垣谷美雨のレビュー一覧

  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    長崎弁がたくさん出てきましたが、「ばってん」で「しかし」の意味の逆接になるのが可愛くってお気に入り♡夏葉子たちはもう少し歩み寄れたらよかったのにと思う。本音で会話しないなんて、本当に夫婦なのか?そう思ってしまうのは私の両親が夏葉子たち夫婦と正反対だからかな。自分の人生だから、ちゃんと自分のことを話すべきだけれど、親しき仲にも礼儀あり。なんでもほどほどに、だな。節度を持ちながらも大切なことは話し合いたい。仮に同じお墓に入りたいと思える大切な人がいても、その人の両親との相性が合わないこともある。結婚は家族ぐるみだと改めて実感した。同じお墓に入りたいと思えるくらいに大切な人が私の人生に現れるのか?は

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    2025年06月03日
  • ニュータウンは黄昏れて

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    マイホームの問題、特に郊外のニュータウンの購入型集合住宅にスポットをあてたドラマ。人生で一番大きな買い物であろう住宅購入の闇を提示してくれる展開。バブル崩壊前に建築された郊外型マンションを購入した人なら似たような失敗(?)をしているのではないだろうか。少し前なら都市の中心には住む人がいないドーナツ化現象とか言われた事もあったが、住人がそのまま歳を重ねて建物の老朽化と自治会の高齢化が同時に押し寄せる恐怖。ヨーロッパの住宅事情なども盛り込みながら結末が大いにきになる展開です。
    あまり住処に高望みはせずミニマルに暮らしたいと考えながら読みました。あとがきで作者の経験が元になっていると知り、リアルさに

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    2025年05月31日
  • 希望病棟

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    前作でハードルがぐっと上がったというか、楽しみになった。
    今回は、摩周湖先生と桜子と貴子が主人公を変わりながら、目線を変えながらのお話。桜子と貴子はともに摩周湖先生の患者であり、末期癌を宣告されている。治験の話をもらうも、将来に悲観的な感じ。(そりゃ余命宣告されたら投げやりにもなるよな。)二人とも「どうせ死ぬなら好きなことやっておけばよかった」と思っていたどん底から、治験の効果が出て退院できることに。

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    2025年05月30日
  • 老後の資金がありません

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    初めての作家さんだったけど読みやすくてサラサラ読めた!50代の夫婦が、一千万くらいあった貯蓄があれやこれやと無くなっていってこれじゃ老後過ごせないよ!?って話なんだけど、姑問題とか葬式とか年金とか、トントン拍子に色んなことが起きてホント飽きなかった!
    わたしの老後…ちゃんと過ごせるかとても心配になった…笑

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    2025年05月29日
  • 後悔病棟

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    患者の気持ちに寄り添えず自信を無くしていたルミ子が心の声を聴ける聴診器を手にする。末期がん患者の後悔していることが聞こえてきたりし、過去を振り返る時間を共にする。考えさせられることが多すぎた。

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    2025年05月26日
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    ネタバレ

    姻族関係終了届け初めて聞きました。
    夏葉子さんが、良い人すぎるために、その周りで起こることに対して、彼女の気持ちになるたびに、モヤモヤしたり嫌な気持ちになって、スッキリは読めませんでした。
    でも、話の最後の持っていき方にはスッキリしました。
    夫を先に亡くすっていうのは、こういうことでもあるのかと、初めて考えに及ぶことでした。
    面白かったです。

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    2025年05月26日
  • 女たちの避難所(新潮文庫)

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    好きな作家さんです
    静かで深い感情とリアルさ
    変化をおそれる思い
    現状がつらくての決断
    決断した先も苦労が続きます
    女性に対しての応援歌だと思いました

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    2025年05月26日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    結婚しない子どもを心配して親が婚活する物語。実話だと思えるリアルな描写。垣谷さんの小説はいつも共感できて読みやすい。必死に婚活する親に対して素直に感謝を伝えられるのがすごいと思った。結婚するのが普通だと思われている世の中では独身は生きづらいだろうな。

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    2025年05月24日
  • 行きつ戻りつ死ぬまで思案中

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    柿谷さんの小説が好きで、一時期夢中になって読んでいた。
    本を読むってやっぱり楽しい!と再確認、本を開くと眠くなる〜なんて本離れしていた自分を読書のある生活に呼び戻してくれた人と言っても過言ではない。

    そんな柿谷さんのエッセイ、わくわくしながら読み始めると、何だか最初はご近所さんの愚痴を聞いているみたいな気がして「えっ」となったことを白状しておく。

    でも!やっぱり柿谷さんだった。
    芯の通った考え、スパッと切れ味の良い率直な気持ちが綴られて、文章を追うのが気持ちいい。
    読み進めるうちに、どんどん引き込まれ、そうそう!と共感したり、なるほどと感心したりして、何度も読む手を止めて、読書メモを取り続

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    2025年05月24日
  • 夫のカノジョ

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    自分が変われば相手も変わる。自分も変わりたい時には、誰かと人生を入れ替えたつもりで動いてみるのが良いかもしれない。

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    2025年05月24日
  • もう別れてもいいですか

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    もう別れてもいいですか
    垣谷美雨

    初めて読む作家さん。カバーそでの「老後の資金がありません」は映画を観たことがあり、なるほどそういうタイプなのねと。

    テーマは離婚で、現実的で誰にでも起こりうる/巻き込まれ得る話だが、心情メインで進むのが新鮮だった。
    親には読んでほしくないかも。結婚がこれからの人は是非!

    「平凡な生活から抜け出していく勇気」「他人は他人と割り切る気持ち(夫婦間に限らない)」「結婚生活への覚悟」
    が貰える本です

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    2025年05月21日
  • 懲役病棟

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    シリーズ3作目。1番、読む手が止まらなかった作品だったと思う。今回も面白かった。

    フィクションといえども、バックグラウンドが重たい人の後悔で、読み進めるのに辛いところもある。でも、病棟ターンで一気に明るく、軽くなるのが今回のマリ江と先生のペア。とても楽しかった。

    自由で、希望に満ちている今の生活を目一杯楽しもうと思った。なにより健康に。

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    2025年05月19日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    現実っぽいけどファンタジーっぽくもありました。

    普段ドロドロ辛い系で、色々考えたり、何が正解なのかとか思いを馳せている私ですが、
    この本は、暗い気持ちなんて一切なしに、楽しく読めて、かつ、色々考えさせられました。

    ファンタジーっぽく感じたのはなぜかなーと思ったところ、
    主人公家族が嘘みたいに仲良しだからかな。
    人間らしい卑屈さとかも少しありながら、ごにゃごにゃしながらも、前に進んでいけてたのは、家族の存在が大きいよねー
    その家族、も、親同士が結婚して作り上げたもので
    どんな方法であれ結婚相手を探して、あたらしく家族を作り上げて、もし子供が産まれるなら、その子供にとって安心できる居場所にして

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    2025年05月14日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    親が子供の結婚相手を見つけるためのお見合いの話しで、読みやすかった。
    この家族は3人とも仲がよくて、ちゃんと話し合って納得いくお見合いをして、家族仲の良さが素敵だった。
    お見合いの話しだけではなく、千賀子の友達のお子さんの話があったり、会社の話があったり、友美の会社の話もあったりで普通におもしろかった!

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    2025年05月12日
  • 結婚相手は抽選で

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    強制婚活を通じて自分と向き合う。
    自ら気付くこともあれば人から指摘されて気づくこともある。
    本来の生活圏では出会うことがない人達と出会うって結構大事な事なのかもね。人と関わることで色んな視点の色んな気付きがあって人は成長するんだな。と。

    1人でも生きていけるけど、ずっと1人でいるのはなんか嫌。もう子供が産める歳でもないし、おひとり様満喫して自分は満足だけど、周りの「結婚しないの?」って視線はやはり気になるところで…したいかしたくないかと問われれば結婚はしたい。
    自分が結婚に求めてる事ってなんだろう?何のために結婚する、したいんだろう?と考えるきっかけをもらえました。

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    2025年05月07日
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    今まで実父母以上に信頼していた義父母が、夫の死をきっかけに、典型的な『良い嫁』を求めてくる。
    そもそも、夫との夫婦関係は悪くはないが、どこか他人行儀で別に良くもなかった。
    実父に話したところ意外と頼りになり、娘のために戦う!かっこよかった。
    自分の人生を取り戻していく。

    ・夫婦とはいえ他人なので自分の思っていることはちゃんと伝える
    ・『つぶしてもよい人』と周りに思われないようにする

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    2025年05月02日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    ネタバレ

    面白かった!

    28歳の娘のために親が代わりにお見合いをする親婚活の話。この著者が書く登場人物は、人間臭くて物語に引き込んでくれる。母親のおしつけではなく、父親や娘も真剣に親婚活に向き合い、家族会議などで協力し合う描写は印象的で私も家族の一員になって主人公の娘の婚活をサポートしている気持ちになった!

    婚活中で傲慢と善良が刺さった人には刺さりそうな本!

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    2025年04月28日
  • 老後の資金がありません

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    ネタバレ

    冠婚葬祭やイベント事は、重要視している人にとってはお金をかけることに躊躇ないけれど、最低限で良いと思っている人にとっては華美にすることへの抵抗があるものだと感じてた時期に読んだので、結婚式や葬儀代、高級老人ホームなど身の丈にあっていない出費に苦しめられる主人公と周りの温度差にイライラしながら読んだ。これは、たぶん作者の思う壺。

    主人公の主婦がとにかく応援したくなるキャラクターであることが救い。前半はイライラさせられたが最終的にはやなヤツではない周りの人物たちは、とても人間臭くてリアルだった。

    物価高を生きる中、見栄っ張りは身を滅ぼす!と実感したし、冒頭に書いた節目のイベントへのお金のかけ方

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    2025年04月28日
  • 結婚相手は抽選で

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    ネタバレ

    抽選見合い結婚法、独身の男女が抽選で決められた相手と3回断ったらテロ撲滅隊に加入しなければいけないというペナルティがあるお見合いをするというストーリー。

    登場人物の属性がリアルで、特に共依存してる母娘は身近にもたくさんいそうで共感できた。読んでいる間は自立できてない母娘どちらにもモヤモヤしたけれど。

    結婚を考えられるパートナーの有無、既婚未婚、男女など読者の属性によって受け取り方は変わりそう。
    結構、毒が詰まっているけれどサラッと読める痛快な本!

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    2025年04月28日
  • 懲役病棟

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    感想
    香織のキャラが、奥田英郎の伊良部さんみたいに見えてきた。


    あらすじ
    刑務所の常勤医を、香織は頼まれる。香織は元暴走族の変わり種。刑務所に赴任するにあたってルミ子から心の声を聞ける聴診器を渡される。

    最初は清子という65歳の囚人。お金がなくて万引きを繰り返して収監された。息子に手紙を出しても無視される。香織はその事情を聴診器で聞き、息子を説得して、清子の出所後の受け入れ先に目処をつける。

    DVに耐えられず夫を殺害した美帆は、子供に手紙を送るも返ってくる。香織はこれを聞き、岩清水医師を夫の実家に派遣して説得する。子供たちは美帆の実家に引き取られ、美帆に安堵が訪れる。

    ルルは覚醒剤で

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    2025年04月25日