鎌田實のレビュー一覧

  • だまされない
    今年(2018年)で70歳になる著者が健康にまつわる世間の「常識」に一言物申した本。なお、著者は現役の医師でもある。
    とりたてて目新しいことは書かれてないが、あらためて減塩、高たんぱく、高野菜、オメガ3、オメガ9等の良質の油を摂取する食事と、ウオーキングやスクワット等の軽い運動、そして免疫力を高める...続きを読む
  • 忖度バカ(小学館新書)
    20180110 忖度は悪いのか?思いやりとは少し違う言葉として認識されてしまった。騒ぐだけで落ちが無いことに慣れてしまったら結局それが忖度バカになってるということなのだと分かる。
    自分で判断できるかどうかがポイントなのだと思う。
  • カマタノコトバ
    鎌田先生が、今までいろいろなところで書かれたり、話されてきた言葉をまとめたエッセイ集。

    一つ一つの言葉と、その言葉を掴むに至ったエピソードで構成されている。
    人間の可能性を信じ、明日を明るく生きるためのヒントに溢れている。
    少し俯き加減になってきた方にお勧め。
  • 検査なんか嫌いだ
    医療は人を幸せにするものでありたい 安心のための検査があって良い 膵臓癌は検査よりも暴飲暴食禁止を 腹八分目なら、何を食べてもオーケー
  • がんばらないけどあきらめない
    ・辛いときは、「自分らしさ」が一番。困難を前にして、自分らしい道はどっちかなと考える。闘いやチャレンジに進む人もあれば、ひと休みしようと思う人もいる。この違いがいい。男だから、がんばらなくちゃあと思わなくてもいい。疲れたときは男でも女でもがんばれないことがある。「男らしさ」に押しつぶされて、自らの命...続きを読む
  • 生きる力を磨く 66の処方箋
     諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さんと、京都府立医科大学学長の吉川敏一さんの共著。
    本の中で、1タイトルずつお互いの考えを書いている作品。

     4章の健康のための食生活は大変参考になった。
    日頃どのような食材を摂取すれば、良いのかが書かれている。

     鎌田さんも、吉川さんも、患者さんに対する温かい思い...続きを読む
  • 「イスラム国」よ
    イスラム社会で、人道支援を続けてきたJIM-NETの鎌田先生が書いた、イスラム国についての分析と、先生の意見。
    医療支援を続けてきた先生の意見は、徹底して非軍事人道支援。
    イスラム社会で、そしてチェルノブイリで、福島で、一貫して支援を続けている実務家の先生の経験、意見は重い。
  • 「イスラム国」よ
    著者自身が18歳の時、父の首を絞めた経験を持ち、人間の心には闇や獣の部分があることを認めたうえで、どうすべきかとの思考と、現に行っている行動が説得力を持つ。
    こういうところに資金的な援助も有効に使われるべきとの、議論と実行が望まれる。
  • 希望 命のメッセージ
    大震災を受けた東北の街の悲惨な写真が重く問いかける それでも笑顔の中に希望を見る 事実を隠さずに丁寧に伝え、その悲しみを共有することが重要です 
  • 旅、あきらめない 高齢でも、障がいがあっても
    旅は身体を元気にしてくれる。旅は心に自信をくれる。旅はあなたの人生を豊かにしてくれる。きっと。 バリアフリーの旅 笑いは生き方の万能薬 笑っていると、人間関係もよくなる 障害を乗り越えて旅にでることで、生命力が強くなり生きる喜びを体感することができる 
  • こわせない壁はない 人生が新しくなる33の心得
    星3・5ぐらい。
    読むと楽にはなれる。心理学本のようだが、著者の見聞きしたものを書いたものを集めている。
    「自分で自分を大切にしなければ、誰も大切にしてくれない」の引用文が胸に残る。

    自分の行動や言葉が相手をうけいれる「すきま」をあける、非暴力トレーニングは参考になる。
  • がんばらない
    必要だったので購入

    死は誰にでも必ず訪れる
    まだ10代の私はどう生きるかでいっぱいいっぱいで、どう死ぬかまで想像力が働かない。

    医療が発達した現代だからこそ、問題になっていることもたくさんある。最期までどう生きるか、ゆっくり考えていきたい。

    大人になって読むとまた感じ方が違うんだろう。
  • がんばらない
    諏訪中央病院の院長のエッセイ。彼の価値観が好きな人は高評価、そうでない人はそれなりの評価になるでしょう。
  • 超ホスピタリティ おもてなしのこころが、あなたの人生を変える
    超ホスピタリティ=パーソナルホスピタリティ。「がんばらないけどあきらめない。」これは、なんでも永く継続するコツでもある。
  • がんばらない
    医者である鎌田さんが自分の母親が亡くなる直前に「人工呼吸器につなげば、もう1週間ぐらいがんばれるかもしれない。だけど、母さんの気管の中にチューブを入れて、人工呼吸器につなぐのは、僕は息子としてしのびない。そういう手だてもあるけれども、しないほうがいいと思う」と父親に話したところ、一秒でも長く生きられ...続きを読む
  • がんばらない健康法
    タイトルの通り、「無理せず、気張らず、健康な生活をしよう」というもの。
    健康本というと「あれをやってはいけない」「これをやりなさい」というきついものが多いが、これは出来る事からやればいいよ、というゆるい論旨。
    内容は食事から心の持ち方、運動法まで幅広く、今まで健康に対して全く関心を持っていなかった人...続きを読む
  • なげださない
    困難を抱えながらも、自らの人生を投げ出さずに、しっかりと向き合って生きてこられた方々のノンフィクション。

    「心がつらいときほど、日常的なことを丁寧にやっていくことが大切」とのこと。

    もっと日々を丁寧に過ごしていこうと思います。
  • がんばらない
    とても感動した。
    涙がポロポロでてくる。

    日本で初めてホスピスを作った、看取りの看護の根元を作った方のお話し。患者の意志を第一に考えてくれて、自分が最期をどう迎えたいか。それを最後までしっかり温かくサポートしてくれる先生。そんな先生に出逢えた患者は幸せなのかもしれない。
  • がんばらない
    長野県の諏訪中央病院の院長のエッセイ。
    こんなに患者思いの病院って働く人は大変だろうなと思った。
    でも、見習うところはたくさんあり、今までの自分の態度を反省した。
    私も癌になったら諏訪中央病院にお世話になりたいな。
  • がんばらない
    病気になる人の数だけその患者様の家族はいるし、何よりその数だけドラマがある。

    あたりまえにしない、当事者意識。

    そういった方を相手にしているドクターと仕事ができるのです。