うちの父が運転をやめません

うちの父が運転をやめません

小説・文芸
792円 (税込)

3pt

猪狩雅志は高齢ドライバー事故のニュースに目を向けた。78歳といえば親父と同じ歳だ。妻の歩美と話しているうちに心配になってきた。夏に息子の息吹と帰省した際、父親に運転をやめるよう説得を試みるが、あえなく不首尾に。通販の利用や都会暮らしのトライアル、様々な提案をするがいずれも失敗。そのうち、雅志自身も自分の将来が気になり出して……。父は運転をやめるのか。雅志の出した答えとは? 心温まる家族小説!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    うちの父が運転をやめません
  • タイトルID
    :
    20055206
  • 電子版発売日
    :
    2023年02月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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うちの父が運転をやめません のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    気軽に読みながら、高齢者ドライバー問題についても考えさせられる小説。実写化しても面白そうな作品だった。

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    高齢者の車の運転事故は痛ましい。認知症はじめ重い病気の方は、もちろん運転はするべきではないが、年齢とともに判断力や反射神経もにぶくなる。しかし車の運転をしないと生活できない過疎の街もある。

    主人公は一般企業に勤める50代サラリーマン。田舎に住んでる両親のところに行き、78歳の父親の危険な運転を目の当たりにして、免許返納を勧める。しかし路線バスもあまりない地域では生活のために車は必需品であり、そう簡単に車は手放せない。

    悩んだ挙句に主人公は脱サラし、田舎に戻り両親の日々の買い物もまかなう移動スーパーをはじめる。高齢ドライバーの問題に加え、過疎の町の問題なども小説には盛り込まれ、非常にためになった。 

    僕自身、父親はすでに死去しているので同じような問題は現実にはないが、老親がおられる方で、ましてやハンドルを握ってる場合は切実な悩みだろうな。
    小説の中にも車を運転できる、免許を持っているというのは、激動の昭和を生きてきた方々にとっては勲章であり、プライドだという一説がある。そんな方を老人扱いし、免許を返納したら?なんて説得するのは簡単にはいかないだろうと思う。

    いずれにしても、悲しい交通事故が起こってからでは遅いので、免許の更新では厳しく検査する必要があるだろうな。埼玉県ではこの5月から高齢者の免許更新に際しての講習や検査を特化して行うセンターが岩槻にできたらしい。

    現在起こっている問題に関する内容で、めちゃくちゃタイムリー。老親の運転に悩まれている方にはおすすめの本です。

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    垣谷さんの本は、明るく前向きに終わることが多くて読んでいて心地よい。今回も田舎ならではの繋がり、主人公の奮闘ぶりなど面白くて一気読み。頑固だけど息子思いの優しいお父さん、気が強いけど義父母のためにあれこれ案を出してくれる妻…他にも登場人物みんなが優しくてほっこり。

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    このテーマも難しい問題で前半は読んでいて
    しんどかった。現実の世界も気になり、
    イメージしながら読み進めました。
    中盤以降は事態が好転して一気読みでした。
    ドラマ仕立てですが、よかったです。

    0
    2026年07月01日

    Posted by ブクログ

    読む前は、高齢者の運転は危ないし、やめた方がいいとだけ思っていたけれど、車がないと生活できないエリアがあるんだなとか、出かける楽しみがなくなるってことがあるんだなって考えるキッカケになった気がする。

    0
    2026年02月13日

    Posted by ブクログ

    免許証返還、一言で済ませばたった5文字の中にある物語。本人ではなく家族の人生観さえ変える、町さえ変えるかもしれない事だって改めてしみじみと感じる。

    0
    2026年01月15日

    Posted by ブクログ

    高齢ドライバーの事故のニュースをみて、田舎の両親を思い出し帰省する主人公を取り巻く環境、悩みや葛藤を読みながら、子供に対する接し方、親に対する接し方、仕事のこと、もっと早くにこの作品に出会いたかったなぁと思いつつ、私は読み進めました。

    これまでの会社員人生、これからどう生きていくのか、残りの人生を考えた時に、やりたいことやチャレンジしたいことを見つけられるって、いいなぁ。

    これから何か楽しめるものを見つけたら、P294〜もう一度読み返そうと思う。
    いろんなことに挫けないために。

    0
    2025年06月16日

    Posted by ブクログ

    高齢者こ運転事故が多いことから父親のことが不安になり帰省するとこらからいろいろあって実家へひとりで帰り、移動スーパーを始めます。さらに息子が農業高校へ転校するという働き方生き方まで一転してしまうというお話でした。思わぬ展開で面白かったです。

    0
    2025年02月17日

    Posted by ブクログ

    単行本が出版された当時の2020年前後、高齢ドライバーによる交通事故はたしかに頻繁に報道されていたと記憶に残っています。そのなかに、高齢ドライバーは免許を自主返納すべきだという声が大きいです。

    事故を未然に防ぐために、返納したほうがいいでしょう。アクセルとブレーキの踏み間違いは危険ですし。たとえ数字から見ると飲酒運転事故より少ないといっても、やはりやめたほうがいいと主張したがる、という気持ちがよくわかります。

    だが一方、高齢者たちの立場からみると、それは差別ではないか。そしてなにより、車がなかったらどこへも行けないのです。バスもないし、タクシーに乗るお金ももちろんありません。隣もみんな同年代の年寄り。車がなくなったら、家に引きこもるしかないのではないか。そうなったら体力が衰えており、精神的にも落ち込んでばかりいます。

    主人公はいろいろな方法を試しながら考えています。親に運転を諦めてほしい、新しい時代に適応してほしい、都会に来てほしいなどと思ったのは、自分のためだけで、実は親にとってはまったく解決法にはならないのではないでしょうか。

    すなわち、高齢ドライバーというテーマは「事故防止のために、ある年齢に達すると免許を返納すべき」という一方的な思考様式に単純化されてはいけないのです。これは、高齢化社会や社会福祉、過疎化などの社会問題にもつながる複雑な課題です。互いにコミュニケーションを取りながら出した答えこそ、よりいい社会を作り出すことができる、というのは本作の主旨でしょう。

    0
    2024年12月29日

    Posted by ブクログ

    都会に住む50代サラリーマンの雅志。
    田舎の父が80代を前に事故を起こしかける。
    運転せざるを得ない過疎地の高齢者、高校生の息子との不仲等重めのテーマなのにストーリー全体が前向きで面白い。垣谷さんらしい考えさせられるけど暗くならない内容。

    0
    2024年10月20日

うちの父が運転をやめません の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    うちの父が運転をやめません
  • タイトルID
    :
    20055206
  • 電子版発売日
    :
    2023年02月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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