鎌田實のレビュー一覧

  • がんばらない

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    ベストセラーになり、流行語にもなったから、その先入観で読まずにいて損しました。
    もっと早く読めばよかった。もったいない。
    全ての医療従事者が読むべき本。

    「がんばらない」って、タイトルだけど、実は、脱力した生き方を薦める本なんかじゃなくって、逆に、筆者はめちゃくちゃがんばっているし、この本に出てくる人はもれなく頑張っている。

    患者さんだって、ひたすらに自分らしい生き方、病気との付き合い方、自分らしい最期のあり方を模索しがんばっている。

    もう、これ以上がんばりようがないほどがんばって生きている人に対しては、周りはこれ以上「がんばれ」とも「がんばろう」とも声をかける必要はなくて、「

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    2011年06月28日
  • がんばらない

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    この本を読んで、医療の向かうべき姿を知る。
    医療とは、心と心の通うものなのだ。
    テクニックと自然科学が重視される現代の医学では、
    それを忘れてはいないだろうか。

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    2010年10月12日
  • がんばらない

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    病気と闘うときも、死を受け入れる時も、魂に寄り添ってくれるような医療を実践している。医療の仕事は、「生」を支えるだけでなく、「死」も支える必要があることを知った。医療の在り方について考えさせられた。
    「命は長さではなく、輝きなのだ」ということが印象的だった。

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    2010年07月17日
  • がんばらない

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    「がんばらない」。この言葉を見ると、あぁ、この本は努力しないで適当に生きることを書いた本なんだろうと思われる方もいるのではないと思います。でも僕は自分でも障害をもって生きてきたので、とりおりかけられる「頑張れ」という言葉ほど残酷なものはないと思っていました。「頑張って」みんなと同じことであることが本当にいいことなのだろうか? なぜ、自分らしくしてはいけないんだろうか、、と。むろん、努力して生きることは素晴らしいし、称賛もされてしかるべきでしょう。でも、逆に自分らしく生きられない社会はなんなのさと、偏屈な僕はそう思ってしまうのです。この本は、「がんばらない」という言葉には深い意味があることが分か

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    2011年08月29日
  • うまいように死ぬ

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    鎌田先生と徳永先生が重なります。
    死ぬまでどのように過ごすか、へそ曲がりな私も自由に生き、亡くなる時は楽しかったと思えるようにしたい。
    二人の先生とも長生きしてほしいな。

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    2025年08月05日
  • ミッドライフ・クライシス

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    仕事の内容が変わったり転職したりした直後、うまく乗り切れないことが原因で不調になるのはありそうだけど、それだけじゃなくて、この年齢であるがゆえのクライシスってあるんだな。いろんな場面でのしんどいことが書かれていてとてもよく分かる。弱音を吐くと、いい年して、って思われるかもしれないけれど、その人なりの理由があるわけで、それを年齢や経験年数で一概に判断されると当事者は結構大変。そんな中年期の働く人へのエールとして本書を読んだ。

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    2025年07月06日
  • 教えて!毎日ほぼ元気のコツ 図でわかる鎌田式43のいい習慣

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    人に親切にするとオキシトシンが出るということが印象に残りました。

    不眠、肥満、高血圧などの“老いる”ショックを鎌田實先生自身がどう乗り越えてきたか、Q&A形式で分かりやすく書かれていますので、気になる項目や開いたところから読んでも大丈夫です。

    その分、通読すると似た内容がけっこうあります。
    ただ、何度も登場する話はそれだけ大事なこと、鎌田先生のおっしゃりたいことなのかと思います。

    脳腸相関なので腸に良いものを食べる
    タン活(たんぱく質を摂る)
    筋活(筋力低下を防ぐ)

    命の長さ(長生き)よりも「自由にやりたいこと」をやれる体と心を目指す。
    そうすることで長生きにつながる。

    運動

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    2025年04月10日
  • 医師のぼくが50年かけてたどりついた 鎌田式長生き食事術

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     年齢を重ねるにつれ健康への関心は自然と高まるものだ。鎌田實医師は50年にわたる診療経験から健康長寿の鍵は「筋・骨・血・脳・腸」を整えることにあると確信された。  
     筋肉を維持するためにたんぱく質を摂り骨を強くするためにカルシウムとビタミンDを意識する。血流を良くするには減塩と適度な運動が欠かせない。脳を健やかに保つにはよく噛んで食べ発酵食品や野菜を摂ることが重要だ。さらに腸内環境を整えることで免疫力が高まり全身の調子が整う。
     現代は便利な加工食品に囲まれ食生活が乱れがちだ。鎌田式の食事術は「何を食べるか」だけでなく「どう食べるか」の大切さを教えてくれる。
     簡単レシピも紹介され一人暮らし

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    2025年03月29日
  • 人は一瞬で変われる

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    1つの言葉や、1人の人との一瞬の出会いで人生を変えた人たちを紹介し、人は変われるということを教えてくれる本。

    「性格は変わりにくくても、行動パターンを変えることはできる。
    やさしくない性格でも、やさしい行動をしていると、10年もすると、性格もやさしくなっていった。
    生活習慣を少し変えているうちに、人生そのものが変わっていることに気づいた。」

    自分の生活スタイルや性格を変えようと思いつつ、なかなかできないというのは、本気度が足りてないんだな、と反省。。

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    2024年11月27日
  • ピンピン、ひらり。 ~鎌田式しなやか老活術~(小学館新書)

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    老いを受け入れて、楽しく自由に生きることを説いた本。

    老いを自覚しても恐れずに、いくつになっても「年甲斐もない」生き方をしたい。

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    2024年11月10日
  • 相手の身になる練習(小学館YouthBooks)

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    コロナ禍で書かれた、コミュニケーションや恩送りについての提唱

    講演でも聴いているかのように、著者の体験に基づいたエピソード達をまとめて読むことができる。
    コロナ禍に限らず、若者に限らず、良い内容である。

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    2024年10月23日
  • この国の「壁」

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    日本において人々の幸福や国の発展を阻害する「壁」について5つのテーマで論じ、実例とその解決策を提示している。

    阻害要因として出された3つの言葉が改めてこの国の現状を象徴している。「前例がない」「組織に通らない」「誰が責任を取るんだ?」。日々、これらに接して閉口したり呆れることがある。なまじ平和で豊かな生活になってしまったが故に、現状維持が最大の幸福になってしまい、それが逆にストレスを生む矛盾が出ている。

    しかし本書はネガティブな話以上に「壁」をうち壊す人達の活動が紹介されている。在宅医療の章では自分の親はどんな気持ちでいるだろうか、などを考えながら読んだ。また、数々の絵本から学んだという箇

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    2024年08月03日
  • がんばらない

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    ゆるいスローライフの話かなと思ったら、全然違いました。もう最終期に入ったがん患者や、命が尽きてしまいそうになっている人の話でした。そしてそれを支える病院の院長さんがとってもいい感じでした。医者はつい頑張れ頑張れと言いがちですが、頑張らないという言葉に気持ちが楽になることもあるのだなと思いました。

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    2024年06月06日
  • 鎌田實の人生図書館 あなたを変える本と映画と絵本たち400

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    鎌田先生のおすすめの本、映画、絵本が色々な視点からランキング形式で紹介されている。
    鎌田先生の文章は好き。好きな文章を書く人の好きな本も合うものが結構あるのでは?と読み始めた。
    初めてきく作品、タイトルを聞いたことあるけど読み始めようとまでは思わなかった作品を鎌田先生の紹介によって新たに発掘できた。

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    2024年06月04日
  • がんばらない

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    学生運動を経験した諏訪中央病院の医者による、病院にきた経緯や患者の最期の話

    弱い人、困っている人をやさしく診てあげる医者になるべく、現代医療の問題に果敢に取り組まれてきた様子、そういった医療を受けることができた患者達の様子に感動して涙を流してしまった。

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    2024年01月26日
  • 医師のぼくが50年かけてたどりついた 鎌田式長生き食事術

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    『東洋経済オンライン』の記事から、タンパク質ごり押しの本書が気になって購入。
    目次までの最初の十数ページがものすごい自慢の連続で引き気味になったが、本編は見開きレイアウトで目的別にレシピが紹介されており読みやすい。

    健康寿命に欠かせない栄養素、それを効率的に摂取できる食材、それらのアレンジメニューといった具合で、自分のニーズに合わせて普段の食事に取り込めるようになっている。
    全部やろうとすると大変。
    オクラを水に溶かした「オクラ水」とかは、もう発想がすごい(笑)

    とにかく推しは朝のタンパク質、さらにタンパクファーストな食べ順。筋トレにも効果がありそうなので早速いくつかを実践中。3ヶ月後が楽

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    2024年01月08日
  • ちょうどいいわがまま

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    閉塞感漂う現代において必要なことは、自分の人生は自分でコントロールすること。自分の生き方の芯、心のものさしをしっかり持つことの大切さを「ちょうどいいわがまま」という言葉でくくり、5つの切り口からそのヒントを与えてくれる1冊。

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    2023年11月23日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ禍の数年前、未来がわからない時に書かれた文章を一応社会が再び動き出した時に読む。そこには色々な気づきがあると思いました。

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    2023年10月04日
  • ミッドライフ・クライシス

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    無意識に自分の人生を
    否定していませんか?

    まずは、自分の人生に
    「イエス」

    肯定から入っていくと
    見えてくるものがある。

    なぜ、私たちは苦しみ
    ながら山頂を目指すの
    か。

    精神は強くしなくちゃ
    いけないの?

    ノー!弱くてもいいん
    です。

    辛くても目を逸しては
    いけないの?

    ノー!休み休みでいい
    から、

    一歩一歩、歩み続ける
    ことの方がずっと大事
    なんです。

    生マジメもほどほどに
    しましょう。

    がんばらないぞ精神を
    持っていれば、

    足取りも軽やかに毎日
    が穏やかになる。

    そう、へんに片意地を
    張って生きる必要ない
    んですよね。

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    2023年08月29日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    現在2023年4月末。先日、まもなく新型コロナが5類になることが正式決定されたとニュースで流れた。
    この本に掲載されているインタビューや手記は2020年。コロナ禍がいよいよ始まり、おそらく世界中の誰もが、今まで非日常と思ってきたことを日常的なものとしなくてはならないという不安に覆われはじめてきた、そんな時期の発言だ。そのような意味では、更に数年後、コロナ禍を振り返るための格好の史料となりうると思った。
    この本の中で多くの識者たちが言及していたと思うが、人間にとって一番厄介なのは、人間の心の中に生じる差別、偏見、批判なのだ。どのような状況下にあっても生じるこの心の動きに、私たちはどのように打ち勝

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    2023年04月28日