垣谷美雨のレビュー一覧
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ネタバレ小出桜子
高二。城南高校の生徒。末期癌。両親はおらず、児童養護施設で暮らしている。DNA操作の治験を受ける。
松坂マリ江
看護師。でっぷり太った五十歳くらいののおばさん。
黒田摩周湖
女医。二十九歳。父親は哲学科の大学教授。母親は救急病院に勤めている医師。
権藤ジジイ
先週までの桜子の主治医。札幌に転勤になった。
由紀子
児童養護施設の指導員。
ルリ子
女医。
谷村貴子
三十六歳。代議士妻。膵臓癌の末期患者。DNA操作の治験を受ける。夫と結婚したことでキャバクラを辞めることができ、高級住宅街の主婦になった。
谷村清彦
貴子の夫。衆議院議員。
貴子の姑
稲垣
清彦の支援者。
清彦の弟
議員秘書。
雅美
清彦の弟の妻。
笑里
清彦の弟の妻の娘。
笹田篤志
部長。大酒飲みでヘビースモーカーで大食漢で甘いものが大好き。
香織
先輩。小柄で童顔。三十七歳。
タミさん
摩周湖が子供の頃の通いの家政婦。
麻美
摩周湖の家庭教師。
岩清水展
医師。三十三歳。ルミ子と付き合っている。都心の一等地にある有名総合病院の御曹司。
樋口
児童養護施設の指導員。
田辺
桜子の中学の担任。
八重子
明子
貴子の姑の友人。
ユリ
児童養護施設で桜子と同室。施設を出て自立している。
大河内庄次郎
政界のドンと呼ばれる大物政治家。
牧田和浩
去年の秋に中途採用で施設に就職したばかりの指導員。
麻耶
児童養護施設で暮らす中三。
桃山
児童養護施設の調理のおばさん。
武志
児童養護施設で暮らす高三。
亜矢
児童養護施設で暮らす中二。
アキラ
児童養護施設で暮らす中三。
マサ
児童養護施設で暮らす小一。
美咲
児童養護施設で暮らす小六。
茜
児童養護施設で暮らす小三。
滝沢五郎
桜子の担任。
有馬敏樹
谷村の対立候補。広瀬敏樹。貴子が銀座のキャバクラ「ローズの館」に勤めていたとき、バーテンをしていた大学院生。有馬家に養子に入った。
太郎
雅美の息子。
フライ
水泳部のエース。
芳江
桜子がバイトしている菊水堂の主婦パート。
東条雅行
清彦の同級生。弁護士。モルタル造りのアパート「カトレア荘」に住んでいる。
唐沢七海
カトレア荘に住む子供。戸籍が無く学校に行ってない。
多田景子
施設を卒園していったOG。長尾景子。
憲治
児童養護施設で暮らす小五。
唐沢奈緒子
七海の母。
明日美
摩周湖の大学時代の同級生。
清水百葉
摩周湖の大学時代の同級生。
伊藤
医学部のクラスで一番カッコよくて女の子にも人気があった。
夏野琢磨
桜子のクラスメイト。
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ネタバレ第1章 dream
松坂マリ江
ベテラン看護師。
南條千鳥
大女優。俳優の黒田と離婚後、大学教授の千木良と再婚。
千木良小都子
千鳥の娘。末期癌。三十三歳。
早坂ルミ子
神田川病院に勤務する医師。三十三歳。
ルミ子の母
四十五歳男性
膵臓癌の末期。大手建材メーカーを休職中。
那須野純生
四十五歳男性の中学三年時の友人。
岩清水展
ルミ子と同い年の医師。都心の一等地にある有名病院の御曹司。
太田香織
先輩医師。金髪。放射線技師の男性たちに人気がある。三十七歳。
笹田篤志
部長。大酒飲みでヘビースモーカーで大食漢で甘いものが大好きで、スポーツが大嫌い。
黒沢淳一
小都子の実の父親。俳優。
田辺
小都子の高校生時代の家政婦。
吹雪翔太
アイドル。坂本プロダクションの中でも一番の売れっ子。
大野龍一
映画監督。
望月正子
有名な脚本家。
千木良
城南大学の教授。千鳥の夫。
結城サヤカ
南條千鳥の娘役でデビューした高校生。外交官の娘。
トニー桂木
メイクアップアーティスト。
遠藤ミサ
小都子と同じ事務所の若手女優。
比奈子
小都子と同じ事務所のタレント。
鈴木
小都子と同じクラス。
里佳子
小都子の親友。
青柳礼二
俳優。
青柳麗
青柳の妻。ピアニスト。
アヤ
千鳥のマネージャー。
第2章 family
日向慶一
余命三ヶ月。IT関連企業に勤める三十七歳の男性。胃癌が全身に転移していて、既に末期。
亜津子
慶一の妻。実家は大きな寺。
奈桜
慶一の娘中二女子。
大和
慶一の息子。小五男子。
マリ江
岩清水
早坂ルミ子
笹田
村木
IT関連企業の課長。
寅島
プログラマー。
小早川
日向の同期。
柏木若菜
奈桜の同級生。
日向の姉
日向の義兄
刑事。殺人事件を担当。
優太
翔太
知美
日向の姉の子。
山口ミカ
人事課。
第3章 marriage
毎子
四十代半ば。千登勢の娘。大手商社に勤めている。羊太郎との結婚を反対された。
羊太郎
雪村千登勢
七十六歳。
マリ江
早坂ルミ子
愛子
毎子の同級生。
ノンコ
毎子の同級生。脚本家。
岩清水
香織
笹田篤志
南條千鳥
吾朗
千登勢の夫。
矢口伽羅
千登勢の女学校時代の上級生。
正夫
羊太郎の父。
福田ノブ
羊太郎の母。
林田
千登勢の隣家。
リラ
翼
勇作
ノブの長男。
大吾
ノブの三男。
忍
羊太郎の妻。
第4章 friend
純生の母
那須野純生
八重樫の同級生。
八重樫光司
大手建材メーカーに勤めている四十五歳の会社員。膵臓にできた癌が肝臓に転移し、既に末期。
マリ江
八重樫の妻
ルミ子
晴人
八重樫の息子。
爽子
八重樫の初恋の人。
竹内
八重樫が中学三年の時の担任。
伊藤
美術教師。
前田穂高
八重樫と同じクラス。
中山
先生。
大田
先生。
佐藤
先生。
八重樫爽子
八重樫の妻。
香織
岩清水
笹田
エピローグ
笹田
ルミ子
香織
岩清水
黒田摩周湖
品川分院から異動してきた。大学教授の娘。
マリ江
看護師長
早坂立衛
先週入院した肝臓癌の患者。ルミ子の父。
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分かる分かる、と思いながらどんどん読み進めた。
似たもの同士の三人の女友達、それぞれの生き方に絶妙なリアリティがある。誰もが少なからず持っているプライドや見栄、焦燥感。隣の芝生は青く見えるものだよね。
みんな違う生き方をしているように見えても、誰もが、これで良かったのかな?と立ち止まったり、思い悩んだりすることもある。
子育ては思うようにいかなくて苦しいこともあるけれど、案外なるようになるし、正解なんてない。周りと比べたり、あれこれ悩んだりしながらも、みんな毎日を懸命に生きている。そのときどきで、自分にできる最善を尽くせばいいんだよね。
そんなふうに受け止めた一冊。
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前半に都心の一軒家の話が出てきたから、都心と田舎と両方の話が続くのかと思ったけれど、都心に居た人が田舎に移住というか二拠点生活した話だった。結論としては田舎も都心もどちらも良いところはある、といったところなのかもしれないけど、どちらかというと田舎の狭い昔ながらの考えが残った世界を残念な感じで書いていたかな。
まあ、そうだよね、と思うところが全面的にあるあるで、相続するのに子孫から承諾者をもらうのが大変という話やら、地方の不動産屋がひとつしかなくて、噂好きのおばさんしかいなくて全て筒抜けみたいな話とか、なんだかゾワゾワしてしまう。ヒマなんだろね、田舎って!!都心でもある程度は近所?の噂話ってあると思うけどさ。 -
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ネタバレ心が通いあっていない夫との生活で人生後悔ばかりの63歳が、昭和の学生時代にタイムスリップする話。
昭和の進学、就職事情や会社での立ち位置など、セクハラパワハラ男尊女卑と今ではあり得ないことがたくさんあって怖すぎた。
特に就活は四大より専門や高卒が重宝された(社内恋愛の候補にするために)という話は初めて聞いて、本当にこんな世界があったのかと驚いてしまった。
天ヶ瀬くんは、初め令和男子っぽい感じに見えたけど実際は流石昭和生まれですねといった感じで残念だったな。
北園さんは男尊女卑をなくすために一生懸命だったけど、結局マイノリティとして排除されるだけで昭和という世代に絶望して終わったのに、令和に戻ってきた時にも特に令和(夫との生活)にありがたみを感じる素振りもなく…。
何を望んでいるのかしらといった感想。
無い物ねだりというかなんというか。
自分が昭和にタイムスリップしたような感覚がする一冊で、きっと昭和で戦っていた女性はこんな気持ちだったんだろうな~と思えた本だけど、大きな展開があるわけでもなくスッキリする終わり方でもなかったので☆3
主人公の北園さんがフェミニストおばさんで、自分の思考と似ていたのは好きでした
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垣谷美雨さん、好きな作家さんです。「老後の資金がありません」とか「あなたの人生片付けます」とか「定年オヤジ改造計画」などをはじめ、10作近く読んだかも。今回も、垣谷さんの持ち味の、シニカルで鋭いツッコミが満載の人生ストーリー。63歳の主婦がタイムスリップするという建て付けから、ちょっとした回顧ものかなーと思っていましたが、少し違いました。昭和の時代から"女性"がどう社会の中で位置付けられてきたかについて、ルサンチマン強めに描写している感じ。実のところ、個人的にはそんなに刺さらなかった…昭和においての男尊女卑への問題提起を今、されても…という気になってしまったかなで。。でも東條人物の天ヶ瀬くんが素敵で、そこがモチベになって最後まで読み進めた!笑
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最近問題となっている空き家をテーマになるほどと思う視点で描かれ考えさせられる。又、空き家に絡めて田舎への移住に関しても昨今TV等で幸せな第二の人生を送る夫婦を少し羨ましい気持ちで観ていたがコミニティーに馴染む難しさも確かにあるなぁと感じた。都会と田舎生活は個々の考え方に寄り諸刃の剣である事を学べる一冊だ。
黒田史緒里と日比野大河は東京で籍を入れないパートナーで借家共稼ぎでマイホームを夢見るも都内での高騰で半ば諦め親切心から苦渋を味合う日々の中、田舎風穂町の安く手に入りそうな素敵な生活プログを目にする。そのプログは路代が立ち上げたプログを目にして夫婦で風穂町に出向き路代と知り合いになるも路代家では無い家を購入してテレワークを利用した東京と2拠点生活をおくる。しかし大河が近くの奥さんと浮気して東京に駆け落ちし史緒里は大河と別れ田舎の色々噂話の的になる。大河と寄りを戻すも同じ田舎で浮気相手夫婦と顔を合わせ居心地が悪い。
星野路代と広也は、風穂町の路代両親が亡くなり空き家の処理を進め家の売却を路代の同級生で地元で不動産屋を営む菊田齐子に相談する。しかし田舎の家で思う様な価格では売却も出来ず家具を新調して綺麗な見せかけで田舎生活をエンジョイするプログを立上げ買手を探しながら東京と2拠点生活をおくる。しかし田舎の色々と詮索する近所付き合いに馴染ない中、1人娘望美が東京生活に疲れ同じ風穂町に家を買い移住する。
風穂町の小言老人宮木鷹男、東京育ちで引き篭の鷹男孫小我郎、風穂町に別荘生活をする宝条晴彦、啓子夫妻と関わりながら、風穂町で生活する星野路代夫婦と史緒里と大河のパートナーが結局は、地元民とのコミニティーとは馴染ず割り切って生活すると言った現実的な終わりでリアリティが有った。
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ネタバレんーなんか結構時事ネタが多いので
描かれている現代(2023年)ですら
だいぶ前のことに感じた。
憤りは多々あれど、
令和からの流行や流れを汲めば
もうちょっとうまく2回目できたんじゃないかね。
(本題はそこじゃないので仕方ないが)
こういう時代があったんだよっていう
記録みたいなものなんだろうか。
あともう亡くなっている親に再度会えたら
もっと感傷的になったりもしそうなもんだ〜〜
昭和の時代の、
女性は自宅から通勤できる範囲でって話
親から聞いて驚愕としたことあったなあ。
最後の最後、
もちろんひとりのひととしての
「わくわく」は大切だけど
ふたりとも子どものことは
まったく出てこないな〜って白けちゃったね。
ましてや地方の実家に駆け落ちして戻るなんて
それこそなにいわれるやらって感じしたけどな。
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あんまり本には共感できなかったけど
柿谷美雨さんがエッセイで書かれていたという
『ある時期から〈「女性の地位向上に自分の人生を使おう」と考えるようになった〉』という気持ち自体は私も少しわかるなあと思う。
女性の地位とか、今後を生きていく子どもたちへの支援とか。後任へのクリアな橋渡しをしていきたいものだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読みやすかった。
自分の後悔している人生をやり直した姿を見ることができるとは、なんという劇薬。
もしそれで今よりも素晴らしい人生が見えてしまったらどうするんだろうと思ってしまった。気が抜けちゃうだろうしもっと後悔するだろう。
この話の中ではそういったエピソードはなくて安心した。うまくいったように見えて、実はそれなりの大変さがある、とか。
終盤に出てきた「人生プラスマイナスゼロ」みたいなセリフが良かった。
実際、そうだと思う。
私はお金を使う時もそう考えている。プラマイゼロ。金は天下の回りもの。笑
その時の自分にとっての最善を選んでいるのだから、それが自分なのだ。後悔したとしても変えられない。その自分が作った道をこれから面白くして行こう。