垣谷美雨のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
垣谷美雨さん初読みの『竜巻ガール』の概要と感想になります。
4編の短編集となる本作では様々な女性の愛や性をテーマにしており、表題作『竜巻ガール』の概要のみ載せます。
概要です。
真面目な父との二人暮らしにも慣れて田舎を出ようと考えていた矢先、父は綺麗な再婚相手とガングロの女子高生を連れてきた。今や希少種のガングロJKの素っぴん姿は母親似の美人で、義理の妹になったその子に僕は心惹かれてしまっていた。
感想です。
4編を読んだ中で表題作『竜巻ガール』が最も印象的でしたが、どの短編も独特な感性が滲み出ていて千早茜さんの『神様の暇つぶし』を思い出しました。表題作『竜巻ガール』の世界だけを1冊に閉 -
Posted by ブクログ
よかった・・?なんだかなぁ?と思ってしまった。
8年ほどの出版だけれども、現代でも十分に伝わる内容。自分もよく考える話題。
畑野さんの「若葉荘の暮らし」の1文をまんま思い出した。【わたしたちが考えもせずに「将来はお嫁さん」と信じていたように、今の二十代の子たちは「仕事と家庭を両立して、うまく暮らしていける」と信じている。】
三世代同居が普通にあった自分の子どものころ。ママさんたちは大変だったのだろう。子どもに期待する気持ちもわかるし、子どもに苦労させたくない気持ちもわかる。なのに伝わらない・・
でも、子どもたちはそれなりに成長しているものなんだな。
みんなが楽になればいいのに。 -
Posted by ブクログ
40歳目前で、部下との一夜の勢いで妊娠してしまった優子。
しかも、妊娠を打ち明けようにもDV気質の彼が怖くて言い出せない、言わずに一人で産み育てようと決心するところまではよかったが、会社の化石みたいなマタハラ上司に、噂好きな同僚たちの対応にすっかり怯んでしまう。
加えて、外国人や1人親への偏見が多い親戚や田舎の人たち。きっと東京にいても、未婚で1人で親になる決心をしたら、見えない壁と戦ったり、何かと大変なんだと思う。
そういう凝り固まった化石人たちの対応にハラハラしたり、怒りを覚えたりするシーンも多いが、最後に子どもの父親になると言ってくれた同級生の凡庸の人間の大きさには頭が下がるばかり。