垣谷美雨のレビュー一覧
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東日本大震災の同じ避難所に集まった年代の違う三人の女性の話。
信じられないことだが、せっかく届いた間仕切りを、年配の男性リーダーが、「同じ避難所にいる我々は家族同然だから、間仕切りを使うなんて水くさい」と、設置を許してくれず、授乳や着替えなど、毛布の中でこっそり行っていたと言う。これは実際に何ヶ所かであったそうだ。
このことに限らず、田舎では、男尊女卑が根強く残り、女は意見を言うことすら許されない。
読んでいる間中、ムカムカしてたまらなかった。能登半島地震の避難所では、少し改善されたのだろうか?
東日本大震災の時は、やたらに、日本人は避難所でも譲りあっている、暴動を起こしたりもしないし、素晴ら -
Posted by ブクログ
ネタバレ垣谷美雨はエッセイも面白いんだね
しかしかなり不運な目にあってるな…クレームつけれないのは優しすぎるからなのか
女だからナメられた話、男尊女卑、セクハラ話とか共感します
「読者がリアリティがないと決めつけるのは読者が知っていることや想像できる範囲を超えているということ。」
「死ぬまで大人になれない」
「あなたは何度人生やり直したところで大差ない
もう開き直るしか道はない、無理矢理にでも前向きに生きるしかない、年齢とともに楽しかったことより苦しかったことを思い出す」
「人間にとって誰かを喜ばせることが最大の喜び
老人に親切にするのは他人事でなく明日は我が身だから」
「歴史に興味が持てない。女性が -
Posted by ブクログ
/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/
いきなり、スタートが衝撃でした。
震災が発生するところからスタートで、ドキドキ感が伝わってきて、吸い込まれていきました。
3人の主人公が交互に展開していく形で、どの主人公たちもつらい境遇。
そして、ほとんど、男がダメ。
やっぱり、男はダメだ、、、女性が男といるメリットはあるんだろうか、と、この作品でも痛感させられました。
とくに、田舎の男たちが、ほんとダメな感じで描かれていて、もう、男の私でも憎しみが湧いてくるような感じでした。まだ、いるのかな、、、こんな人たち(T . T)
最後に向けて、思うような展開になっていくので、ホッ -
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うちの一人暮らしの姑は、捨てられない性格で、家中が物で溢れ返っている。主人公の女性のご主人は一人っ子で、夫に手助けできる姉妹がいたらなぁ、というセリフがあったが、私の夫には、姉と妹がいるが、全く役に立たない。それどころか、2人とも子ども時代のものを実家に置いたまま。姑の物もたくさんあるが、片付けようにも姉妹の物を姑は勝手に捨てられないと言って放置している。至る所に、マンガ、CD、DVD、カバン、靴、洋服、アルバム、文房具などが散らばっている。とにかく物が多い。これから私が、介護や姑の世話をすると思うが、できるだけ整理整頓された家で、お世話をしたい。世の中には私と同じように姑の片付けに苦労してい
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久しぶりの垣谷美雨さん♪
垣谷さんお得意の「身近なんだけど結構深刻な人生のあれこれ」がテーマの本作。
今回の主人公は2歳年上の夫が急死して未亡人となった子なし妻 高瀬夏葉子44歳。
団信で住宅ローンからも解放され、
少額ながら生命保険金も入り、
やり甲斐を感じるパート仕事もあり、
晴れて自由の身になる筈だったのだが・・・
急死した夫には女の影が!
独身時代から愛人への送金が判明し、
更に旧家で封建的な考えの舅姑の思惑や、
引き篭もりの義姉の存在に
墓問題や介護の重圧とがんじがらめになる夏葉子。
あぁ〜このリアルで丁寧な心理描写がたまらん。
夏葉子目線で進む本作は、彼女の生い立ちからその人 -
Posted by ブクログ
垣谷美雨さんの作品は、老後のお金問題・お墓・遺品整理・離婚難等が題材になっていて、大事なことなのに、大半が私にはまだ早かったな〜と消化不良になりがちだった。ただ今回は身にしみて共感できました。お腹いっぱい食べてぐんぐん成長する幼少期はもう過ぎ去ってしまったので、摂取カロリーの調整は必要。気がついたら太っていた登場人物たちにも、それなりの理由があり、カリスマ指南で変わっていく物語。
何となく人前でお腹が鳴るのが恥ずかしくて、お菓子つまむことが多かったけど、控えるのが良さそう。「あれを食べたから太ってしまったんだ」と後悔に苛まれるような悲しい思いはしたくない(;´∀`)
『空腹のときが、最も味が