あらすじ
ダイエットは運動と食事制限だけではない。大庭小萬里はマスコミには一切登場しない謎の女性だが、彼女の個別指導を受ければ、誰もが痩せられるという。どうやら、身体だけでなく「心のゼイ肉」を落とすことも大事なようだ……。身も心も軽くなる、読んで痩せるダイエット小説。
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Posted by ブクログ
オーディブルで聞きました。
ダイエットをすすめる話なのかなぁ…とデブな私はライブラリーに入れっぱでなかなか聞けてなかったんですが、コレは早くに聞いとけば良かった!!
聞いてて吹き出してしまう箇所があり、外じゃなくて良かったと思いました。
そうだよな。年を取って思う。贅肉が付いてるのは身体じゃ無いんだよ。
さすが垣谷先生。この本好きです。
Posted by ブクログ
すき。心のダイエットとは?って思って読んでみたけど、確かにちょっとだけでも歩いてみるか!って思えてきて最近散歩が趣味になりました。
垣谷美雨さんの本元気がもらえるから色々読んでみてます。
Posted by ブクログ
以前読んだ『あなたの人生、片づけます』の大庭十萬里さんの妹の小萬里さんのお話ということで、読んでみました。前は片づけ、断捨離の話で、今回はダイエットの話。でも、ただのダイエットの話ではない。小萬里さんが出している本『あなたのゼイ肉、落とします』の副題になっている"心のゼイ肉も落とします"がメインになっている。
小萬里さんのダイエットの指導は、一カ月に一回で全部で三回。一回目で小萬里さんと依頼者が初めて会うのだけど、小萬里さんはその場で依頼者に何が必要なのか見極め、的確に指導する。この一回目で依頼者達はイライラして帰って行くけど、二回目に会う時は、なぜかみんな心が穏やかになっている。解説にも書いてあったけど、小萬里さんの指導で"見えているものを見ないようにしてた"、"見えてなかったものが見えるようになった"事に気付いたからだ。これが心のゼイ肉を落とすという事だ。その過程が読んでて良かった。小萬里さんは依頼者だけではなく、依頼者の家族の心のゼイ肉を落としていくのでそこの話も良かった。短編集で四話あるんだけど、各話の主人公達が思うことに共感してしまうし、私も参考にしたいとも思った。ケース2とケース4の話が好き。
よく小萬里さんが「わたくし、ただのデブじゃないんです」と言い、これがカッコいいと思う。このセリフで以前読んだ本を思い出した。浅田次郎さんの『わが心のジェニファー』で主人公が同じようなセリフを言ってたと思う。たしか、「僕は走れるデブなんだ」だったかな。その時も私は名言だと思った。話の内容はあまり覚えてないけど、そのセリフは頭に残った。
ケース1が年末に読んだ『禁煙小説』に設定が似てて同じだなと思い星三つだったけど、読み終え星五つになりました。
匿名
読みやすくて面白かったです
とても読みやすくて面白かったです。
ちょっと切ない気持ちになる場面もありますが、
最後にはスッキリするので、爽快感があります。
垣谷さんの作品は私をポジティブにさせてくれます。
温かいお話し
読み終えると心がほっこりしていることに気がつきます。そんなお話しです。押し付けではない優しさとはこういうことなのですね。読みやすいのであっという間に読み終えてしまいちょっと残念^ ^
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この本に出てくる4人の登場人物は全員自分が太っていることにコンプレックスを持ち、そのせいで人生が上手くいかないと思っている。痩せるためにダイエット本ベストセラー著者である大庭小萬里に個別指導を申し込み、指導を受けていく中で4人それぞれ自分を見つめ直し成長していくお話。小萬里がダイエット法だけでなく、メンタル面・精神面でも指導してくれて心の贅肉を落とすことで自分を見つめ直すことが出来ている。ハッキリと強い言葉だけど相手のことを何より考えている大庭小萬里という存在がすごく好きです。4つ全てのお話が読み終わったあとに笑顔になれるほっこりできる本だと思います。
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どの短編の主人公も、最初は痩せたいという思いから大庭小萬里に連絡し、自分の生活を見つめ直すことで、その家族の人生が変わるきっかけになっている。読んでいてとても気持ちが良い。
Posted by ブクログ
大庭小萬里。似たような名前をどこかで聞いた人もいるのではないでしょうか?身体のゼイ肉だけでなく心のゼイ肉も落としてくれる。小萬里先生に元気をもらいました。ダイエットも心と身体のバランスが大切ですね。
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垣谷美雨さんの作品は、老後のお金問題・お墓・遺品整理・離婚難等が題材になっていて、大事なことなのに、大半が私にはまだ早かったな〜と消化不良になりがちだった。ただ今回は身にしみて共感できました。お腹いっぱい食べてぐんぐん成長する幼少期はもう過ぎ去ってしまったので、摂取カロリーの調整は必要。気がついたら太っていた登場人物たちにも、それなりの理由があり、カリスマ指南で変わっていく物語。
何となく人前でお腹が鳴るのが恥ずかしくて、お菓子つまむことが多かったけど、控えるのが良さそう。「あれを食べたから太ってしまったんだ」と後悔に苛まれるような悲しい思いはしたくない(;´∀`)
『空腹のときが、最も味が分かるんですよ。お腹がいっぱいのときは、味を感じにくくなっているんです。-ケース2 錦小路小菊18歳-』
2024.10
Posted by ブクログ
読んだら痩せられるだろうか、と思い手に取った。あっというまに読み終わった。
なかにはたいして痩せない人もいた。そんな人でも心のゼイ肉は落ちたようだった。
読後は前向きになれた気がした。最後の話が特に良かった。
Posted by ブクログ
「あなたの人生、片づけます」同様に、お話の中にチェックシートが載っているのが楽しい。
全編から「自分を大切に」というメッセージを受け取ったように思う。
Posted by ブクログ
「あなたの人生、片付けます」の姉妹本。(主人公が姉妹の設定でもある)小萬里のインパクトある外観と的確な指導で各短編に出てくる太った人達が身も心も好転していく。ケース3、記憶喪失となった主人公の章の謎要素にとても惹かれた。知ってしまえばなんてことないのだがそれでもインパクトがあった。痩せたい人にはある程度参考になるのではないか。
読みやすさもあり、気楽に読める作品です。
Posted by ブクログ
[あなたの人生、片づけます]に続けて読んでみました。4人の痩せたい人々、その太っている原因に気づかせるためにはまずは心のぜい肉を落とすこと。小萬里のおかげで身軽になった4人が未来に向けて軽やかに歩み始める。自分自身にも重ね合わせて自身を見直す機会になるそんな1冊でした。
Posted by ブクログ
冒頭から笑えました。
短編で読みやすかったのと、これは怖い話?と思うものも最後はすっきり、ほんわかします。
垣谷美雨さんの本は、等身大というか私には共感できる部分が多くて、それでいてそんなに悪い人は登場しない。読みやすいですし、力まず読める気がします。
(大)昔に読んだ、「魔法の鍵婆さん」?シリーズがちょっと頭に浮かびました。
Posted by ブクログ
あなたのゼイ肉、落としますというベストセラーを書いた大庭小萬里さんが、依頼を受けた人たちを痩せるように、でもそれだけではなく、心の整理もしてくれるようにアドバイスをくれる話。
登場人物を一緒になって応援してしまって、最後は泣ける話で、すっきりしました。
親身になってくれるおばちゃん、今の世の中には欠かせないと思う。心に沁みる話でした。
Posted by ブクログ
(旧アカで読んだものの移設リポスト)
垣谷美雨さん、安定の面白さ!!
「あなたの人生片付けます」の主人公の妹が、ダイエット指導を色んな人に施す話。なぜ太ってしまったのか?色んな人の色んな悩みを解決しながら、相談人が少しづつ変わっていく様子を描くオムニバス形式。読みやすいし、なるほどと思えるし、普通に良い話だったりもするから良かった。ただ、片付け篇のほうが笑える要素は多かった。
Posted by ブクログ
Audibleで聴了。
一つ一つの家庭にある、一人一人の人間にある、心の贅肉というもの。
自分の卑しさ、他人への嫉妬、マイナスがもたらす心の贅肉が自分をどんどん醜くしていると語り掛けている。
小萬里のストレートな物言いが、その人の贅肉を落とすきっかけとなり、
みんなの心がスマートになっていく様子は聞いていて、すっきりした。
Posted by ブクログ
太っている事が本質的な問題ではない
問題があるから太ってしまうのかなと考えさせられた
小萬里自体は特殊な能力などなくただ話を聞いて明らかに悪いところを指摘するだけに見える
ただオブラートに包んだ言い方をあまりしないのでそこで相談者が何かに気がつく展開が多かった
やはり相談者としてもどうすればいいかは明確になっているがそれを実行できてないだけなのかなとは思う
最後の歩くスピードの結び方は好き
匿名
面白かった!
本の題名が気になり読んでみました。
それぞれの話の中に人の生き方があり、どれも楽しめました。特に最後のストーリーは心が温まりました!
Posted by ブクログ
『あなたの人生、片づけます』の姉妹作。
主人公も十萬里の妹の小萬里で、心のゼイ肉落としをダイエット指導の肝に据えています。
評価は前作と同じ☆4つつけましたが、構成がやや甘いように感じる ( 特に1話目 ) ので3.5ぐらいでしょうか。
Posted by ブクログ
Audibleで。ダイエット本の著者、大庭小萬里が直接指導することになった4人のお話。49歳,18歳,32歳、10歳と年齢も状況もいろいろ。周りから見たら当然当たり前のことでも、ずっとその環境にどっぷり浸かっていたら,自分では気づけないものなんだな,と思う。自分で掴んでこそ,糧になることを、あらためて考えました。
しかし、みんなが持つダイエット本の著者小萬里さんのイメージが、似たり寄ったりなのは笑えた。そのくつがえるさまも。
Posted by ブクログ
オーディブルで聴いたが、まさにオーディブルがちょうど良い小説である。耳で聴くというインプットは、目で読むというインプットに比べれば、たぶん半分以下の情報力なのだと思う。なので、オーディブルだとうまくその本の良さが伝わらない場合が多いのだ。
その点この本は、オーディブルに適した本であり、耳がすんなり内容に集中してくれるのだ。この著者の本は初めてなのだが、面白い著者だと思いました。
Posted by ブクログ
あなたの人生、片付けます と同じ主人公と思ったら妹さん。でも言っていることは同じ。
余計なことに悩まず、自分を取り戻しなさい。
痩せ方を教えてもらうのかと思えば最初のエピソードは中年の太った女性だった魅力的に生きられるということ。痩せることより自分を取り戻して周りの人たちと楽しく生きる方法。そうだよなぁと思いながら。
Posted by ブクログ
いわゆるダイエット本ではなく、短編4つからなる小説である。主人公はダイエット指南役・大庭小萬里。太っているために落ち込むクライアントたちが、ダイエット指南をうけハッピーになっていく姿が描かれている。
Posted by ブクログ
垣谷美雨さんの本はいつも心の持ち方を教えてくれる。この本も自分にはダイエットは必要ないかな〜と思っていたが心のダイエットは必要かも…
人からどう見られるかとか家族のことを必要以上に心配するのはスパッとやめて自分の人生を考えなくては! ロコモにならないように…
もし私が小萬里さんに個別指導をお願いしたらどんな宿題を出されるのだろう…?
Posted by ブクログ
これ読んだらダイエットに火がつくかなと少し期待して読み始めたけど、そう簡単にはいかないね。笑
ダイエットは自分次第。でも、ダイエットのやり方は間違っていたり、客観的に見て気付くこともあるなって思った。
自分もう少し本気で頑張ろうかな。