鎌田實のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【「中年の危機」を考え始める最初の本】
仕事のやりがいや張り合いの欠如、己の緊張感の無さに対し、課せられていく責任と役割に焦燥感を感じる日々が増えてきた。
そこで出会った言葉が「ミドルエイジクライシス」だった。25年元旦の深夜に放送された「あちこちオードリー」の特番で、パンサーの向井慧が感じている感覚ということで話題にしていた。
彼は私より少し年下だけど、若くしてある程度売れて、今やラジオには欠かせない存在になっている。それでも彼は、「このままでいいのか?」と思い悩む日々があるという。
まさしく彼に自分を重ねた。
彼の活躍する華やかなりしメディアの世界とは全然違うところに私はいるけど、感じている感覚はよく分かった。
「自分の人生はこのままでいいのか?」
と自問するには十分な年齢と経験になってきたということだ。幸い私は所帯を持って子どもにも恵まれ、得意な分野(ITやSNS、デジタル関連)の役割と職責を与えられ、何不自由ない暮らしをしている。
それでも人生の「下り」が見えてきて、焦る年頃になったってことにこれまで気づかなかった。
そこでこの書を手に取った。著者のこれまでのノウハウや著作で語られたことが大半だろうし、医師としての知見も多い。
一番は「貯筋をしろ」ってことか。やはり体が不自由だったり、不健康だと、加齢で精神にくる上にダブルパンチになりかねない。
他にも「友人」「趣味」「地域とのつながり」「7割は失敗でいい」「好きな人を大切にする」「地域とのつながりをもつ」「誰かのために生きる」「次の世代を大切にする」なとなど、響くものも多かった。
今自分ができていることは継続して、やってみたいと思えることは少しずつでも前向きに取り組んでみよう。
まだまだ人生は続くのだから。
軽く読めて心に優しい良書でした。
ありがとうございました。 -
Posted by ブクログ
コロナ後の世界というのはわたし自身にとっても明確にいろいろな意味でそれまでと変わりました。
わたし自身は50代半ばですがワクチン接種は拒否しています。
コロナウイルス自体に関しましては、日本人にとってはもともと大騒ぎをするほど大して問題ではなかったのですが、健康な人達までもがコロナワクチン注射を受けてしまうことによって、ワクチン注射を打った人たちの体内で悪いウイルス・菌が増殖をしてしまい、その悪いウイルス・菌を周り・周囲や日本中にばらまいてしまうことになるという説を信じています。
そしてコロナ以前にはわたし自身では、「何とかコツコツと学び続けてさえいけば、生きていく道はあるのではないのかな」「学び続けてさえいくことが出来たならば、道は開けるのではないのかな」とぼんやりと考えていて、毎日平均6〜8時間くらいはなにかしらの学習をし続けていたのですが、今は自分なんかがいくら何かやっていっても格差、階級とかがどんどんと開いていって固定化していき、何も希望ややる気がでないような心境です。
鎌田實
人と人との関係であれば、フィジカルディスタンシング、ソーシャルコネクティング(物理的に距離を取り、社会的につながること)が大切になってくる。どうすれば、「離れてつながる」ことが実現できるのかを考えていかなくてはなりません
まえがき
第1章 人間とは生命とは
養老孟司
福岡伸一
角幡唯介
五味太郎
第2章 歴史と国家
ユヴァル・ノア・ハラリ
情報を得て自発的に動くことのできる人間は、警察の取り締まりを受けて動く無知な人間にくらべて危機にうまく対処できます。
ジャレド・ダイアモンド
イアン・ブレマー
大澤真幸
藤原辰史
長期戦に備えよ―歴史が伝えること
中島岳志
藻谷浩介
山本太郎
伊藤隆敏
第3章 社会を問う
ブレイディみかこ
斎藤環
東畑開人
磯野真穂
荻上チキ
鎌田實
人と人との関係であれば、フィジカルディスタンシング、ソーシャルコネクティング(物理的に距離を取り、社会的につながること)が大切になってくる。どうすれば、「離れてつながる」ことが実現できるのかを考えていかなくてはなりません
第4章 暮らしと文化という希望
横尾忠則
坂本龍一
柚月麻子
あとがき -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者のひとり生島ヒロシ氏の朝のラジオ番組を聴いて、手にしたもの。
鎌田實医師が、当番組にゲストとして登場したときの対話も含まれているかのような、お気軽な内容。堅く考えず、出来る範囲で楽しく健康づくりを、という両者の姿勢が良い。
「ツケはあとで清算したらいいのです。」
多少の食べ過ぎも、「ま、いっか」。三日単位ぐらいで帳尻を合わせるという緩い自己管理だが、元々しっかり日々の自己管理が出来ている人たちだから言えることでもある。シロートは、「あとで清算」の「あと」が、3日以内でなく3年くらい先送りしてしまうからタチがわるい。
ともかく、健康で、筋肉があれば、なんとかなる!のブレない指導は前向きになれそう。
歳を取ると、やはり筋肉は減少していく(放っておくとだが)。 年に1-2%だそうな。そのままだと70歳になる頃には、全身の筋肉量が落ち、サルコペニアになる。
この「サルコペニア」という概念は初めてきいた。「筋肉」と「減少」を意味するギリシャ語を組み合わせた造語で、比較的、新しい概念とのこと(メモメモ)。
また、サルコペニア自己チェックとして、「指輪っかテスト」という自分の脹ら脛を両手の指(親指と人差し指)で輪をつくって、脹ら脛の細さ(太さ?)チェックする方法が紹介されていた。まだまだ自分は大丈夫だと安心できた。
なにはともあれ、筋肉!
運動習慣を絶やさず、元気に動ける身体を維持していきたいと、改めて思った。 -
Posted by ブクログ
生きてる間はピンピン生きる。
そしてこの世をさる時は、ひらりとおさらばする。
鎌田先生、ちょっと前はピンピンコロリと言ってたような気がするけど、本は売らねばならないし、タイトルは耳馴染みがあって軽い方が良い。
鎌田先生のことだ、本が売れればまたそのお金で、なんかの支援活動をするんだから。
長く臨床医を務め、そして多くの患者や被災者、老人や弱ってる人の力となってきた鎌田先生の、死との向き合い方。
鎌田先生のファンとしては、目新しい話があるやらないやら、よくわからなくはなっているけど、でも、死を前にする気持ちが少しほぐれる。
これからまだ生きる人生について、生きるヒントになる一冊だと思う。