垣谷美雨のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東日本大震災の同じ避難所に集まった年代の違う三人の女性の話。
信じられないことだが、せっかく届いた間仕切りを、年配の男性リーダーが、「同じ避難所にいる我々は家族同然だから、間仕切りを使うなんて水くさい」と、設置を許してくれず、授乳や着替えなど、毛布の中でこっそり行っていたと言う。これは実際に何ヶ所かであったそうだ。
このことに限らず、田舎では、男尊女卑が根強く残り、女は意見を言うことすら許されない。
読んでいる間中、ムカムカしてたまらなかった。能登半島地震の避難所では、少し改善されたのだろうか?
東日本大震災の時は、やたらに、日本人は避難所でも譲りあっている、暴動を起こしたりもしないし、素晴ら -
Posted by ブクログ
/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/
いきなり、スタートが衝撃でした。
震災が発生するところからスタートで、ドキドキ感が伝わってきて、吸い込まれていきました。
3人の主人公が交互に展開していく形で、どの主人公たちもつらい境遇。
そして、ほとんど、男がダメ。
やっぱり、男はダメだ、、、女性が男といるメリットはあるんだろうか、と、この作品でも痛感させられました。
とくに、田舎の男たちが、ほんとダメな感じで描かれていて、もう、男の私でも憎しみが湧いてくるような感じでした。まだ、いるのかな、、、こんな人たち(T . T)
最後に向けて、思うような展開になっていくので、ホッ -
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久しぶりの垣谷美雨さん♪
垣谷さんお得意の「身近なんだけど結構深刻な人生のあれこれ」がテーマの本作。
今回の主人公は2歳年上の夫が急死して未亡人となった子なし妻 高瀬夏葉子44歳。
団信で住宅ローンからも解放され、
少額ながら生命保険金も入り、
やり甲斐を感じるパート仕事もあり、
晴れて自由の身になる筈だったのだが・・・
急死した夫には女の影が!
独身時代から愛人への送金が判明し、
更に旧家で封建的な考えの舅姑の思惑や、
引き篭もりの義姉の存在に
墓問題や介護の重圧とがんじがらめになる夏葉子。
あぁ〜このリアルで丁寧な心理描写がたまらん。
夏葉子目線で進む本作は、彼女の生い立ちからその人 -
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ネタバレリーマンショックで円高株安の最悪の時代の話。
70歳で安楽死させられる最悪の法律なのに、意外なことに大半の人達がこの法案を受け入れていることに驚く。
それほど当時としては未来に希望が持てない状況だったんだな。まぁ思い返してみても、確かに一気に景気が悪くなった感じがあったわ。
後半で、母親の東洋子が家出して、息子の正樹や父親の静夫が家事や介護を自分の仕事だとは思わずに、他の女性に仕事を押し付けようとしてるところがホントにイライラした。
だけど、結果的に東洋子の家出が契機となって、いい方向に変わっていったのが、良かったといえば良かったんだけど、何かモヤモヤしちゃうよなあって感じ。
そうでなかったら -
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ネタバレ寝たきりになった義母を介護する中年女性のお話。
我儘な義母、無関心で自分の事しか考えない旦那、後ろめたさは感じながら一人暮らしをはじめる娘、引きこもりの息子。
さまざまな政策を成功させた馬飼野総理の元、七十歳死亡法案が可決される。年金や医療費などで圧迫する日本の財政を、回復させるための政策である。当然、高齢世代からは、激しい反対もあるが若い世代は賛成する。
現在の日本に当てはまる問題を、1つの家庭を通して描き出す物語。
母の家出をきっかけに、いっときはパニックに陥るが、それぞれが努力することで、変化がもたらされる。最終的には、馬飼野総理はは死亡法案を廃案にする。狙いは、国民の心の変化であった。 -
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ネタバレ初めて垣谷さんの本を読みました。
ちょうど帰省した際、来年、自分の車を譲ってくれと言われた時、親父にまだ乗るの?と聞いたら、試験に受かったら乗ると答えられたところ。
ナウな話題だと思い、何の気なしに読んでみたらあっと言う間に読破!うちの家はここまで過疎ってないけど、似通ったところはあった。まー少し俺より上の世代かな。けど、それがまたやがて来る将来かと思い、考えさせられた。
主人公は結果的にものすごく柔軟に考えていると思う。人は人と関わることでしか喜びを得られないかもしれない、と何となく思う。
職業柄、こう言う生協のような移動式スーパーがあることは知ってたけど、割と楽しいのかもと思う。先日、知り