齋藤孝のレビュー一覧
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ネタバレ会社において、相手が「自分は残業時間が多い」や「おれだけが雑用をやってる」などの承認欲求を出してきた際、疎み気づかないふりしてきたが、そこはぐっと堪え、相手の気持ちを汲み取り、共感してあげることが自分にとってもメリットとなることがわかった。
しかし、その一方で自分自身が虚栄心を満たすために、下手な同情を周囲に求めないよう配慮するべきである。相手の立場に立って、自分がされて不快なことはしてはいけない。
相手がしてくることに対して共感することは必要だが、その相手と同じことを自分がやってしまってフェアプレイ精神に反する。
ほめる力は、人間関係の潤滑油である。
このほめる力というのは、尽き -
Posted by ブクログ
江戸時代、武士がまだいるような時代に、「平等」「実学の奨励」を訴え続けるということは、どれだけの大業だったのだろうか。現代社会にも通じる言葉を残せるということは、どれだけの偉業なのか。現代人が今から200年後の未来に通じる言葉をどれだけ残すことができるだろうか。お札になるような人は、先見の明がずば抜けているのだと感じさせられた。
自己啓発本の起源を感じさせるような言葉がたくさんあり、自由と我儘の違いや、人を羨むことの愚かさ、独立の意味などは、心に残る内容だった。
ページ数の関係でしょうがないことなのかもしれないが、マンガ部分で印象的なところはとくになく、福沢諭吉の言葉とその解説で十分だった。マ -
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ネタバレ・内容
キーワード: 意識、EQ(社会的知能)、自己 客観性、感知力・対応力
【ソーシャルインテリジェンス】
意識の量を訓練により増やし、集中させることで人間関係をうまくやっていける能力(=社会適応力)。加えて、感覚の鋭化、優先順位も重要。
・メモ
近年、意識の曖昧さ・切迫感の無さが顕著。人柄がいいのと使える人材かは全く別。やっているつもりとできているは全く違う。多くのことを同時に意識し、その意識配分を間違えない。意識は志向性を持つ。思いやり、気遣いを自然に行う。意識のトレース【人の意識に入り込む感覚】を養う。意識を上手に用いて、細胞レベルで自分を変えていく。スポーツ等