垣谷美雨のレビュー一覧

  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    親婚活なんてあるんだ…子供が直接婚活する方が効率が良いと思ってるんだけど、この家族はこれもありか、と思う。

    結婚とは何か、の答えが各家庭によって違いすぎて、同じ価値観を持った人を探すのは大変だね。

    私は結婚を諦めて、さ〜これから遊ぶぞ!と思った時に夫と出会ったから、結婚に躍起にならなくても良いんじゃないかとも感じてるんだけど、そうも言っていられない人達もいるんだな〜

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    2025年08月02日
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    冷静に考えると、結婚って無茶苦茶な行為にも思える。生まれも育ちも同じとは限らない、20、30年、時にはそれ以上、交わる事なく、別々の文化圏を生きていた2人がひとつの括りに入れられる訳だ。

    そりゃ上手くいかない事も多いでしょう。幸い自分は今のところ上手くいっているが、この本の怖い所は、夫の死により、嫁姑問題が顕在化したということ。

    配偶者と自分の関係は、付き合ってから徐々に近づいて行ったと思う。連続的だし、互いに擦り合わせる余裕もあった。ただ、配偶者の家族との関係は結婚を機に、一気に飛躍して近づいたから、擦り合わせる余裕なんてない。

    夫の生存中はそれでも配偶者の存在がある意味関係性の上ではクッションになっていたのだと思う。

    このような問題が生じるは、やはり異文化異世代の喧嘩のようなもの。相手を慮る気持ちがもう1割もあれば、未然に解決するんだろうだろうなと思った。

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    2025年07月30日
  • 希望病棟

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    ネタバレ

    貧困問題の解決策が「性風俗」という論調だけで最後まで行くのかと思いきや、最後の最後に別の道が見えて来る。でも、解決策についてはサラッと述べられているだけで、それまでの問題提起の方が心に残ってしまった。

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    2025年07月22日
  • リセット <新装版>

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    タイムスリップかぁ…
    職場でも話したりしたことがあるのが…自分が違う人間になれたら嬉しいか…である

    例えばキムタクや福山になる
    大抵の男は【なりたい】と言うが…
    俺はなりたくない
    例えば、キムタクのダサい所も…鼻毛もウン◯も見るのよ?
    見たくないし
    人の見る目も凄いから常に気をはる…何をしてもやっかまれる…
    あとは、彼らの華やかな部分しか見てないんだから もっと本人達の苦労も考えたり感じた方が良い。

    外見はその人に見合った【器】だと思うし、人相や体型は そいつの習性(生活習慣)で変わるだけ

    そして俺は…ここに書けない程の苦労をしてきている。誰も想像出来ないレベルの…でも
    そこまで不幸と思ってない。
    でも他人は【大変だね】【ついてないね】言うが何とも思ってない。

    100万回コイントスして
    100万回表だけ、裏だけ出ることはなく
    集計しても 表裏のどちらかが+300、-300くらいになるだけらしいですよ?
    だれも【運】はそんなに変わらない。

    だったら少しでも健全に生きて、+300を貰えるように
    していく。
    -100だって 人によっては全然不幸に値しない事もある。
    なんだったら-の方からの方が学ぶ事があるし良い栄養だ。

    不幸と嘆いている人は、その栄養分に気づいていないだけだ

    ※だから話が関係ないけど 俺が何を言いたいかって言うと…顔がキムタクだったら 毎朝 顔洗う度 驚くよね?って事!!
    (バシャッ…ぅわ!ビックリしたイケメン!!って)

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    2025年07月18日
  • 希望病棟

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    シリーズ第二弾!
    しかし、本書は、前作と違って長編の展開。
    さらに、テーマは貧困問題。

    聴診器を拾った摩周湖はそれを通して、患者の心を知ります。そして、自分自身がずれていなかったことも..

    本作では、摩周湖、桜子、貴子の物語。
    桜子と貴子は摩周湖の進めて治験を受けて、回復することに。
    一度は死んだ身として、二人はそれぞれ新たな人生を生き直します。

    大学に進学したいがお金もなく進路に悩む桜子。施設で育てられたことから、18になったら出ていく必要があります。
    また、代議士の夫をもつ貴子。選挙で勝つことしか興味のない夫と姑のくずっぷりを嫌悪しています。
    そんな二人がどう生きていくか?

    そして、本作のテーマとなる「貧困問題」
    厳しい。

    本作では、聴診器を通して、過去を生き直すことではなく、本当の気持ちを理解して、今を生きていくというもの。治験に成功し、そこからリアルに生き直していく二人を描いています。

    これはこれでよかった。
    聴診器の持ち主も少しずつ明らかになっていきます(笑)

    これもお勧めです。

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    2025年07月13日
  • 老後の資金がありません

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    タイトルの「老後資金」は、憂鬱になりそうな問題を取り上げていますが、強く前向きに進む主人公が書かれています。

    ただ生きてるだけでも、お金ってかかりますね‥。
    それに加えて、冠婚葬祭は何かにつけて高いし、突然のリストラもありえます。いつまで続くのかわからない介護。自分も年齢を重ねて、体力も続かない。それでも、お金に関わらずには生きていけません。
    内容自体が勉強になりました。

    後半はスリルな展開もあり、楽しく読めました。ストーリー展開がとても面白いです。

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    2026年01月02日
  • あなたのゼイ肉、落とします

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    万年ダイエッターやストレス太りで悩んでる方は共感するような作品です。
    自分も今の職場に異動して、仕事のストレスで6キロぐらい太ってしまいダイエット中です。
    太った自分が醜くて、痩せてる自分じゃないと価値がない。でもストレスで食べてしまう。根本は心に悩みを抱えてるのが原因。それぞれの悩める人たちのエピソードを読んでて、自分も同じじゃないかなと思わされました笑 ただ痩せるだけでなく、根本的な悩みと向き合いちょっとずつ前向きに良い方向に変わり始める良い話です。元気を貰えました。

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    2025年06月27日
  • 結婚相手は抽選で

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    終盤、奈々の本音が出て涙流してたところ、共感。
    結婚って考えれば考えるほど難しいし、あれこれ考えていたら独身が気楽と考えてしまうのは当たり前。この本の世界のように、抽選見合いみたいなので勢いで結婚しちゃうのもあり?なんて思う気持ちもある。

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    2025年06月22日
  • 結婚相手は抽選で

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    少子化対策のため『抽選、見合い結婚法』が施行されることになった。相手が気に入らない場合は断ることができるが、3回パスしたらテロ撲滅隊送りになる。
    モテないオタク青年、実家暮らしで全く家事ができない女性、子離れできない母を持つ親離れできない女性など、それぞれの事情や駆け引きなどコミカルに描かれていて楽しめた。
    実際にこんな法律ができれば、人権が〜などと大炎上間違いなしだろうけど。

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    2025年06月22日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    姑が突如亡くなり、その遺品整理をする事に。

    人がいなくなったはずなのに、誰かの気配がする部屋。
    邪魔だ、と思っていた物が、次にきたらなくなっている。
    ホラーかと思ったのですが、一応違いました。

    主人公の母親と比べ、物が多すぎる姑。
    確かに、これを全部捨てよう、と思うと
    システムが変わったりしていて、昔より大変。
    そうして見えてくる姑の生前。
    繋がりがある、というのは、ありがたい事ですが
    これこそ、どうなのだろうか…と。

    自分が捨てられないから、人に捨ててもらう。
    正解ではありますが、しないといけない方から見たら
    たまったものではない、というのは確かです。

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    2025年06月21日
  • 四十歳、未婚出産

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    旅行代理店で働く優子は、仕事で行った海外で部下の男性と一夜限りの関係から妊娠してしまう。
    40歳になる優子にとって、これが子供を産む最後のチャンスだと思うと産むことしか選択肢がなかった。
    しかし、相手の部下にも周りにもそのことは知られたくない…
    無謀にも思える優子の考え。
    そのため、社内ではあらぬ噂が立ち始める。
    そして、腹の立つパワハラ上司…
    ただ、都合の良いように考えすぎるところがある優子にも、正直イライラする場面もあった。
    それにしても、まだまだシングルマザーや子育てする女性、外国人に対する偏見がなんと多い国なのか。
    そりゃ夫婦別姓について30年も検討して、未だに結論が出てないのも頷ける。

    2025.6.14

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    2025年06月14日
  • 七十歳死亡法案、可決

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    専業主婦の宝田東洋子はお義母さん菊乃の介護におわれているが、夫の静夫は早期退職して友人と海外旅行へ、ヘルパーをしている娘桃佳は協力せず家を出て一人暮らし、大手の銀行に就職して挫折した息子正樹は介護を手伝うこともなく家に引きこもり。七十歳死亡法案が可決され施行されるまであと二年。家族や親戚が非協力で介護に疲れた東洋子は友人と共にアパートを探しにいき、家を出て一人暮らしを始める。母親が失踪し菊乃の介護を担うことになった正樹は父を呼び戻し姉や親戚に連絡し助けを求める。東洋子の大変さを実感する家族。正樹はコンビニで中学の同級生峰千鶴と再会後、同級生の沢田をブラック企業から救うため交流を持っていた。リフォーム会社をやっている峰は正樹の家にいき菊乃が自立できるようリフォームをすすめる。桃佳も同僚の福田亮一と菊乃の訪問入浴を行う。
    リフォーム後は菊乃は車椅子で活動するようになり介護の負担が減った。リフォームミネの事務として働き始めた正樹と、営業職として働き始めた沢田。桃佳も頻繁に家に電話するようになった。駅弁の売り子として働き始めた東洋子は家族と連絡をとりながらも一人暮らしを続けており、仕入れや料理内容のアドバイス等任されて充実した日々を過ごしていた。
    馬飼野総理大臣は七十歳死亡法案を施行の直前になり、寄付制度が確立されたりして状況が変化したため、廃止しようとしている。

    【感想】
    社会問題を女性目線でユーモアを交えて作品にするのが本当に上手い。男女平等なんていえない現状。改心した登場人物のような人々が増えたらもっと平和な社会になるんじゃないかと、古い考えに固執した政治家達をみてると思う。

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    2025年06月08日
  • 定年オヤジ改造計画

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    この小説は平成30年に発行されたもので、今令和7年、60歳定年、自宅では何もしない、孫に世話を嫌がる。考えられない。ずっと昔のように思います。が後半は考えを改め、安心しました。

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    2025年06月06日
  • 四十歳、未婚出産

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    ネタバレ

    妊娠、出産は大変だけど本来とても喜ばしいことなのに序盤は味方がほぼおらず切なくなった
    物語が進むにつれ味方がでてきて安心した

    物語終盤で勤め先の会社が女性が働きやすいよう会社の規定に追加されている描写がある
    その中に
    『いつの時代も人手不足や欧米諸国からの圧力で日本政府や企業は大きく舵を切る。
    女性に対する人権意識から政治家や企業が自発的に動くことは決してない。』
    と書かれており女性の潜在的な地位の低さや妊娠、出産、子育てや介護が未だに軽んじられてると改めて感じたし共感した

    無事に出産し家族のサポートも受けられ仕事も続けられそうなので安心した

    ただ個人的には主人公が不倫し不倫相手の妻を見下していた過去に対してモヤモヤしたし主人公を応援したい気持ちは減った

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    2025年06月03日
  • リセット <新装版>

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    面白かった〜
    過去に戻れたらなーとか誰でも一度は思うことだと思う。
    この本で気づいたことは、どんな人生を選んでもぶつかる問題は必ずあることと、人生はいつでも誰でもそこから違う道を選んでやり直せるってこと。

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    2025年05月27日
  • 希望病棟

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    後悔病棟の続編。今回も末期がんの患者が出てきたけど治験で回復でき病気になる前とは気持ちの持ちようがガラリと変わり思い描く自分の人生を歩んでいく物語。大切なものを失いかけた危機を味わった人でないと変われない人が多いだろうな。

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    2025年05月27日
  • 定年オヤジ改造計画

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    垣谷さんの作品は好きでいくつか読んでいるが、今回はオヤジ自らが気づいていくという視点。
    女は子どもを泣かさないようについ甘やかしてしまう。子どもの泣き声に耐えられないのだ。理由は自分の子育てしていたつらい思いでが蘇るから。あの時イライラしてひどい言葉を投げつけたり、邪険に扱ったりしなければよかったという後悔が蘇るから。
    「子育ての責任を一人で背負わされてるとそうなるんでしょうね」
    この言葉に自分の経験が重なって涙しかなかった。

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    2025年05月20日
  • 農ガール、農ライフ

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    ネタバレ

    今の生活は収入は少なくても、小さな喜びを感じることが多かった。

    どんな小さな約束でも守らなきゃダメよ。約束が小さければ小さいほど、破った時に信頼を失うわよ。

    何でもわかっているつもりになっていたが、実は周りのことが全く見えていなかったのかもしれない。修のことも、瑞希のことも、自身の基準で勝手に決めつけていたのではないか。

    解説 作家 原田ひ香さんより
    垣谷さんの作品の登場人物には、どんな悪人もその一面だけでない 美点をちゃんと用意してくださるというバランス感覚が必ず利いています。

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    2025年05月11日
  • 結婚相手は抽選で

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    中々身に覚えがあるというか…懐かしい…
    ここまで極端ではないけど、こういうのから逃げたくて今1人でいるし、婚活とかも一切してないんだよなぁ…笑

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    2025年05月11日
  • 農ガール、農ライフ

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    私の親戚は兼業農家だった。しかもある程度都市部の。
    そのため地方の専業農家の実態や新参者が農業を始めるという状況を知っているようで全く分かってなかったと思った。
    でもやっぱり人と人との繋がりは農業の世界だではなく全ての業界において通ずるものがあると思った。
    楽しく読めた1冊だった。

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    2025年05月06日