垣谷美雨のレビュー一覧
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最後は泣いた
温かい小説です。偽善でも押し付けでもなく自然体なので心にスッと入ってきます。日常どこにでもある風景のように思えますが、そこに必死で生きている人の人生を垣間見た気がしました。読んでよかったです。
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温かいお話し
読み終えると心がほっこりしていることに気がつきます。そんなお話しです。押し付けではない優しさとはこういうことなのですね。読みやすいのであっという間に読み終えてしまいちょっと残念^ ^
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常々、老後にお金と時間をボンとよこしてくる現代のシステムが嫌だなぁと思っていたのですが、この主人公の様子を見ていると、その考えは確かに当たっているのかな…と思いました。
色んな年齢の人の輪にいたことを懐かしく思い出したり、退職後に何年も経つとサラリーマン臭が消える感じがしてしまったり。
主人公が帰省した時の、兄姉との話もなかなか興味深い。
母性のかたまりだと思っていた母が意外と自分勝手だったとか、末っ子の自分に優しくなったのは、経済的に余裕が出てきたからだと聞かされるあたり(笑)。
日本と同じく敗戦を経験したドイツについても話題になるという、ハイレベルな兄弟トーク。
復興のためにドイツ人も日 -
Posted by ブクログ
私は非喫煙者ですが、これを読んで、「禁煙したいけどできない」っていう人の心理がよくわかりました。
心理的な部分もすごくわかりやすかったです。
「やめろ」「アホか」という批判を感じるほど、余計にタバコを吸いたいという欲求が出て、どうしようもなくなる!!
そういう心理もすごくわかりやすく描かれていて、個人的には文庫本は読んだら手元に残さないのですが、これは勉強になったので手元に置いておこうと思います。
タバコ以外でもそうですよね。
あれダメ、これダメって言われたら、やる気をなくす、、とか。
タバコに関することだけで、いろんなことを考えさせられました。
深い・・。 -
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面白かったです
垣谷美雨さんの本は、最近の「老後の資金がありません」「定年おやじ改造計画」で
ハマってしまいました。それからは、垣谷さんの本を次々と読んでいます。
ただ、この「夫のカノジョ」は電子書籍しかなかったので 電子版で読みました。
これも 面白いし痛快だし ぜひ 読んで欲しい本です。 -
Posted by ブクログ
タイトルがインパクトあり過ぎだが、まさに今の日本の家庭のリアルが描かれている。
と言っても、知らない、実感できない、という人も多いと思うけれど。
そう、この本の、引きこもりエリート息子と、主婦の苦労なんか、食わせてやってる俺の“外”の苦労に比べたら無いも同然だろうくらいに思ってる、自己中能天気なダンナ。
わがままな寝たきり老人の介護を長男の嫁という立場の主婦一人に任せきりにして、面倒な事は極力見ないようにしているこいつらです。
あ、本気でムカついてしまいました。すみません。
大変なのに報われない介護職、非正規雇用、ブラック企業、権利を手放さない老人に、税金払いたくない若者。
最後はと -
Posted by ブクログ
今年で20代の折り返し地点に来ました。昭和では、25歳までに結婚するという風潮がある中で、現代は年齢に縛りがなくある程度自由な恋愛ができると思っています。だからこそ、今結婚について考えるこの年齢で読んでみようと思いました。
結婚は好きな人として、生涯愛し合うものだと家族の姿を見て感じていました。しかし、主人公の澄子のように、パートナーに対して拒絶反応を示す関係もあることを知りました。いかに家庭環境が子の価値観を形成する上で重要な役割を果たしているのか読んでいて嫌なほど感じました。
この話は母の視点中心でありましたが、教育機関で働く身として、子の視点にも注目でき、働く上で子への接し方について改め -
Posted by ブクログ
人間関係によって体調不良になってしまう人たちの話。
最初の2篇は実際私の身近でも聞いたことがあるなと思い返せるような話でした。
以前、定年退職する女性が近所の初老の方に好きだと付きまとわれていると仰っていて(彼女は綺麗な未亡人)、失礼ながらそんな年でそんな事あるかな?と皆半信半疑で聞いていました。ホントだったのかなと1話目の話を読んで思い出しました。
2話目は結構身近でもよく聞きます。介護も独身だと押し付けられたとか。親兄弟に利用されるのは可哀想すぎます。お金って人を変えますね。
3話目はあまり身近ではなかったですが、主人公の母親の「人の心の裏の裏を読もうとする嫉妬深い庶民」という