垣谷美雨のレビュー一覧

  • 禁煙小説

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    家庭の周りには喫煙者がいなかったがとにかくやめれなかった 一本だけがどんどん増えていく 車で一本だけど決めて車にタバコとライターを置いて自宅に帰ってもそこにタバコがある事を知ってる為夜中に抜け出し吸ってしまう
    凄く共感出来ました
    主人公が禁煙チャレンジ何度か失敗していたがいきなり禁煙できてしまった為まったく予測できませんでした
    あと禁煙外来の三浦先生の話をもっと引っ張るかと思っててたので…

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    2026年06月10日
  • あなたの人生、片づけます

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    一気読みしてしまった。
    4ケースの物語で、それぞれに背景が違ったけれど最後は綺麗に部屋も人生も片付いていく。
    自分も来年には引っ越しの予定があり、時間があると断捨離やミニマリストのInstagramが気になり見てしまうがなかなか自宅は片付かない。本書を読んでいたら、人生の色々があれば私もきちんと片付けられるかも、なんて逃げのような言い訳を思い浮かべながら楽しく読み切りました。
    本当にそろそろ真剣に片付けないと、、、(^^;;

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    2026年06月10日
  • 夫のカノジョ

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    ネタバレ

    タイトルを見て、修羅場系の話かな、と思って読み始めたのだけど…全然ちがった。
    夫の浮気を疑った妻が、相手の女性と直接対決しに行ったら——なぜか二人の中身が入れ替わってしまう、という予想外のファンタジー展開。最初は「え、そっちに行く?」となったけど、ぐんぐん引き込まれてしまった。
    立場が変わると、見える景色って全然ちがう。自分が「正しい」と思ってたことは、あくまで自分というフィルターを通したものであって、正しさはひとそれぞれなんだよな、と。
    垣谷美雨さんの文章はテンポがよくて、重くなりすぎない。シリアスな場面なのにちょっと笑えて、でもじんわり考えさせられる。
    コミカルなのに、すごく刺さる。嫌いな人でも、理解しようとする過程って、意外と面白いな——垣谷美雨さんに、またやられました。

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    2026年06月09日
  • 絶縁病棟

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    感想
    身近に起こりそうな問題で、面白くてついつい読んじゃうな。

    最後の話は怖かった。


    あらすじ
    熊野佐奈枝は71歳。優しかった夫に先立たれ、最近は身体の不調が続くが病院での診断結果はどれも健康そのもの。とある病院でキワミという女医にかかる。キワミは、男性医師から渡された聴診器を使ってみると佐奈枝の半生が見える。

    佐奈枝は向かいの主人の大塚からセクハラを受けて精神的に参っていた。それを理解して対策を佐奈枝に渡し、問題は無事に解決する。

    2話目は家族から寄生される真澄の話。自分は家族のいうことを聞いて頑張り、ネイルサロンを経営するまでになったが兄弟や母親が寄生するようになり、ストレスが溜まっていた。

    3話目は、家を買ってもらい家事もする必要がない静歌の肩こりが治らない。下された診断は慈悲的差別症。いつまでも自分を一人前と扱ってくれない周囲にストレスを感じるものだ。そのうち義父母がやってあげていたこと、自分の実家を下に見ていたこと、夫が女子中学生相手に過去に事件を起こしていたことが分かり、親の助けを得て逃げ出す。

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    2026年06月09日
  • 夫のカノジョ

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    面白かった!
    タイトルからすると大人向け?ドロドロ系?
    って感じだけど、全くそんなことはなく
    中学生から大人まで広い世代で楽しめる良書。

    途中ヒントがたくさんあるので、まあラストはこんな感じかなぁっていうのが
    想像できてしまうんだけど、それを含めての最後への誘導だと思うので許せる。
    笑えるし、ホロっとする部分もあって、おすすめ!

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    2026年06月04日
  • 夫のカノジョ

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    本作を読んで最も印象に残ったのは、「立場が入れ替わることで見えてくる人間関係の本質」である。物語は、平凡な主婦と夫のカノジョが入れ替わるという非現実的な設定から始まるが、その奇抜さとは裏腹に、描かれているのは非常に現実的な感情の揺れや葛藤であった。
    主人公の主婦は、家庭を守りながらもどこか満たされない思いを抱えている。一方で若いカノジョは自由に見えるが、彼女なりの不安や孤独を抱えている。この二人が入れ替わることで、互いの生活や価値観を体験し、「見えていなかったもの」に気づいていく過程が丁寧に描かれている点が興味深かった。
    特に印象的だったのは、「相手の立場に立つこと」の難しさと重要性である。普段は対立する関係にある二人だが、入れ替わりを通して相手の事情や気持ちを理解していく。その過程で、単純な善悪では割り切れない人間の複雑さが浮き彫りになっていた。読んでいる自分自身も、他人を一面的にしか見ていないのではないかと考えさせられた。
    また、この作品は「結婚とは何か」という問いも投げかけている。長い時間を共にする中で生まれる倦怠感やすれ違い、そしてそれをどう乗り越えるのか。非日常的な出来事をきっかけに、登場人物たちは自分の本当の気持ちと向き合い、関係を見つめ直していく。その姿は、現実の夫婦関係にも通じる普遍的なテーマだと感じた。
    全体として、本作はコミカルな要素を持ちながらも、人間関係の深さや難しさを描いた作品である。読み終えた後、「相手を理解しようとする姿勢」の大切さを改めて考えさせられた。日常の中で見落としがちな感情に目を向けるきっかけを与えてくれる一冊だと思う。

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    2026年06月03日
  • 懲役病棟

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    あとがきにも書いてありましたが、女子刑務所のイメージが変わりました。実際には、こんな事実が隠されていると言うか、知らない私達が空想だけて犯罪者と決めつけているのでしょうね。女医さんの人間味(好奇心や人情味)がリアルであり、大変面白いく読めました。

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    2026年06月01日
  • 絶縁病棟

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    当てられた人の現況や過去がわかる聴診器を使って、診断し処方箋を出すキワミ医師。
    女性の患者3人のそれぞれの境遇による体調不良を暴いていきます。
    男性不審になってしまった70代の女性や、家族にたかられてしまう女性、旦那の家族に過保護に干渉されてしまう女性など。。
    たかられてしまう女性の様子は本当に気の毒でしたが、最後ハッピーに解決できそうで良かったです。
    続編があるといいなぁ、と期待してます。

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    2026年05月30日
  • 後悔病棟

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    きっとノンフィクションだな
    きっとあるだろうな
    どこかの町の病棟で、きっとあることだと思う
    病棟は辛く悲しい空間
    私は、少しは知っています

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    2026年05月28日
  • 結婚相手は抽選で

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    とても面白かったです。
    少子化対策の為、見合いをして3回断れば撲滅隊に入る、というめちゃくちゃな設定だけどその中で独身の人達が葛藤しながらも成長する感じがお見合いや人と付き合う事は、自分を成長させると思いました。
    今は結婚どころか恋愛もコスパが悪いと言われついて、世の中の変化についていけない。
    どんな時代でも男女関係なく他者への思いやりは忘れたくないし、自分の気持ちも大切だなと婚活の話なのに思いました。

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    2026年05月26日
  • 老後の資金がありません

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    最後がよい感じなところに気持ちは救われるけれども、現実にはそう上手くいくばかりとも言えないのではという不安もよぎる。「お金がない」という篤子の心配の描写のたびに、我が事のようにハラハラする。経済的安定の大事さを、改めて痛感する。

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    2026年05月25日
  • 希望病棟

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    垣谷美雨の『病棟』シリーズ、これにてコンプリートです。

    『希望病棟』は、他の三作とは異なり、患者は二人で、この二人が関わりを持っていきます。その過程に惹き込まれます。「どんな着地を見せてくれるのだろうか?」と。

    摩周湖医師によるあの「聴診器」の使い方は、他の作品に比べると控えめです。

    私が読んだ順は、『絶望』(4作目)→『懲役』(3作目)→『後悔』(1作目)→『希望』(2作目)でしたが、それぞれ独立して読めるようになっているので、時系列通りでなくとも問題なく、楽しめました。とは言え、時系列で読んだほうが、楽しめることも事実です。

    大満足のシリーズでした。

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    2026年05月25日
  • 墓じまいラプソディ

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    墓じまいについて勉強になる一冊。
    墓に固執する祖父母世代や、男達に苛立ちを感じるけども、五月の竹を割ったような発言、友人の康子との行動が逐一可笑しいのが息抜きになる。
    夫婦別姓問題を通して価値観の合うパートナーなのか見抜くしっかりものの娘達も良い。

    墓じまいに抵抗がある人がいればその人が亡くなってから墓じまいをすればいい。そもそもほったらかしにしてしまえば無縁仏となり更地となる。
    骨なんてカルシウム。
    ラスト、思い出はずっと胸の中にあるんだからという台詞がグッときた。
    勉強になる。

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    2026年05月24日
  • 老後の資金がありません

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    何かを買ってから後悔するところが正に自分
    老後の資金についての参考より、家族親戚、友人と人付き合いの参考になる

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    2026年05月24日
  • 墓じまいラプソディ

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    お父さんと同じ墓には入らないと宣言して亡くなった母。戸惑う夫と子どもたち。
    遠方の墓を墓じまいするためには数百万かかることに悩む夫婦。
    夫婦別姓を選択できないがために、姓でもめる中で婚約者に愛想をつかす女性。
    いろいろな話が展開されて、そうだよなあと、自分事として考えてしまう。

    あまりあったこともない遠方の先祖の墓を、私の子どもたちに任せるわけにはいかないし、そもそも私がみるのか?という問題もある。
    放っておくのも一つですよ、と言い切る住職もすごい。

    そもそも火葬の時に、拾うお骨は骨壺に入るだけで、残りは捨てられますよね。
    そう思うと、全部捨ててもよいような気もしなくもないが、心も持ちようとしてそういうわけにはいかない。
    だとすると、あまり多くない量を散骨したり、歴史ある今後もずっとありそうな寺社の共同墓地に納めるというのが、私にはよいような気がする。それこそ、縁もゆかりもないけど築地本願寺とか。

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    2026年05月23日
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    主人公の父親が、娘である主人公を守ってくれて事がすすんでいく箇所に、父の娘を想う愛情をかんじました。
    また、嫁という立場で、考えさせられるものもあり。

    冷たい夫だと思いきや、亡くなってから、もしかしたらそうではなかったのかも、という箇所にはハッとしました。

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    2026年05月18日
  • あなたのゼイ肉、落とします

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    個人的には前作の方が好きですが、今作も十分に楽しみました。
    小萬里さんが痩せるために行う引き出し力が、すごくマッチングしています。
    自分は最後の話が一番好きでした。
    これからもいい作品を作っていってほしいと改めて思いました。

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    2026年05月14日
  • 絶縁病棟

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    なんでも意見をはっきり言う女と、思ってることすら口にできない女の対比。其々に生きにくさと幸福の種類があり、パーソナリティというものはなんとも複雑で、ヒトに正解不正解はないんだよなぁと改めて気付きます。
    お医者さんも患者さんもみんな人間くさくていいですね。
    非科学的な設定も全然気にならないです。
    書評がすごく良くて、キレーに纏めてくれてます。

    〈地獄とは他人のことだ〉
    【地獄のような他人との悪縁を断ち切るには多大なエネルギーが必要になる。その悪縁が表向きは良縁に見える場合はなおさらだ。
    絶縁しようとしている自分には良くないレッテルを貼られてしまう。けれど世間の目を恐れてはいられない。危険を察知したら、三十六計逃げるに如かず、ということを教えてくれる。
    小説はハウツー本ではないが、作家の創造力の結晶だ。絶縁病棟の中にはさまざまな人間の思考と行動のパターンがつまっている。エンターテイメントとしてたのしみながら、災害みたいな人間関係に備える洞察力と気力を養いたい。】

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    2026年05月14日
  • 七十歳死亡法案、可決

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    まだ人生4分の1くらいしか生きていない若者の方で、これから日本を作る若者にお金使って欲しい、高齢者にお金かけまくってもなと少し思っていたので、これについて家族と話した時に勧められて読みました。
    高齢者にかけるお金を減らしてと思っていたのは大きな括りで見ていて他人事だったからであり、家族に対してもそうかと聞かれると違うなと少し考えが変わりました。最終的には、介護や医療費など負担になることが増えるけれど、誰もが通る道だからそれについて文句を言うのは違うんだろうなと考えるようになりました!

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    2026年05月12日
  • 夫のカノジョ

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    入れ替わる前からオチが想像できたけど、こういうのでいいんだよおじさんが出てきそうなくらいこういうので良かった。安心して読める作品だった

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    2026年05月11日