齋藤孝のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ上機嫌でいる方が人間関係上手くいく、何より上機嫌なので自分が気分がいい。そうなりたいという思いで読み進めました。
齋藤さんは素は不機嫌な人間で、とてつもない不機嫌な時代を乗り越えて上機嫌を技として身につけた、意図的に上機嫌を「やっている」、くせづくと授業や仕事の打ち合わせをすることで不思議と気分も晴れる、との事。
一人でいる時など、日常的な自分の中の不機嫌な思いから救われたかったので、少し思ったのと違うかなと思いましたが、まさに「作法」で、人に対する時に技として身につけていくべきもの、と感じました。
・気分に巻き込まれた状態から、自分を引き離して見る力
・会う方会う方上機嫌でいるとだんだん機嫌の持久力が伸びてくる
・東洋では呼吸に集中しすーっと吐いて止まるところでいったん小さく生命が死滅すると考える。吐くことは捨てていくイメージ。呼吸に集中すると細々としたことを考えていられない。捨ててこそいい状態でいられる、一回一回ふっきる練習をするようなもの。
・上機嫌を維持するポイントは、とにかくだし続けること。人間は回転している状態がちょうどいい。出すとうまく流れる。
・不機嫌は癖になる、やり始めると結構快感で他の人が気を使ってくれる。しかし、力にはならない。上機嫌な人同士が接触して起こるエネルギーには膨大な可能性がある。
小さな積み重ねで習得していく、このあたりのことが印象に残りました。
-
Posted by ブクログ
あっという間に読んでしまった。
印象に残った残ったのは二つ、嫉妬はするなということと、(どうせ孤独なら)読書が最適だということなのかな。
手に取った時に期待していた、今の自分の置かれた境遇に対しての答えが何かしら書いてあるかと期待していたが、そういう意味ではまずまずだったかな。
この本にあるように、いわゆる「競争」からは降りているように思うのだけれど、「承認はもう求めなくて良い」という考えにはなかなか至っていないな…SNSはそもそもやらないからそこで「いいね」は求めてないけれど、日々、一喜一憂してしまってるもんな。
本音は、組織の中にいて孤独を感じ、それに慣れるのではなく、組織を出たいんだよな。その上での孤独なら、なんとか処していけるように思うんだけどな。 -
Posted by ブクログ
2020.1.7
絵本は目覚めたまま見る夢のようなもの。
絵本で得られる高揚感やスッキリ感、スリルや驚きときめきは心が成長するに欠かせない栄養素。子供は絵本という非日常の夢の中で自分の心を育てている。
非行に走ったり犯罪に手を染める子供の多くは本を読む習慣がないという共通点がある。
家庭の蔵書数と子供の学力は比例する。家には最低100冊、理想は200冊の絵本を。
第3章の絵本紹介では外国人の作家の絵本が多いなーという印象。それだけ名作が多いのでしょうかね。
まだ息子には早そうな絵本がたくさん。
参考程度に流し読みしました。
こういう本で紹介されてて、いいなと思った絵本も実際に手にとってみるとかなり文字が多くまだ早かったな…と思うことが多々。(『ラチとライオン』とか『ちいさなおうち』とか)。
0〜2歳、2〜3歳くらいで分けて紹介してくれたらもっとわかりやすいのに。どのくらいの文字量か事前に知りたい…。 -
Posted by ブクログ
令和2年第二波がやってくる前の9月頃に読み終わった本ですが、年末の部屋の大掃除で見つけた本です。今年は八月に目の手術をしたのと、在宅勤務で私の大切な読書タイムであった通勤時間が減ったので本を読んだ冊数は少なくなりましたが、その代わりに本当に読みたい本に絞って読書をするようになりました。
三色ボールペンで有名になった、この本の著者の斎藤氏によるもので、あと3年と少しで60歳を迎えることになる私にとって、ちょうど良い時期にこの本に巡り会えました。
60歳を超えても働いている可能性はありますが、今の会社で今と同じスタイルで働いているとは限りません。60歳以降は自分の人生を納得して生き抜いたな、と後悔しない生き方を決断していきたいと感じました。
以下は気になったポイントです。
・何かしらの目指すところがあり、それが叶えられたら死んでもいいという熱意を持てたら良い、例え達成できなかったとしても常に到達を目指して進んでいく姿勢を持つことが大切である(p22)
・自分なりに精一杯上を目指して「あと5年あれば」と思いを馳せながら息を引き取るのも理想の死に方の一つである(p25)
・我々が人生の意味を問うのではなく、我々が問われている。そうであるから懸命に答えを出していかなければならず、その使命を果たすのが人生である(p31)
・荘子のように、いま与えられている生は、借り物に過ぎないという考え方をしていれば執着心は捨てやすくなる(p48)命を守ることに執着しない方が、かえって危険にあうことは少なく、死地へいっても助かりやすい。死にたくないと身構えているよりも、むいしぜんでいたほうがいいという考え方がある(p56)
・常にリニューアルしようとしている人は、死の恐怖に襲われにくい(p78)
・正月のお年玉にしても、新しい年に変わるときに魂が新しいものになるという考えの「年魂(としだま)」から来ているという説がある(p168)
・若いうちに学んでおけば壮年になって役立ち、壮年期に学べば老いても気力は衰えない、老いてから学べば、死んでからも朽ちることはない、ということである(p178)
・跡形もなくこの世から消えるのではなく、何かしらのものを残しておく(p181)
・還暦は「人生の中締め」の時期である、意味としては「お開き」に近く、そこから残るも帰るもその人次第。すぐに帰る人もいれば、二次会、3次会といった具合にさらに何時間も過ごす人もいる、還暦を迎えるにあたって自分の人生の意味を改めて考え直し時間を作ってみると良い(p220)
2020年12月28日作成 -
Posted by ブクログ
SNSを頻繁に使用する自分に当てはまることばかりが書かれており、すごく見抜かれているような感じになったし、その分、SNSが人々に与える影響についてすごく理解しやすい本だったと思う。
この本の中間では、作者のおすすめの作品が紹介されており、文学にあまり興味が無い自分にとってはあまり楽しめなかった。
印象に残った箇所3選
恐らく、自分に対して本当のところで自信を持てないのでしょう。だからつねに他人の評価を求める。「いいね!」を押してもらうことで、認証欲求を満たすわけですが、それに頼らないと、もはや自分を確認できないのです。
インターネットがこれだけ普及し、世の中の情報はかつてより爆発的に増えているのですが、どうも知識量はそれほど増えていない気がします。それはやはり自分の興味のある分野の情報ばかりを偏って取り入れているからでしょう。
ソクラテスの考え方を自分の中に取り込んでおけば、やたら知識をひけらかすこともなくなる。ものを知るほどに謙虚になれます。自分の利益のために自説を説く人物に惑わされたり騙されたりすることも無くなるでしょう。