垣谷美雨のレビュー一覧

  • 絶縁病棟

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    「病棟シリーズ」、今回も超面白かった!!

    第一章「女三界に家なし」
    71歳の女性のセクハラまがいの恐怖は
    病名・・・重度の男性アレルギー

    納戸の中で寝起きしなければならないなんて、
    読んでいて他人事ではなかった。
    救われたのは、夫がやさしかったこと。
    そして、病原がなくなったこと?


    第二章「寄生虫」
    37歳のネイルサロン経営者のめまいは、
    病名・・・寄生虫

    家族、兄弟とのかかわりに知らず知らずに洗脳されていた。
    結局は、自分を守ることができるのは、自分。
    キワミ先生の「孤独死、上等じゃない?」いいね♪
    でも、納得がいかない家族に嫌がらせされそう。


    第三章 「思いやり家族」
    29歳共働き会社員の肩こり。
    病名・・・「慈悲的差別被害者病」

    バウンダリー=自他境界線
    初めて知った。
    バウンダリーを侵害して支配しようとする夫や義父母という他者と断ち切って、自分の人生と尊厳を取り戻そうとした。
    ラストはスカッとした。
    でも、どこまでも追いかけて来そうな恐怖が残った。

    「希望病棟」、多分読んでないので、早く読みたい。

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    2026年09月29日
  • 人生が二度あれば

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    14冊目 / 2026年

    人生、社会をうまく生き延びていくことの難しさをこの一冊から学ぶことができました。
    今は今でルッキズム社会とかいって、「かわいい、きれい」が常に纏わりつく時代だけれど、ひと昔にはここまで明確な今とは全く違う女性の生きづらさがあったとは。。一言で、絶対に嫌だ。。
    周りに合わせることも必要な場面はもちろんあるけど、自分のやりたいこと、言いたいことに蓋をしすぎて、歳をとった時に後悔ばかりする人生だけは避けたいなと強く思ったよね。。
    私たちは、今この瞬間が一番若いので。

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    2026年09月28日
  • 人生が二度あれば

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    『人生が二度あれば』からの気付き
    面白い‼️

    * 人生は思っているより短い。だから、ぐずぐずしている時間はない。
    * 仕事に真摯に向き合うべき時期がある。
    * その時期にしかできない挑戦や成長がある。
    * 人生に明確なゴールなんてない。
    * その時々で次の面白いことを見つけていけばいい。
    * 何歳になっても、毎日ワクワクしている人が強い。
    * 「努力家で、愚かで、大胆な人」でありたい。
    * 周囲から見た評価より、自分が面白いと思えることに踏み込む。
    * 他人の評価や世間の常識に人生を合わせすぎない。
    * 常識外れでも、自分自身を大切にする。
    * 自分自身が納得できる人生かどうか。
    * 自分にとっての「当たり前」を疑う。
    * お金は自由を生み出す。
    * お金そのものが人生の目的ではなく、選択肢を増やし、「やりたいことをやれる自由」を買うもの。
    * そして、本ってやっぱり面白い。
    * 小説を読むことで、自分とは違う人生を疑似体験できる。
    * 単なる知識ではなく、自分の人生を考えるきっかけになる。


    私の母は、3歳の私と8歳の兄を残してお父さんと死別して、その後子どもを育て上げ、60歳くらいでパートナーを見つけた。今は介護で大変だとしても、「60歳だからもう遅い」ではなく、その時点から新しい人生を選んだとも言える。

    だから、

    「あの人生でよかったのだと思う」

    という今回の気付き、この本のテーマともかなり重なっている

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    2026年09月27日
  • 墓じまいラプソディ

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    「諸行無常」 住職の言葉が心に残る。
    考えを固定するのは勿体ない。新しさだけを追い求めるのも滑稽。温故知新を元に自分をアップデートしていきたいと思った。
    最後の数ページで涙が溢れた。

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    2026年09月27日
  • 後悔病棟

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    語り口が斬新なので今回も面白く読ませてもらいました。
    この本はより集中して読み続けるとより面白さが際立つなと感じています。
    モヤモヤした気持ちを抱えてた今現在でしたが、この本を読んで過去はやり直せないからこそ今から後悔のないように生きていきたいと思うようになりました。
    大切な考えをくれたこの一冊を貸してくれた職場の上司には感謝です。

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    2026年09月23日
  • 懲役病棟

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    今回も良かった!!香織先生が主役。摩周湖とルミ子も出てくる!!!!!!!!嬉しい!!笑

    わたしがいつも感じてたこと、女性加害者は実は被害者なことが多い?、が文章化物語化されていた。本当にそう。
    どんな環境であれ、みんなが幸せに暮らせますように。

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    2026年09月17日
  • 空き家と移住

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    垣谷さんの作品はある意味人間ホラー小説だと思う。
    地域密着の田舎に住んだことがないので実態はわからないけど、移住の現実がこれなら私は地方移住したくないと思った。
    一方、都会の物価高による影響も現実的で、都会で暮らしていたいけど、厳しくなる日が来るのだろうか。それは嫌だなぁ。

    移住が流行りみたいになっているけど、お金のことだけではなく、自分が移住先の文化に馴染めるかも考えなくてはいけない。
    都会が嫌なら田舎に行けばいい! って簡単に考えられる話でもないのだと思った。
    生きるって難しい。

    結局、その土地の文化が自分に合わないとどこに住んでも辛くなるし、結局その土地には似た物同士が集まるんだろうな。

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    2026年09月14日
  • 空き家と移住

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    田舎で暮らすにせよ都会で暮らすにせよ、どっちの方が自分に向いてるかなって思いながら読みました。
    読み終わった、その後が気になる内容でした。

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    2026年09月13日
  • あきらめません!

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    ネタバレ

    「そうじゃろ。男が造るもんは、いっつも容れ物だけ立派で中身が伴わんのだ」

    出たい人より出したい人
    選挙というものは、自ら出たいと申し出る人よりも、周りが「是非この人に出てほしい」と推薦する人が立候補するべきなのたと。

    「本来は、議会っちゅうのは色んな立場の人の意見が必要なんだわ。」

    「女性は男性よりはるかに現実主義者なんだよ」
    「そんなこと女にら誰でも知ってるわよ。で、だから何?」

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    2026年09月13日
  • 希望病棟

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    ネタバレ

    摩周湖先生の登場!!前回もキーになってた聴診器。持ち主がまさかすぎてびっっくり。

    病気治ったからって人生全て好転するわけではない。それはそうなんだけど、、!現実突きつけられると辛いものもある。

    この作品からでも楽しめるけど、前作から読んでたからこそ、より楽しめた!!次の作品も気になる〜!!

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    2026年09月11日
  • 墓じまいラプソディ

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    お墓のこと。考えた。姉妹で揉めた。お墓参りに行かない(行けない、とするか)ヒトに限って、改葬を提案すると、目くじら立てて怒るんだよね。
    私は五月さんに賛成。

    色即是空
    この世のすべての形ばかりのもので、本質は空であり、決して不変ではない
    だよね

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    2026年09月02日
  • 後悔病棟

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    ネタバレ

    パラレルワールド系の物語!あまり普段選ばないジャンル(タイトルからまさかパラレルワールド系とは思わなかった)だけど面白かった!!
    死が近づいている患者さんの後悔から、もしも〇〇だったら、、過去へ戻ってやり直す。

    過去へ戻っても良いことはない、過去の選択があっての今。って改めて感じた。
    主人公のルミ子先生。憎めないな〜〜!

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    2026年09月01日
  • 墓じまいラプソディ

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    やはり面白い!
    あっという間に読み終えてしまいました。
    今、社会的に問題になっていることをコミカルに表現させたら右に出るものはいないのでは。
    墓じまいは地方によって仕様が違うので難しい問題だと現実には思いますが。

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    2026年09月01日
  • 絶縁病棟

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    シリーズ作というのは知っていましたが、この本を貸してくださった方から最新刊である「絶縁病棟」から読んでも面白いと聞き、読み始めました。
    確かに過去作を読んでいなくても話が続いているわけでは無いので、続き物といった感じもすることなく読みやすく感じました。
    聴診器を使用して今の悩みや問題にフォーカスして処方箋を出していくと言った流れも面白いなと思いました。

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    2026年08月27日
  • リセット <新装版>

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     高校の同級生だった知子、薫、晴美の3人。47歳になりそれぞれ今の生活に不満があって、高校時代に戻れたらなぁと思いを巡らせる。

     専業主婦の子は結婚しないで1人で気楽に生きたかったと望み、独身で仕事に打ち込んでる子は結婚して子供を産んで女性としての平凡な幸せを手に入れたかったと望み、高校時代の恋のせいで人生を踏み外してしまった子は賢く将来を考えて選択する事を望み、、、

     47歳の3人が17歳(高校3年)の春にタイムスリップして高校から人生をやり直す。高校生の時には分からなかった親の事情や気持ちを知り、親との関係性も変わっていき、将来の選択も変わっていくけど、、、。

     やっぱり垣谷美雨さん面白かったです。
    専業主婦の子も、女性管理職になった子も報われてなくてどうしたもんかと思ったけど、垣谷さんの本だから安心して読み進められました。

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    2026年08月19日
  • 墓じまいラプソディ

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    墓じまいと夫婦別姓がテーマ
    登場人物が多かったが人間関係の構図を見ながら夢中で読み終えた!

    墓じまい、我が家は娘で旦那の弟は結婚してないので終わりだ‥
    先祖の墓の管理結局誰がやるのだ?と言う問題なんだよな‥
    墓を人に押し付けてる様なら終りにしても私は良いと思う。
    樹木葬、納骨堂、今は色々な形がある様だ。面白かった。

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    2026年08月19日
  • 子育てはもう卒業します

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    ネタバレ

    垣屋さんの小説は面白い! その多くが現代を生きる女性達のリアルな姿、言動、価値観、生活、自分の周りの人との接し方が如実に表されているから。こちらの作品も読者によって感じ方は異なるでしょうが、個人的には読み進めるごとに身につまされる思いがしました。

    田舎ならではの価値観や習慣、ものの考え方に辟易し、そこから抜け出したくて都会を目指し、そこで結婚して子育てに奮闘する女性達。理想と現実のギャップ、夫や夫の親族とのやり取りに心労を重ねる女性達、自分達と子供達の世代間や、個々の考え方や生き方のギャップ、隣の芝生は青く見える状態に陥りどうして自分だけがこんなしんどいのかと感じる女性達。全てが現実にあり得ることばかりで共感しどおしでした。

    垣屋さんの作品は現代を生きる女性達のリアルな姿が描かれている分、反面教師的な学びも多いです。是非色々な世代の方々に読んで頂きたい作品です。

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    2026年08月15日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    望登子さんのお母さん、お義母さん、それぞれ性格は違うけど、亡くなった事で今まで生きて来た過去を遺品整理で分かったことが幾つか会有って考え方か変わった。

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    2026年08月09日
  • 夫のカノジョ

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    初めての垣谷美雨作品でした。最初から、騙されることは全くないわかりやすいストーリー展開ではありましたが、人の合う合わない、得意不得意、それぞれのいいところが代わる代わる作用して、安心して温かく終えることができました。すぐに次の作品を読んでみたくなりました。

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    2026年08月02日
  • 墓じまいラプソディ

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    「墓じまい」という現代的なテーマを軸に、夫婦別姓やジェンダー、家制度といった問題まで巧みに絡めながら、それらを堅苦しくなくエンターテインメントとして読ませる、垣谷美雨さんらしい一冊。

    特定の主人公を持たない多視点の群像劇スタイルですが、リアリティのある個性豊かな登場人物が魅力的です。中でも、空気を読まない五月さんの存在は圧巻で、誰も口にできない本音を次々と言語化して場をかき回しながらも、不思議と痛快で憎めず、本作を象徴するキャラクターでした。特に、本人を目の前にして「伯母さんが死んでから墓じまいすれば丸く収まりますよ」と言い放つ場面は、笑わせながら日本社会の同調圧力や責任回避体質を鮮やかに描き出していて、とても印象に残りました。

    また、夫婦別姓や「妻は刺身のつま」という価値観への鋭い問題提起は決して一方的ではなく、男性側の葛藤や変化も丁寧に描かれているため、多くの登場人物に感情移入できます。終盤では五月さんの過去や両親への思いが明かされ、単なる痛快コメディでは終わらず、ほろりとさせられる場面があるのも本作の魅力。笑いと社会への問題提起、そして温かな読後感が見事に両立した作品でした。

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    2026年08月02日