垣谷美雨のレビュー一覧

  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    面白かったです。

    親婚活の話ですが、面白かったです。結婚って、本当に大変だなぁと思いましたが、若い人にも諦めずに、自分に合う人を探して貰いたいです。とりあえず頑張って探してみるのは大切なのではと思いました。

    #笑える #ほのぼの

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    2021年09月27日
  • 竜巻ガール

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    ちょっと意外なストーリーの短編集4つ。
    個人的には、主人公の女性が不倫相手と温泉行ったら、相手の男性の不注意で溺死してしまって、不倫がばれないように?あわてて他人のフリして日常生活を送るも、その後いろいろ謎が明らかになる、という話の「渦潮ウーマン」が面白かった。
    あと、表題作の「竜巻ガール」も、ある日父親が2回目の再婚をして、義母の連れ子で同い年の妹ができるという、どこの厨二病が考えた設定、かつ、期待通りの?展開になるんだけど、、というのが面白かった。発想が天才的ですね。

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    2021年07月14日
  • あなたのゼイ肉、落とします

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     『あなたの人生、片づけます』の姉妹作。

     主人公も十萬里の妹の小萬里で、心のゼイ肉落としをダイエット指導の肝に据えています。

     評価は前作と同じ☆4つつけましたが、構成がやや甘いように感じる ( 特に1話目 ) ので3.5ぐらいでしょうか。

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    2024年07月26日
  • 四十歳、未婚出産

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    ネタバレ

    出張先でのたった一夜の過ちで身籠ってしまった優子。今年四十歳になる自分には、これが出産のラストチャンス。

    田舎の閉鎖的な人間関係には辟易しているためUターンはできない。悩んだ末、姉に相談してみたがすぐに母親へ情報が筒抜けに。
    おまけに姉への相談内容を職場で聞かれていたのは、子供の父親である現・恋人。何やらその後コソコソ嗅ぎまわっていて…
    仮定の話として子の父に「あなたの子、と言われたらどうする?」と探りを入れれば、「土下座してでも堕ろしてもらう、もしくは流産してもらう」と恐ろしい返答。これは何が何でも隠し通さねばならない。

    日本で未婚のまま母になる、ってどうしてこんなに肩身が狭いの?


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    2024年12月22日
  • エール!(2)

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    もうちょっと仕事頑張るか!と思える一冊でした。晴れのちバイトくんの主人公の仕事に対する姿勢を見て、私ももっと意識を高く持って仕事をしなくては…と反省。

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    2021年03月03日
  • 結婚相手は抽選で

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    実際にあんな法律ができたら…
    とてつもなく苦痛だろうな。
    共同生活なんてリスクがありすぎる。
    一生独身コースはせめてもの救いだ。

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    2020年12月16日
  • 結婚相手は抽選で

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    仮想世界とは言えないような話

    抽選見合い結婚法という設定が面白い。
    実際、これぐらい強烈なことをやらないと少子化問題は解決しないかも。
    この本にヒントを得て、政府も法制化に踏み切るかも。
    独身者は御注意!俺はもう関係ないけど。
    金持ちのお嬢様で超美人、それでいて母親依存症の奈々さんの超ドSな会話がたまらない。
    そう思ってしまう俺は超ドMなのか?見栄や外見にとらわれず、本当に好きな人を見つけることの大切さを教えてくれる作品だった。
    ま、俺には今さら遅いんだけど。

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    2020年12月14日
  • 希望病棟

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    好きな文章です。

    “後悔病棟”も一気に読みましたが、“希望病棟”も新聞で新刊発売を知りすぐに購入。
    大好きな垣谷さんの文章はすらすらと読めて、あっという間に読み終わりました。
    誰でも表裏があり「顔で笑って心で…」なんて当たり前ですが、誰か一人でもそんな心の声に理解を示して貰えれば背中を押される事ってあると思います。

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    2020年11月14日
  • 禁煙小説

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    いつもながら、柿谷美雨には驚かされるし
    関心する。

    題名「禁煙小説」
    大体想像つきますよね。禁煙に苦しむ
    嫌煙の話
    昨今喫煙者には肩身が狭い〜禁煙に努力し挫折
    想像つくじゃない。
    ところが柿谷美雨にかかると
    最後はこうなる。「最後いいよ!」
    どちらかといえば
    タバコを吸わない、嫌煙派。
    実際、馬鹿にしてる「喫煙者を」
    区切り区切りに「まあ区切りでなくても」
    ガキのように灰皿に一目散。
    みっともないとか
    意思薄弱とか

    この本を読んで少し反省
    やめたくてもやめられない人の気持ち。を少しは汲み取ることができたかもしれない。
    いゃぁーやるわ!面白かった。

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    2020年10月27日
  • 禁煙小説

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    元喫煙者であった著者の経験も踏まえながら、書かれた本書。難なく禁煙できた人、紆余曲折を経て苦労の結果禁煙に成功した人、禁煙の仕方・やり方も人それぞれ、置かれた生活環境なども関係しているらしい。喫煙をやめると、偏頭痛や肩中・背中の凝りや痛みなくなるらしい。

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    2020年10月02日
  • 竜巻ガール

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    垣谷美雨さんの本は好きでよく読みます。
    「竜巻ガール」は、少し作風が違い、読みやすさもあるけど、主人公の心の闇、生きづらさを描き出していて、すごく切ない感じがします。
    その「生きづらさ」の解消法、もっと他の方法を選べなかったのか?と言いたくなることも多い。
    でも、その下手さっていうのが、私達の現実でもありますから、、、ある意味、とってもリアルなんだと思いました。
    ガングロメイクの裏には、そんな意図があったとは!
    って、切なくなりました。
    現実世界の私達にも言いたい。
    「もっと自分を大事にしよう」って。

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    2020年09月30日
  • 禁煙小説

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    自分は嫌煙家なので、最初はいまいち入り込めなかったけど、禁煙で意識うんぬんの問題だけじゃないんだね。
    依存て怖い。

    最後のアサコの手紙にはびっくりした!
    でもいい教訓になるね。

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    2020年02月23日
  • エール!(2)

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    1に引き続き、読みやすいアンソロジーだった。別々の作家さんなのにちょっとつながっているところがにんまりする。社労士のヒヨコは偉いなぁ。自分で資格をとってがんばってるんだもんな。でも、それが引っかかる人もいるんだな。遺品整理の現場のすさまじさを垣間見た。

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    2020年01月29日
  • 老後の資金がありません

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    面白くてためになり、家族構成も同じだったから主人公を自分と重ねて最後まで楽しめた。老後の生活でお金も心配だけどそれ以外にも友達や家族との関係、色々と参考にもなり考えさせられた。
    羨ましいのは息子がしっかりしている点だ。母親を名前で呼び姉の心配もしていたって常識がある彼のように我が息子にも成長してもらいたいものだ。

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    2025年11月20日
  • 竜巻ガール

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    デビュー作でこれはすごいなぁって思います。
    ミステリーなんだけど、いちばん怖いのはやっぱり人間。

    全作に好きなタイプの棘があります。

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    2018年09月22日
  • エール!(2)

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    最後に2を読みました。
    じつは垣谷 美雨さんの「心の隙間を灯で埋めて」の冒頭、遺品整理業のすさまじい描写に出会って、ちょっと臆しました。でも、作品としてはこれがいちばん印象に残りました。
    PCで簡単なデザインをするパートをしたことはあるけれど、夫の死後、まったく未知の仕事に、しかも身内の会社に救われるかたちで入社した星湖さん。追い詰められた状況から展開する話に、できすぎてると感じるところがあっても、これを構成した小説家の技を素直に楽しんでしまいました。
    ほかにも、名前を知っていても読んだことのない作家さんに出会えるのが、アンソロジーのよいところですね。

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    2016年04月30日
  • 竜巻ガール

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    「竜巻ガール」いやー、これは・・・えぇ~っ!?
    「施風マザー」ぶほっ!いいっ!w これ好きっ!ww
    「渦潮ウーマン」いやいやいや、ないっ!これはないっ!!
    「霧中ワイフ」ををっ!・・・ぷっw お見事ww

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    2016年03月23日
  • 竜巻ガール

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    とんでもないやつのようで、ほんとはいい子じゃない。
    そういうパターンも好きです。
    自分が素直じゃないから。

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    2016年03月22日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    働く女性アンソロジー、第二弾。
    今回は、下記のラインナップ。
    スイミングインストラクターが主役の「ジャグジー・トーク」…こうやって言い合える同期がいるのは良いよね。いるだけで大分気分が楽になる。
    社会保険労務士が主役の「五度目の春のヒヨコ」…これ良かったな。ミステリーっぽい雰囲気もあり、飽きのこない展開の仕方だった。丹羽さんが良いね。かっこいい。あんな女性近くにいたら良いね。
    宅配ピザ店店長が主役の「晴れのちバイトくん」…マネージャーとして働く女性って多いと思う。私の親友もショップの店長やってるし。管理する立場ならではの悩みは必ず存在する。そんな女性に、あるある!と共感してもらえるであろう作

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    2016年02月21日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    坂木司で検索して見つけた本。6編のアンソロジー。働く女性を応援する、がコンセプトみたいで、いろいろな仕事が出てくる。微妙につながりがあるとこもいい。怪我をさせるというミスを犯した私にもタイムリーな本だった。そして、もっとがんばらなくていいというか、ニートの本を読んだばかり、という点でもタイムリー。最後の初野晴「ヘブンリーシンフォニー」だけイマイチなじめなかった。この人、前にもみたことあるのにな。

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    2014年08月02日