垣谷美雨のレビュー一覧

  • 子育てはもう卒業します

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    自らの就職や結婚、子育てに三人三様に思い悩みながら、でも自分の決めた道を進んでいく。
    結果、落とし所はどうなるのかな?と思いながら読み進めたが、ラストは…。以下ネタバレ回避のため自粛。

    世代的に私自身と近いものを感じて大いに共感!
    うちの子供はまだ5歳だから、今後の悩みは「明日は我が身」と受け止めました。^^;

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    2023年12月23日
  • 代理母、はじめました

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    ネタバレ

    代理母には肯定的だと思ってたあたし。金銭は発生するけどWin-Winならいいと思ってたし、ユキたちの活動がないと日本の制度が変わらない。

    でもやっぱり細かいところが気になる。
    日本でまだ認められていない今、代理母になった人は産休は取れるのだろうかとか、代理母から産まれても依頼者の戸籍にちゃんと入れるのだろうかとか、整備しなければならないところはたくさんあるんだろうな。
    そのうち、出産が嫌だから代理母頼もうとか言う人出てきそうだよ。
    子どもが欲しいのに何かしらの正当な理由で産めない人にとって、良い制度になって欲しいと願ってやまない。

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    2023年12月23日
  • ニュータウンは黄昏れて

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    垣谷美雨さんの本は、身近な主婦目線の本が多く読みやすい。
    バブル崩壊前に分譲団地を購入した母とお金持ちのおぼっちゃまに翻弄される娘のお話。
    母の立場も娘の立場も自分に置き換えて考えてしまう…一戸建てじゃなくてアパート暮らしでもよかったかも…大金持ちと出会ってたなら…
    まぁ考えてもしょうがないけど…
    みたいに考えてしまうお話でした。

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    2023年12月19日
  • 行きつ戻りつ死ぬまで思案中

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    いやー、面白かった。あっという間に読み終えました。筆者は少し上の世代ですが、自分の子供時代が思い出され、両親は忙しく大変だったんだろうな、なんてしみじみしてしまいました。

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    2023年12月15日
  • エール!(2)

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    お仕事小説アンソロジー第2巻。
    坂木司さんのスイミングインストラクターのお話が好きです。レッスン後にインストラクターである主人公たちがジャグジーに浸かってお話する場面が印象的でした。
    「明日も仕事がんばろ!」と思える作品です。

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    2023年12月02日
  • 女たちの避難所(新潮文庫)

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    東日本大震災にあった三人の女性が避難所や家族の男尊女卑に立ち向かい、自立していく姿を描いた話。
    震災津波は小説の描写でも自分が想像していたより酷い状況で、いざという時の備えの大切さ、備えても無駄なほどの脅威を感じた。
    そんな震災の中でもマスノさん、晶子さん、福子さんのようにいざという時人を助けられる余裕、負けない潔さを持ちたいと思った。

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    2023年11月19日
  • ニュータウンは黄昏れて

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    ●あまりにも描写が細かく感嘆していたら、やはり筆者の体験談だった。女性作家ならではの容赦のない人物描写は時として心地よさすら感じられる。
    ●最後には荒れまくるマンション理事会のシーンは圧巻。綺麗事で終わらしていない展開がまたいい。まあ、議員立候補は唐突感はあったが。
    ●やばい彼氏を友達間で押し付け合うなんて、そんな展開思いつかない。
    ●どうしようもならない、がんじがらめな庶民の気持ちに、何回も心がキュッとなってしまった。

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    2023年11月04日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    さすが垣谷美雨さん、書き出しから引き込まれてしまった。友人の年賀状に書かれた一行「里奈が結婚することになりました。」に動揺する57歳の千賀子。
    一人娘の友美は28歳独身で彼氏無し。

    時代と共に結婚観は大きく変わった。
    「クロワッサン症候群」「負け犬」がもてはやされた頃。その後の「晩婚化」はいつの間にか「生涯独身」という言葉に取って代わられている。
    手に職があっても、娘がこの先一人のままで大丈夫なのか?と親の不安は払拭できない。その気持ちが痛いほど伝わってきた。

    眩しい若さは「ある日突然」消えてしまう!夫フクちゃんと共に娘の友美を説得して、親婚活を始めてみたけれど…

    親婚活について聞いたこ

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    2025年10月07日
  • うちの父が運転をやめません

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    ネタバレ

    高齢の父親に運転を辞めさせたい息子(雅志)が、どう父親に運転を辞めさせようか試行錯誤する話。
    タイトルと装丁から本筋は捉えつつもなんとなくコミカルに進むような印象があったけど、雅志自身の都会での生活スタイル、子育てを振り返って高校生の息子に対して思う事など、高齢者ドライバー問題の他にも現代社会、子育て世代に問題提起しているような深い内容だと思った。
    特に自分はまさに子育て世代で持ち家も購入し
    ローンを組んでいる状況で、教育資金のことを夫と話すことも多く、かかる費用の膨大さに仕事は絶対に辞められないと思っているだけあって、胸に刺さるものがあった。お金と時間、単純に考えれば子供との時間が大切だと思

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    2023年10月06日
  • 竜巻ガール

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    表題作が小説推理新人賞受賞作だというのでミステリーかと思ったが、人間ドラマだった。とはいえ、推理小説新人賞の冠がついているので、さすがにオチはある。
    小さな謎だが、オチは「なるほど」と思えるものだし、人物造形にリアリティーがあるので、新人賞受賞は妥当だなと思う。

    本作は四編の短編で構成されている。
    「竜巻ガール」「霧中ワイフ」は謎と思い込みが最後でどんでん返し的に解決されるし、不穏な空気の漂い方がページをめくらせる。
    他の二編は落語っぽいというか、コントっぽいというか、登場人物がエキセントリックで漫画っぽかった。

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    2023年09月21日
  • 四十歳、未婚出産

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    自分が選んできた人生とは、違う人生を生きる人達が
    どんな悩みを抱え、日本特有の社会の壁にぶつかるのか
    教えてくれる垣谷さんの数々の著書を、いま夢中で読んでいる。

    自分の環境がフル在宅勤務も手伝って
    人との接触が少ない日々のなか、本の中の物語で
    人と交わり人生経験を積んだ気になれる笑 

    夫婦別姓、戸籍制度、子供を持つ人の働きやすい職場環境、外国人の子供の生活学習環境、これからの子供たちを育てる環境、家族とは、、これからアンテナを立てられそう。 

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    2023年09月10日
  • 行きつ戻りつ死ぬまで思案中

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    エッセイを読んで、フィクション作品の方が面白いな...と思う作家さんに出会ったので、このエッセイも読むかどうか迷った。垣谷美雨さんの作品が大好物だから、読まなきゃよかったになるのが怖くて。

    しかししかし、読後は悪くない!!偉そうですみません。
    他の方も書いておられたが、毒舌というよりチャキチャキというのがしっくり。
    はっきりものを言ったかと思いきや、思ったことを口にできなかった話があったり、一人参加ツアーで友達を作るような積極的な面を語ったかと思えば、暗い性格だと言ったり。
    普通の庶民の一面が覗けて楽しい。

    笑ったのは、昔から歴史に興味が持てないところ。
    歴史好きな人に好きな歴史上の人物を

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    2023年09月05日
  • 女たちの避難所(新潮文庫)

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    「絆を盾に段ボールの仕切りすら使わせない避難所が現実にあった。男達の横暴に、3人の女が立ち上がる。憤りで読む手が止まらぬ衝撃の震災小説!」

    裏表紙の内容紹介にあったとおり、本当に憤りで読む手が止まらなかった。あとがきにて作者の垣谷美雨さんが記されていたとおり、この震災大国日本で、誰がいつ被災してもおかしくない。明日は我が身と思いながら、多くの方に手にして欲しい作品だと思った。

    東日本大震災の震災報道は、年月が経つにつれ随分と減った。また震災報道といえば、絆や人間愛、ボランティアをクローズアップした美談が多く、違和感を感じていた方も少なからずいると思う。かくいう私もその一人だ。

    本作は、被

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    2023年08月31日
  • 禁煙小説

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    育児も仕事も全力でこなしている早和子、禁煙にチャレンジしながら20年来成功していない。
    元喫煙者の著者が描く、タバコに振り回される生活はため息をつきたくなり、反面教師のエピソードはぞっとする内容。
    禁煙生活のきっかけになる重い一冊。

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    2023年08月27日
  • 四十歳、未婚出産

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    ネタバレ

    40歳未婚で予想外の妊娠をした主人公を軸に様々な社会問題を絡めてエンタメに落とし込んだ良作。
    読み始めたら止まらなかった。

    リアリティとファンタジーの匙加減が絶妙。
    産むことを決意した主人公。
    全てを受け入れた同級生と偽装結婚、物分かりの良い重役の計らいで出張のない部署へ異動、兄夫婦のマンションの隣りに引越し、母親が田舎から出てきて家事育児のサポート。結末だけ羅列するとご都合主義に感じるけど通して読むと違ってくる。リアリティのある描写が細部に散りばめられてるから。

    ラストにさらっと働きやすい部署に異動したはずの主人公が異動先の同僚と上手くいってなくて残業が増えて疲れているようなことが書かれ

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    2023年08月08日
  • 農ガール、農ライフ

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    失業して同棲相手から「いっそ、結婚しちゃおうか」と言われたのに断ってしまい、結婚に逃げるなんてと軽蔑し、いくらでも挽回のチャンスはあると信じていたり、「しっかりしている」と言われるたびに誰も本当の自分をわかってくれないと反発したり、おんなごころに頷きながら、痛痒いような、胸を突かれるような思いを感じながら読み進めた。
    農作物のできや収入、住まいの確保がうまくいきすぎだが、まぁ読み物だから楽しければいいか。

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    2023年08月05日
  • 女たちの避難所(新潮文庫)

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    東日本大震災。
    日本中の人々が忘れることのできない大きな災害だ。

    地震直後から、命からガラの避難、肉親の死、そして避難所生活。

    この中で東北の女性たちは、見ぬふりをしてきた大きな女性蔑視や男尊主義という戦前の価値観から苦しめられる。
    その中から実際にあったことを丹念に取材し、古い体質と痛めつけられた女性たちの大脱出劇が語られる。

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    2023年08月03日
  • 定年オヤジ改造計画

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    垣谷美雨さんの作品はスカッとする!

    封建的な男尊女卑を押し付けて家庭内で疎んじられる定年後の「ジジイ」が、孫のお守りを通じて周囲とも打ち解けていく理解のある「ジイジ」へ変わっていくストーリー。
    序盤は常雄の時代錯誤な発言にイラッとしたけれど、保育園や公園でそれまでの生活で交わらなかった母親たちと交流して、違う考えに触れられたのが大きかったんだろうな。
    退職後も家に閉じこもっていては良くないよ、と自分の父に伝えたい。

    それにしても、イクメン気取りの和弘も見事なダメンズだったな。親の背中を見て子も育つということか…専業主婦家庭は子育てに手をかけられる分、子が甘やかされてしまうのかも。

    女は家

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    2023年08月01日
  • 定年オヤジ改造計画

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    面白かった。しかしいるんだな、こんな男と思ってしまうがザラにいると言う悲しい現実。世の中の亭主関白男共、この本を読んで改心せよ。

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    2023年07月25日
  • 女たちの避難所(新潮文庫)

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    災害が起こったときの避難所は有り難い存在に違いないが、そこで実際に何ヶ月も過ごすストレスは想像を絶するものだとわかる。
    この作品では避難所で生活することになり知り合った3人の女性が主人公だ。いろんなものを失ったことで逞しく強くなった女性たちがこれからの未来を生きるために決断したことは…

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    2023年06月28日