農ガール、農ライフ

農ガール、農ライフ

1,650円 (税込)

8pt

「結婚を考えている彼女ができたから、部屋を出て行ってくれ」派遣ギリに遭った日、32歳の水沢久美子は同棲相手から突然別れを切り出された。3年前、プロポーズを断ったのは自分だったのに。仕事と彼氏と家を失った久美子は、偶然目にした「農業女子特集」というTV番組に釘付けになった。自力で耕した畑から採れた作物で生きる同世代の輝く笑顔。――農業だ! さっそく田舎に引っ越し農業大学校に入学、野菜作りのノウハウを習得した久美子は、希望に満ちた農村ライフが待っていると信じていたのだが……。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

農ガール、農ライフ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    老後の資金に引き続き、始まりの悲壮感が辛いのだが、だんだん好転していく様子が気持ちよく、安心して読み進められる。

    農業、就農をベースにしつつも、そこにあるのは男女不平等な社会制度、気遣いの女性と仕事ができる男、実際にそこで妥協として結婚にたどり着く人も多いという現実。主人公のように仕事一筋になる道

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    本当に身近にある話で読むのが止まらない。給料は上がらず物価が上がり支払う税金だけが増えていく昨今、久美子のように人生や結婚に焦りつつも次の手がなかなか見つからず四苦八苦している姿は現代人に通ずるものが沢山あると思う。そして耕作放棄地に対する貸す側と借りたい側の思惑。背水の陣の主人公が努力しつつ小さな

    0
    2025年07月17日

    Posted by ブクログ

    農業に興味があって、表紙デザインにも一目惚れして読んでみた♬.*゚

    すごく取材されたんだろうなって分かる詳細な農業のリアルが描かれていてすごく良かった。

    あと、女性の将来の不安も重ねてリアルだった。この本に出てくるような女性きっといっぱいいるだろうな。

    あー私も自分で野菜を育てて食べてみたい!

    0
    2025年03月31日

    Posted by ブクログ

    主人公は、派遣社員で派遣切りにあってしまい……。

    そんな時期に、長く一緒に暮らしていた同居人(彼氏みたいな感じ?)から他の人と結婚するから、家を出て欲しいみたいな事を言われ。

    八方塞がりだった主人公が、たまたまテレビで見た農業やっている女性を見て、自分もそれを目指す!という話。

    簡単に決断し

    0
    2024年12月30日

    Posted by ブクログ

    おもしろい。人の温かさ、言葉いろんなことが心に染みた。一人で生きて行く術の農業、苦労も現実的に描かれていて、じわじわ軌道に乗っていく様子、他の人の幸せの掴み方、いろいろ共感できるしいい話だった。これから人生どうしようかな〜と考える時期になった自分にとってすごくほっこり前向きになれる本だった。

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

    就農の難しさや農家の難しさを学べた。

    農業大学校に行っても田畑が借りにくいことやムラ社会のしばり、野菜の価格が安いことなど、農業の難しさを知ることができた。

    困難な中ももがき、必死に生きていく久美ちゃんにも応援したくなるような人物設定だった

    0
    2024年07月30日

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ作家さんでしたがスゲー楽しめました。
    面白かったです。
    主人公がピンチなところからスタートするところがよいポイントだと思います。

    0
    2023年11月18日

    Posted by ブクログ

    女子が頑張る系の本
    アラサーが等身大で頑張ってる

    食料自給率どんどん下がってるのに
    就農ってつくづく大変なんだなーと思う
    農に少し興味があったから
    そんな意味でもおもしろかった

    0
    2023年09月19日

    Posted by ブクログ

    コンビニの店先で、店員がビニール傘を並べているのが見える。——一本300円
    迷う余地なく一本抜き取り、レジに向かった。
    物語の終盤の、主人公久美子の行動。

    途中では、同じ場面で、違う行動を取っていたのだ。そこに至るまでに、変化があったんだろうな。
    農業って、重労働だし、上司はいなくて、自分の裁量で

    0
    2023年03月03日

    Posted by ブクログ

    垣谷美雨の農ガール農ライフを読みました。主人公の久美子は33歳。
    大学を出て勤めていた会社が倒産。その後派遣社員で勤めていましたが、契約も打ち切られて失業。
    長年同棲していた修に一度はプロポーズされたがその時はまだまだ家庭には入りたくないときっぱり断ります。
    派遣を切られたその日、アパートの前で若い

    0
    2022年04月12日

農ガール、農ライフ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

垣谷美雨 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す