垣谷美雨のレビュー一覧

  • 絶縁病棟

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    病棟シリーズ、第4弾。
    毎回主人公は異なりますが、不思議な聴診器が登場するテーマは同じですね。
    今回は、一見幸福そうな女性たちの見えざる不調の理由とは?

    ・女三界に家なし
    ・寄生虫
    ・思いやり家族

    神田川病院の桐ヶ谷キワミは、3回の離婚を経験し、趣味を謳歌しながら、アルバイトを続けている。
    果たして、聴診器が覗く彼女たちの真実とは?

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    2026年08月01日
  • 七十歳死亡法案、可決

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    いつまでも健康で認知症にはならないと断言できる人は絶対にいない!!
    はずなのに、自分の親だけは大丈夫となぜ世の男性はそう思うのだろうか…
    嫁がなんとかしてくれると思うから?
    それともマザコン?
    確かに、現代では70歳で亡くなるのはまだ早いような気がするが、条件に当てはまる人は選択できる法令があればありがたい
    家族にしてもらっても、露骨に面倒くさいなぁと顔に出たり、嫌々されたり、嫌味を言われる介護なら受けたくない
    (お金で解決策をと言える人は、条件に当てはまらない)
    自分以外の誰かが犠牲になっていて、自分に火の粉がかからにければ対岸の火事で、口先だけでは何とでも言える
    「いったい誰の親?」「あなたの兄弟は何かしてくれましたか?」「私の親ではないんですけど…」と叫びたい
    大胆な発想がない限り、高齢者問題は永遠に続いていくのは間違いない
    2024/2

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    2026年07月31日
  • いまだ悪戦苦闘中

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    もう一度読もうとまではいかないけど、
    すごく共感できて読んでいて親しみがわく。
    垣谷さんの本は全て読んでいます。
    これからも新作を楽しみにしています。

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    2026年07月31日
  • 七十歳死亡法案、可決

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    読みやすくて、スラスラと読めた。
    自分の現状と照らし合わせて読んだ感じ。
    人への期待と、自分の言い訳が交差してて、結局自分の味方は自分だけ。人に期待なんてしちゃいけないし、自分の人生楽しくするには自分で動かなきゃね。

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    2026年07月29日
  • うちの父が運転をやめません

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    ネタバレ

    猪狩雅志の主人公の父(78歳)に運転を止める様、説得する中で、自身を見つめ直すというストーリー。
    「雅志も商売を始めたらどないだ。商売は楽しいぞ。誰にも指図されることもないし、自分の裁量でやれる。雅志は頭がええから、きっと上手くやれるとわしは思う」
    「80歳近くになった今、振り返ってみると50代がいかに若かったかが分かる。お前も後悔の無い人生を歩めよ」

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    2026年07月27日
  • 希望病棟

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    摩周湖ってのがなかなかすごい名前だなと思ったが、周りが言うように人の気持ちが分からないような感じではないなと思っていた。
    なんというか肝が座っていて、心の内がわかったとしてもあまり動揺しないというか、受け入れが早いなと驚いた。

    結果的に聴診器を手に入れて、人と自分の考えが離れていないかが不安で言葉に出すのが怖かっただけだった。
    部分部分で、摩周湖先生の胸の内はもどかしい部分が多かった。

    個人的には貴子さんの義母が色んな意味で変わってくれていたのはとても嬉しかった。
    悪意なく言った言葉も、人によっては傷つくけど、何故それを言ったのかを考えなければ、本質は分からないんだなと思った。

    いきなり風俗の話に飛ぶのは驚いたが、口で言うのは簡単だが、色んな人の後押しで、それぞれが1歩を踏み出すところが垣間見られて良かった

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    2026年07月26日
  • 農ガール、農ライフ

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    派遣や非正規雇用などは、もはや日常生活に通常的に出てくる言葉となってしまった…そして、年齢が高くなるほど労働者側には選択肢がない…

    派遣切りと同棲解消からそれまでの自分の履歴には全くない農業女子へと方向転換
    最後にはハッピーエンドのようにまとめられたが、実際に農業を生業としていくことはかなり難しい……

    なぜなら自然相手なので、決まった賃金が手に入るわけではない
    と、若者誘致して農家の存続を〜と言ってはいるがなかなかよそ者を受け入れる事に抵抗がある

    身近に農家をしている人がいるので上記の話をよく聞くが、反対に若い人が来たり継いでくれれば農業の効率化やAI管理が進み、休耕田も無くなるのではないかとも言っていた
    2023/12/14

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    2026年07月27日
  • 夫のカノジョ

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    夫のカノジョと妻の身体が入れ替わる

    奇想天外なストーリーながら、妻はカノジョの立場となって、それまで見えてなかった世界が見えてくるよくになり、カノジョは妻(というより母)として子育てに携わる中で、自分の生い立ちと照らし合わせて様々な後悔と向き合っていく

    オチは序盤からなんとなく見えてはくるが、それぞれが、それぞれの人との関わりの中で自分の個性を発揮して問題を乗り越えようとしていくストーリーがテンポよく、フツーに面白かった

    当たり前のことが当たり前じゃなくなった時に人生にどう向き合っていこうとするかという姿勢は読者の気づきにもなると思う

    Audibleのオススメに出てきたので軽い気持ちで聴き始めたが、満足度は高い作品だった

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    2026年07月24日
  • 後悔病棟

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    早坂ルミ子 空気が読めない女医33歳 
    ある日心の声が聞こえる聴診器を拾い末期癌患者の後悔を心の中でやり直す
    選んだ人生にも苦労や後悔があり、選ばなかった人生にも当然苦労や後悔はあり人生とは平坦な道ではない
    死んでいなくなる者、残された者色んな思いがあり自分の人生に悔いを残さず今を大事に過ごそうと考えさせられる作品でした

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    2026年07月23日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    一人暮らしの姑が急死した。
    嫁の望登子は自力で姑の遺品整理を始めるが、物があふれなかなか思うように進まない。
    物を捨てずに亡くなった姑を恨む望登子。
    そんな中片付けを手伝ってくれる近所の人達が現れ​​、望登子にも心境の変化が──

    私にも離れて暮らす高齢の両親がいるため、他人事とは思えなかった。
    現実はこんなに上手くはいかないと思うが、望登子に心境の変化があった時は純粋に嬉しかった。
    そしてやっぱり垣谷美雨さんの小説はとても読みやすい。すっと内容が入ってくる。

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    2026年07月23日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    自分語りになるけど、私の義実家がまさにこれ。一人暮らしの一軒家にあふれる物物物… なんのために買ったの?なぜここにあるの?と一つ一つツッコんでるとキリがない。完全に汚屋敷状態…帰省するたびにうんざりしている。
    そんな私の心情を一言で表現したタイトルに惹かれて手に取った一冊。一応夫に「これは当てつけではありませんよ」と断って読み始めた。(夫は「これうちのことじゃん」と笑っていたけど)

    こんな私なので「遺品=迷惑」という頭で読み始めた。主人公・望登子といっしょに憤っていた。なんでこんなの取ってあるの!捨てる方の身にもなってよ!彼女の叫びが未来の自分のもののような気がして仕方ない。
    遺品整理は時間とお金がかかるというのは予想していたけど、メンタル面でも相当しんどそうだった。使えるもの、新品をゴミとして出す時の罪悪感や「もったいない」という気持ち…精神的にかなり削られそう。

    でも、読み進めるにつれて少しずつ考えが変わっていく部分もあった。
    遺品整理は亡くなった人との対話の時間なのかもしれない。故人の生活や趣味趣向が表れる遺品と向き合うと、「こんなものが好きだったな」「あんなこともあったな」って過去を振り返る時間になるんだろうな。

    私は母にこれを読んでもらって、どう感じるか聞いてみたい。なぜなら、母は生前整理と言って折りに触れて断捨離をしているから。これを読んだ後も「物を残していくと結局子供達に迷惑かかるんだから」と思うならどんどん処分してもらっていいし、その逆なら多少残してもらいたいなと思う。

    人生一度きりだから、親になるのも、死ぬのも一度きり。完璧な生前整理なんてきっとない。でも、旅立つ人の思いと残される人の気持ち、そのどちらも大切にできる「ちょうどいい落としどころ」が見つかるといいなと思った。

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    2026年07月23日
  • リセット <新装版>

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    ネタバレ

    47歳の3人の女性が、現在の気持ちのまま30年前の18歳へタイムスリップして人生のやり直しをする
    希望していた(何故それをしなかったのかと後悔していた人生)道へ行ったつもりだったが、33歳の自分はうまくいっていなかった
    ということは、どちらへ行っても後悔していたということだったのでは…
    そしてもう一度戻るとしたらと聞かれた時に選んだのは、47歳の自分だった
    プラスの15年も合わせ、経験してきた60年は無駄なものでは無く、今度は人に振り回されるのではなく残りの人生を自分の思うように進もうと決めた!!
    実際に戻れるのなら、どの年齢に戻りたいだろうか?
    高校受験でもっと上の学校を目指す?
    それとも楽しかった短大時代?就活をもっと真面目にしておけば…等など考えればキリがない
    でも、こう思うのは現在がそれなりだからだと思う

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    2026年07月21日
  • あなたのゼイ肉、落とします

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    片付けよりもこっちのほうが私は好みだったな。
    ケース3の記憶喪失デブ男はいつものストーリー運びと少し違った感じになっててそれもちょっと変化球でよかったな。幼馴染の女の子がちょっと出来すぎじゃないか?とは思ったけど。
    ケース4の肥満児のやつも食育を絡めてのストーリーで面白かった。小萬里さんの関わり方がすごい深くてちょっと感動した。

    私はケース1のブスとして生き直し方を模索した中年女の話が一番刺さった。

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    2026年07月21日
  • あなたの人生、片づけます

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    ネタバレ

    親や子供から依頼された片づけ人「大庭十萬里」が自宅に行ってアドバイスをする(実際に片づけるのは持ち主であくまでアドバイスのみ)
    一見片付けとは全く関係のないことに思えるが、その時に心の中、将来の生活のあり方までいつの間にか教えられている

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    2026年07月21日
  • 絶縁病棟

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    この不思議な聴診器のシリーズは、どれも面白い作品だけど、今回は、こんな展開もあるのかと驚いたので、楽しく興味深く読めて良かった

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    2026年07月18日
  • 定年オヤジ改造計画

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    定年後に家にいる自分が原因で妻が鬱になった。
    冷たく非難する娘や、似た境遇の友人に気付かされ差別的な考えや主婦の悲哀を理解する。
    高学歴の女性の受け皿になれない田舎なら両親の支援も得られるが、あいにく都会は子育てコストが高い。
    結果、夫の父に頼るという屈辱的な状況。
    夫婦で落としどころを見つける話合いも出来ない。
    全ては政策のせい。
    少子化を招いた国は猛省してほしい。
    そんな話…ではないはずなのだけど。

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    2026年07月18日
  • 女たちの避難所(新潮文庫)

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    避難所で、段ボールが配布されたにも関わらず、仕切りを使わない場所もあったと知り、衝撃を受けました。

    物語のようなやりとりが実際にもあったり、ここには書かれていない様々なこともあったんだろうと想像すると、なんともいえない気持ちに。

    ただ、女性同士で助け合う場面や、負けずに現状から抜け出せたことが良かったし、そういう人達もいてたはず!と。

    災害等について、考えさせられました。

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    2026年07月18日
  • 結婚相手は抽選で

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    法律でお見合いが義務化される設定が面白い。全体に軽い展開なので、最後も完全なハッピーエンドでもよかったような気がする。

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    2026年07月16日
  • 老後の資金がありません

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    老後、高齢になったら悩むであろうストーリーで極端かもしれないけど勉強になる。結婚式の援助はお互いのためにも最低限にすべきだなと感じたし、なにより価値観が合うことが大事だなと思った。義母の話から本来の話の風向きが変わって、おもしろいとは思うけどいかにもフィクションなストーリーがでてきて残念。

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    2026年07月16日
  • あなたの人生、片づけます

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    垣谷美雨の『あなたの人生、片付けます』を読み終えて、部屋の乱れは「心の SOS」なのだと深く実感しました。
    片付け屋の大庭十萬里は、ただ物を捨てるのではなく、依頼人が手放せない「過去への執着」や「現実からの逃避」を鋭く見抜きます。

    「いらないものを捨てないと、新しいものは入ってこない」という言葉が心に刺さりました。モノに埋もれた彼らの姿は、決して他人事ではありません。

    部屋の整理は、自分の内面と向き合い、人生をリセットするための第一歩なのだと教えてくれる、温かくもハッとさせられる一冊でした。

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    2026年07月15日