垣谷美雨のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
垣谷美雨のあなたの人生、片づけますを読んだ。
主人公は片付けで有名な女性。
片付けの作業をすることより、片付けられるように変えていく。
四つの色々なケースが描かれていて面白かった。
特に三つ目は、良くあるケースだと思う。
ゴミ屋敷ではなく、普通に綺麗なのだが捨てられない。
私の嫁さんも子供が小さいときの破れた運動着などを大きな袋に入れて部屋の奥に積み重ねてあり、嫁さんが入院したときに捨て始めたら子供が嫁さんにチクってストップが掛かった。
道路向かいの両親の家の台所の要らない物を捨てようと庭に出したら母親がそれを拾ってきた事もあった。
親が年取って心配なので同居来て欲しいと言われ、親の家に来てみ -
Posted by ブクログ
ネタバレオーディブルで。
面白かった!面白くて1日で聴き終えてしまった。
地方の空気感というのは肌で感じたことがなく想像するしかなかったが、まさかこんなに古いなんて!これは小説だからか、本当にこんな感じなのか。
郁子、地方移住を決めたのは早計かと思ったが、気持ちよいほどの行動力で聴きながら応援してしまっていた。
郁子の夫婦、由香の夫婦とも、なんでも話せる関係で羨ましいなあ。やはり夫婦は会話しないと。
村井のじいさんから、市長落選(?)の電話が来たというのはなんだったのか。
集会に集まった、余裕のある若夫婦の感じ、分かる。今の若い人は家事も協力しあっていて、頼もしいと思う。
ナレーションの色も -
Posted by ブクログ
人の気持ちが分からない女医、ルミ子。いや、彼女だけのせいではないと思うけれども。医者という職業にありがちな空気の読めないタイプ?
ルミ子は不思議な聴診器を拾い、治療末期の患者の後悔を受け入れ、「ではなかった方」の人生を共に体験する。総じて「ではなかった方」は思っていたような幸せな結末にならない。千登勢さんなんて、孫までできたのに。隣の芝生は青く見える、というやつだ。それで思い残すことなく逝ける。
死という悲しい結末を迎えるのに、穏やかな読後感。不思議。
自分もよく考える。たとえば戦地で銃口を向けられて恐怖のまま死ぬのと、「さっきまで話したのに」と言われながら眠るように亡くなるのの違い。同