垣谷美雨のレビュー一覧

  • リセット <新装版>

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    ネタバレ

    47歳の3人の女性が、現在の気持ちのまま30年前の18歳へタイムスリップして人生のやり直しをする
    希望していた(何故それをしなかったのかと後悔していた人生)道へ行ったつもりだったが、33歳の自分はうまくいっていなかった
    ということは、どちらへ行っても後悔していたということだったのでは…
    そしてもう一度戻るとしたらと聞かれた時に選んだのは、47歳の自分だった
    プラスの15年も合わせ、経験してきた60年は無駄なものでは無く、今度は人に振り回されるのではなく残りの人生を自分の思うように進もうと決めた!!
    実際に戻れるのなら、どの年齢に戻りたいだろうか?
    高校受験でもっと上の学校を目指す?
    それとも楽しかった短大時代?就活をもっと真面目にしておけば…等など考えればキリがない
    でも、こう思うのは現在がそれなりだからだと思う

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    2026年07月21日
  • あなたのゼイ肉、落とします

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    片付けよりもこっちのほうが私は好みだったな。
    ケース3の記憶喪失デブ男はいつものストーリー運びと少し違った感じになっててそれもちょっと変化球でよかったな。幼馴染の女の子がちょっと出来すぎじゃないか?とは思ったけど。
    ケース4の肥満児のやつも食育を絡めてのストーリーで面白かった。小萬里さんの関わり方がすごい深くてちょっと感動した。

    私はケース1のブスとして生き直し方を模索した中年女の話が一番刺さった。

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    2026年07月21日
  • あなたの人生、片づけます

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    ネタバレ

    親や子供から依頼された片づけ人「大庭十萬里」が自宅に行ってアドバイスをする(実際に片づけるのは持ち主であくまでアドバイスのみ)
    一見片付けとは全く関係のないことに思えるが、その時に心の中、将来の生活のあり方までいつの間にか教えられている

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    2026年07月21日
  • 絶縁病棟

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    この不思議な聴診器のシリーズは、どれも面白い作品だけど、今回は、こんな展開もあるのかと驚いたので、楽しく興味深く読めて良かった

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    2026年07月18日
  • 定年オヤジ改造計画

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    定年後に家にいる自分が原因で妻が鬱になった。
    冷たく非難する娘や、似た境遇の友人に気付かされ差別的な考えや主婦の悲哀を理解する。
    高学歴の女性の受け皿になれない田舎なら両親の支援も得られるが、あいにく都会は子育てコストが高い。
    結果、夫の父に頼るという屈辱的な状況。
    夫婦で落としどころを見つける話合いも出来ない。
    全ては政策のせい。
    少子化を招いた国は猛省してほしい。
    そんな話…ではないはずなのだけど。

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    2026年07月18日
  • 女たちの避難所(新潮文庫)

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    避難所で、段ボールが配布されたにも関わらず、仕切りを使わない場所もあったと知り、衝撃を受けました。

    物語のようなやりとりが実際にもあったり、ここには書かれていない様々なこともあったんだろうと想像すると、なんともいえない気持ちに。

    ただ、女性同士で助け合う場面や、負けずに現状から抜け出せたことが良かったし、そういう人達もいてたはず!と。

    災害等について、考えさせられました。

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    2026年07月18日
  • 結婚相手は抽選で

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    法律でお見合いが義務化される設定が面白い。全体に軽い展開なので、最後も完全なハッピーエンドでもよかったような気がする。

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    2026年07月16日
  • 老後の資金がありません

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    老後、高齢になったら悩むであろうストーリーで極端かもしれないけど勉強になる。結婚式の援助はお互いのためにも最低限にすべきだなと感じたし、なにより価値観が合うことが大事だなと思った。義母の話から本来の話の風向きが変わって、おもしろいとは思うけどいかにもフィクションなストーリーがでてきて残念。

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    2026年07月16日
  • あなたの人生、片づけます

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    垣谷美雨の『あなたの人生、片付けます』を読み終えて、部屋の乱れは「心の SOS」なのだと深く実感しました。
    片付け屋の大庭十萬里は、ただ物を捨てるのではなく、依頼人が手放せない「過去への執着」や「現実からの逃避」を鋭く見抜きます。

    「いらないものを捨てないと、新しいものは入ってこない」という言葉が心に刺さりました。モノに埋もれた彼らの姿は、決して他人事ではありません。

    部屋の整理は、自分の内面と向き合い、人生をリセットするための第一歩なのだと教えてくれる、温かくもハッとさせられる一冊でした。

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    2026年07月15日
  • 懲役病棟

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    病棟シリーズ3作目。半年間の期間限定で女子刑務所病院に派遣された医師の香織と看護師のマリ江が不思議な聴診器から聞こえる声をヒントに更生できるようアドバイスする。収容されているのは加害者になる前に被害者だったというには驚き。よくよく聞いてみるとなるほど、納得。半年の勤務を終えた二人の元には出所した人からの御礼の手紙がどんどん届く。病気を治すのも医者の仕事だが患者をよく知ることが先決だと感じた。

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    2026年07月15日
  • 女たちの避難所(新潮文庫)

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    ネタバレ

    東関東大震災のお話。身近な人の死、家を失い自由を失いお金を失う。衣食住に不自由なく暮らし、大切な人がいると言うのはなんで幸せなことだろう。足るを知るというのは本当に大切。
    男たちの横暴さが怖いし怒りで手が震えそうになることも。この人は理不尽な男を描くのが上手いな。遠乃が酷い目に遭うのではないかとずっと怖かったけど、決定的な出来事が起こる前に逃げられて本当によかった。遠乃の舅と福子の夫が頭に来すぎた。

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    2026年07月15日
  • 夫のカノジョ

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    夫の不倫相手と妻の中身が入れ替わるという奇想天外な設定を、生活のディテールで丹念に支え、破綻させずに描き切る筆力が光る。

    菱子の視点からは良妻であることの窮屈さが、星見の視点からは自由な生き方の裏の孤独が浮かび上がり、互いに「当たり前」だと思っていたものが実はそうではなかったと気づかされる。読後、自分の日常を少し違う角度から見返したくなる一冊。

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    2026年07月14日
  • あなたの人生、片づけます

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    読み出しはちょっと無理があるのでは?と思うのに、読み進めるとなんだか納得させられてしまう、不思議な読後感のある小説だった。
    著者の本ははじめてだったので、他の本も色々読んでみたい。

    大庭十萬子(おおばとわこ)によって人生を整頓していく登場人物たちの視点で物語が進んでいき、その結末になんとも納得感を覚えてしまう。「物はいいものだから捨てるのはもったいない」という気持ちがすごいよくわかるというか、自分もそういうところがあって捨てられないものがある!と思うとちょっと胸が苦しくなったし捨てなくては…と思うようになった。

    十萬子さんが、スーパーウーマンというよりは等身大の感情も人並みにある普通のおばちゃんなのも不思議な説得力がある。妙に優しいわけでもないし、妙に厳しいわけでもない。最後の物語だけ十萬子視点で進むんだけど、片付けられない依頼人にイライラしたり、ほんとに普通のおばちゃんなんだよね、十萬子さん。
    そこがこの物語のミソって感じがする。

    片付けられない人たちが、みんな自分はまともでなんともないって思ってて、それが徐々にやばさを自覚していく様がとても良かった。
    片付けがしたくなる1冊だった。

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    2026年07月11日
  • 後悔病棟

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    聴診器が空気を読めないと言われている女性の手元に渡ったというのが、面白い設定だなと思った。
    数ある言語の中から、最悪の言葉選びをしてしまう人って意外なといると思った。

    個人的には、過去に戻った時に今より非常にいいことが起きていたと思ったらさらに後悔して亡くならなければいけないのかと思ったが、いい面もあればもちろん悪い面もあり、悪くない人生だったなんて思える話が詰まっていた。

    個人的には、娘の結婚を反対していた人が印象的だった。
    良くも悪くも女の舵取りで、男性が変わってしまうんだなと思えた話だった。

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    2026年07月11日
  • 懲役病棟

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    女医、太田香織と看護師のマリエは刑務所に派遣され、同時に聴診器を渡され、受刑者たちの心の声を聞き、女医と看護師のやりとりが最高に面白い。本を見る限り、受験者はそれほど悪い人はいないような気がする。今までいろいろな事情があり、今刑に服している。本当はささやかなことだけど仕方がない。内容が女子刑務所だから仕方ないけど、女性の方が不利のような気がする。この世の中の仕組みしきたりなのでこうする事しかない。刑を終えて出所すれば良いことがあるかもしれない。希望を持って残りの人生を楽しんでいくしかないと思う。1度の人生なので。

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    2026年07月08日
  • 絶縁病棟

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    このシリーズは女性の心の奥にある、中々言い出せない悩みに切り込んだ内容に迫るお話。今回も不思議な聴診器による診察で治療をしていくのだけど、垣谷先生の文章の力はホント凄い♪あっという間に引き込まれてしまいます。

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    2026年07月05日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    実家にはまだ母も父もいる。だけど謎に自分が幼少期に着ていた服や数センチほどの靴がまだ残っている。
    この本を読んで、実家に誰もいなくなった時に残るのは、意識のない時に自分が本当に使っていたのかも分からない物を早く処分したいという衝動に駆られた。だからさっき、今度実家に帰ったら「全部片付けます」と連絡だけした。

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    2026年07月04日
  • 結婚相手は抽選で

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    おもしろかった。もしこの法律があって、自分が独身だったら…私、パソコン屋に集う彼らと同じく陰の民なので、わくわくするかもしれない…。
    昔より未婚の男女も増えたとはいえ、今でも「結婚はしなければ…」と考える人は少なくないと思う。本人がというより、その周りが。
    私には同じ歳の従姉妹がいます。彼女は美人でスタイルもよくて、頭のいい大学出ててスポーツも大会で毎回賞を取ってた人。卒業後は海外で働いて、4ヶ国語くらい喋れるバリキャリ。
    彼女と子どもの頃から比べられる平々凡々な私。私が彼女より出来たことといえばピアノくらいだけど、それは私が上手いとかではなく、彼女が下手すぎたから。
    そんな私が彼女より褒められたことが「結婚」でした。いつも私が彼女と比べられてたのに、私が良い人と結婚したと、今度は彼女が私と比べられることに。
    結婚しとる人間はそんなに偉いんかー!!!
    私も美人で海外で働くようなバリキャリなら結婚なんて考えなかったかもな!!
    この法律、私の田舎ではみんな大賛成しそう。

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    2026年07月03日
  • うちの父が運転をやめません

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    面白かった。
    このテーマも難しい問題で前半は読んでいて
    しんどかった。現実の世界も気になり、
    イメージしながら読み進めました。
    中盤以降は事態が好転して一気読みでした。
    ドラマ仕立てですが、よかったです。

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    2026年07月01日
  • あなたの人生、片づけます

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    お片付けものかと思いきや、確かに、物もお片付けはするけれど、題名どおり人生のお片付けでした。
    断捨離って物を捨てたりもそうだけど、人や、自分自身の考え方を整理して取捨選択するのも大事。

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    2026年06月28日