垣谷美雨のレビュー一覧

  • 絶縁病棟

    QM

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    うおおぅ… 確かにどれもこれも絶縁したくなるような家庭背景だった…けどどのお話も最後はスカッとした気持ちになれた。三つのお話ともに女性に向けられた性的被害をテーマにしている。考えさせられるところがあった。

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    2026年01月10日
  • リセット <新装版>

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    男女差別のあった時代の親に育てられ、男女差別をなくそうと方向転換していった時代には子どもとして過ごし、ジェンダー平等の実現を謳う現在は子育て中。きっと今の中高生がこの小説を読んだら、あまりの時代錯誤な描写に怒り心頭になるだろう。でも母もよくこんな悩みを口にしていたなと、本当にこうだったんだろうなと、今さらながら母世代の女性のやり場のない虚しさに共感することができた気がした。明るいタッチでサバサバと書かれているが、近現代史ですよ、この本。笑

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    2026年01月09日
  • 七十歳死亡法案、可決

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    絶対にありえない法案だけど
    すごく面白かった。

    期限を決められちゃうと
    今までの生き方や価値観や将来についての
    考え方も変わっていくんだなぁ
    とリアルに考えさせられた。

    家族模様が
    あーそれそれ、わかるわかる!
    そーなんだよ!
    って共感しながら笑えた。

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    2026年01月07日
  • 墓じまいラプソディ

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    相変わらずこの著者の小説は面白いです。

    本作は、2つの家系が「お墓」「姓」「後継ぎ」という問題に直面していく物語です。主人公は五月。物語は彼女を中心に、登場人物それぞれの視点で描かれます。弱い立場の女性が奮闘する姿は痛快ですが、偉そうだった男性たちが少しずつ認識を改め、成長していく様子も見どころです。

    「墓を守らなければならない」「姓を継がなければならない」——そうした使命感には、一家を背負う誇りが感じられます。しかし現代の家族の形には、もはやなじまなくなっているのも事実です。こだわりや思い込みを手放し、自分たちのライフスタイルに合った形を見つけられればよいのですが、檀家制度や本家・分家と

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    2026年01月07日
  • あなたの人生、片づけます

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    「部屋の乱れは心の乱れ」ーこの言葉を思い出した。
    私自身も、メンタルが落ち込んでいる時は部屋が乱れがち。そんなとき、一気に片付けると、心がスッと軽くなって、明るい気分になる。部屋と心は連動しているな、といつも実感する。

    この本では、社内不倫に疲れた30代女性、妻に先立たれた老男、田舎の資産家女性、息子を事故で亡くした主婦...と様々な事情におかれた登場人物のもとに、片付け屋の十萬里さんが現れる。
    「部屋を片付けられない人間は、心に問題がある」と考えている十萬里さんは、登場人物の部屋だけでなく、心まで片付けていく。

    十萬里さんの良いところは、お客に言うべきとをきっちり言うところ。お客様だから

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    2026年01月01日
  • あなたの人生、片づけます

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    年末に片付けも思うように進まない上に、日常にある焦燥感を抱えている時に、ふと思いつき手に取りました。

    初読みの作家さん
    連作短編集

    片付け屋の十萬里さんが、部屋が散らかる原因を突き止めて、部屋だけでなく、その人の生き方も抱えている問題も解決していく。
    十萬里さんの指摘が私自身が抱えていたモヤモヤしたものを吹き飛ばしてくれて、読んだ後、清々しくなりました。

    ケース1の片付けが興味深かった
    目を閉じて思い浮かんだ部屋が自分が望む部屋。
    明日人生最後のゴミ捨ての日だったら?

    人生最後のゴミ捨ての日だったら、私はどれだけ捨てるだろう

    私も十萬里さんに片付けを指南してほしい。チェックシートが面

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    2025年12月31日
  • 結婚相手は抽選で

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    「抽選見合い結婚法」が、少子化対策のために制定される。25歳から35歳までの未婚の男女は、見合いにより結婚しないといけない。手紙が送られてきて、見合い相手と近所の会場に赴き、見合いをする。2回までは、断わることができる。しかし、それ以上断るとテロ撲滅隊に入さないといけない。このため、2回断わってしまうと、相手にその事がバレてしまわないように振る舞わなければならなくなり、足元をみられたりする。
    物語には、4人の主人公がでてくる。看護師の女性、美人お嬢様、オタク男子、有名人の息子。
    それぞれが、それぞれの問題や事情を抱えているが、見合いすることで成長していく。
    しばらくすると、この法案は撤廃される

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    2025年12月31日
  • 農ガール、農ライフ

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    こちらの作家さんの「うちの父が運転をやめません」を読み、話の展開が面白く、更に社会問題の取り上げ方にも興味を持ちましたので、他の作品も読んでみたいと思いました。

    農業を始めることの難しさにも驚きましたし、女性が自立して生きていくことの難しさ厳しさも、切々と伝わって来ました。

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    2025年12月29日
  • 姑の遺品整理は、迷惑です

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    断捨離に興味が全くなかったけどどこかで考える必要があるなと思った、人間関係の視点を変えるのも大事だなと思った
    ためになる、やっぱり憂鬱だけど後半はなんとかなるのがうれしい

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    2025年12月23日
  • 絶縁病棟

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    『病棟』シリーズ第四弾。
    今回は、具合が悪いのにどこのクリニックにかかっても異常なしと言われ、途方に暮れている患者さんたちが神田川病院にやってくる。
    あの、聴診器の出番である。
    第一章のタイトルが『女三界に家なし』だが、第二章も第三章も、その言葉が当てはまるような気がする。
    女性が安心してくつろげる場所はどこにあるのか。

    それにしても煩わしきものは人間関係よ。
    距離感が難しい。離れすぎても、近すぎても。
    ストレスの元となるのは格段に「近すぎる」方だ。
    迫ってくる、依存してくる、がんじがらめにしてくる。

    心の不調は体の不調となって現れる。
    ストレスの元の人間関係を断ち切る!それが桐ヶ谷キワミ

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    2025年12月21日
  • 絶縁病棟

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    『後悔病棟』『希望病棟』『懲役病棟』に続くシリーズ第四弾。

    「女三界に家なし」
    「寄生虫」
    「思いやり家族」の三話収録。

    前作未読でも問題なく楽しめる。

    物語の舞台は神田川病院。
    今回も不調を訴える三人の女性が救いを求め外来を訪れる。

    近所に住むセクハラ男性に悩む70代の熊野佐奈枝。
    仕事で成功を収めたばかりに家族に寄生される山口真澄。
    思いやりの裏側に隠された夫家族の本性に打ちのめされる江藤静歌。

    心の声が聴こえる不思議な聴診器で明らかになる彼女達の葛藤に同情を禁じ得ない。

    読後はしがらみからの解放に胸がスッキリ。

    絶縁万歳。

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    2025年12月18日
  • 絶縁病棟

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    その聴診器を持つ人は今回はキワミ医師。
    空気を読むことをちょっと忘れてしまう彼女の前には今回は三人の女性たち。
    「女三界に家なし」「寄生虫」「思いやり家族」どれもこれも身につまされて、聞いたことのある話題、知っている展開、いるいるこんな人…とつい眉間にシワが寄る。心が痛い。

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    2025年12月15日
  • 懲役病棟

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    今回は金髪元やんの留美先生が女子刑務所の医者になる話。3巻目なのに引き続きたのしい。次も楽しみ。梢の話続いてほしいなー

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    2025年12月15日
  • いまだ悪戦苦闘中

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    面白く読みました。映画になったのは見ました。(この作品ではない)
    最後の方は全くの共感ばかり‥‥
    長く生きていると、長く生きるからこそ、様々なことに出合います…
    まあそれ(で)もいいか‥‥と、おもいながら‥‥

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    2025年12月13日
  • あきらめません!

    匿名

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    気持ちがスカッとします!
    こんな素晴らしい人が自分の住む所にもいてほしい!
    オジさん達の発言には心が痛く腹が立ちました。実際に多いです。男性だけでなく女性も、やはり年配の方に多いです。女性が女性に対して女のくせにとか男の人を差し置いてなど何度も聞いた事があります。そうゆう言葉が男達を勘違いさせているんでしょうね。この先は明るい未来があると願ってます。

    #スカッとする #カッコいい #タメになる

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    2025年12月11日
  • 墓じまいラプソディ

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    主人公、サツキさんの野次馬根性にとても共感を覚えてしまった。他人のゴタゴタが大好物で、夫家族の間に勃発したあれやこれやも聞き逃すまいと奔走してる姿が笑える。私も同じタイプだ。


    なんにせよ、選択的夫婦別姓はよ!

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    2025年12月09日
  • あなたの人生、片づけます

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    片づけられないのはなぜ?
    部屋を片づけられない人間は、心に問題がある。
    「片づけ屋」大庭十萬里の導きで、主人公たちは自分自身を取り戻していく。

    最近気分が落ち込むこともあり、より内容が心に刺さった。
    この小説を今このタイミングで読めて良かったです。

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    2025年12月08日
  • もう別れてもいいですか

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    58歳の燈子さんが自分を取り戻していくお話で、最初は燈子さんの旦那に対する態度にイラッとすることばかりだったけど、最後は感動をもらいました。
    とにかくとても強く濃い内容のお話で、家庭内の男尊女卑だけにとどまらず、女性の立場の弱さに悲しくなりました。若い女性が結婚しなくなるのがよく分かります。

    わたしも最後には奥さんとか、お母さんとか、女性であるということから卒業して、わたしはわたしという存在になりたいし、なっていいんだと救われた気がしました。

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    2025年12月05日
  • 絶縁病棟

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    人間関係でストレスを感じていたので、帯の言葉に惹かれ購入。読み終わって率直な感想はスッキリした、です。
    そうそうこんな人いるよねーとか思いながら一気に読み終えました。また、同シリーズ読みたいと思える作品でした。

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    2025年12月03日
  • 絶縁病棟

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    安定の面白さ
    周りからは幸せと思われても、辛い。検査しても悪いところは見つからない。そんな3人が神田川病院でキワミ先生と出会い、キワミ先生は、不思議な聴診器を通して、患者の心の中の問題を探っていく。そして、手書きの処方箋。題名の絶縁は、自分に害を及ぼすものは切っていくというもの。もしかしたら私にも切るべき縁があるのかもしれない。それを切れば、肩こりが治るかもと思いました。

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    2025年11月30日