鎌田實のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・辛いときは、「自分らしさ」が一番。困難を前にして、自分らしい道はどっちかなと考える。闘いやチャレンジに進む人もあれば、ひと休みしようと思う人もいる。この違いがいい。男だから、がんばらなくちゃあと思わなくてもいい。疲れたときは男でも女でもがんばれないことがある。「男らしさ」に押しつぶされて、自らの命を絶つなんて悲しい。心が疲れたときは、がんばらなくてもいい。なにがなんでもがんばらない。
・冷笑的で攻撃的な生き方より、共感的で楽観的な生き方。それこそが、人生を楽しく豊かにし、生きやすくしてくれる。結果的に健康や長生きにもつながる。人生は楽しんでいる人の勝ち。
・笑うことは体にいい。笑うと副交感神経が刺激され、血液循環がよくなり、血圧がさがる。体を外敵から守るリンパ球が増え、その中でも、がんやウイルスをやっつける力の強いナチュラルキラー細胞が活性化する。でもつらいときには、笑うことなんてできない。そういうときは泣いたらいい。泣くことも副交感神経を刺激する。涙を流すこと自体がストレスを緩和し、命を守ってくれる。
・自分の生活を振り返ってみよう。美しい音楽を聴く時間がありますか。生き物や自然と触れ合う時間がありますか。大事なひとたちとのつながりを実感できる、いい時間がありますか。もしも答えがNOなら、今日から行動してみよう。少なくとも一日一回、あなたはあなたの心をあたためてください。そして、ときどき、自分ではない、ほかの人の心も、あったかくしてあげてください。 -
希望 命のメッセージ
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
医者である鎌田さんが自分の母親が亡くなる直前に「人工呼吸器につなげば、もう1週間ぐらいがんばれるかもしれない。だけど、母さんの気管の中にチューブを入れて、人工呼吸器につなぐのは、僕は息子としてしのびない。そういう手だてもあるけれども、しないほうがいいと思う」と父親に話したところ、一秒でも長く生きられる方法があるのに、どうして息子のおまえがしないんだと、真っ赤になって父親から怒られたとのこと。
この経験を通じて鎌田さんはこう考えたそうです。
「人間の命のあり方を決める場面に直面した時、ぼくはぼくなりに母を大切にした思いのうえでの判断だった。父は父で、自分の女房に対する愛情の表現だったのだろう。立場が違うと、思いも考え方も違うということ知った。でも、違うという前提があっていいように思う。答えは一つではないのではないか、ということを学んだ。」
この本は、亡くなる話ばかりで電車の中で読んでいても、まぶたに涙がたまってしまって大いに困ったが、こんなことも書かれていてとても考えさせられた。
医療の仕事は、「生」を支えると同時に、「死」をどのように支えるかということも問われているように思えてならない。
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