垣谷美雨のレビュー一覧

  • あなたのゼイ肉、落とします

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    温かいお話し

    読み終えると心がほっこりしていることに気がつきます。そんなお話しです。押し付けではない優しさとはこういうことなのですね。読みやすいのであっという間に読み終えてしまいちょっと残念^ ^

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    2022年03月02日
  • 定年オヤジ改造計画

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    常々、老後にお金と時間をボンとよこしてくる現代のシステムが嫌だなぁと思っていたのですが、この主人公の様子を見ていると、その考えは確かに当たっているのかな…と思いました。
    色んな年齢の人の輪にいたことを懐かしく思い出したり、退職後に何年も経つとサラリーマン臭が消える感じがしてしまったり。

    主人公が帰省した時の、兄姉との話もなかなか興味深い。
    母性のかたまりだと思っていた母が意外と自分勝手だったとか、末っ子の自分に優しくなったのは、経済的に余裕が出てきたからだと聞かされるあたり(笑)。
    日本と同じく敗戦を経験したドイツについても話題になるという、ハイレベルな兄弟トーク。
    復興のためにドイツ人も日本人もがむしゃらに働きますが、ドイツは戦後10年くらいで、仕事ばかりの生活は人間として間違えていると生活を変えていったと。

    孫が通う保育園の園長の方針にイライラするあたりも、あるあるネタ満載で面白かった!

    主人公は基本的に向上心があり、経済的に余裕もあるから、状況も改善されてハッピーエンドに終わります。もし、そうではない夫なら、ずっとある意味、労働搾取されつづける妻も現実にいるんだろうな。

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    2022年01月10日
  • 禁煙小説

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    タバコは吸ったことがないので、禁煙する大変さはよく知らなかったんですが、この小説を読むとよく分かると思います。
    たぶん、禁煙をしようとしてる人には効果がなくて、これからタバコを吸おうかな?と思ってる人の抑止力にはなるかも。
    オチは(自分にしては珍しく)途中で分かってしまったので、あんまり驚かなかったけど、まあ、反面教師っていうサブタイトルでお察しですね。
    現にタバコを吸ってる人目線で、どれだけ迫真なのか確かめてみていただきたいところです。

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    2021年07月18日
  • 禁煙小説

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    私は非喫煙者ですが、これを読んで、「禁煙したいけどできない」っていう人の心理がよくわかりました。
    心理的な部分もすごくわかりやすかったです。
    「やめろ」「アホか」という批判を感じるほど、余計にタバコを吸いたいという欲求が出て、どうしようもなくなる!!
    そういう心理もすごくわかりやすく描かれていて、個人的には文庫本は読んだら手元に残さないのですが、これは勉強になったので手元に置いておこうと思います。
    タバコ以外でもそうですよね。
    あれダメ、これダメって言われたら、やる気をなくす、、とか。
    タバコに関することだけで、いろんなことを考えさせられました。
    深い・・。

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    2020年01月05日
  • 農ガール、農ライフ

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    おもしろかった! 垣谷美雨の今まで読んだ作品の中で一番おもしろかった。読みやすいし、展開もうまく行きすぎということもないし、リアルな感じでした。
    農業でやっていくなんて、そうそう簡単なことではなさそうだが、ほんとその通りで、次々に難局が立ちはだかる。
    集団お見合いのシーンも、よくテレビで観るお見合いの舞台裏というそのままで、シビアな市場価値として判断されるつらさがよく分かる。日本てほんと女一人でやっていくのは大変な社会なんだなーと思う。
    先輩の瑞希さんが、崩壊した生活をぅまく隠して、いかにもオシャレなブロガーを繕うのが、それこそありそう、という感じ。そんなにすべてにおいて完璧な人なんているわけないし。

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    2026年02月25日
  • 夫のカノジョ

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    選んで良かった!

    面白い1冊でした!選んで良かったです。一気に読み終わりました。

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    2019年02月03日
  • エール!(2)

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    坂木司 「ジャグジー・トーク」(スイミングインストラクター)
    水生海 「五度目の春のヒヨコ」(社会保険労務士)
    拓未司 「晴れのちバイトくん」(宅配ピザ店店長)
    垣谷美雨 「心の隙間を灯で埋めて」(遺品整理会社社員)
    光原百合 「黄昏飛行」(コミュニティFMパーソナリティー)
    初野晴 「ヘブンリーシンフォニー」(OL)
    それぞれ悩み頑張っている女性たちが素敵で、また、身近に感じられて元気がもらえた。
    どの話も素敵だけど、スイミングインストラクターの話が一番好きだったかな。

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    2018年10月12日
  • 夫のカノジョ

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    面白かったです

    垣谷美雨さんの本は、最近の「老後の資金がありません」「定年おやじ改造計画」で

    ハマってしまいました。それからは、垣谷さんの本を次々と読んでいます。

    ただ、この「夫のカノジョ」は電子書籍しかなかったので 電子版で読みました。

    これも 面白いし痛快だし ぜひ 読んで欲しい本です。

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    2018年10月04日
  • ニュータウンは黄昏れて

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    不動産クラスタで話題だったのでなんとなく選んだ本。がしかし、期待以上におもしろくて後半半分イッキ読み。住居に対する考え方もそれぞれ、見据える時間軸もそれぞれ、そして、オンナの男に対する価値観もそれぞれ。何が正解かなんて分からなくて、実際正解もない中で選択するしかないんだろうなあと。それを自分が認めてあげられる人生でありたい。

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    2025年12月29日
  • 七十歳死亡法案、可決

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    タイトルがインパクトあり過ぎだが、まさに今の日本の家庭のリアルが描かれている。

    と言っても、知らない、実感できない、という人も多いと思うけれど。

    そう、この本の、引きこもりエリート息子と、主婦の苦労なんか、食わせてやってる俺の“外”の苦労に比べたら無いも同然だろうくらいに思ってる、自己中能天気なダンナ。
    わがままな寝たきり老人の介護を長男の嫁という立場の主婦一人に任せきりにして、面倒な事は極力見ないようにしているこいつらです。

    あ、本気でムカついてしまいました。すみません。

    大変なのに報われない介護職、非正規雇用、ブラック企業、権利を手放さない老人に、税金払いたくない若者。

    最後はとんとん拍子にまとまり過ぎ感が無きにしも非ずだけれど、とにかくこれが現実です。

    面白かった、と言ってはどうなのかと思いますが、小説としては本当に面白かったし、大いに考える必要のある問題でもあるので、皆さん読んでみて下さい。

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    2025年11月22日
  • エール!(2)

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    困った時の自分の励まし方を見つけている人は立ち直りも早いし変化に順応し易いような気がする。自分に応用できそうなものはこの際いただいておこうかな( *´艸`)

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    2013年11月14日
  • エール!(2)

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    坂木司、水生大海、拓未司、垣谷美雨、光原百合、初野晴(敬称略)と馴染み深い顔ぶれ。
    垣谷さんは初かしら。
    坂木さんと初野さんはミステリじゃない方の感じ。
    楽しみなシリーズです。

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    2013年10月15日
  • 人生が二度あれば

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    感想
    あれこれやり直したいことはあるけど、志があってももう一回人生やり直すのはキツいなぁ。

    自分が過去に帰ったら絶対株買うな。


    あらすじ
    家庭に人生を捧げてきた63歳の雅美は大谷翔平の人生計画を見て、男尊女卑に敏感になり、夫とも時間を共にしたくない。雅美は喫茶店に行き、モーニングを食べながら女性が胸を張って生きられる世の中にしたいと書くと中学2年にタイムスリップする。

    精神年齢63才の雅美は、家に帰って両親や兄にどんどん仕事をやらせる。その後、雅美は学校一のモテ男の天ヶ瀬から声をかけられる。実は彼も同じ時代からタイムスリップしてきたのだった。スマホもないので天ヶ瀬と雅美は交換日記を始める。家庭では兄が料理をするようになり、父も配膳を手伝うようになった。雅美の影響が出始めていた。

    高校は天ヶ瀬と同じ県立高校に入り、天ヶ瀬の彼女のポジションで過ごす。建築学科に入るという明確な目標が出来、勉学に励む。天ヶ瀬の女性感に失望しつつも希望の建築学科に入学する。天ヶ瀬は秋田の大学の医学部に入学する。

    雅美は大学でアケタと知り合う。成績優秀で勉学に励むが、女という理由だけで全然内定がもらえない。気晴らしに行ったコンサートで天ヶ瀬の妻になる里菜に会う。里菜はすり寄ってくるが、天ヶ瀬突っぱねる。

    大学四年になり、就職活動するが、四大卒の女子は見向きもされない。同級生の上田工務店でアルバイトをしており、そのまま就職するか迷うが、上田の結婚相手と見られていたことが嫌になり辞める。天ヶ瀬と新宿を歩いているときに住宅設備のショールームに行き、そこで就職の突破口を見つける。

    大洋リビングに入社するも指導員の宮武にストーカーまがいのことをされて病みそうになる。その瞬間、また令和に戻る。令和に戻り、天ヶ瀬に電話しても冷たくあしらわれる。夫とは上手くいかない。悶々とした日々を送る中、天ヶ瀬から電話がかかってくる。二人とも離婚して一緒に逃げ出そうと言われ、ワクワクする。

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    2026年10月29日
  • 空き家と移住

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    話としては読みやすかったが、内容はリアルであってほしくないと思うようなことばかりだった。
    田舎生活は憧れているが、これを読むと移住者がある程度いる地域でないとやっていけないのではないか。と思った。1番嫌なのは、結婚はして当たり前。
    女はこうだろう。男はこうだろう。と言う固定概念。

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    2026年10月29日
  • 墓じまいラプソディ

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    明るい主人公で貧困も現れず、読みやすかった。
    価値観を変えるのは難しいとは思うが、毎回男性がしょうもなく描かれてしまうのは残念。

    墓なんて馬鹿らしいと思いつつも、故人のことを思い返す文化なのかなとも思う。
    床の間に先祖の写真が並び、全部入っているかと思うと子供心に気味悪かった仏壇。
    親の遺影くらいならば、手を合わせて涙ぐむのも悪くないと思える年になった。

    出番がなかった家系図の面々は、続編でも出してくれるといいが。

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    2026年10月27日
  • 人生が二度あれば

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    ネタバレ

    はじめて垣谷美雨さんの本を読みましたが、出だしから、ずっと面白かったです!

    あの時代の男尊女卑には驚かされた、、
    そんなに大変な社会だったんだと、、
    読みながら、ほんとに雅美と一緒に憤慨し、落ち込み、世の中にがっかりして、何なん?!何でなんよ?!と手が震えました。
    過去に戻っても、個人の力だけで社会や人々の価値観を変えることは簡単ではないと思った。
    あの頃の男性が優位な社会で活躍していた女性たちはほんまに凄かったんやなぁと思いました。

    イケメンの天ヶ瀬との展開は、ルッキズムも扱っているのに、めちゃくちゃ少女漫画やん!と思ったし、ラストはちょっと出来過ぎでは?とも思ったけど、二人がこれからはワクワクして生きていこうとする姿は、素直に良かったなぁと思った。

    今の自分たちが当たり前だと思っている常識や価値観も変わるんだろうな、、
    そう思うと自分自身の生き方についても考えさせられた。
    常識から外れたら人間失格なんだろうか。もっと自由に、気楽に、自分のために生きてもいいんじゃないか。
    過去に戻って人生をやり直すことはできなくても、これからの生き方は変えられる。
    タイムスリップしなくても、人生二度目!と思って楽しんだっていいと思えました!

    雅美が手紙を書くシーンは笑ってしまったw
    重いテーマでもあったしめちゃくちゃ考えさせられたけど、痛快なところが多くて面白く読めました!


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    2026年10月27日
  • うちの父が運転をやめません

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    【うちの父が運転をやめません】

    著者は垣谷美雨さん。
    高齢者の運転免許返納が単なる交通問題ではなく、本人の自尊心や家族の関係にも深く関わる問題であることを改めて感じました。
    作中では家族が父親を説得しようと苦労しますが、その姿は現実にもよくある光景だと思います。
    私の父も80歳を機に免許を返納しました。私が生まれる前からクルマが好きだった父も、返納時は不便になることへの不安もあったようですが、自身の運転能力を客観的に判断したようです。今では安全に過ごしています。
    著書からは、運転を続けたい高齢者の気持ちと、事故を心配する家族の気持ちの両方を理解することの大切さが読み取れます。

    高齢化が進む今、特に地方に親を置いて都会に住んでいる多くの方には読んでもらいたい一冊です。

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    2026年10月25日
  • 空き家と移住

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    ネタバレ

    田舎にある実家を処分。価格を下げればなんとかなると思っていたが、ならない可能性も大きいとは。他人事とは思えなかった。いがみ合っていた移住組と地元組が、トラブルやイベントを通して協力しあい、めでたし、感動!…となるのかと思ったら、最後までわかりあえず、お互いの悪口がこれでもかと続き、祖父母世代だけでなく、親世代も亡くなれば何とか明るい未来が見えるかも…というあまり救いのないオチで驚いた。素敵な読書会も始まったのに、結局、無神経に人のプライバシーを詮索する場となってしまって残念だった。要領が悪く、東京での生活に疲弊して親の実家にやってきた望美が始めた高校生向けの漫画読書会か盛況らしいので期待したい。でも、アルバイトもできない田舎の高校生に一回八百円は高くないかな?

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    2026年10月22日
  • 人生が二度あれば

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    ネタバレ

    男女平等を頑張って目指すことで、逆にお互いにしんどいこともあるかも
    この方の本を初めて読んで、思っていた内容とは違ったけれどそうだよなって思う点が多くて面白かった

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    2026年10月20日
  • 農ガール、農ライフ

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    面白くて一気読みしました!
    ただなんとなく所々に作者自身の「昭和くささ」が出ていたような気もしました。
    それは何かと言うと、何だか肩にすごく力が入っている感じというのかな、、、。
    だからかな、作者自身を映しているのは、ヒトミさんのように感じました。

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    2026年10月15日