齋藤孝のレビュー一覧

  • 余計な一言

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    「余計な一言」は、ときに人間関係を破壊しうるくらい恐ろしいものであり、普段から気を付けて話をしましょう、ということが書かれている本。特に気を付けなくてはならないのが、「本音」と「正論」。普段のコミュニケーションにおいて、ほとんどの場面では本音も正論も求められていない。本書では、そこのところを勘違いしている人が多いと指摘している。とはいっても、常に建前や定型句しか発言しないのではストレスが溜まってしまう。一昔前であれば、居酒屋で本音を言い合っても、その場限りという暗黙の了解があったのだが、現代ではそれも通用しない。著者は、1人でいいので、どんなことでも話せる人(メンター)を持つことを勧めている。

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    2014年09月28日
  • 35歳のチェックリスト

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    第二の通過儀礼としての35歳を考えた作品。メモ。
    (1)35歳は自分の生活において大事な存在との関係を新しく築いていく年齢だと私は思います。距離を置く様になったからといってこれまでの関係性が壊れる訳ではないのが本当の友情です。
    (2)やるべきことに対して自分の行動に拍車を掛ける働きをもたらしてくれる友人関係は良い繋がり、良い刺激です。
    (3)若いことと若く見えることは別です。
    (4)若さは若さで素晴らしい。けれど、円熟もやっぱり素晴らしい。
    (5)大人の判断とは‥、あらゆる角度から分析調査してこの部分は減点要因だけど、こことここの部分は評価出来るから、プラスマイナスの差し引きで考えたら悪くない

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    2017年11月05日
  • 誰も教えてくれない人を動かす文章術

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    「人を動かす」ための文章術の本。
    日本人が陥りがちな曖昧な表現や、他人と同じ事なかれ主義を批判し、「非凡」になるためには文章の訓練が不可欠だと説く。少しぐらい強引でも、意外なもの同士を結びつけることが肝要である。

    第五章のメールについての内容は、「手紙感覚のメール」など時代にそぐわない点があるが、リテラシー的な観点から見ても得るものはある。対面や電話に比べて、メールでは身体性が抜け落ちてしまっているので、ビジネスの上では相手に細かなニュアンスが伝わりにくい事を考慮すべきである。

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    2014年09月11日
  • 走れメロス 太宰治 名作選

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    メロスはともかく、畜犬談に太宰らしさが滲み出ていて、思わず苦笑してしまった。
    この人のひねくれ具合、どうにも憎めない。

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    2014年09月10日
  • 1分で大切なことを伝える技術

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    ”意味のある1分間”をいかに作るか、いかにそれを相手に伝えるかが書かれている。
    説明しようと思ってたくさんしゃべってしまい、かえって伝わりにくくなるという、”あるある話”も紹介されている。言葉選びについても改めて考えさせられた。
    ただ、全体を通してあまり印象に残る個所はなかった。でもこれでいいのかもしれない。この本のレビューが1分以内で書けたのだから…。

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    2016年12月10日
  • 日本人は、なぜ世界一押しが弱いのか?

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    押しが弱いとひたすらに言われる本。

    日本の良いところにも気づけてほっこりした。

    グローバル化とは西欧化のことではない。
    日本人としての心を保ちつつ、私たちの強みを活かして世界と戦うことが必要なのである。

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    2014年09月02日
  • 頭が良くなる議論の技術

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    議論の本質や効果的な方法を、わかりやすく述べてある。
    新しい議論の方法を提示しているわけではないが、具体的な事例をあげ、引き込まれる。
    この手の本は多いが、まず手に取ってほしい良著だと思う。

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    2014年08月31日
  • 15分あれば喫茶店に入りなさい。

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    人がいるほど、物音がするほど、集中力が深まる 第一線で活躍する人ほど、隙間時間の使い方が上手です 刺激を受けた直後に喫茶店で文章にするほうが、経験上いいものができます 喫茶店で過ごす時間が、身につく読書の時間になります

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    2014年08月11日
  • 5日間で「自分の考え」をつくる本

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    【メモ】
    圧倒的なインプット。その中からキラーラインを引用し、自分の体験や現実世界と絡めてアウトプットすると、リアリティや説得力が出る。
    ベストセラー、特に一過性でない古典は最高。
    考えて考えて考え抜く、その体力つくりのためにも読書は有効。
    本一冊、雑誌一冊作るのにどれだけの情報が精査され時間が費やされているのか。それを30分で浴びることができるのだからコスパがよい。

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    2014年08月10日
  • 35歳のチェックリスト

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    35歳は人生2度目の成人式、ターニングポイントであると。あと5か月だなー、とついつい購入。タイトルうまいなぁ~。
    そして人生の棚卸しをしなさい、と。ふむふむ。そういう歳なんだと意識することが大切か。体調に気遣いながらも、アグレッシブに仕事もプライベートもイキイキしてたら、いい大人になれる、ってことだよね、と勝手に前向き解釈。

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    2014年08月09日
  • 5日間で「自分の考え」をつくる本

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    ネタバレ

    何らかの「考え」を語ることで初めて関係が生まれる。

    会議に積極参加するためには、データ、視点、アイデアが必要。

    考えねば。

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    2014年09月07日
  • 現代語訳 論語

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    口語で読みやすかったです。どういうものかがわかったので入門書にいい感じがしました。もともとの論語もこの順番で話が進むのでしょうか? 時系列や人物が分かりにくかったです。

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    2014年07月26日
  • 現実を動かす会話力

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    著者の本はときどき読むのだけど、本書はちょっと打算的な気がした。
    なにも動かない会話があってもいいんちゃうかな、と思ってしまうし、むしろそういうのにまみれて生きるのが、人間らしい人生なのではと思うんだよなぁ。
    話す前と後で、どんなふうに変わったか?ばかり考えられたら、たまったものではないからさ。

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    2014年07月26日
  • 最強の家訓――仕事と人生に効く言葉

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    最近は家訓なんて聞かないし、もし学生時代に家訓があると言う人がいたら。何処の皇族?それとも大金持ち?と思いつつ、そんな古臭い事に囚われるんじゃないよ。自分の人生だよ!と言って笑い飛ばしたことだろう。

    しかしこれを読んでみると家訓とは、その人が生きている時の経験から出た地に足の着いた言葉であり、机上の空論や理想論ではないのが魅力だと感じた。


    気に入った言葉
    ・自分の一生は次の世代への30年間の手代
    ・天下無敵と言うのは敵をバッタバッタとなぎ倒す事ではないんだよ。天下に敵がいないと言う事なんだ。
    ・親の本当の務めとは子供を一人前に育てる事。今でいえば自分で稼げるようにしてあげる事
    ・「三方よ

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    2015年05月06日
  • 35歳のチェックリスト

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    年齢を気にしすぎるのは良くないけど、全く気にしないのもどうかと思う。

    35歳という年齢をひとつのターニングポイントと捉えて第二の成人式としてお祝いしようという提案はいいな、と思う。

    何となく迎えた二十歳の成人式。

    でも、35歳には、そこに向けて自分はここまでやりきったし、何より、今まで自分の築いてきた人生が好きだから今日は節目としてお祝いしよう、と思える日にしたい。

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    2014年07月19日
  • だれでも書ける最高の読書感想文

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    表紙が違うな。
    高校生向けの読書感想文作成指南書。といっても特別なことは書いていない。「せっかくの機会をいかして読書に浸る」「読みながら自分と関連づける」「感想なんだから自由。だけど自分が面白いとか変だとか思った部分を他者と共有すると広がるでしょ。その広がりのコミュニケーションが感想文」「難しくない。ぐっときたところを3つ切り出せ。3つを熱く語れ」こんなとこか。
    高校生の頃の自分は感想文の書き方なんかしらなかったなぁ。先生たちは教えてくれていたんだと思うけど,聞いてなかったな,たぶん。高校の時は1年に1回指定図書を読む課題があったな。山月記,シュリーマン,石川達三の蒼氓。蒼氓という言葉を知った

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    2014年07月12日
  • 35歳のチェックリスト

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    まだ35歳ではないが,数年先も見通した人生設計をしていく必要があるなぁと思った。
    学校に戻ったらもう”若手”ではないのだという覚悟も必要かも。

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    2014年07月10日
  • 違和感のチカラ 最初の「あれ?」は案外正しい!

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    著者は本当にこの本を書きたかったのかな?という違和感を感じてしまった本。
    引用だらけ。
    『実例⇒仮説(抽象化)⇒根拠⇒結論』という流れが多いが、『根拠=偉い人(社長さん・歴史上の人物・フィクションの登場人物等々)の引用』としているところに信憑性が感じられない。
    ただ、流石に文章がうまいだけに、無批判に読むとつい納得させられてしまいそう。

    教養として知っておきたい雑学的な内容はちりばめられてる。
    エッセイとして読めばそれなりに面白く読める。
    役に立つかどうかというと疑問符がついてしまう。
    自分の能力不足かもしれないが、何か実生活に応用できそうだと思えない。

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    2014年06月22日
  • 結果を出す人の「やる気」の技術 “特訓”式モチベーション術

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    一点集中の期間を作る。
    意識が拡散しないような環境を作る。みをおく。

    「これも修行」の精神を持つこと。
    矛盾や不合理を引き受けた先に成長あり。

    自分が快か不快かではなく、
    技術や技を盗めるかどうか。

    不器用な人の修業力には、小器用な人は太刀打ちできない底光りする何かがある。
    滋味があるから妙に人を惹きつけるのだ。

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    2014年06月08日
  • 最強の人生時間術

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    TVでもおなじみの斉藤孝の時間管理術。

    会議でもストップウォッチを持って時間管理するなどの徹底した時間管理術は勉強になった。
    ただ言うはやすし、おこなうは難し。

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    2014年06月02日