垣谷美雨のレビュー一覧
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主人公が起死回生をかけてひとり農業に挑んでいくお話。いいことばかりじゃないし、悪いことばかりでもない。
移住を迎え入れている地方は多いけれど、行政の思惑と土地に根付き生きてきた人々の本心には微妙な食い違いがあるのだろうなと思った。とはいえ、もし、自分が代々受け継いだ土地で農業をやっていて、都会からきた出自も過去も知らない人に、いきなり土地は貸せないよなぁ。自分ごととして置き換えると良くわかる。
自分はダメな人間だと落ち込みながらも、ひたむきに農業を学び頑張る主人公。頑張り続ける、学び続けるってなかなか出来ないもの。
婚活パーティーで知り合った女性が計算高いのには驚いたが、シングルマザーである彼 -
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私の父親もまさにタイトル通りなので読んでみました。車の運転に関する話なのに序盤で作者はあまり車に詳しくないのではと思ってしまう描写がいくつかありましたが最後まで楽しく読むことが出来ました。車の運転をやめない頑固な父親をいかに説得する話なのかなと思っていましたが後半は50代の新しい人生探しにシフトします。
しかし主人公と同じく私も地元を離れて働いている身ですが久しぶりに地元で再会した子供時代の友人とそんなに仲良くなれるかはちょっと疑問でした。住む場所や会社も違えば取り巻く人の層も変わってきて価値観合わなくなるのではないかなと。そして新しい仕事もこれまでの年収からは大きく下がるでしょうから金銭的 -
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ネタバレ「妻と夫の浮気相手の身体が、入れ替わってしまう」よくある設定ですが、自分が変われば相手もこんなに変わるのか!はては子どもの志望校や、義父母の老後の暮らしまでに影響力があるとは!
自分はこれでいいと思って生きているが、他人からみたらどんな印象なんだろう?心配になってきます。
年金で充分暮らしていけるのに郵便配達を続ける、新潟で1人で暮らしている星見のおばあちゃんの言葉。
「自分は世の中で必要とされている人間だ。そう思うと明日が来る意味がある。(略)自分だってまだまだ捨てたもんじゃない。生きてる価値があるんだ、まだ生きてていいんだって、そう思えるんだ。」に、ハッとさせられた。
将来、自分が1人 -
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設定が特殊で、冒頭を読み進めるのに時間がかかった。
時代は未婚・晩婚ではなく非婚の傾向。
婚姻率の低下は、女性が多様な生き方を選択できるようになった証左でもある。ある種喜ばしいことだ。
近年普及が進むマッチングアプリだって、気軽に異性と会えるツールではあるが、これまで生きてきた背景が一つも重ならない相手と長続きするかどうかは話が別。
それに加え、人と会うことさえ憚られた約3年という年月が、今後どう影響として表出してくるか。
2010年頃には冗談でしょ、で済んだかもしれないこの内容が、そうとも言えなくなってきているような今日この頃。
政府がここまで介入しなくとも、経験の場は必要かもしれな -
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リセット
同世代を生きていた為か、とても楽しく読めました。田舎に限らず、男尊女卑の考えはまだまだありますね。家事や育児や介護を女性の仕事だと思っているなんて。読んで、ちょっとスッキリしました。あらすじは分かっていますが、再読すると思います。