垣谷美雨のレビュー一覧

  • 老後の資金がありません

    Posted by ブクログ

    再読です

    子の結婚資金や義実家の葬式代、介護の費用などのあるある問題をちょっとオーバーに、でもしっかり描かれているので興味深々で読めました
    お隣さんの困った事情を覗き見するような…

    垣谷さんの文章らしく、はっきりきっぱり結末があるので読んでいて楽しかったし、すっきりしました

    0
    2025年04月24日
  • うちの子が結婚しないので(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    娘が20代後半で、なかなか結婚する気配がないので、親婚活なるものやり始める。

    親婚活なんて聞くと、ちょっとひいてしまいますが、出会いの機会を増やすという意味ではいいのかも?と思いました。

    親も反対する大恋愛で結婚しても、上手くいかない時は行かないし、結婚生活において出会いの方法ああまり関係ないのかも?(その後の生活の方が大事)と思いました。

    0
    2025年04月23日
  • もう別れてもいいですか

    Posted by ブクログ

    この人の本日本での
    中年女性の生きづらさ、女性の生きづらさ書くの
    うますぎる

    読んでてテンション下がるけど一気読みしてしまう

    1
    2025年04月21日
  • 四十歳、未婚出産

    匿名

    購入済み

    40歳独身女性の妊娠と出産の大変さがよくわかりました。少子化なのに社会はまだまだ働きながら子育てするのが大変で、周りのサポートがないと厳しい。シングルマザーなら先の事を考えると不安しかないですよね。それでも子供を産みたい女性は沢山いるはずだから日本も早く子供を安心して産める国になっていってほしい。

    #共感する #タメになる

    0
    2025年04月16日
  • 農ガール、農ライフ

    Posted by ブクログ

    農業に興味があって、表紙デザインにも一目惚れして読んでみた♬.*゚

    すごく取材されたんだろうなって分かる詳細な農業のリアルが描かれていてすごく良かった。

    あと、女性の将来の不安も重ねてリアルだった。この本に出てくるような女性きっといっぱいいるだろうな。

    あー私も自分で野菜を育てて食べてみたい!
    初心者向けの野菜の本を買って勉強してみよ☆

    土いじりしたくなる1冊です♬.*゚

    0
    2025年03月31日
  • 後悔病棟

    Posted by ブクログ

    死を目前にした患者との重いやり取りだけど、深刻にはならなくて、さくさく読み進んでしまう。
    (ゆっくり味わいながら読みたいのに)
    軽やかだけどしんみり来て、ちょくちょく泣くのを我慢。読み終わった今、ほっこり、胃の辺りがあったかい。次回作を読むのが楽しみ。

    0
    2025年03月13日
  • 女たちの避難所(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    東日本大震災の被害に遭った避難所の話。
    日本の社会での「女性の居場所のなさ」が浮き彫りにされている。

    解説にも書かれていたが、
    『様々なものを失って、被災者は心も身体もケアを必要としているのだが、「人をケアすべき性」として扱われてきた女性被災者たちは、頑張れと言われるばかりで、自らのケアをしてくれる存在がいない。そんな中で女性被災者たちが静かに疲れ果てていく姿が見えてきた』とあった。

    また、体育館などでも女性が正攻法に拒否すれば、女性たちは共同体の中での住むべき位置を失う。にもかかわらず「みんな大変なんだから」と女性同士が牽制し合って不満を抑えこみ、「我慢」することでかろうじて成り立ってい

    0
    2025年03月12日
  • 懲役病棟

    Posted by ブクログ

    女子刑務所に派遣された、医師の香織と看護師のマリエ。患者の心が読める聴診器を通して、刑務所に収容されている人たちの心を聞く。どんな人も、やむにやまれず罪を犯した。もし置かれた環境が違えばこうはならなかったのかもしれない。お節介な香織は、彼女らの無念さを晴らすため、家族に会ったり、偵察を頼んだり。どの人たちも皆生きる希望が出てくる。
    いい話

    0
    2025年03月09日
  • 農ガール、農ライフ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    派遣切り、同棲していた男性との別れ、住むところの喪失、貯金を切り崩す毎日…。

    30代にして頼る親戚もなく、この先どうしようかと困り果てた主人公はある時、テレビで農業を1人で営む同い年の女性の特集を目にする。

    一念発起してそこから奮闘していく女性の物語。

    何度何度も辛い局面を迎え、心が折れそうになりながらも、些細なやり取りの中でまだ笑顔になれる自分がいる。もう少し頑張れる。
    そんな主人公の一生懸命な姿に、胸が熱くなりました。

    出会った人たちも、一生懸命な主人公のためにとつながっていき、ものごとが良い方へと動き出していく。

    あきらめずに頑張ってみることの大切さや、困った時は周りの人に頼る

    0
    2025年03月05日
  • うちの父が運転をやめません

    Posted by ブクログ

    高齢者の車の運転事故は痛ましい。認知症はじめ重い病気の方は、もちろん運転はするべきではないが、年齢とともに判断力や反射神経もにぶくなる。しかし車の運転をしないと生活できない過疎の街もある。

    主人公は一般企業に勤める50代サラリーマン。田舎に住んでる両親のところに行き、78歳の父親の危険な運転を目の当たりにして、免許返納を勧める。しかし路線バスもあまりない地域では生活のために車は必需品であり、そう簡単に車は手放せない。

    悩んだ挙句に主人公は脱サラし、田舎に戻り両親の日々の買い物もまかなう移動スーパーをはじめる。高齢ドライバーの問題に加え、過疎の町の問題なども小説には盛り込まれ、非常にためにな

    0
    2025年03月04日
  • もう別れてもいいですか

    Posted by ブクログ

    『亭主元気で留守がいい』
    昔そんなCMがあったが、この意味合いをもっと深刻にしたような小説。

    主人公は58歳の主婦、パート勤め。超重度の夫源病。いつも考えていることは…
    『離婚したい、でもお金が無い。
    死ぬほど夫が嫌い、介護したくない。夫が定年退職し家にいるようになったら地獄…』
    ということ。
    夫と同じ鍋をつつきたくない。
    夫の洗濯物と一緒に洗いたくない。
    でも離婚したい理由は、暴力とか借金、浮気とかではない。

    ここまでになったのには原因がある。
    ・夫は家事や育児を妻に任せ、労いのかけらも無い。
    ・女子会に行ってくると言うと、夫から女同士の会話などクソの役にもたたないと言われた。
    ・夫が酔

    0
    2025年03月04日
  • 七十歳死亡法案、可決

    Posted by ブクログ

    日本政府にて『七十歳死亡法案』が可決された。これにより皇族を除き、日本国籍の者は70歳の誕生日から30日以内に死ななければならない。
    政府は安楽死の方法を数種類用意する。なお施行は二年後の4月1日である。

    こんなセンセーショナルな書き出しから始まる小説だ。主人公は55歳の主婦で、義母(84)の介護で疲れ切っている。つまり2年後にはこの介護地獄から解放されるのだ。思わず微笑んでしまう自分…

    この法律の対象から外れるためには、『年金は要りません』『医療費は全額自分で払う』『ボランティアをする』と書面を役所に提出するらしい。寝たきりでない、資産がたくさんある人は助かるなんて…しかしよく考えるもの

    0
    2025年03月04日
  • もう別れてもいいですか

    Posted by ブクログ

    面白くてあっという間に読み終わった。
    結婚していない人が読んだら結婚したくなくなると思う。それくらい重くなってしまった。
    結婚している人としていない人で希望を持ったり、逆に絶望したり感想が分かれると思う。
    私は結婚していないけど、父は亭主関白でモラハラ気味で重なるところがあるため、父と母を重ねてしまった。
    結婚って何なんだろう。皆んな何で結婚するんだろうと読みながら疑問になった。自分の人生を諦めて相手に添い遂げることが幸せなのか。
    今だに自分の住む地域では結婚してこそ一人前。結婚していない人はどこか欠如しているという感性だ。
    また、離婚している人も表立っては言われないがあまり良くは思われない。

    0
    2025年02月24日
  • 懲役病棟

    Posted by ブクログ

    罪を犯した女性達
    罪を犯したからと、始めは偏見を持っていた女医が心の中が見える聴診器を通じて、罪を犯さざる得なかった状況に同情し、助ける物語。罪を犯した経緯、女性としての生きづらさが丁寧に描かれている。
    読みやすく、ハッピーエンドになるから、読後は清々しい。
    でも、そんなに上手くいくものか?物語だから良いかwww

    0
    2025年02月19日
  • 希望病棟

    Posted by ブクログ

    桜子さん貴子さんの強さを感じた。末期癌を克服して頂いた命のありがたさを感じて生きている姿がいいなと思った。姑の心変わりにもほっこりした。女は強い。

    0
    2025年02月16日
  • あなたのゼイ肉、落とします

    Posted by ブクログ

    『あなたの人生、片づけます』の大庭十萬理の妹、大庭小萬理の指導で痩せていく4つのケースのお話です。心の問題生活の問題を片づけていくのが凄いです。

    0
    2025年02月15日
  • あなたのゼイ肉、落とします

    Posted by ブクログ

    心に余分なものが現代にいかに多いことか。
    スッキリするとやる気が湧く。
    この本を読むと頭も心も整う。
    垣谷美雨さんは本当に読み終わるとすぐ次の作品が読みたくなる。

    0
    2025年02月13日
  • あなたのゼイ肉、落とします

    Posted by ブクログ

    とても前向きになれる本!
    どの登場人物も太っている自分が嫌いで、太っているから色々と上手くいかないと思っている。
    前向きに生きるには、自分を受け入れることが一番大切。

    0
    2025年02月12日
  • 後悔病棟

    Posted by ブクログ

    人生のたられば。
    末期がんで余命が分かっている時に何を思うだろうか。人生を振り返った時に、「あのとき、ああしていれば。」「もしも〜だったら。」を、体験する。後悔がある人の病棟であり、一度きりの人生を後悔しないために読んでおきたい本だと思う。

    0
    2025年02月08日
  • 定年オヤジ改造計画

    Posted by ブクログ

    面白かったです。
    主人公みたいな考え方の人は、いますね。今では少なくなったかもですが。
    しかし、この主人公は立派だ。奥さんの体調を気遣い、娘の言う事に耳を傾け、自ら変わろうとして、変わって行ったのだから。
    世の男性の中には、絶対に自分の考えが正しい!と頑固な人も一定数は居ると思う。うちの旦那とかねwww
    そして、作中にもありましたが、こんな奴に何を言っても無駄と諦めてしまう女性達。
    なんとか、ならないでしょうか?
    もっと、女性も自己主張が必要かも、私も主人公の奥さんや娘さんの様に強く主張していかないと。

    0
    2025年01月21日