垣谷美雨のレビュー一覧
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ネタバレ笑えない話なのに滑稽過ぎて笑ってしまい、一気読み
垣谷美雨さんも、この物語の主人公北園雅美も、私より一回りちょい年上なんだけど…確かに大学進学時に(優秀なのに)女の子だから県外の大学には行かせてもらえないという同級生が一定数いたし、バブルが弾けて就職氷河期だったから実家住みでない女子大学生は就職出来ないなんてのは普通だった
そしてそれがおかしいってことに当時の私は気付いてもいなかった
今大学生の娘が知ったら絶望するだろうなぁ〜
今の私、少しはアップデート出来てるかな?
無意識に刷り込まれた価値観を刷新するのって本当に至難の業
雅美のやり直しの人生を一緒に戦ってるみたいで、楽しい読書タイムでした -
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人の心の声が聞こえる聴診器を手にした女医のルミ子。普段から患者さんとのコミュニケーションの取り方が良くないと評判が良くなかったのだが、この不思議な聴診器を手にしたことで、ルミ子は人の気持ちに寄り添うことができていく。
人は死期が近くなると過去に後悔してしまうが、果たしてそれが本当に後悔すべきことだったのか?あの時、あっちを選んでいたらどうなっていたんだろう?そういう後悔をルミ子と患者さんが一緒になって振り返ります。
ファンタジー要素がありつつも、現実を見せてくれる、そんな話でした。
私自身も後悔のないように毎日を過ごしたい!そう思いました。 -
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「あなたの人生片付けます」の大庭十萬里の妹、小萬里さんが身体のみでなく、心のゼイ肉も落としてくれるというお話です。
もうそれだけで魅力満載なのですが、読み進めると更にその見力に取りつかれます。
今でも忘れない、小萬里さんの「わたくしはただのデブではないんです」的なことを言って、それなりに鍛えられた身体。
少々ガタイが良くても、鍛えることが大事なんだなぁ、と思います。
そして小萬里さんが教えてくれる夕食のメニュー。
数少ない中ですが、わたしには豚汁がとても魅力的でした…!
これ読んで数日は毎週水曜は豚汁作ってました。
ゼイ肉を落とすだけでない、部屋を片付けるだけでない、大庭姉妹のお話がわたし -
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2024年出版。373ページ。表紙のイラストが何やら絶妙に...と思ったら、意図的でしたね。主人公の63歳の女性の精神だけが、何故か中学生時第の自信の身体にタイムスリップすると云う設定から始まる。女性である事の差別・苦悩、自信が無自覚に抱えている古い価値観などに苦悶しつつ。生き直しと、可能な限りの周囲の改善を目指すが、別人になる訳では無いので難しさも。思っていた以上に無自覚な差別が根深く、抗い術もなく挫折しそうになり...。
かなりのセクハラシーンも描かれるので、65歳男性である自分ですら腹立たしく不快感が甚だしい。これが現実として多くのシーンが存在した・し続けていると思うと、男ってモノがつく -
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マンダラチャート
垣谷美雨さん
大好きな作家さん
今回も良いスタート!
大谷選手で有名な目標達成のための
マンダラチャート
本当に、大谷選手はすごい人だ!
あまりにも凄すぎて、
自分と大谷選手を比べて落ち込んでしまった主人公。
そのことを旦那に言ったら、大笑いされた!
そんなこんなで、
自分のマンダラチャートを書いてみた途中、
過去にタイムワープしてしまった。
そこから、63歳の気持ちで、中学生から生き直す。
同じ時期に、初恋の相手もタイムワープしてきて、
2人で乗り越えていく!
奮闘するが、
昭和の男尊女卑に屈する。
女だから、損してる!大変だと、言ってるけれど、
男の人も、嫌でも辛くても、 -
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背表紙のあらすじ読んだとき、
あーよくある入れ替わりの本な。
妻と愛人の体が入れ替わるかぁー
なんかなーどっかで読んだような、いっときはやったよなぁ。
入れ替わりのストーリー。
ありがちぃー
なんて思ったけど。
楽しく読みました。笑!
垣谷美雨さんは、本当に毎度毎度主婦の気持ち半端ないわかってるよなぁ。
と、どの本見ても思う。
そうそうそうそう面倒くさぃPTAのオバサマたち。なんだかわからんけどそれを生きがいにしてるくらいの意気込みよう。
いや、なんかの役に立ってるならいいけど、わたしも広報やったけどさ。
誰読むのよ、これ。
2秒でポイじゃん。
ってね。
ちょっとイラスト描いたら、著 -
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もしかしたら今日高市さんが総理になるかもしれない。
初の女性の総理大臣。
こんな日本を変えてくれるんじゃないかと期待してたりもするんだけど。
この本に出てくるおっさん議員達が時代錯誤も甚だしくて腹立たしくもあった。
この物語の舞台になった市で初の女性市長になった人やその周辺の人たちのお話。
日頃思ってることを代弁してくれているようでスッキリした笑
言わなきゃ分からない、言っても通じない、諦めるってパターンはあるあるだよねぇ。
私の両親はとても古い価値観の人たちなので…もう今更変わらないし…時々疲れるよねぇ。
それでも父は最近随分と家事を手伝うようになってきたみたい。
昔はごはんすら炊けない -
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病棟シリーズ第3弾!
今回の舞台は女子刑務所。
そして心の声が聴こえる聴診器を持つのは、
今までのシリーズで先輩医師として登場した
太田香織医師。
女子刑務所には
色んなことを抱えたチョーエキ達が。
万引きや放火などの罪を犯した人々がいるが、
なぜ罪を犯してしまったのか、
刑務所に入らなければならなかったのか、が
書かれていてとても読みやすく面白かった!
確かに罪を犯すのは絶対にダメだけど、
そうなってしまった背景はとても辛くて
どうしようもなかった場合があるんだなと
感情移入してしまった。
そしてラストには診察をしたチョーエキ達からの
手紙が届く場面が。
香織医師と看護師のマリ江とのや