垣谷美雨のレビュー一覧

  • エール!(2)

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     確かに元気になれる。働く女性の悩みのパターンに応じて、物語がありなるほどと思わせてくれる。個人的には、ピザのアルバイトの学生に悩む女性上司の気持ちがよくわかる。

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    2014年06月15日
  • エール!(2)

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    お仕事小説アンソロジー。
    女性向け、なんでしょうが、そんなに限ってしまうのはもったいない。
    男性が読んでも十分に勇気づけられる本だと思います。

    働く女性の葛藤、が多いんだろうけど、女性に限った話ではなく、みんなに共通する思いなんだろうなー。
    3集も一気に買って、これから読みます。

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    2014年02月01日
  • 禁煙小説

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    ネタバレ

    そのものずばりの直球タイトル。
    私は嫌煙者なので、喫煙者の考え方ってこうなのか、とふむふむと読んだ。
    追い詰められている主人公には共感できたけど、できすぎの娘(モデル設定って必要なのか)や同僚の人物造型はいまいちかも。あと、何やら裏があるのかと思った夫と女医さんが結局あれ?と思うままラストを迎えてしまい、なんだか消化不良だった。禁煙外来がまったく役に立ってないのもどうなのか??

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    2013年08月14日
  • 禁煙小説

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    喫煙者にとって、他人事とは思えない物語。このご時世、主人公の早和子と同様に、劣等感と自己嫌悪に日々悩まされ、そのストレスで一服吸わずにはいられなくなるという悪循環・・・。喫煙できる場所を探す場面は、自分の姿を見ているようだ。
    生まれ変わった早和子と、反面教師としての義母の姿が、どちらも心を打つ。どっちに覚悟を決めるかだ!

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    2013年07月16日
  • エール!(2)

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    お仕事アンソロジーの2冊目。

    働く女子はカッコイイ。
    それはとっても。

    どれも面白かったけど、
    1よりもちょっといろんな環境の女子がえがかれてたかな。
    子どもを持つ人が働く時のあのジレンマ、
    それはとっても、あの頃の心を
    ギューッと掴まれたようだった。
    なので
    垣谷美雨の「心の隙間を灯で埋めて」(遺品整理会社社員)に
    一番感情移入しかも・・・

    いろんな人が元気になれる。
    そんな1冊。

    ちょっとおつかれの女子に、是非!

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    2014年08月24日
  • 竜巻ガール

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    短編でさくっと読める。

    表紙はとってもさわやかだけど、そんなに中身は爽やかではないw

    最後の話のラストが良かった!

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    2012年06月08日
  • 禁煙小説

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    2012.3end
    本気でやめようと思った
    終わりがかなり感動した
    なんだか できそうな気がしてくる

    1、果物と野菜をたべる
    脂っこい 油っこいものはだめ
    2、お茶を飲む コーヒーを我慢しない
    3、快適な生活を考える したい!

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    2012年03月25日
  • 竜巻ガール

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    いいじゃんいいじゃん!

    拾い物した気分の、おすすめ本。

    短編集はそれぞれが、まったく違ったシチュエーション。
    急に同じ年の妹ができた表題作、詐欺師の父親、不倫の相手を目の前で死なせた女性、
    中国人の夫を疑う女性‥

    ちょーっと書き込み足りなくない?ってのもあるけれど、
    全部がユルくも軽く、でもきりりと引き締まっている。

    期待していなくて読んだからということもあるのかも。
    でも、とにかくさらっと読んで、満足できた。

    ごちそーさまっ。

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    2011年05月28日
  • あなたの人生、片づけます

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    2025.12.13

    札幌遠征のJRで読むにはぴったりの軽さ、内容だった。4話それぞれの長さもちょうど良いし、あー、わかるわかるという感じ。
    ちょっとご都合主義だけど、それを見越して読んでいるので問題ない。
    垣谷さんの本、たまに読みたくなるのはテーマの選び方とタイトルが上手いからなんだよねきっと。

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    2025年12月14日
  • 七十歳死亡法案、可決

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    タイトルが衝撃的で思わず買ってしまいました。
    小説だからこその設定でその時に人は何を考えるか、興味深く読みました。
    ラストはやや予定調和的な気もしましたが、ここまで振り切った世界を体験できて楽しかったです。
    タイトルは残酷な意味ではなく、
    「老後の心配をしなくていい世界」
    への誘導として秀逸だと感じました。

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    2025年12月14日
  • 行きつ戻りつ死ぬまで思案中

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    垣谷さんが自分の母親世代であることを初めて知った。思考は自分と全く違うのに、なぜか共感してしまったり、言ってることに妙に納得してしまう。だから垣谷さんの小説を読むたびに発見があったり、学びがあるんだろうな。
    年幅広い世代の人に響く文章を書けるのはすごい。

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    2025年12月11日
  • もう別れてもいいですか

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    タイトル通り、30年以上も夫との抑圧された生活を続けてきた妻が離婚を決意するまでの話。内容がとてもリアル。
    1冊を通して、女性の立場から夫への不満と怒り、そして男尊女卑について、これでもか❗️これでもか❗️というくらい書かれていて、あっぱれな感じでした。途中で気持ち悪くなったが、最後が気になり読んでしまう。それだけ虐げられた女の怒りが強いんだろう。土地柄や年代もあるが、私にも根底には同じものが潜んでいると感じる。結婚って夫婦って難しい。次の世代には、こんなことは引き継いではいけないな。
    だけど男の言い分もあるんだよ。

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    2025年12月11日
  • 後悔病棟

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    あまりにも話しのテーマ、内容が暗すぎる。
    よく確かめもせず買ってしまった自分がばかだった。
    久しぶりに垣谷美雨さんの小説を読んでみたいと思って買ったのだが、途中でやめてしまった。
    けっしてこの小説の評価が低い訳では無い。
    自分には合わなかっただけ!

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    2025年12月09日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    急に亡くなった義母の遺品整理、めっちゃ身につまされる!
    うちも公団に住んでいる(エレベーターはあります!)ので、その時が来たら夫と一緒にやらなくちゃならないんだろうな…これは家に持っていくって言われて大喧嘩するんだろうな…と思いながら読みました。

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    2025年12月07日
  • 後悔病棟

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    ネタバレ

    医師の早坂ルミ子は、ある日病院の中庭で不思議な聴診器を拾う。その聴診器を患者の胸にあてると、患者の心の声が聞こえ、過去へ戻ることのできる扉が現れる。
    ①10代の時に母親に芸能界デビューを反対された30代女性、②妻と子供が2人いて仕事ばかりが忙しく家庭に時間を作れなかった30代男性、③娘の結婚を反対し40代半ばになった娘が未婚であることに対し後悔し続けている70代女性、④中学時代の友人を救いたかった40代男性、そしてエピローグではルミ子の父親も登場し、様々な境遇の末期がん患者のあの時をやり直せたら…という気持ちにルミ子が寄り添うストーリー。
    どんな人生でもその時その時の選択の連続であるから、「あ

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    2025年12月06日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    ☆3.5
    ちょうど、子供のことで心配になっていたことがあったので読んでみました。
    この登場人物の娘とは 全く違う性格なので 参考にはならなかったけどなかなか面白かった。
    「親婚活」なるものがあるということも初めて知りました。
    若かった頃、今がこうなってるなんて想像もしていなかったし 時代はずいぶん変わってしまうものだから あんまり先のことばかり考えてもなぁ…とは思いますが…
    いつもたどり着くのは、やっぱり本人が決めるのが1番いいということかな!

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    2025年12月05日
  • 夫のカノジョ

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    垣谷美雨さんの作品初読みです!
    2025年初作家、54人目です。

    ブク友さんに読んでる方が多くって読んでみたいと思っていました。

    あと、ドラマ化や映画化されているもの多いですしね。
    こちらの作品もドラマ化されてるらしいけど、観た事はないです。

    なんとなく作風みたいなのがわかりながら読みましたが、ものすごく読みやすかったです。

    入れ替わりもの結構好きです!
    今年では『君の顔では泣けない』も良かったです。

    読みやすかったし、面白かったけど、⭐︎3つなのは2人の女性が自分には共感できないタイプだったからかな。

    内面さらけ出せば、みんな嫌なところありますよね^^;

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    2025年12月05日
  • 絶縁病棟

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    いずれも極端なケースだけどエンタメとしては面白かった。心の声が聞こえる聴診器、あげると言われても、要らないかな。「慈悲的差別」?

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    2025年12月03日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    親婚活??なんで親が??と思いながらも、何事も人生の勉強なんだなと思った。

    結婚ってなんだろう。
    時代によって、形や結婚までの過程も大きく変わっていて、その時代を大きく反映しているような気がした。

    結局は当人同士の気持ちなのかな。

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    2025年12月02日
  • 老後の資金がありません

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    クレジット会社の事務職で働く後藤篤子には建設会社で働く57歳の夫・章あきらと結婚を控えた雑貨店で働く28歳の娘さやか、大学4年生の息子勇人はやとがいる。1200万円の預金はあるが、夫の両親への仕送りが月9万円、娘の結婚式や新婚旅行、新居の資金で500万円かかり、さらには篤子と章は仕事をクビになってしまう。舅の死により夫の妹である櫻堂志々子しじこに葬式代と墓代はだせと言われ、400万円ほどかかった。ママ友の神田サツキに節約術を聞きながらお金の相談をしていく。
    篤子はコンビニでバイトを始めるが夫は無職で、義母芳子への仕送りしなくてすむように姑と同居することになる。姑からは夫の軍人恩給

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    2025年11月30日