垣谷美雨のレビュー一覧

  • 子育てはもう卒業します

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    面白かったです。
    友人である3人の女性の子育ての物語です。
    自分自身が自分の子供の年齢の時に何を考え、自分の親との関係はどうだったか、世の中はどうだったか、振り返りながら今を生き悩みを互いに語り合います。
    そんな親達の姿を見ていた子供達の気持ち、親達が出した答えは変化していきます。
    その時、その時で正解を求めて、正解って結局何なんだろうと悩んでいる母親達には共感出来ます。そしてそれが子供からすると、感謝もしているのだけどちょっと違うんだよな、、、と思うのも分かります。
    自分の子供時代も思い出しながら楽しく読める本だと思います。

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    2024年10月26日
  • 女たちの避難所(新潮文庫)

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    /_/ 感想 _/_/_/_/_/_/ 

    いきなり、スタートが衝撃でした。
    震災が発生するところからスタートで、ドキドキ感が伝わってきて、吸い込まれていきました。

    3人の主人公が交互に展開していく形で、どの主人公たちもつらい境遇。
    そして、ほとんど、男がダメ。
    やっぱり、男はダメだ、、、女性が男といるメリットはあるんだろうか、と、この作品でも痛感させられました。

    とくに、田舎の男たちが、ほんとダメな感じで描かれていて、もう、男の私でも憎しみが湧いてくるような感じでした。まだ、いるのかな、、、こんな人たち(T . T)

    最後に向けて、思うような展開になっていくので、ホッ

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    2024年10月20日
  • うちの父が運転をやめません

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    都会に住む50代サラリーマンの雅志。
    田舎の父が80代を前に事故を起こしかける。
    運転せざるを得ない過疎地の高齢者、高校生の息子との不仲等重めのテーマなのにストーリー全体が前向きで面白い。垣谷さんらしい考えさせられるけど暗くならない内容。

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    2024年10月20日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    実家を売却した時を思いだしながら読みました。
    はじめは思い出のものを選別する余裕のあったけど、だんだん無になって捨てていたな。
    両親だけではなく、祖父母のことも思い出しました。
    この本は、大切な人との思い出を、思い出させてくれました。
    たぶん、この姑さんはうちの母と同じくらいの年代でしょう、なんでも「もったいなくて」捨てられない世代。また、引き出物などの良い品物は自分では使わなくて、「いつか子供にあげよう」なんて取っておいたのでしょうね。「あるある」と思いながら読みました。

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    2024年10月14日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    物を溜め込む親を持つ者としては、共感するしかない一冊。
    始まりは「なんでこんなに溜め込むの?」なんだけど、片付けをする中で姑の知られざる面を知っていく。こんな風に生き様を目の当たりにすると、数々の遺品(ゴミ?)もちょっと愛おしく思えてくるから不思議。
    でも、いざ自分のこととして考えてみると、自分の後始末はしっかりしてもらった方がありがたいなぁ。業者に頼むと100万かかるそうだし。
    私も断捨離をしている真っ最中だけど、自分の持ち物は徐々にコンパクトにしていこうと改めて決意!

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    2024年10月12日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    うちの一人暮らしの姑は、捨てられない性格で、家中が物で溢れ返っている。主人公の女性のご主人は一人っ子で、夫に手助けできる姉妹がいたらなぁ、というセリフがあったが、私の夫には、姉と妹がいるが、全く役に立たない。それどころか、2人とも子ども時代のものを実家に置いたまま。姑の物もたくさんあるが、片付けようにも姉妹の物を姑は勝手に捨てられないと言って放置している。至る所に、マンガ、CD、DVD、カバン、靴、洋服、アルバム、文房具などが散らばっている。とにかく物が多い。これから私が、介護や姑の世話をすると思うが、できるだけ整理整頓された家で、お世話をしたい。世の中には私と同じように姑の片付けに苦労してい

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    2024年10月12日
  • 農ガール、農ライフ

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    2016年出版。就業先の中堅会社が潰れて派遣勤務に疲弊し、惰性で続けてきた同棲相手にフラれ、住む場所すら喪う… という所からのスタートの32才女性が中心人物。出版当時の新規就農関係の下調べも相当にしたのだろうと思う。色々と面白い。紆余曲折有るが、最終的に後味の悪い終わり方で無くて良かった。

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    2024年10月11日
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    久しぶりの垣谷美雨さん♪
    垣谷さんお得意の「身近なんだけど結構深刻な人生のあれこれ」がテーマの本作。
    今回の主人公は2歳年上の夫が急死して未亡人となった子なし妻 高瀬夏葉子44歳。

    団信で住宅ローンからも解放され、
    少額ながら生命保険金も入り、
    やり甲斐を感じるパート仕事もあり、
    晴れて自由の身になる筈だったのだが・・・

    急死した夫には女の影が!
    独身時代から愛人への送金が判明し、
    更に旧家で封建的な考えの舅姑の思惑や、
    引き篭もりの義姉の存在に
    墓問題や介護の重圧とがんじがらめになる夏葉子。

    あぁ〜このリアルで丁寧な心理描写がたまらん。
    夏葉子目線で進む本作は、彼女の生い立ちからその人

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    2024年10月11日
  • うちの父が運転をやめません

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    ネタバレ

    時々ニュースで見る高齢者の運転による事故。公共交通手段が消えていく過疎地域では運転をやめられない現実。離れて住む両親が高齢になった時子どもはどうするか。
    またローン返済とある程度の生活水準を保つため共働きする親と、ひとりで過ごす子どもの気持ち。
    共感できる点が幾つもあり読み易い。
    結末は少し甘いというかそんなに上手くいくことばかりだろうかとついひねくれた考えを持ってしまうが、読み終えてホッとする本だった。

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    2024年10月01日
  • リセット <新装版>

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    性格も経歴も違う3人のアラサー主人公が、高校生に戻り人生をやり直すというお話。

    タイムスリップという、誰もが夢見る王道の展開をこうも現実感たっぷりに綺麗に書けるのは尊敬する。

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    2024年10月01日
  • 七十歳死亡法案、可決

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    ネタバレ

    リーマンショックで円高株安の最悪の時代の話。
    70歳で安楽死させられる最悪の法律なのに、意外なことに大半の人達がこの法案を受け入れていることに驚く。
    それほど当時としては未来に希望が持てない状況だったんだな。まぁ思い返してみても、確かに一気に景気が悪くなった感じがあったわ。
    後半で、母親の東洋子が家出して、息子の正樹や父親の静夫が家事や介護を自分の仕事だとは思わずに、他の女性に仕事を押し付けようとしてるところがホントにイライラした。
    だけど、結果的に東洋子の家出が契機となって、いい方向に変わっていったのが、良かったといえば良かったんだけど、何かモヤモヤしちゃうよなあって感じ。
    そうでなかったら

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    2024年09月29日
  • 七十歳死亡法案、可決

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    ネタバレ

    面白かったけど、なんか登場人物がみんなちょっとアレな人たちばっかりで。。。でも家庭という狭い世界の中で、外との交流もないとなると、それも致し方なしということなのだろうなって思った。もちろん家族や他人への思いやりは大切だけど、自分を犠牲にしてまではちょっと違うと思う。そんな状況の中で峰千鶴の登場で状況が一変し、全ての物事がうまく進むようになったのは良かった。まぁ現実にはそんな好人物が都合よく現れるとは思わないけど。 いずれにせよ、考えさせられる内容であることは確か。

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    2024年09月19日
  • 行きつ戻りつ死ぬまで思案中

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    2024.09.16
    いろんな現代社会の断面について著書の思うことが述べられている。
    同感しつつ、私の考え方が時代遅れになりつつあるのではとも思う。

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    2024年09月16日
  • 七十歳死亡法案、可決

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    すごく面白い設定。
    目次の言葉選びが辛辣なのも良い。

    第一章 早く死んでほしい
    第二章 家族ってなんなの?
    第三章 出口なし
    第四章 能天気な男ども
    第五章 生きててどうもすみません

    解説を書かれた永江朗さんの文章も今度読みたい。

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    2024年09月10日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    実家じまい現在進行形の中で読みました。
    本に書いてありましたが、まさに「自分の過去や親との関係に向き合い」片付けの手が止まり、「残り少ない人生の持ち時間をね、新聞を束ねてゴミ置き場まで往復するなんてつまないことに使いたくないんです」と、泣きながら言っている今の自分とあまりにもリンクしていて、ビックリ。
    小説の話ではあるけれど、リアルな話であり、だけど読み終えて、抱えていた気持ちが、少し軽くなりました。
    実家じまいをされている方に、オススメの1冊だと思います。

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    2024年09月07日
  • エール!(2)

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    明日からのお仕事も頑張ろう。
    拓未司さんと光原百合さんは初めましての作家さん。
    面白かったので、他の作品にも触れてみたいです。

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    2024年09月03日
  • 代理母、はじめました

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    少子高齢社会の近未来が見えたように思います。貧困や自然現象により格差社会が進んだ世界、人種や性別などより多くを考えさせられました。
    その中でも、前を向いて生きる主人公や周りの人達の逞しさが見えて、活力をもらいました。

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    2024年08月26日
  • 四十歳、未婚出産

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    後半は泣きながら読んでいた。
    私自身子どもを生むか迷っているところだが、助けてくれる人がいる今の環境に感謝したい。
    子どもが欲しいと思った。

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    2024年08月22日
  • 七十歳死亡法案、可決

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    ネタバレ

    寝たきりになった義母を介護する中年女性のお話。
    我儘な義母、無関心で自分の事しか考えない旦那、後ろめたさは感じながら一人暮らしをはじめる娘、引きこもりの息子。
    さまざまな政策を成功させた馬飼野総理の元、七十歳死亡法案が可決される。年金や医療費などで圧迫する日本の財政を、回復させるための政策である。当然、高齢世代からは、激しい反対もあるが若い世代は賛成する。
    現在の日本に当てはまる問題を、1つの家庭を通して描き出す物語。
    母の家出をきっかけに、いっときはパニックに陥るが、それぞれが努力することで、変化がもたらされる。最終的には、馬飼野総理はは死亡法案を廃案にする。狙いは、国民の心の変化であった。

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    2024年08月21日
  • 農ガール、農ライフ

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    まず作者へ 。上手い題名にあっぱれ!

    30代独身女性がとある理由から、住むところも仕事もお付き合いしてた彼氏も無くし、ふとしたきっかけで、農家を目指して行く物語。

    プロローグからグレーな人生ドラマがはじまりドロドロの沼にはまった感じで、そこからまさに雑草のように堪え忍んで色を取り戻し、最後には周りの暖かい支えに心が和んだ。

    楽天的な彼女の性格にひかれるものありで、人生を自分の力で切り開くとはこういう試練を何度も乗り越えなければならないんだなーと、現実の非情さと人生の面白さなど色んな感情を抱けた。

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    2024年08月17日