垣谷美雨のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ47歳の3人の女性が、現在の気持ちのまま30年前の18歳へタイムスリップして人生のやり直しをする
希望していた(何故それをしなかったのかと後悔していた人生)道へ行ったつもりだったが、33歳の自分はうまくいっていなかった
ということは、どちらへ行っても後悔していたということだったのでは…
そしてもう一度戻るとしたらと聞かれた時に選んだのは、47歳の自分だった
プラスの15年も合わせ、経験してきた60年は無駄なものでは無く、今度は人に振り回されるのではなく残りの人生を自分の思うように進もうと決めた!!
実際に戻れるのなら、どの年齢に戻りたいだろうか?
高校受験でもっと上の学校を目指す?
それとも楽しかった短大時代?就活をもっと真面目にしておけば…等など考えればキリがない
でも、こう思うのは現在がそれなりだからだと思う -
Posted by ブクログ
読み出しはちょっと無理があるのでは?と思うのに、読み進めるとなんだか納得させられてしまう、不思議な読後感のある小説だった。
著者の本ははじめてだったので、他の本も色々読んでみたい。
大庭十萬子(おおばとわこ)によって人生を整頓していく登場人物たちの視点で物語が進んでいき、その結末になんとも納得感を覚えてしまう。「物はいいものだから捨てるのはもったいない」という気持ちがすごいよくわかるというか、自分もそういうところがあって捨てられないものがある!と思うとちょっと胸が苦しくなったし捨てなくては…と思うようになった。
十萬子さんが、スーパーウーマンというよりは等身大の感情も人並みにある普通のおばちゃんなのも不思議な説得力がある。妙に優しいわけでもないし、妙に厳しいわけでもない。最後の物語だけ十萬子視点で進むんだけど、片付けられない依頼人にイライラしたり、ほんとに普通のおばちゃんなんだよね、十萬子さん。
そこがこの物語のミソって感じがする。
片付けられない人たちが、みんな自分はまともでなんともないって思ってて、それが徐々にやばさを自覚していく様がとても良かった。
片付けがしたくなる1冊だった。 -
Posted by ブクログ
おもしろかった。もしこの法律があって、自分が独身だったら…私、パソコン屋に集う彼らと同じく陰の民なので、わくわくするかもしれない…。
昔より未婚の男女も増えたとはいえ、今でも「結婚はしなければ…」と考える人は少なくないと思う。本人がというより、その周りが。
私には同じ歳の従姉妹がいます。彼女は美人でスタイルもよくて、頭のいい大学出ててスポーツも大会で毎回賞を取ってた人。卒業後は海外で働いて、4ヶ国語くらい喋れるバリキャリ。
彼女と子どもの頃から比べられる平々凡々な私。私が彼女より出来たことといえばピアノくらいだけど、それは私が上手いとかではなく、彼女が下手すぎたから。
そんな私が彼女より褒められたことが「結婚」でした。いつも私が彼女と比べられてたのに、私が良い人と結婚したと、今度は彼女が私と比べられることに。
結婚しとる人間はそんなに偉いんかー!!!
私も美人で海外で働くようなバリキャリなら結婚なんて考えなかったかもな!!
この法律、私の田舎ではみんな大賛成しそう。