齋藤孝のレビュー一覧

  • 本をサクサク読む技術 長編小説から翻訳モノまで

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     ある一冊を読んで「おもしろい」と思ったら、同じ分野の本を二冊でも三冊でも読みたくなるものです。そこから派生的に、新たな関心が生まれるかもしれません。それを複数の分野で行えば、読書量とその守備範囲は蜘蛛の巣のように広がっていきます。書棚はバラエティ豊かになるでしょう。
    (P.195)

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    2019年02月26日
  • 本をサクサク読む技術 長編小説から翻訳モノまで

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    ▫️ためになった部分引用
    ・全体のうち二三割でも読めば十分
    ・より多くの本に出会い、エッセンスだけを片っ端から吸収していく
    ・読書家と呼ばれる人ほど、読み通すことにこだわってない
    ・何かの学問分野に興味を持ったら、とりあえず図解を見ると良い
    ・何回な文章は、さきに「著者は何が好きで何が嫌いか」を見極める
    ・ほとんどの評論は、自分の感情や価値判断を正当化するために、複雑に書かれている
    ・レビューは最高点と最低点を除いて読むと正確な評価がわかりやすい

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    2019年02月10日
  • 1分間孫子の兵法

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    ネタバレ

    個々のテーマの掘り下げは浅くはありますが、非常にわかりやすいです。
    改めて振り返って、自分に残ったこと

    ・準備が整わないうちは闘わない
    ・自己に勝てる者が相手を制する
    ・すべてを知らなくてもいい。ポイントをつかめ。
    ・すぐれた勝利はほめられず、目立ちもしない。

    ・奇策は正攻法と組み合わせて効果を発揮する。
    ・みずから変化し続けることが勝つ道だ。
    ・逃げる、避けるは大切な兵法。

    ・情報を得る力よりも見分ける力が重要。
    ・正しい判断基準を持て。
    ・常識ばかり見ていると大局を失う。

    ・戦果を誇らず、損害とのバランスシートで考える。
    ・現実を変えたがる前に感情をコントロールすべきである。
    ・早

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    2019年02月09日
  • 凡人が一流になるルール

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    エジソン:複数のテーマを並行して考える。仕事の複線化。

    青色ダイオードは、中村教授が、セレン化亜鉛が中心であったのを不適格とされていた窒素ガリウムを使ったことで発見に至った。

    誰々ならどうするか、と考える。カーネギーは「ウォーレスならどうするか」と問いかけ、暗い道を選んだ。
    フランクリンならどうするか、と考える。

    上司がさぼるのは、ワンランク上の仕事を修行するチャンスである。

    お金に困っている人ほどタダ働きするべき。次にはお金になる仕事につながる。

    カーネギーのルール:トラブルは相手に有利になるように解釈する。

    カーネギー:「良い卵をみんな一つの籠にいれて、その籠から目を離さない」

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    2019年01月22日
  • 古典力

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    古典の作品を読むというのはハードルが高かったが、自力で初めから全て読むのではなく、あらすじを知っておいてから読むというのも、1つの読み方であると気づいた。
    後半は、作品の紹介があり、色んな古典作品を読んでみたいというモチベーションになった。

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    2019年01月17日
  • 50歳からの孤独入門

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    人生100年時代と言われますが、孤独に対する個々の心の持ちようが大事です。
    本文にもあるように、自己評価と他者評価とのギャップを認識し、どう自分が振る舞えるかが求められます。
    年をとるとともに、性格なども変化すると指摘しており、その変化を先取りしつつ、読書や美術などへ興味を広げるなどし、楽しんでいくことを勧めています。


    ▼50歳を過ぎて訪れる、主に仕事上の「アイデンティティの危機」といかに折り合いをつければよいか
     「アイデンティティの危機」:「自分らしさって何だろう」「自分は何が存在証明なんだろう」と悩むこと
     50歳になったときこそ、「自分のアイデンティティ(存在証明)とは何か?」とい

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    2019年01月15日
  • NHK「100分de名著」ブックス 福沢諭吉 学問のすゝめ

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    私自身「天は人の上に人を作らず…」位しか知らなかったので、読んでビックリ!

    随分と合理的というか、当時の日本人としては非常に革新的な考えを出来る人だったみたいですね。

    彼の持つスピリットは、現代に生きる日本人において、当時以上に求められているのではないだろうか?

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    2019年01月13日
  • 大人のための書く全技術

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    読書のしかたの本を読んだので、次は書き方だー!
    と手に取ったのが「大人のための書く全技術」(齋藤孝/KADOKAWA)。

    本書は、「書く全技術」と題されているが、たとえばビジネス用のメールを書くとして、書き出しはこう書きましょう、終わりはこう結びましょう、という具体的な文例が載っている訳ではなく、書くとはどういう事かとか、心構えなどが主に書かれている。

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    2019年01月10日
  • 段取り力――「うまくいく人」はここがちがう

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    齋藤孝氏が「段取り力」に言及した本。

    「人にはあまり差はない。段取りのいい人と悪い人がいるだけ」
    「段取りがよければすべてが上手く行く」と、かなり思い切った論調の本。しかし、読んでいるうちに「確かにそうかも」と思えてくるから不思議。何をするにせよ一定の段取りは発生する訳で、その段取りをきっちり(コツを押さえて)できるかできないかが、直接成否を分ける。
    マッピングコミュニケーション、「3・3・3」の方法、偏愛マップ等、筆者が推す段取りスキルも紹介されている。トヨタやアポロ13号、リタ・ヘイワースに至るまで、「段取り」の観点で語る事例紹介も興味深い。

    何となく理由の分からない読みにくさのような

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    2019年01月13日
  • 「できる人」はどこがちがうのか

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    新しい時代を求められる<3つの力>とはまねる(盗む)力,段取り力,コメント力(要約力・質問力)
    この本を読んだとき,我が意を得たり!とひざをたたいた。
    今まで20年近く「小学校の先生」をやってきて,ことばにならなかったことを斎藤さんがことばにしてくれた感じがした。
    上達するためにすべきことは何か。そして,上達への意識づけの大切さ。それを教えてくれる。
    スポーツと言葉を愛する彼だから共感するのかもしれないけど。
    スポーツや音楽を愛する人の文章にはリズム感がある。 私も村上春樹のスタイルに惹かれる。

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    2019年01月05日
  • 古典力

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    古典の魅力、古典の読み方を解説し、おすすめ古典50選、さらにおまけの50選をガイド付きで紹介してます。

    文学・小説の古典も読みたくなりました。

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    2018年12月30日
  • 現代語訳 文明論之概略

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    文明とは、国民一人ひとりが作り出す気風、としているので、国民一人ひとりが日本人としての気概を持たなければならない、ということだと理解しました。

    1.この本を一言で表すと?
    ・国家の独立を国民に向け強く訴えた本

    2.よかった点を3〜5つ
    ・いまこの時にあたって、さあ、前に進もうというのか、それとも後ろに退こうというのか。進んで文明の道を歩むのか、退いて野蛮へと変えるのか。ここは進むか退くかの二者択一だ。(p33)
    →強いメッセージ性を感じる。また、当時の日本の状況からの切迫感も感じる。

    ・いまわが国にとって至急求めるべきは智恵でなくてなんだというのか。(p208)
    →現代においても同じこと

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    2018年12月30日
  • 「意識の量」を増やせ!

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    仕事が出来る人は意識の量が多い人のこと。意識の量を増やすのは、訓練すれば出来ると説いています。

    仕事が出来るとはどういうことか、頭がいいとはどういうことか、これまでと違う気づきを得ることが出来ました。

    ポイントは「質ではなく量」を言っていること。意識を研ぎ澄ませといってもなにをすればいいかわからないが、量を増やすのは具体策がわかりやすい。

    色々なことに興味を持つこと、知らない場所に行ってみる等刺激を得る努力が必要。

    臨機応変な対応が出来るには相手視点の意識を常にしておかないといけない。

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    2018年12月30日
  • 地アタマを鍛える知的勉強法

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    勉強の本質を語っています。
    勉強の本質を理解するには大人じゃないと無理かもしれません。


    1.この本をひと言でまとめると
     斎藤式勉強法

    2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度
    ・「勉強ができる」と「頭がいい」は少し違う(p.16)
      ⇒以前から「勉強ができる」と「頭がいい」は違うと自分なりに考えていた内容を、著者も考えていていたところがよかった。(私の考え:「頭がいい」=答えのない問題や答えを誰も知らない問題に答えを出せる人)
    ・勉強の出発点において、この覚悟というものが非常に大事です。勉強は覚悟で決まるといってもいい。それは、頭がいい悪いということよりもはるかに大切

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    2018年12月30日
  • 15分あれば喫茶店に入りなさい。

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    喫茶店を使った仕事術が書かれています。
    外出時に隙間時間でできる仕事を常に持ち歩き、喫茶店を仕事の主戦場にする、そんな考え方を紹介しています。
    喫茶店でなくても仕事に集中できる人でも、仕事を持ち歩く考え方は使えると思います。

    ・負荷をかけないと思考力は伸びない
    ・仕事は15分を単位に、時間密度を上げる
    ・雑然とした雰囲気の方が考え事に適している
    ・仕事には期限がある
    ・懸案事項がすぐに出せるかどうか
    ・スタバは大人の勉強に向いている
    ・ストップウォッチで時間を区切る
    ・20代30代で猛烈に勉強する時期が必要
    ・元を取らなきゃ感が重要

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    2018年12月30日
  • 1分で大切なことを伝える技術

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    1分で話を伝えることの重要性を説いています。

    【気に入ったポイント】
    ・物語を語ることと論理的に語ることは違う
    ・あるテーマを一分で話すことを繰り返すといい勉強法になる
    ・注意メモで同じ失敗を繰り返さないようにする
    ・人の時間を奪わないのが最大の礼儀
    ・ストップウォッチを買え

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    2018年12月30日
  • 10分あれば書店に行きなさい

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    学者ではないのですべてを鵜呑みには出来ないが、
    テーマをもって書店をぶらつくのはアイデア出しには最適かもしれない。

    ・北欧などの大学院は、社会を経験している30〜40代が多い
    ・日本人が真剣に怒るのは食べ物がかかわるときだけ
    ・書店には熱帯雨林に似た野生の雰囲気がある。
    ・文系は理系コーナーにいって未知の世界の大きさを実感するとよい
    ・自宅に本が多いということは、子どもの教育にもきわめていい影響を及ぼす。
     →少年院にいる子たちのなかに、読書経験のある子はほとんどいない
    ・その国の向上心は書店をみればわかる。若者がどれだけいるか、どんな本を熱心に読んでいるかは、将来の国力を示すといいっても過

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    2018年12月09日
  • 最強の人生指南書――佐藤一斎「言志四録」を読む

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    人生を4期に分け、その第一期が30代としているのが面白い。
    もう少し年齢がいってから再度読み返したい。
    斎藤孝氏の本は「15分あったら喫茶店に入りなさい」以来2冊目

    ・今の会社の会議は非忍者的な行動
     →パッと集まってパッと決めて、服部半蔵の「散!」でパッと散っていくのが理想
    ・ストップウォッチは最強の時短アイテム
    ・ワンタッチ会話術を身につけるには、自分の意見を短時間でまとめる練習とともに、次の展開を予測することが求められる
    ・謝りにいくためだけに「会う」のは単なる保険的行為とみなされる。
    ・スピードの速さが、こなす量を増やし、経験値のアップにつながる
     →宮崎駿、手塚治虫
    ・一人の作家の

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    2018年12月09日
  • 15分あれば喫茶店に入りなさい。

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    <斜め読み>
    わずか15分(ないし10分)の「間」で気持ちが整理される感覚はよく分かる
    ・家と会社の間「ちょっとだらけた公共性」が自分をコントロールするのに最適
    ・インターネットをしているときの考えは横スライドの水平思考
    ・制限時間が効率を生む

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    2018年12月09日
  • 夜型人間のための知的生産術

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    ネタバレ

    意見には同意だけど中身が薄すぎる。ワタシは夜こんな過ごし方をしています。
    夜に勉強、アウトプットするとこんな良いことがあるというのが散発的に書いてある。

    理論だって無いからあまり好きではないのかもしれない。
    一部良い事は言っている。それにしても薄すぎる。1時間もかからずに読めてしまう。

    読書は書いた人の話を聞くというイメージで読む
    本には「情報を得る本」と「影響を受ける本」の2種類ある。前者はサクッと読むことができて、後者はじっくり読むべき。これは前者

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    2018年12月08日