齋藤孝のレビュー一覧

  • 三色ボールペン読み直し名作塾

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    三色ボールペンを使った読書術を提唱している著者が、近代日本文学の名作を実例に、小説を読む楽しみを伝えている本です。取り上げられている作品は、芥川龍之介『羅生門』、宮沢賢治『よだかの星』、太宰治『駆込み訴え』、中島敦『山月記』、梶井基次郎『檸檬』、中原中也『汚れっちまった悲しみに……』、三島由紀夫『金閣寺』、志賀直哉『清兵衛と瓢箪』、夏目漱石『こころ』、川端康成『雪国』の10作品です。

    さっと本書に目を通した限りでは、三色ボールペンを使うことのメリットは必ずしもはっきりとは見えてこないような気がします。著者の方法にしたがって読書をしようと考えている人で、実際に本に線を引くのに躊躇してしまう、と

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    2017年03月27日
  • 考え方の教室

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    教え方について、いろいろ参考になった。
    「人の目を見て話す」って実行したい。
    クリエイティブな内容、考えていきたいなと思った。

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    2017年03月25日
  • 頭のよさはノートで決まる

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    ノートの取り方は最近注目されているが、本当の秀才が自分で試行錯誤をしながら作り上げたノート術について書いている。

    絶対に3色ボールペンが出てくるだろうと思ったらやっぱり出てきたw

    因みにこの本を読んだ頃に、アメトークで勉強できる芸人が放送され(2017/3/19)、授業を受けてノートを取り、その後試験をするという実験があった。
    その中で京大出身の芸人とサッカーで中央大学に進学した芸人が参加していたがノートをとる事に集中してしまった方は、0点だった。

    ノートの取り方で結果が随分違う事がわかった。

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    2017年03月21日
  • コミュニケーション力

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    書いてあることが、この前に読んだ同著者の「『頭がいい』とは、文脈力である」という本と被る部分が多かった。つまりとたとえばの往来の話、三色ボールペンメモ術、もちろん、文脈力そのものについての言及もあった。より普遍的で、一般的な内容になっていたため、目から鱗とはいかなかったが、そんな言葉の中に、「コミュニケーションが上手な人は、どんな人とのコミュニケーションも楽しめる」と書いてあった。至って凡百な内容だが、我が身を振り返り、雷に打たれた心地がした。偏愛は、コミュニケーション力不足。馬が合わない、は逃口上。自分のコミュニケーション力が、如何に不足し、欠如していたかを思い知らされたという意味で、個人的

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    2017年03月20日
  • 最強の人生指南書――佐藤一斎「言志四録」を読む

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    ・守る者は余力があって、攻勢に出る者はかえって力が足りないといいたい。攻めないで攻むると同じ効果を挙げれば、これこそ攻め方の最上なりと考える。攻めているほうよりも守っているほうが上である。攻めずに攻めるのと同じ効果をあげる。

    ・「忙しい」の九割は無駄な仕事。

    ・できる人は大局観を持っている。

    ・若い時は、経験を積んだ人のように、十分に考え、手落ちのないよう工夫するがよい。年をとってからは、若者の意気と気力を失わないようにするがよい。

    ・上に立つ者は明らかに物事を洞察し、しかも、おもおもしく穏やかであり、その態度は威厳があって、しかも、へり下って、わだかまりがない。

    ・誰でも情の起こる

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    2017年03月11日
  • 誰も教えてくれない人を動かす文章術

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    文章は文法云々よりも、まずは内容で勝負!という本。
    凡庸な文章は恥じるべき。
    恐れずに自分の発見や解釈を文章の中にねじ込む。
    ブログを書くときの参考にもなりそう。

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    2017年02月26日
  • 座右の「名言」 勇気が奮い立つ70のことば

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    大好きな、齋藤孝先生の 座右の名言。
    だから 見つけて 直ぐ購入。
    声に出して読みたい日本語も。
    三色ボールペンで読む日本語も。
    すべてが、読んだあと、世界が、広がった気持ちになった。
    でも、これは、ちょっと違う。
    ナニしろ、前書きは、とても、ドキッとくる。
    昔は、論語の暗唱で、日本人の精神も、土台造りができていた。
    今の日本人は、精神的土台が薄くなり、弱くなっている。
    マイ名言をもつと、名言を、語った人柄、自分のなかに、住んでる感覚になり、味方が沢山ついてる心強さがある。
    言葉は、心と精神の骨格を作る素晴らしいものなのだ。
    何度も音読して、自分の身体にきざみこませてほしい。
    でも、齋藤先生の

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    2017年01月28日
  • 新しい学力

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    まさに正攻法。
    納得の教育分析です。
    最後の丹田論法は本音とするところなのでしょうが、どうしてもそちらの方は眉唾っぽくていけません。

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    2017年01月12日
  • すぐに使える! 頭がいい人の話し方

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    「すぐに使える!」の題名通り、色々日々の会話で使えるパーツ紹介が色々あり参考になりました。サラっと読める本

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    2017年01月08日
  • 新版・会議革命 不毛な会議・打ち合わせをなくす技術

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    会議を効率的にする上で必要なことが具体的に書いてあった。
    こういった本は精神論が多かったりするのだが、具体的に机の位置や座る角度、どうやったらアイデアを昇華できるかが書いてあって為になった。

    二人で組んで、紙にアイデアを書き込んでいくマッピングコミュニケーション。
    まるで会議が楽しい遊びのように思えて実際に試してみたくなる内容だった。

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    2016年12月31日
  • 最強の家訓――仕事と人生に効く言葉

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    かつて一流の武家は商家は子孫の繁栄を願い、、自らの実体験の教えを伝える家訓を残した。面白いのは現代に通じることが多い。例えば「常に笑顔でいなければならない」「私利を貪ってはならない」「上に立つ者は身内や部下、身近な周囲の人々すべてに細かく気を配らなければならない」など。人の心に触れることの重要性は今も昔も変わらないことがわかる。

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    2017年01月09日
  • すごい「会話力」

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    ネタバレ

     会話力とは人間の「総合力」なので、一朝一夕に会話力を上げることはできない。それでも少しづつ積み上げれば確実に上達できる。先ずは論語や福翁自伝などの古典を読むことからかな。あとは会話力の高い人の真似をすること。いづれにしても小手先の会話術よりも「総合力」が重要というほうが本質を突いていると思う。

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    2017年04月03日
  • 上機嫌の作法

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    本当に大人の賢い人は常に上機嫌である、不機嫌が許されるのは乳幼児ぐらいだと。
    同じ時期に読んだ内田樹「困難な結婚」にも、結婚を継続するためには上機嫌であることが重要だともあり、繋がったと驚きました。やはり社会生活を送るためには上機嫌であることが必要なことらしいです。
    もう一度読み直そうかな。

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    2016年12月06日
  • 論語力

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    同じ「ちくま新書」から『論語』の現代語訳も出版している著者が、『論語』の魅力について語っている本です。

    著者はこれまでも、多くの作家や思想家、偉人についての本を刊行していますが、「学ぶこと」をスタイル化したという意味では、著者の思想と孔子との相性はかなり良いのではないかと感じました。孔子とその弟子たちの師弟関係に関しても、教育学者としての著者の立場からユニークな解釈が示されています。

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    2016年11月30日
  • 「対面力」をつけろ!

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    ◆相手に臍を向ける、アイコンタクトを2秒。これだけで相手の印象はガラリと変わる。

    ◆「作法は自分の身を守る鎧である」三島由紀夫

    ◆人と接することに疲れるのは、性格的なものというより、対人体力不足、対面運動不足のせい。

    ◆相手の名前を呼ぶだけで、「1対1」の距離感は圧倒的に縮まり、親しみが湧く。

    ◆「『おもしろいことがあったんだ』と先に言ってはダメ。先に言っていいのはモノマネだけ」明石家さんま

    ◆相談のマナー
    ①相手を利用しようとしてはいけない
    ②重く深刻な話は周囲の知人には適当に持ちかけるな、人を選べ→その道のプロに
    ③アドバイスをもらったら、それっきりにしてはいけない→実際にやって

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    2016年11月15日
  • コミュニケーション力

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     明治大学で、コミュニケーション技法などを指導されている斎藤孝先生。「コミュニケーションとはなにか」という定義づけから、その基盤、技法と話が拡がりながら収束して行く流れがとても分かりやすい。この本に書かれていることの殆どは、言い尽くされたことなのかもしれませんが、改めて心に刻みたいことばかりとも言えます。

     第三章に「コミュニケーションの技法」についての解説もあり、そこを知りたいという方も少なくないと思いますが、やはり一番大切なのは、何のためにコミュニケーション力が必要なのか?という問いに応えている第一章「コミュニケション力とは」をしっかり把握することだとだと思います。私にとっては、「自由を

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    2020年05月03日
  • 会うたびに「感じのいい人」と言わせる大人の言葉づかい

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    まずまず。
    あるようで無い視点の本。
    大人として身につけるべきかと思うが、現状はそこまで必要ない、あるいはかえって不自然になるように思う。

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    2016年10月16日
  • 教養力

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     日本人の教養についての興味関心が戦後から下降線を辿っている。確かに日常で教養を求められることはないから、身に着ける必要性も感じない。むしろ教養をひけらかそうものなら、鼻に付くやつだと見做されかねない。
     現在持て囃されているのは手軽で理解しやすいPOPカルチャーだ。しかしそれだけではどうも寂しい気がする。ドストエフスキーの小説など確かに簡単ではないが、作品から溢れるエネルギー、読み切ったときの達成感はライトノベルでは味わえない。教養とは堅苦しいものではなく、人生をより面白いものにするツールなのだ。それは本だけでなく、音楽や美術などでも本物に触れたときに感動できるように教養を身に着けたい。「ア

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    2016年09月27日
  • 15分あれば喫茶店に入りなさい。

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    隙間時間が15分あったら喫茶店に入り勉強をしましょうという本。勉強するのに喫茶店はどれだけ良い環境かということをひたすら羅列しています。僕もマク⭕ナル⭕でよく勉強するのでこの意見には賛成ですが、内容は薄目な感じ。ただ、読むと時間に対する意識は再認識出来るので、怠けグセがついてきた時にはカンフル剤として読むのはアリかな。1時間程度でサラッとすぐ読めますし。

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    2016年09月24日
  • 齋藤孝のガツンと一発文庫 第2巻 そんな友だちなら、いなくたっていいじゃないか! たった3分で友だちができる魔法のマップ

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    齋藤孝が好きなのと、タイトルが良いので購入。娘はまだ読んでませんが、本棚に入れてあるのでタイトルは気になっている様子。ふふふ。 内容について、友達の弊害についてはわかりやすく書いてありましたが、単独者になることによる効用についてももっともっと強調して欲しかったです。 この本はママ友活動に精を出しているママ達にも良さそうです。

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    2016年09月13日