垣谷美雨のレビュー一覧

  • 七十歳死亡法案、可決

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    この家族と同じ境遇ではないけれど、東洋子の思いはまるで自分自身!?なんて思ってしまった。

    しかし…。夫の静夫の態度、考えにあきれる。

    もし実際にこの法律が施行されたら…。私なら80歳くらいならいいかもなぁ。

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    2024年07月25日
  • 夫のカノジョ

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    ちょっとSFチックな設定だけど、すごく面白かった。
    あっという間に読んでしまったよ。
    やっぱり柿谷美雨さんの小説は面白い。

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    2024年07月25日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    初野晴さんの短編が目当てで購入。

    働く女性の疲れを吹き飛ばすお仕事小説集、とありますが、あまり背中を押す内容ではないような?

    小説のジャンルがバラバラで、普段読まない作家さんに出会えたのは僥倖でした。

    当の初野さんの作品では初野節が炸裂していて、このラインナップでは浮いているように感じました。

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    2024年07月22日
  • ニュータウンは黄昏れて

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    一気に読めます。
    住宅事情の勉強になりました。
    でも、着地点が中途半端な感じでした。
    うまくまとめてしまわないほうが非現実的な物語ではなく、より身近な現実的な話として受け止められるという作者の意図だったかもしれません。

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    2024年07月19日
  • 子育てはもう卒業します

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    よかった・・?なんだかなぁ?と思ってしまった。
    8年ほどの出版だけれども、現代でも十分に伝わる内容。自分もよく考える話題。

    畑野さんの「若葉荘の暮らし」の1文をまんま思い出した。【わたしたちが考えもせずに「将来はお嫁さん」と信じていたように、今の二十代の子たちは「仕事と家庭を両立して、うまく暮らしていける」と信じている。】

    三世代同居が普通にあった自分の子どものころ。ママさんたちは大変だったのだろう。子どもに期待する気持ちもわかるし、子どもに苦労させたくない気持ちもわかる。なのに伝わらない・・
    でも、子どもたちはそれなりに成長しているものなんだな。

    みんなが楽になればいいのに。

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    2024年07月13日
  • 四十歳、未婚出産

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    40歳目前で、部下との一夜の勢いで妊娠してしまった優子。
    しかも、妊娠を打ち明けようにもDV気質の彼が怖くて言い出せない、言わずに一人で産み育てようと決心するところまではよかったが、会社の化石みたいなマタハラ上司に、噂好きな同僚たちの対応にすっかり怯んでしまう。

    加えて、外国人や1人親への偏見が多い親戚や田舎の人たち。きっと東京にいても、未婚で1人で親になる決心をしたら、見えない壁と戦ったり、何かと大変なんだと思う。
    そういう凝り固まった化石人たちの対応にハラハラしたり、怒りを覚えたりするシーンも多いが、最後に子どもの父親になると言ってくれた同級生の凡庸の人間の大きさには頭が下がるばかり。

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    2024年07月03日
  • あなたのゼイ肉、落とします

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    あなたの人生、片付けます と同じ主人公と思ったら妹さん。でも言っていることは同じ。
    余計なことに悩まず、自分を取り戻しなさい。
    痩せ方を教えてもらうのかと思えば最初のエピソードは中年の太った女性だった魅力的に生きられるということ。痩せることより自分を取り戻して周りの人たちと楽しく生きる方法。そうだよなぁと思いながら。

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    2024年06月29日
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    終盤まではずっーとモヤモヤ、イライラ!
    出てくる人みんなが何だかなぁ〜
    結局、お父さんのラストの言葉通り、夫婦だって家族だって相手の考えていることなんてわかるはずない。自分の考えていることや感じた事を正確に伝えることもすごく難しい事、根っからの悪人じゃなければ許容範囲、そんなもんだよな〜 みんな色んな顔を持っているのかもしれない。
    それにしても工藤はクズだな…

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    2024年06月18日
  • 結婚相手は抽選で

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    ネタバレ

    軽く読める本。最後は割とみんなハッピーエンドになってるね〜定期的に抽選制度やればいいのでは?と思った。

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    2024年06月15日
  • 代理母、はじめました

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    いつもの垣谷さんの作品は、現代の様々な社会問題をユーモアを交えて物語にしてくれますが、本書は課題を題材にすれどもあまりユーモアはなかった。
    けれど、自分が知らなかっただけで、このような事は現実に存在するだろうし、今後ますます増えて行くんだろうなと勉強させてもらった。
    最初は暗い話で読み進めるのが辛かったけど、だんだん好転していき、最後にはみんなが幸せになる。
    後半はページをめくる手が抑えられませんでした。

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    2024年06月09日
  • 結婚相手は抽選で

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    問題提起? ハートウォーミング?
    親子関係とか、勘違い女とオタク男とか、ちょっと型にハマった感じが多くて、面白くは読めなかった。あ、面白くなくていいのかな? いずれにせよ、振り切れてない感じでスッキリしないのが残念。

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    2024年06月04日
  • 夫のカノジョ

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    ネタバレ

    なんとも意味ありげなタイトル…。

    浮気を疑った妻と相手の女性の身体が入れ替わってしまう…なんていうとんでもない設定だ。

    お互いの立場にたってみて、自分自身や家族を客観的にみてみると、今まで気がつかなかったことがみえてくるもんだなぁ。

    菱子と入れ替わった星見が、娘の実花に家庭科のエプロンの宿題に関して啖呵を切る場面は笑った。なぜかって?
    私も我が子に言いたくて言いたくてたまらない言葉なのですよ…笑

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    2024年06月03日
  • 結婚相手は抽選で

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    少子化対策の末、結婚相手を抽選で決めるという法律ができたらどんなことが起こるかという、想像力を膨らませた話。法律の是非云々ではなく、その制度にどっぷりとハマった当事者の事情や本音で話が進んでいくのが面白い。

    「3回」という回数制限があるが故に、なりふり構わず駆け引きしたり相手の本音を引き出したり、自分の本音を出したりする。「結局は自分の素をさらけ出せる相手がよいよねー」と共感した。

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    2024年05月31日
  • 七十歳死亡法案、可決

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    少子高齢化、引きこもり等のシリアスな題材ではあるが楽しんで読めた。主婦の家出をきっかけに夫、寝たきり母、引きこもり息子が動きだすところが面白かった。働く人がいなければ今までさぼっていた人が動き出すところなどパレートの「80対20の法則」すら思い起こさせた。

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    2024年05月23日
  • 子育てはもう卒業します

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    大学で出会った女友達3人組。
    3人の大学時代から55歳までの人生をそれぞれの視点を行き来しながら描いた作品。
    文章自体は読みやすいが、、、
    彼女らが大学生活を過ごした時代が自分たちのものと違いすぎて、、、結局みんなまともに就職できずに(そういう時代だったようだが)子どものことに首を突っ込んで、専業主婦だったり、パートだったり。それでも悩みはありますってか?なんだか共感できない物語だった。

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    2024年05月19日
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    しかし垣谷美雨先生の本の序盤から中盤までは基本胸糞悪いなw いや、描写が上手だし話を作るためにもちろん必要なんだけどさ。大体夫がクソ。まともな夫っていないのかねw これもよくあるパターンだけど本人もちょっとどうなんっていう。奥さんのほうね。気が弱いんだか、目が節穴なんだか、遠慮しすぎなんだか。色々むかつく。本人も十二分に悪い。

    実際読んでみたら夫はクソではあるにせよ、思っていたようなクソではなかったようで。しかしなんか今回のはそこまでスッキリしなかったです。結局理不尽に理由を付けたみたいな。もうちょっと改心があってもよかった感が残ります。

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    2024年05月15日
  • 七十歳死亡法案、可決

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    70歳で死ななければいけない法案が可決される。法案によって人生の終わりが見え、前向きになる人もいるし、悲しむ人もいる。
    最初の介護のシーンの閉塞感が読んでいてつらかった。周りの家族の無関心が悲しい。
    読みやすかったけど、事態が好転していく様がちょっとご都合主義すぎた感じがする。

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    2024年05月04日
  • 夫のカノジョ

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    学童のパートをしているまじめな主婦菱子の夫、麦太郎に浮気疑惑が浮上。
    相手と思しきヤンキー風味の派遣社員、星見と話をしようと会うことに…二人の噛み合わない会話の途中に現れた赤いドレスの謎の老婆が何やらブツブツ唱えると…二人は入れ替わってしまう!

    2013年にドラマ化されたらしいのだが、今読んでも結構面白い。
    電車で読んでいたら思わず吹き出しそうになり、なんとかこらえたけど絶対変顔になっていたはず…公共の場で読まない方が良いかと。
    最後まで楽しめたが、最近読んだ『墓じまいラプソディ』の方がリアルで細部も丁寧に描かれていたのでちょっと辛めの評価してになってしまった。
    2024.4.20

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    2024年04月25日
  • 子育てはもう卒業します

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    女子3人の大学での出会いから就職、結婚、子育てを経て、「今が一番幸せ」と言い合えるようになるまでの物語。時代による価値観の描写もリアルで「そういえばこんな感じだったなあ」と 思う場面も多々あった。

    三者三様、隣の芝生は青く見える。心配、不満、苦労のない家なんてない。そんな中で、最終的に今あるよさに気づき子供から離れ、自らも自立し、落ち着くところに落ち着いた3人の最後の会話はとても清々しい。

    垣谷さんの他の多くの物語同様、爽やかな読後感。


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    2024年03月18日
  • 代理母、はじめました

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    タイトルと裏表紙のあらすじで衝動買い。垣谷美雨さんの本はたぶん3冊目だけど、時代?が未来のお話というのが初めての設定だった。
    時代以外の代理母のストーリーはあまり違和感なく読めたけど、どんな結末になるか予想ができなくて、最後に話が動いた時には驚いて一気に読んだ。
    また違う本も読みたいです。

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    2024年03月11日