持つ先生を叱ってばかり、、、みたいなイメージがあったけど、今回は自分も自ら聴診器を、、!
女子刑務所の受刑者の物語が、それぞれハッピーな感じにたどり着くストーリーも良いのだけれど、私自身は、とにかくマリエさんの違う一面がみれてよかった。ラストで受刑者から届いた手紙を香織先生と取り合いするのも、ハンサム先生にぽ〜とするのも、作るごはんがおいしいのも、マリエさんの人の良さが出ていた。香織先生とのチームは破天荒で、重いテーマなのに沈まず読めて良かった。 -
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audibleで。今回、心の声を聞くことのできる聴診器を渡されたのは、新しく赴任してきた黒田摩周湖。摩周湖は、自分の考えに自信を持てないで、言い淀み、誤解を生むタイプ。考えは間違ってないのに、うまく伝えられない。親に捨てられて児童養護施設育ちの桜子と、産まれたばかりの子を捨てたことのある代議士の妻貴子が同じ治験薬で癌が寛解し、気持ちを奮い立たせたて新しい人生を進み始めるストーリー。
摩周湖の活躍(聴診器を使った)よりも、貴子と桜子の、死ぬ気になれば、なんでもやれる!的な人生の大逆転ストーリーが痛快。
社会的問題点も言及されていて、考えさせられる部分もあった。 -
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私まだSuica使ってますー!
スマホではなくプラスチックの方!!
「交通系IC系カードまだ使ってんのか」
年始に雪だるまを作ってぎっくり腰になり、3週間たっても完治しない自分とリンクして笑えました。
「ギックリ腰から学ぶ」
あとトーンポリシング。
話す内容ではなく、話し方や態度を批判して論点をずらす方法!!!!!
父親によくやられたので当時のむっかむっかしたら気持ちが蘇ってきました。
「言い方がキツい」とか、「可愛げがない」「目つきが悪い」とかで、小学生の私の意見をつぶすわけですよ。
はあぁぁぁ
美雨さんのエッセイは、若い世代よりもある程度人生経験を積んだ世代向けですかね。
美雨さんの -
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とても読みやすくて、おもしろかった!
自分の人生にも通じるような現実的なお話かと思っていたけれど、フィクション要素が強く、あくまで登場人物それぞれの人生の物語といった感じ。
でも、夢に挑戦しなかった後悔や、家庭を顧みず仕事を優先し続けてきた後悔など、テーマとしては共感できたり、思い知らされたりする部分もあるかと思う。
なかでも、第二章のfamilyが印象に残った。
気に入った文章を書き留めておく。
『裏返せば、長生きできる人生だったならば、残業続きの毎日でもよかったということか。もしも癌にならなければ、俺は定年までこんな生活を続けていたのか。つまり、人間らしい生活ができるのは、定年後の -
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末期癌の患者の気持ちがわからないうえに、空気がよめずにデリカシーのない物言いをして人を怒らせてしまう女医のルミ子は、ある日患者の心の声が聴こえる不思議な聴診器を拾う。
その聴診器を使って末期の患者の「もし、あの時こうしていれば、、、」という心残りを、人生のやり直しをして体験させて、取り除いていく。
もし、あの時こうしていたらどうなっただろうかという思いは誰しも一度は考えた事があるだろう。
実際やり直したからといって良いことばかりじゃないけれど、その時の相手の気持ちが別角度から見れたのは面白かった。
その出来事の裏に隠された、周りの人の気持ちというものがわかって、自分のフィルターだけじゃな