垣谷美雨のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
都会に住む主人公が、田舎に住む高齢の父親の自動車運転を心配して、最終的には田舎に引越して、田舎をまわる移動スーパーを始める話。
私も最近になって、自分の父親と母親の運転を心配し始めている。
私自身は退職をして田舎に戻る選択まではなかなか真似できないと思った。だけど、この本を読んで、父親や母親の気持ちも少しわかるようになったと思う。少しでも似た境遇にある方は、サラッと読めるし、読む価値はあると思う。
自動車免許は、現在の高齢者世代にとって(特に男性にとって)家族の中で唯一自分だけが運転できる(た)という「誇りである」というような表現が出てきて、ハッとした。ある意味父親の尊厳だったのだ。そうだ -
Posted by ブクログ
私ね、農家に嫁げば良かったなーって時々思うの。
両親の実家はどちらも農家でね。
蔵の中に大きな樽で味噌仕込んだり、漬物仕込んだりしてて。
大人になってから毎年自分で味噌を仕込んでいるんだけど、やっぱり一般家庭じゃあんな大量のお味噌を仕込んでも置いておく場所もないし。。
家庭菜園じゃ収穫できる量もたかがしれてるし。
前に母が父の実家の畑を貸してもらえないかなぁって冗談混じりで言ったことがあったんだって。
ダメだった。
親族でも大事な畑や田んぼは貸してくれないんだよ。
この本読んで農業始めることがいかに大変か分かった。
たぶん父の実家は伯父の代で米農家終わる。
従姉妹夫婦が同居してるけど、農業ほと -
Posted by ブクログ
垣谷美雨さん初読みの『竜巻ガール』の概要と感想になります。
4編の短編集となる本作では様々な女性の愛や性をテーマにしており、表題作『竜巻ガール』の概要のみ載せます。
概要です。
真面目な父との二人暮らしにも慣れて田舎を出ようと考えていた矢先、父は綺麗な再婚相手とガングロの女子高生を連れてきた。今や希少種のガングロJKの素っぴん姿は母親似の美人で、義理の妹になったその子に僕は心惹かれてしまっていた。
感想です。
4編を読んだ中で表題作『竜巻ガール』が最も印象的でしたが、どの短編も独特な感性が滲み出ていて千早茜さんの『神様の暇つぶし』を思い出しました。表題作『竜巻ガール』の世界だけを1冊に閉 -
Posted by ブクログ
図らずも病院が舞台の本が続く。(足をぶつけて自分まで病院に行く羽目になってしまった…)
なんだか本を読むペースが上がらず、夏季休暇前半の帰省&旅行に持って出たが一回も開くことなく持ち帰ってきてしまい、帰って来てからようやく読み終えた。
「後悔病棟」の続編。前作の感想に『次の巻には行かない見込み』と書いたが、コメントをくださった方から『一作目はダメだったが、二作目から好きになった』と強くプッシュされたので、ひとまず「読みたい」に入れておいた。ほぼ1年ぶりに手にする。
前作の終わりに登場し病院の中庭でルミ子が使っていた聴診器を拾った摩周湖と、ふたりの末期癌患者、親に捨てられて児童養護施設で生活す