垣谷美雨のレビュー一覧

  • エール!(2)

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    坂木司さん、初野晴さんの本をそのうち読みたいと
    思っていたので、いっぺんに読めるのー!と、借りた本。
    『お仕事小説アンソロジー』第2巻。1巻は未読。
    面白かった。

    登場する職業は、スイミングインストラクター・社労士・宅配ピザ店長・遺品整理会社員・ラジオパーソナリティ・メーカーOL。
    まったく自分とは縁遠い職業ばかりだけど、共感できる点もたくさんあった。

    仕事も親業も、よく観察し、自分の気持ちは抑えて相手のために何が良いのかを考え、最適な提示方法を試行錯誤し・・何より相手を信じて任せることがとっても大切なんだなと。

    アラサー女子たちがちゃんと気づいて、あちこちぶつかって傷をつくりながらも(比喩です)自分らしく前を向く姿が清々しく愛おしかった。

    全体的に外れが無く、読んで正解のアンソロジー。

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    2021年03月03日
  • 夫のカノジョ

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    垣谷美雨さんのハズレのないシリーズ。
    夫がおかしい・・・・最近の帰りがおかしい!遅い!何かあるに違いない!妻は考えたくはなかったが、やはりこれは浮気だろう、と勘ぐりはじめる。
    我が家でも昔、夫の帰りが遅かった。まぁ、仕事のせいだったのだけど異常だった。不安で仕方なかった。まるで母子家庭状態。そんな昔を少し思ってしまい、こんな家けっこうあるのかな、と思ってしまいました。でも、このお話では良かった~と胸を撫で下ろし
    ました。

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    2025年08月25日
  • エール!(2)

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    お仕事小説アンソロジー。スイミングインストラクターの坂木さん、社労士の水生さんが良かった。ピザ屋、遺品整理など頑張る女性たちの話。

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    2020年06月12日
  • 禁煙小説

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    ヘビースモーカーがどれほどタバコに依存しているのか、ひしひしと伝わってきて、なんだか息苦しくなりました。
    捨てればやめれるってわけでもないんですよね。
    昔ヘビースモーカーの元カレのタバコを捨てて怒られたことを思い出して反省。
    自分で決めて、自分に合った方法を見つけないと依存からは抜け出せないですね。
    頑張ろうと思うのに挫折して自己嫌悪を繰り返す彼女を応援する思いがどんどん大きくなりました。

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    2020年05月23日
  • 竜巻ガール

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    軽やかに生きる女性たちの短編集。

    親の再婚で義妹になったガングロ女子高生。
    浮気に詐欺に働かないクズな父を捨てて出ていった母。
    不倫旅行先で溺れた男を見捨てて逃げた愛人。
    一回り年下の中国人夫の不貞を疑う日本人妻。

    どこにでもある話ではないけれど、すっと入ってくるリアルな感じ。
    彼女たちは、みな逆境に強い。
    男に振り回されるようで、ちゃんと自分で立っている。
    自分ならどうするかなと考えてみたけど、きっと彼女たちのようにはできないな。

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    2020年05月21日
  • 竜巻ガール

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    人と人との関わりをコミカルかつ軽妙に書いた短編集です。
    さらりと読めるし元気になれるのに、ひとつひとつどこか毒があるのが面白い。
    よくあるいい話ではなく、どこか歪んだ人々の戯画のような話ばかり。それでいて魅力がある登場人物ばかり。
    人間関係は付き合い長くてもどこか猜疑心が沸くし、嫌いと好きだけで判断できないところがありますね。諦めと許しが底に敷き詰められた関係が一番長持ちする気がする。その上に喜びを積んでいく方が強度が上がる気がします。
    特に好きなのは霧中ワイフかな。先が気になってしょうがない話でした。でも全体的に物語に魅力がありますので、どれもおススメ出来るレベルです。
    ブラックでいて明るくシュール。そんな小説です。

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    2020年05月09日
  • 禁煙小説

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    タバコをやめる困難さとやめた後の爽快感をユーモラスに描いている.これを読んでやめようとする人が出てくるといいけど,依存症は難しい.

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    2020年04月04日
  • あなたの人生、片づけます

    購入済み

    読了後は澄んだ気持ちになりまし

    自分の部屋はある程度いつもきれいにしているけど、この本を読んでいると久しく触れてないクローゼットの奥のものを引っ張り出して、思い出だからととっておいてあるものを選別したくなりました。

    最後のお子様を亡くされた遺族の話は、看護師として働いてる自分としてもとても深く考えさせられました。

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    2020年01月08日
  • エール!(2)

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    働く女性を応援するお仕事アンソロジー第2弾。
    今作はガッツリ仕事をしている女性ではなく、自分の仕事に悩む主人公が多い。
    スイミングインストラクター、宅配ピザ店店長、遺品整理会社の社員など、自分の生活には馴染みのない職業が多いことから、今までのように「分かる!」と共感出来る箇所は少なかった。
    唯一、社労士の話は長編で読んでおり、作品そのものは知っていたが、あまり主人公が好きではなく…今作でも、やはり好きになれなかった。
    ミステリーやファンタジーの要素も多かった第2弾だけど、やはり最初に読んだ第3弾が一番面白かった。
    ぜひ、この企画またやって欲しい。

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    2019年10月23日
  • 禁煙小説

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    たばこの呪縛から逃れたい、たばこを必要としない人間になりたい。
    喫煙者の早和子は、そう願いながらもたばこを止められず悩んでいる。
    何度、禁煙に挑戦してもやっぱり我慢できず次から次へと吸ってしまう。
    こうなると依存症ではなく、まさに「中毒」。

    喫煙者目線の心理描写や行動が良く描かれており、「吸う権利がある」「税金を払っている」「迷惑をかけていない」などのお決まりの発言も満載。
    喫煙者自身がまったく気づかないうちに周りに迷惑をかけていることにも気づいていく。

    果たして、早和子は禁煙できるのか。

    読めば、喫煙の空しさ、バカバカしさ、情けなさを存分に感じることができます。
    喫煙の害は、この小説でも描き切れていない部分がまだまだありますが、喫煙や禁煙に興味のある方は、小説として非常にサクサク読めますので一読するのも良いかと思います。

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    2019年03月10日
  • エール!(2)

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    エール第2弾
    作家さんがそれぞれ違うので、タッチも違って面白い。
    でも最後はなんだか頑張ろうって思える前向きな小説。

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    2019年01月01日
  • 竜巻ガール

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    自然体すぎてどこがと上手く言えないのだけれど、面白かった。引き込まれてさくさく進んだ。ガングロ女子高生が懐かしい表題作とか、中国人の旦那さんの奥さんが主人公の「霧中ワイフ」とか、他の二つも、どれもさらさらと読み進められて美味しいお茶漬けみたいだった。

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    2018年10月17日
  • 竜巻ガール

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    好きな作家さんのデビュー短編集。
    身近なところであるかもなぁーという話が印象的な作家さん。
    デビュー作からそうなんだなぁーという感じ。
    面白かった。

    2018.6.23

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    2018年06月23日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    今回は坂木さんと拓未さん以外は知らない作家さんだったけどそれぞれに良かったなぁ。
    別の作家さんが書いてる話と少しだづつ繋がってるのか
    読んでて楽しい
    でもやっぱり坂木さんのジャグジー・トークが一番好きだった

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    2018年01月26日
  • 竜巻ガール

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    父親の再婚相手の連れ子と同居することになった高校二年生の哲夫。
    なんと義妹は同学年のガングロ娘だった!
    その日から破天荒で過激な彼女に翻弄される日々が始まる…

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    2016年11月06日
  • 竜巻ガール

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    「竜巻ガール」
    これは、ミステリの分類になるのか…?なんだかんだ不器用な男女の、半年くらいの短い期間に起きた悲喜こもごも。キャラクター一人一人の弱いところは見えたけれど、なんか色々呆気なかったり唐突だったりで、最後まで読んでもあっそう。みたいな気持ち。

    「旋風マザー」
    世にも奇妙な物語とかに近いような。

    「過潮ウーマン」
    不倫相手の上司と旅館に旅行、川で溺れた上司を見殺しにした主人公のその後。
    どんでん返し具合がピカイチ。これでいいのか?と思わなくもないけど、後味の悪さも、あーこれ女性ならわかるわ〜的な部分も、まあ、アリなのか?ミステリというかブラックユーモア小説として見るなら竜巻ガールよりこっちのほうが評価高いかな。

    「霧中ワイフ」
    外国人夫が、海外とやりとりしている手紙の秘密で悩む妻。ほっこり、なオチ。

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    2016年05月26日
  • エール!(2)

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    エール1は作家陣に惹かれないので未読。

    「五度目の春のヒヨコ」と「心の隙間を灯で埋めて」が心に残った。

    他作品とさりげなく微リンクしてるサービスも良かった。

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    2015年08月21日
  • 禁煙小説

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    禁煙するのってこんなに大変なんだと思いました。
    早和子が煙草に振り回されて生活している様がおかしくて、本人は切実な様子なので余計におかしかったです。

    あと、煙草をやめられない自分に自信をなくすところは、そこまで思いつめなくても・・・と思います。

    この本は喫煙者や喫煙経験者が読んだ方が、より面白いのかもしれません。

    禁煙外来の女医さんの意図が分からなかった(いい医者なのか?何か企んでるのか?)のと、旦那さんに貢ぐ奥様の話が中途半端と言うか、投げっぱなしで結局なんだったの?と気になりました。

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    2015年03月11日
  • エール!(2)

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    6作品の短編。
    ちらほらと見知った店名が出てきたりで
    微妙なリンクが楽しかったです。

    最初のインストラクターには驚きです。
    体育大を出て…みたいな事は思ってましたが
    まさか試験があるとは。
    よくよく考えれば、語らないと分からない経歴より
    そういうものがあった方がいいのかも?
    逆もまた言える、という説もありますが。
    言う事でストレス発散。
    確かに男性や体験してない人には
    分からない事かも知れません。
    ラストに、ツンデレ? とか思ってしまった…。

    社労士、というのは身近な職業。
    しかしここに出てきた会社の人…すごいです。
    まさかクレーマーもどきだけかと思ったら
    すごい落ちが。
    とりあえず、わけがわからないけど判子を押すのは
    止めておいて方がいいよ、という教訓はできました。
    だまして失業保険もらっても、ばれてしまうと
    しっぺ返しがすごいですよ、というのは知ってましたけど。

    3つ目に出てくるバイト君は…駄目駄目かと。
    見る目がない、とかいう問題ではなく
    確かにあの能力は重宝しますけど
    食品系が不潔に見えるのは駄目だというのは
    当然なのではないか、というぐらい気づきましょう。
    いや、見た目を気にするなら、それ系に
    変わった方がよいのでは??

    整理遺品の職場は、1回行ったらもう無理、と
    聞いた事があります。
    中途半端なやる気では無理な職業。
    生活のためとはいえ、それでもやっているのは
    尊敬に値する事です。
    とはいえ、これうまくいったで終わってますが
    世の中には逆鱗に触れたまま、という事もあります。
    上司に言われているならなおの事。
    言葉にする前にこそっと取っておく、程度でよいかと。

    FM放送をする女性。
    曲目がなかった事に、自力で歌ってしまったのに
    ちょっと笑ってしまいました。
    自分の声が電波に乗って…無理無理w
    というか、落ちはそこですか、でした。
    ある意味分かりにくく、ある意味予想通り。

    最後の話は、不思議状態でした。
    社の屋上に住んでいると思っていたホームレスは
    実は…という。
    まったくそこには思い至りませんでしたし。
    驚きの、男の存在。
    それをいうなら主人公も、ですが。
    自己陶酔型?
    そりゃ補充も来ませんよ、という話です。
    2つ目の話の女性ではないですが、もう少し
    こそっと動かすように生きていく、べきでしょうか?
    人と人との繋がりってもろい、です。

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    2014年07月18日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    1が思いの外良かったので読んでみた。
    特に大きなことがなくても、問題が解決しなくても
    ちょっとしたことで頑張ろうと思えるような平凡な中でも
    自分にとっては大事だったり重大事だったりする日々。

    それぞれの短編の世界が微妙に繋がって同じ世界になっていて
    この世界で色んな人がいて、いろんな仕事をしながら
    色んなことを経験しているのだなと思える。

    そのリンク以外にも、たとえにジブリが出てきているのも
    共通して出そうという試みだったのだろうか。
    リアルで共感するし、読み終えてちょっとほっとできる。
    多少オチがいまいちかな、などと思うものもなくなかったが
    楽しんで読めた。

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    2014年07月15日