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猪狩雅志は高齢ドライバー事故のニュースに目を向けた。78歳といえば親父と同じ歳だ。妻の歩美と話しているうちに心配になってきた。夏に息子の息吹と帰省した際、父親に運転をやめるよう説得を試みるが、あえなく不首尾に。通販の利用や都会暮らしのトライアル、様々な提案をするがいずれも失敗。そのうち、雅志自身も自分の将来が気になり出して……。父は運転をやめるのか。雅志の出した答えとは? 心温まる家族小説!
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Posted by ブクログ
垣谷さんの本は、明るく前向きに終わることが多くて読んでいて心地よい。今回も田舎ならではの繋がり、主人公の奮闘ぶりなど面白くて一気読み。頑固だけど息子思いの優しいお父さん、気が強いけど義父母のためにあれこれ案を出してくれる妻…他にも登場人物みんなが優しくてほっこり。
良かった。読み終わった後、余韻に浸れるようなあったかい本だった。 タイトルに心当たりがあって購入し、どういう形で終わるかと思ったけど、思った以上に良かった。地方出身者ならより共感できる部分が多いのではないかと思った。
人生について考える。 分かっていても難しい事や行動に移せないような事を考えさせられる本。 免許を返納しない事。だけじゃなく、免許を返納すること。に伴う生き方や考え方、暮らし方、家族の在り方について考えるきっかけになる本。
面白かった。おじいさんの反応がとてもリアル。うちの父にもどうやったら運転やめてもらえるだろうか。というかこの本読んでこちらがどれだけ心配しているか知って欲しい。
都内に住む猪狩雅志は、妻と高校生の息子との3人暮らし。田舎には高齢の父母が健在で、父親は現役で車の運転をしている。高齢者ドライバーによる交通事故のニュースを見て、父親の運転を止めさせたい、と思うが…。 田舎の父母の生活の様子を見たり、雅志自身の同級生たちの話を聞くうちに、自分の将来が気になり出し...続きを読むて、”田舎の両親と生活する“ために様々な試みを行う。そんな中で、中年となった雅志の『本当の問題』が解決して行く。 羨ましいくらいハッピーエンドの物語だった。
都会に住む50代サラリーマンの雅志。 田舎の父が80代を前に事故を起こしかける。 運転せざるを得ない過疎地の高齢者、高校生の息子との不仲等重めのテーマなのにストーリー全体が前向きで面白い。垣谷さんらしい考えさせられるけど暗くならない内容。
相変わらず垣谷さんの本は面白い。今回もすらすら読めた。高齢ドライバーの問題、自分の親に重ねて読んだ。
高齢者ドライバーによる事故多発を受けて、猪狩雅志は田舎住まいの老父に運転免許の返納を促す。だが里帰りして見たのは、車なしでは日常生活に支障をきたすまでに過疎化し高齢化している郷里だった。 ニュースでも取り上げられる「高齢者ドライバーの事故」では、誰もが免許返納を口にする。ワタクシ自身、本書を読むま...続きを読むで安易にそう思っていた。しかし、交通手段が次々と打ち切られ、買い物、通院、些細な娯楽すら困難になっていく地方の現実を提示されて考えさせれた。 本文中で「誰もがいつかは高齢者になる」という息子の言葉に雅志がハッとしたように、高齢化社会を考える全ての人がそのことに気づき、自分事として考えられるようになれば、まったく新しい解決策が生まれるのではないかと思った。
タイトル通りの本でラストが綺麗にまとまっているのは小説ならでは。でも、案外現実もそうなのかもしれない。落とし所を見つけ、よく話し合い、その時が来る前から決断して準備を始めないと、と、田舎を持つ人間からすると心がザワザワする本でした。 宮崎本大賞を受賞しているようです。
都会と田舎は違う。比較して想像はできるけれど、本当のところは体験しなければ分からない。 主人公・雅史の行動を通して、それぞれの不自由・窮屈さ、そして良い所の繊細な部分までをありありと感じました。 目に浮かぶ情景も多く、終始楽しく読めました。 垣谷さんの本は初めてでしたが、他の作品も読んでみたいと思い...続きを読むます。
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うちの父が運転をやめません
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垣谷美雨
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