垣谷美雨のレビュー一覧

  • 懲役病棟

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    シリーズ3作目。1番、読む手が止まらなかった作品だったと思う。今回も面白かった。

    フィクションといえども、バックグラウンドが重たい人の後悔で、読み進めるのに辛いところもある。でも、病棟ターンで一気に明るく、軽くなるのが今回のマリ江と先生のペア。とても楽しかった。

    自由で、希望に満ちている今の生活を目一杯楽しもうと思った。なにより健康に。

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    2025年05月19日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    現実っぽいけどファンタジーっぽくもありました。

    普段ドロドロ辛い系で、色々考えたり、何が正解なのかとか思いを馳せている私ですが、
    この本は、暗い気持ちなんて一切なしに、楽しく読めて、かつ、色々考えさせられました。

    ファンタジーっぽく感じたのはなぜかなーと思ったところ、
    主人公家族が嘘みたいに仲良しだからかな。
    人間らしい卑屈さとかも少しありながら、ごにゃごにゃしながらも、前に進んでいけてたのは、家族の存在が大きいよねー
    その家族、も、親同士が結婚して作り上げたもので
    どんな方法であれ結婚相手を探して、あたらしく家族を作り上げて、もし子供が産まれるなら、その子供にとって安心できる居場所にして

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    2025年05月14日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    親が子供の結婚相手を見つけるためのお見合いの話しで、読みやすかった。
    この家族は3人とも仲がよくて、ちゃんと話し合って納得いくお見合いをして、家族仲の良さが素敵だった。
    お見合いの話しだけではなく、千賀子の友達のお子さんの話があったり、会社の話があったり、友美の会社の話もあったりで普通におもしろかった!

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    2025年05月12日
  • 結婚相手は抽選で

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    強制婚活を通じて自分と向き合う。
    自ら気付くこともあれば人から指摘されて気づくこともある。
    本来の生活圏では出会うことがない人達と出会うって結構大事な事なのかもね。人と関わることで色んな視点の色んな気付きがあって人は成長するんだな。と。

    1人でも生きていけるけど、ずっと1人でいるのはなんか嫌。もう子供が産める歳でもないし、おひとり様満喫して自分は満足だけど、周りの「結婚しないの?」って視線はやはり気になるところで…したいかしたくないかと問われれば結婚はしたい。
    自分が結婚に求めてる事ってなんだろう?何のために結婚する、したいんだろう?と考えるきっかけをもらえました。

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    2025年05月07日
  • あなたの人生、片づけます

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    面白かった〜
    垣谷さんの本、とにかく読後感が良くて一気に読んじゃうんだよな
    テーマが身近なのに展開がハラハラさせられるんたよな、いつも

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    2025年05月05日
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    今まで実父母以上に信頼していた義父母が、夫の死をきっかけに、典型的な『良い嫁』を求めてくる。
    そもそも、夫との夫婦関係は悪くはないが、どこか他人行儀で別に良くもなかった。
    実父に話したところ意外と頼りになり、娘のために戦う!かっこよかった。
    自分の人生を取り戻していく。

    ・夫婦とはいえ他人なので自分の思っていることはちゃんと伝える
    ・『つぶしてもよい人』と周りに思われないようにする

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    2025年05月02日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

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    ネタバレ

    面白かった!

    28歳の娘のために親が代わりにお見合いをする親婚活の話。この著者が書く登場人物は、人間臭くて物語に引き込んでくれる。母親のおしつけではなく、父親や娘も真剣に親婚活に向き合い、家族会議などで協力し合う描写は印象的で私も家族の一員になって主人公の娘の婚活をサポートしている気持ちになった!

    婚活中で傲慢と善良が刺さった人には刺さりそうな本!

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    2025年04月28日
  • 老後の資金がありません

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    ネタバレ

    冠婚葬祭やイベント事は、重要視している人にとってはお金をかけることに躊躇ないけれど、最低限で良いと思っている人にとっては華美にすることへの抵抗があるものだと感じてた時期に読んだので、結婚式や葬儀代、高級老人ホームなど身の丈にあっていない出費に苦しめられる主人公と周りの温度差にイライラしながら読んだ。これは、たぶん作者の思う壺。

    主人公の主婦がとにかく応援したくなるキャラクターであることが救い。前半はイライラさせられたが最終的にはやなヤツではない周りの人物たちは、とても人間臭くてリアルだった。

    物価高を生きる中、見栄っ張りは身を滅ぼす!と実感したし、冒頭に書いた節目のイベントへのお金のかけ方

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    2025年04月28日
  • 結婚相手は抽選で

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    ネタバレ

    抽選見合い結婚法、独身の男女が抽選で決められた相手と3回断ったらテロ撲滅隊に加入しなければいけないというペナルティがあるお見合いをするというストーリー。

    登場人物の属性がリアルで、特に共依存してる母娘は身近にもたくさんいそうで共感できた。読んでいる間は自立できてない母娘どちらにもモヤモヤしたけれど。

    結婚を考えられるパートナーの有無、既婚未婚、男女など読者の属性によって受け取り方は変わりそう。
    結構、毒が詰まっているけれどサラッと読める痛快な本!

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    2025年04月28日
  • 懲役病棟

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    感想
    香織のキャラが、奥田英郎の伊良部さんみたいに見えてきた。


    あらすじ
    刑務所の常勤医を、香織は頼まれる。香織は元暴走族の変わり種。刑務所に赴任するにあたってルミ子から心の声を聞ける聴診器を渡される。

    最初は清子という65歳の囚人。お金がなくて万引きを繰り返して収監された。息子に手紙を出しても無視される。香織はその事情を聴診器で聞き、息子を説得して、清子の出所後の受け入れ先に目処をつける。

    DVに耐えられず夫を殺害した美帆は、子供に手紙を送るも返ってくる。香織はこれを聞き、岩清水医師を夫の実家に派遣して説得する。子供たちは美帆の実家に引き取られ、美帆に安堵が訪れる。

    ルルは覚醒剤で

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    2025年04月25日
  • リセット <新装版>

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    面白かった。
    自分の人生に躓いた時に、あーあの時あっちを選択していたらとか、もう一度昔に戻ってやり直したいな…なんて誰でも一度くらい思うだろうことを小説にしてくれた感じ。
    やはり最後には自分が納得する人生を送ることが幸せなんだろうなと思った。

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    2025年04月22日
  • 農ガール、農ライフ

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    職も彼氏も同時に失ってしまうという踏んだり蹴ったりのタイミングでTVで見た農業女子の番組に感動し安易にその道に踏み出した32歳の水沢久美子の物語。人を動かすのは人。農業の物語だけど人と人のつながりあっての人生物語。

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    2025年04月21日
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    旦那と死別後、姑一族に束縛される話。
    一体誰が家族なのか。次第に旦那家族は他人だということに気づいていく。
    登場人物が全体的に世間体しか考えておらず、
    主人公の父が一番まともで、かっこよかった。
    なんでも引き受けるのは良いことでもあるが、時に便利屋で、潰れかねないのだと思った。

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    2025年04月20日
  • 定年オヤジ改造計画

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    途中までは正直主人公のオヤジがイライラする、というか気持ち悪くて仕方ありませんでした。
    気持ち悪い、という表現が適切なのかどうかはちょっと難しいところではあるのですが、気持ち悪いとしか言いようがありません。
    語彙力が貧弱で申し訳ありません。
    どう気持ち悪いのかは実際に本作を読んでいただければ分かると思いますが、とにかく考え方が古くてかつそれに凝り固まっているので、何言ってるの、気持ち悪い、という感じでした。
    ただ、終わりの方になってやっと考え方が少し変わっては来るのですが、そう簡単に行くもんか、という感は否めません。
    ただ、あくまでお話ですのでその辺はまあ割り引いて見てそれなりに面白かったので

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    2025年04月19日
  • 希望病棟

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    病棟というので、病院内の話と思いきや、それだけでなかった。どんどん先が知りたくなり、読み進めました。
    後半、もっと患者がどうなったかを詳しく知りたい気持ちもあったけど、主人公の内面がいつの間にか変わっていて終わりはスッキリでした。

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    2025年04月18日
  • 『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

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    縁の切り方など色々勉強になりました。長く一緒にいようと言わないと何も分からない。わかった振りをしてるだけ。

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    2025年04月06日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    その人の死後、本当の性格を知る。
    なんと悲しいことかと思ったけど、家族だからこそ話せなかったりすることってたくさんあるから、それはそうかと考えさせられました。

    私にはまだ少し早いけれど、自分は少ないものに囲まれて生活したいと思いました。

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    2025年04月06日
  • 懲役病棟

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    ネタバレ

    女性刑務所で、またまた心の声が聞こえちゃうんですよね(笑)
    罪を冒してしまった彼女たちの本当の思いに寄り添ってくれる先生と看護師さん。
    素敵なお話でした。

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    2025年04月04日
  • あなたの人生、片づけます

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    大庭十萬里さんが一人一人向き合って、状況に応じて対処していく様が心に響いていき片付けが出来るようになる。私も年齢を重ねる中で必要のない物は捨てよう。すぐに捨てよう。

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    2025年03月23日
  • 子育てはもう卒業します

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    ちょうど同じぐらいの時代を生きてきて、ちょうど子育てを卒業しようとしている私。

    率直な感想は、大丈夫!私は相当に子離れできてるわー。

    早く、自分を生きたい。できれば夫もいらんけど。ワハハ。

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    2025年03月22日