垣谷美雨のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いつまでも健康で認知症にはならないと断言できる人は絶対にいない!!
はずなのに、自分の親だけは大丈夫となぜ世の男性はそう思うのだろうか…
嫁がなんとかしてくれると思うから?
それともマザコン?
確かに、現代では70歳で亡くなるのはまだ早いような気がするが、条件に当てはまる人は選択できる法令があればありがたい
家族にしてもらっても、露骨に面倒くさいなぁと顔に出たり、嫌々されたり、嫌味を言われる介護なら受けたくない
(お金で解決策をと言える人は、条件に当てはまらない)
自分以外の誰かが犠牲になっていて、自分に火の粉がかからにければ対岸の火事で、口先だけでは何とでも言える
「いったい誰の親?」「あなたの兄弟は何かしてくれましたか?」「私の親ではないんですけど…」と叫びたい
大胆な発想がない限り、高齢者問題は永遠に続いていくのは間違いない
2024/2 -
Posted by ブクログ
摩周湖ってのがなかなかすごい名前だなと思ったが、周りが言うように人の気持ちが分からないような感じではないなと思っていた。
なんというか肝が座っていて、心の内がわかったとしてもあまり動揺しないというか、受け入れが早いなと驚いた。
結果的に聴診器を手に入れて、人と自分の考えが離れていないかが不安で言葉に出すのが怖かっただけだった。
部分部分で、摩周湖先生の胸の内はもどかしい部分が多かった。
個人的には貴子さんの義母が色んな意味で変わってくれていたのはとても嬉しかった。
悪意なく言った言葉も、人によっては傷つくけど、何故それを言ったのかを考えなければ、本質は分からないんだなと思った。
いきなり風俗の話に飛ぶのは驚いたが、口で言うのは簡単だが、色んな人の後押しで、それぞれが1歩を踏み出すところが垣間見られて良かった -
Posted by ブクログ
派遣や非正規雇用などは、もはや日常生活に通常的に出てくる言葉となってしまった…そして、年齢が高くなるほど労働者側には選択肢がない…
派遣切りと同棲解消からそれまでの自分の履歴には全くない農業女子へと方向転換
最後にはハッピーエンドのようにまとめられたが、実際に農業を生業としていくことはかなり難しい……
なぜなら自然相手なので、決まった賃金が手に入るわけではない
と、若者誘致して農家の存続を〜と言ってはいるがなかなかよそ者を受け入れる事に抵抗がある
身近に農家をしている人がいるので上記の話をよく聞くが、反対に若い人が来たり継いでくれれば農業の効率化やAI管理が進み、休耕田も無くなるのではないかとも言っていた
2023/12/14
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Posted by ブクログ
夫のカノジョと妻の身体が入れ替わる
奇想天外なストーリーながら、妻はカノジョの立場となって、それまで見えてなかった世界が見えてくるよくになり、カノジョは妻(というより母)として子育てに携わる中で、自分の生い立ちと照らし合わせて様々な後悔と向き合っていく
オチは序盤からなんとなく見えてはくるが、それぞれが、それぞれの人との関わりの中で自分の個性を発揮して問題を乗り越えようとしていくストーリーがテンポよく、フツーに面白かった
当たり前のことが当たり前じゃなくなった時に人生にどう向き合っていこうとするかという姿勢は読者の気づきにもなると思う
Audibleのオススメに出てきたので軽い気持ちで聴き始めたが、満足度は高い作品だった -
Posted by ブクログ
自分語りになるけど、私の義実家がまさにこれ。一人暮らしの一軒家にあふれる物物物… なんのために買ったの?なぜここにあるの?と一つ一つツッコんでるとキリがない。完全に汚屋敷状態…帰省するたびにうんざりしている。
そんな私の心情を一言で表現したタイトルに惹かれて手に取った一冊。一応夫に「これは当てつけではありませんよ」と断って読み始めた。(夫は「これうちのことじゃん」と笑っていたけど)
こんな私なので「遺品=迷惑」という頭で読み始めた。主人公・望登子といっしょに憤っていた。なんでこんなの取ってあるの!捨てる方の身にもなってよ!彼女の叫びが未来の自分のもののような気がして仕方ない。
遺品整理は時間とお金がかかるというのは予想していたけど、メンタル面でも相当しんどそうだった。使えるもの、新品をゴミとして出す時の罪悪感や「もったいない」という気持ち…精神的にかなり削られそう。
でも、読み進めるにつれて少しずつ考えが変わっていく部分もあった。
遺品整理は亡くなった人との対話の時間なのかもしれない。故人の生活や趣味趣向が表れる遺品と向き合うと、「こんなものが好きだったな」「あんなこともあったな」って過去を振り返る時間になるんだろうな。
私は母にこれを読んでもらって、どう感じるか聞いてみたい。なぜなら、母は生前整理と言って折りに触れて断捨離をしているから。これを読んだ後も「物を残していくと結局子供達に迷惑かかるんだから」と思うならどんどん処分してもらっていいし、その逆なら多少残してもらいたいなと思う。
人生一度きりだから、親になるのも、死ぬのも一度きり。完璧な生前整理なんてきっとない。でも、旅立つ人の思いと残される人の気持ち、そのどちらも大切にできる「ちょうどいい落としどころ」が見つかるといいなと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ47歳の3人の女性が、現在の気持ちのまま30年前の18歳へタイムスリップして人生のやり直しをする
希望していた(何故それをしなかったのかと後悔していた人生)道へ行ったつもりだったが、33歳の自分はうまくいっていなかった
ということは、どちらへ行っても後悔していたということだったのでは…
そしてもう一度戻るとしたらと聞かれた時に選んだのは、47歳の自分だった
プラスの15年も合わせ、経験してきた60年は無駄なものでは無く、今度は人に振り回されるのではなく残りの人生を自分の思うように進もうと決めた!!
実際に戻れるのなら、どの年齢に戻りたいだろうか?
高校受験でもっと上の学校を目指す?
それとも楽しかった短大時代?就活をもっと真面目にしておけば…等など考えればキリがない
でも、こう思うのは現在がそれなりだからだと思う