あらすじ
父親の再婚相手の連れ子と同居することになった高校二年生の哲夫。なんと義妹は同学年のガングロ娘だった! その日から破天荒で過激な彼女に翻弄される日々が始まった。第27回小説推理新人賞受賞作家のデビュー作。 ※垣谷美雨原作の『結婚相手は抽選で』が2018年10月からテレビドラマ化! ドラマも原作本も必見です。
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著者のデビュー作!
全4編からなる女性が主人公のストーリー。共感とユーモアが溢れ コミカルな心理描写と読みやすい文体が絶妙に調和しています。謎も巧妙に織り交ぜられ 続きが気になり頁をめくる手が止まりません!主人公たちの賢さと前向きな姿勢は、私たち読者に力を与え、感動と喜びを味わえることができる素晴らしい作品でした。
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表題作が小説推理新人賞受賞作だというのでミステリーかと思ったが、人間ドラマだった。とはいえ、推理小説新人賞の冠がついているので、さすがにオチはある。
小さな謎だが、オチは「なるほど」と思えるものだし、人物造形にリアリティーがあるので、新人賞受賞は妥当だなと思う。
本作は四編の短編で構成されている。
「竜巻ガール」「霧中ワイフ」は謎と思い込みが最後でどんでん返し的に解決されるし、不穏な空気の漂い方がページをめくらせる。
他の二編は落語っぽいというか、コントっぽいというか、登場人物がエキセントリックで漫画っぽかった。
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垣谷美雨氏のデビュー作を含む短編集。
(当然といえば当然だが、)今の作品とまたひと味違うパワーというか、若さがある。面白い。「霧中ワイフ」「竜巻ガール」が好きだった。
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谷垣さんの初期の作品。こんな恋愛っぽいのも描いていたのですね。太々しくも必死に生きていく女の人が描かれていて、この後に出版される作品に通づるものもあり、憎めず応援したくもテーマばかりだった。「渦潮ウーマン」が面白かった。
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ちょっと意外なストーリーの短編集4つ。
個人的には、主人公の女性が不倫相手と温泉行ったら、相手の男性の不注意で溺死してしまって、不倫がばれないように?あわてて他人のフリして日常生活を送るも、その後いろいろ謎が明らかになる、という話の「渦潮ウーマン」が面白かった。
あと、表題作の「竜巻ガール」も、ある日父親が2回目の再婚をして、義母の連れ子で同い年の妹ができるという、どこの厨二病が考えた設定、かつ、期待通りの?展開になるんだけど、、というのが面白かった。発想が天才的ですね。
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垣谷美雨さんの本は好きでよく読みます。
「竜巻ガール」は、少し作風が違い、読みやすさもあるけど、主人公の心の闇、生きづらさを描き出していて、すごく切ない感じがします。
その「生きづらさ」の解消法、もっと他の方法を選べなかったのか?と言いたくなることも多い。
でも、その下手さっていうのが、私達の現実でもありますから、、、ある意味、とってもリアルなんだと思いました。
ガングロメイクの裏には、そんな意図があったとは!
って、切なくなりました。
現実世界の私達にも言いたい。
「もっと自分を大事にしよう」って。
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「竜巻ガール」いやー、これは・・・えぇ~っ!?
「施風マザー」ぶほっ!いいっ!w これ好きっ!ww
「渦潮ウーマン」いやいやいや、ないっ!これはないっ!!
「霧中ワイフ」ををっ!・・・ぷっw お見事ww
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いいじゃんいいじゃん!
拾い物した気分の、おすすめ本。
短編集はそれぞれが、まったく違ったシチュエーション。
急に同じ年の妹ができた表題作、詐欺師の父親、不倫の相手を目の前で死なせた女性、
中国人の夫を疑う女性‥
ちょーっと書き込み足りなくない?ってのもあるけれど、
全部がユルくも軽く、でもきりりと引き締まっている。
期待していなくて読んだからということもあるのかも。
でも、とにかくさらっと読んで、満足できた。
ごちそーさまっ。
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垣谷美雨さん初読みの『竜巻ガール』の概要と感想になります。
4編の短編集となる本作では様々な女性の愛や性をテーマにしており、表題作『竜巻ガール』の概要のみ載せます。
概要です。
真面目な父との二人暮らしにも慣れて田舎を出ようと考えていた矢先、父は綺麗な再婚相手とガングロの女子高生を連れてきた。今や希少種のガングロJKの素っぴん姿は母親似の美人で、義理の妹になったその子に僕は心惹かれてしまっていた。
感想です。
4編を読んだ中で表題作『竜巻ガール』が最も印象的でしたが、どの短編も独特な感性が滲み出ていて千早茜さんの『神様の暇つぶし』を思い出しました。表題作『竜巻ガール』の世界だけを1冊に閉じ込めていたら、ハマったかも知れませんね。
Posted by ブクログ
2024/2/24
女たちの生き様。
うまいこと男も使わないと生きていけないし、逆にうまく使われることもあるよね。
最近の垣谷さんの作風とは違う。
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垣谷美雨さんのデビュー作!!
トラブルに巻き込まれるも懸命に生きる四人の女性を描いた短編集。
「竜巻ガール」は垣谷さんもこういう純愛もの書くのか!?とワクワクしながら読んだが、オチが垣谷さんらしくて(デビュー作から垣谷さんだなぁ!)と魅了された。
「旋風マザー」は詐欺について
「渦潮ウーマン」は不倫について
「霧中ワイフ」は国際結婚について
それぞれ日本の現状について丁寧に説明しつつ、まさかのどんでん返しが待っている楽しい短編集であった!!
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軽やかに生きる女性たちの短編集。
親の再婚で義妹になったガングロ女子高生。
浮気に詐欺に働かないクズな父を捨てて出ていった母。
不倫旅行先で溺れた男を見捨てて逃げた愛人。
一回り年下の中国人夫の不貞を疑う日本人妻。
どこにでもある話ではないけれど、すっと入ってくるリアルな感じ。
彼女たちは、みな逆境に強い。
男に振り回されるようで、ちゃんと自分で立っている。
自分ならどうするかなと考えてみたけど、きっと彼女たちのようにはできないな。
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人と人との関わりをコミカルかつ軽妙に書いた短編集です。
さらりと読めるし元気になれるのに、ひとつひとつどこか毒があるのが面白い。
よくあるいい話ではなく、どこか歪んだ人々の戯画のような話ばかり。それでいて魅力がある登場人物ばかり。
人間関係は付き合い長くてもどこか猜疑心が沸くし、嫌いと好きだけで判断できないところがありますね。諦めと許しが底に敷き詰められた関係が一番長持ちする気がする。その上に喜びを積んでいく方が強度が上がる気がします。
特に好きなのは霧中ワイフかな。先が気になってしょうがない話でした。でも全体的に物語に魅力がありますので、どれもおススメ出来るレベルです。
ブラックでいて明るくシュール。そんな小説です。
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自然体すぎてどこがと上手く言えないのだけれど、面白かった。引き込まれてさくさく進んだ。ガングロ女子高生が懐かしい表題作とか、中国人の旦那さんの奥さんが主人公の「霧中ワイフ」とか、他の二つも、どれもさらさらと読み進められて美味しいお茶漬けみたいだった。
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好きな作家さんのデビュー短編集。
身近なところであるかもなぁーという話が印象的な作家さん。
デビュー作からそうなんだなぁーという感じ。
面白かった。
2018.6.23
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父親の再婚相手の連れ子と同居することになった高校二年生の哲夫。
なんと義妹は同学年のガングロ娘だった!
その日から破天荒で過激な彼女に翻弄される日々が始まる…
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「竜巻ガール」
これは、ミステリの分類になるのか…?なんだかんだ不器用な男女の、半年くらいの短い期間に起きた悲喜こもごも。キャラクター一人一人の弱いところは見えたけれど、なんか色々呆気なかったり唐突だったりで、最後まで読んでもあっそう。みたいな気持ち。
「旋風マザー」
世にも奇妙な物語とかに近いような。
「過潮ウーマン」
不倫相手の上司と旅館に旅行、川で溺れた上司を見殺しにした主人公のその後。
どんでん返し具合がピカイチ。これでいいのか?と思わなくもないけど、後味の悪さも、あーこれ女性ならわかるわ〜的な部分も、まあ、アリなのか?ミステリというかブラックユーモア小説として見るなら竜巻ガールよりこっちのほうが評価高いかな。
「霧中ワイフ」
外国人夫が、海外とやりとりしている手紙の秘密で悩む妻。ほっこり、なオチ。
Posted by ブクログ
著者のデビュー作
淡々と進むストーリーと、少し毒のある描写。
他の作品は設定の奇抜さが際立っているけれど、それに比べればこちらはあくまで日常の風景という感じ。
とはいえ決して平凡というわけでもない。女の人ってこわい。
こういうありえない中のリアルが作者の持ち味なのだと思う。
すごく共感できる心情もあって(とくに渦潮ウーマン)、また新作が出たら読みたい作家さんのひとり。
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父親が再婚することになり、連れ子の娘を迎えに行ったらガングロ女子高生。さらに、驚くことに化粧を落とすとそこにいたのは比類なき美少女。
微妙な距離感のまま、兄妹関係をつづけるある日、妹が布団に潜り込んできて・・・
波乱万丈に生きるエキセントリックな女性たちのお話。短編集です。
もちろん短編集なので話によって違うんですが爽快感があったり、心温まる話があったり、とあまり読後感が悪かったりはなかったですね。
ただ「日常」を強く意識した書きかたをしているせいか全体的に地味目な印象はぬぐえません。まあこれはこれで味があっていいんですけども。
Posted by ブクログ
表紙買い。
短編からなる文庫で、竜巻ガール同様、ウーマン、ワイフなどが題名についているのが面白い。
表題の竜巻ガールが一番良かった。
竜巻ガール以外は切ない感動もなく、どことなくシュールな雰囲気。