垣谷美雨のレビュー一覧

  • 行きつ戻りつ死ぬまで思案中

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    この作者の小説が面白いのでエッセイも読んでみることにした。きっとこの方は根がとっても真面目なんだろうな、と思った。コロナにしてもデジタル庁にしても、あー、私もこんな事考えてたな〜と共感する話題も多かった。

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    2025年07月13日
  • 希望病棟

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    シリーズ第二弾!
    しかし、本書は、前作と違って長編の展開。
    さらに、テーマは貧困問題。

    聴診器を拾った摩周湖はそれを通して、患者の心を知ります。そして、自分自身がずれていなかったことも..

    本作では、摩周湖、桜子、貴子の物語。
    桜子と貴子は摩周湖の進めて治験を受けて、回復することに。
    一度は死んだ身として、二人はそれぞれ新たな人生を生き直します。

    大学に進学したいがお金もなく進路に悩む桜子。施設で育てられたことから、18になったら出ていく必要があります。
    また、代議士の夫をもつ貴子。選挙で勝つことしか興味のない夫と姑のくずっぷりを嫌悪しています。
    そんな二人がどう生きていくか?

    そして

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    2025年07月13日
  • 後悔病棟

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    ファンタジックなヒューマンドラマ。
    4作からなる短編連作ストーリ。
    末期がん患者を診ているルミ子がある時、病院の庭で聴診器を拾う。
    その聴診器を患者に当てると、患者の心の声が聞こえてくる。
    さらに、患者はその聴診器を通して、過去をやり直せるという設定。

    ■dream
    大女優の母親を持つ小都子。高校時代に芸能界入りを母親に大反対され、その夢をあきらめる。
    そして、聴診器を通して、高校時代に戻り、女優デビューを果たし、芸能界に入ることに。
    しかし、現実はいろいろ厳しかった。
    やり直した人生が順風満帆ではないところがミソ!

    ■family
    IT会社に勤める日向。全く家庭を顧みないで生きてきて、奥

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    2025年07月13日
  • 後悔病棟

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    人は誰しも後悔して生きていると思うが、果たして別の道を進んだら正解だったのかは分からない。
    もちろん後悔のないように生きることは大切であるが、自分の置かれた状況が1番幸せだと思えるようになりたいと感じた。
    自分が死ぬ直前良かったと思えるように、明日死んでもいいように毎日全力で生きたい。
    そう思わせてくれる本でした。

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    2025年07月11日
  • 老後の資金がありません

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    タイトルの「老後資金」は、憂鬱になりそうな問題を取り上げていますが、強く前向きに進む主人公が書かれています。

    ただ生きてるだけでも、お金ってかかりますね‥。
    それに加えて、冠婚葬祭は何かにつけて高いし、突然のリストラもありえます。いつまで続くのかわからない介護。自分も年齢を重ねて、体力も続かない。それでも、お金に関わらずには生きていけません。
    内容自体が勉強になりました。

    後半はスリルな展開もあり、楽しく読めました。ストーリー展開がとても面白いです。

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    2026年01月02日
  • あなたのゼイ肉、落とします

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    万年ダイエッターやストレス太りで悩んでる方は共感するような作品です。
    自分も今の職場に異動して、仕事のストレスで6キロぐらい太ってしまいダイエット中です。
    太った自分が醜くて、痩せてる自分じゃないと価値がない。でもストレスで食べてしまう。根本は心に悩みを抱えてるのが原因。それぞれの悩める人たちのエピソードを読んでて、自分も同じじゃないかなと思わされました笑 ただ痩せるだけでなく、根本的な悩みと向き合いちょっとずつ前向きに良い方向に変わり始める良い話です。元気を貰えました。

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    2025年06月27日
  • 結婚相手は抽選で

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    終盤、奈々の本音が出て涙流してたところ、共感。
    結婚って考えれば考えるほど難しいし、あれこれ考えていたら独身が気楽と考えてしまうのは当たり前。この本の世界のように、抽選見合いみたいなので勢いで結婚しちゃうのもあり?なんて思う気持ちもある。

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    2025年06月22日
  • 結婚相手は抽選で

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    少子化対策のため『抽選、見合い結婚法』が施行されることになった。相手が気に入らない場合は断ることができるが、3回パスしたらテロ撲滅隊送りになる。
    モテないオタク青年、実家暮らしで全く家事ができない女性、子離れできない母を持つ親離れできない女性など、それぞれの事情や駆け引きなどコミカルに描かれていて楽しめた。
    実際にこんな法律ができれば、人権が〜などと大炎上間違いなしだろうけど。

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    2025年06月22日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    姑が突如亡くなり、その遺品整理をする事に。

    人がいなくなったはずなのに、誰かの気配がする部屋。
    邪魔だ、と思っていた物が、次にきたらなくなっている。
    ホラーかと思ったのですが、一応違いました。

    主人公の母親と比べ、物が多すぎる姑。
    確かに、これを全部捨てよう、と思うと
    システムが変わったりしていて、昔より大変。
    そうして見えてくる姑の生前。
    繋がりがある、というのは、ありがたい事ですが
    これこそ、どうなのだろうか…と。

    自分が捨てられないから、人に捨ててもらう。
    正解ではありますが、しないといけない方から見たら
    たまったものではない、というのは確かです。

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    2025年06月21日
  • 後悔病棟

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    帯にはヒューマン・ドラマと謳ってあるがファンタジー要素多め。
    主人公である女医の成長物語ではあるが、読み終わっても主人公が全く成長したように思えず。また、魅力的な部分がないので感情移入し辛い。イケメン医師はどうしてこの魅力のない女医に惹かれたんだろう。
    とはいえ、自分に死期が近づいていて、どこかのポイントからやり直せるとしたら 一体どこからやり直すか。そうしたらどんな人生だったのか。考えてみたが、やり直しても今の人生と大して変わりがない事が安易に想像できてしまった。

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    2025年06月20日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    娘がとても素直。仲良し親子で良かった。こういうての話は、めっちゃギスギスするんじゃないの?と思ってた。

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    2025年06月18日
  • 四十歳、未婚出産

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    旅行代理店で働く優子は、仕事で行った海外で部下の男性と一夜限りの関係から妊娠してしまう。
    40歳になる優子にとって、これが子供を産む最後のチャンスだと思うと産むことしか選択肢がなかった。
    しかし、相手の部下にも周りにもそのことは知られたくない…
    無謀にも思える優子の考え。
    そのため、社内ではあらぬ噂が立ち始める。
    そして、腹の立つパワハラ上司…
    ただ、都合の良いように考えすぎるところがある優子にも、正直イライラする場面もあった。
    それにしても、まだまだシングルマザーや子育てする女性、外国人に対する偏見がなんと多い国なのか。
    そりゃ夫婦別姓について30年も検討して、未だに結論が出てないのも頷ける

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    2025年06月14日
  • 七十歳死亡法案、可決

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    専業主婦の宝田東洋子はお義母さん菊乃の介護におわれているが、夫の静夫は早期退職して友人と海外旅行へ、ヘルパーをしている娘桃佳は協力せず家を出て一人暮らし、大手の銀行に就職して挫折した息子正樹は介護を手伝うこともなく家に引きこもり。七十歳死亡法案が可決され施行されるまであと二年。家族や親戚が非協力で介護に疲れた東洋子は友人と共にアパートを探しにいき、家を出て一人暮らしを始める。母親が失踪し菊乃の介護を担うことになった正樹は父を呼び戻し姉や親戚に連絡し助けを求める。東洋子の大変さを実感する家族。正樹はコンビニで中学の同級生峰千鶴と再会後、同級生の沢田をブラック企業から救うため交流を持

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    2025年06月08日
  • 定年オヤジ改造計画

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    この小説は平成30年に発行されたもので、今令和7年、60歳定年、自宅では何もしない、孫に世話を嫌がる。考えられない。ずっと昔のように思います。が後半は考えを改め、安心しました。

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    2025年06月06日
  • 四十歳、未婚出産

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    ネタバレ

    妊娠、出産は大変だけど本来とても喜ばしいことなのに序盤は味方がほぼおらず切なくなった
    物語が進むにつれ味方がでてきて安心した

    物語終盤で勤め先の会社が女性が働きやすいよう会社の規定に追加されている描写がある
    その中に
    『いつの時代も人手不足や欧米諸国からの圧力で日本政府や企業は大きく舵を切る。
    女性に対する人権意識から政治家や企業が自発的に動くことは決してない。』
    と書かれており女性の潜在的な地位の低さや妊娠、出産、子育てや介護が未だに軽んじられてると改めて感じたし共感した

    無事に出産し家族のサポートも受けられ仕事も続けられそうなので安心した

    ただ個人的には主人公が不倫し不倫相手の妻を見

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    2025年06月03日
  • リセット <新装版>

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    面白かった〜
    過去に戻れたらなーとか誰でも一度は思うことだと思う。
    この本で気づいたことは、どんな人生を選んでもぶつかる問題は必ずあることと、人生はいつでも誰でもそこから違う道を選んでやり直せるってこと。

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    2025年05月27日
  • 希望病棟

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    後悔病棟の続編。今回も末期がんの患者が出てきたけど治験で回復でき病気になる前とは気持ちの持ちようがガラリと変わり思い描く自分の人生を歩んでいく物語。大切なものを失いかけた危機を味わった人でないと変われない人が多いだろうな。

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    2025年05月27日
  • 定年オヤジ改造計画

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    垣谷さんの作品は好きでいくつか読んでいるが、今回はオヤジ自らが気づいていくという視点。
    女は子どもを泣かさないようについ甘やかしてしまう。子どもの泣き声に耐えられないのだ。理由は自分の子育てしていたつらい思いでが蘇るから。あの時イライラしてひどい言葉を投げつけたり、邪険に扱ったりしなければよかったという後悔が蘇るから。
    「子育ての責任を一人で背負わされてるとそうなるんでしょうね」
    この言葉に自分の経験が重なって涙しかなかった。

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    2025年05月20日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    2025.05.13

    人間ドック中の待ち時間で読みきれそうなものを、ということで軽く読めそうな垣谷さんの婚活小説を読んでみた。
    辻村深月の「傲慢と善良」を読み終え、今回は親目線の婚活小説。婚活していた当時の自分をまたまた思い出しつつ読み終えた。
    婚活は、根拠なくピノキオの鼻くらい高くなってた自分の市場価値観を容赦なくへし折られる作業だと思う。本当に人生勉強だと思うし、自分の市場価値がよくわかるようになって次第に謙虚になる。
    なんの不安もなく流れるように恋愛結婚で大好きな人と結婚した人たちが羨ましいとも思うけど、理想のお家を建てられて可愛い息子にも恵まれたし今が幸せだからいっか。

    ありそうで

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    2025年05月13日
  • 農ガール、農ライフ

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    ネタバレ

    今の生活は収入は少なくても、小さな喜びを感じることが多かった。

    どんな小さな約束でも守らなきゃダメよ。約束が小さければ小さいほど、破った時に信頼を失うわよ。

    何でもわかっているつもりになっていたが、実は周りのことが全く見えていなかったのかもしれない。修のことも、瑞希のことも、自身の基準で勝手に決めつけていたのではないか。

    解説 作家 原田ひ香さんより
    垣谷さんの作品の登場人物には、どんな悪人もその一面だけでない 美点をちゃんと用意してくださるというバランス感覚が必ず利いています。

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    2025年05月11日