齋藤孝のレビュー一覧

  • アイディアの神が降りてくる 「3」の思考法

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    「3色ボールペン」など、ほかの著作で述べていることと
    重なるところも多いが、コンセプト化の妙でそう感じさせないところが流石。

    3が森羅万象を網羅するかどうかは別として
    (五行とか四天王とか)
    直感的に把握しやすい数であることは確か。
    自分の行動や思考の精度を高めるために
    意識的に3本柱に整理していきましょうというのが
    本書の主張。

    行動3原則や新人育成の課題など参考になる点も
    多かった。

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    2016年03月13日
  • 会うたびに「感じのいい人」と言わせる大人の言葉づかい

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    あだやおろそか
    鑑みる(なにかと比較して)
    厚くお礼申し上げる
    潔しとしない
    有体に申す
    仄聞するところによると
    もったいないお言葉
    異存ございません
    おくみとりください
    お含みおきください
    ご放念ください
    はばかりながら
    すっかり板に付く

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    2016年02月03日
  • 1分で大切なことを伝える技術

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    ネタバレ

    情報が溢れている現代では、人を評価し、切り捨てるのも早い。
    自分をアピールできるのは1分程度、だから大切なことを1分でまとめる練習をしようを述べています。

    ストップウォッチを使い、1分感覚を身に着けるというのは是非実践したい。
    時間意識を高めることは、話すことだけでなく、日常生活のあらゆる場面で有用。
    今までは短くて、せいぜい10分単位くらいでしか意識してこなったので、自分の時間意識の甘さも感じました。

    また、川のフォーマットもシンプルでわかりやすい。
    このフォーマット活用しながら、練習したいと思います。

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    2016年01月26日
  • 若いうちに読みたい太宰治

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    齋藤センセイの太宰治紹介本

    ヒリヒリしてぐだぐだ悩む10代20代がうってつけらしい
    悩むときにとことん悩んでふかーく考える時期にふかーく考えると人間的に深みが出るそうです

    けっこう太宰治は読んでると思ったけど
    知らない短編もあったり
    色々よみたいなーとおもった

    あとどうしても内容やあらすじにめがいっちゃってるから
    日本語がうまいというそういう観点からも読みたいと思った

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    2016年01月12日
  • 考え方の教室

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    基本中の基本。
    わかりやすく整理され、簡易な表現なので「考える人」もざっと再確認できる。
    なるほど・・・自分もまたそのように志向していたのだなと。

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    2016年01月07日
  • 1分で大切なことを伝える技術

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    伝えるのと伝わるのは違う。
    1分間という、時間に区切りをつけ、なぜ1分間なのかという点から、その限られた時間の中でフォーマットを用いることで有効的に伝える事ができることをわかりやすく説明している。それを実践として繰り返す事で自分自身のスキルにつながる。
    ○川のフォーマット
    現在の認識→新たな認識へ
    ○言語によって喚起されたイメージが共有されると興奮が生まれる
    →聴き手に話す内容以上のインスピレーションを抱かせるような話。映像を直接見せるのではない。言葉を通じて頭の中のイメージを交換することが大切。
    ○経験喚起力
    聞き手は自分に関わる問題しか聞く耳を持たないし、定着しない。そのための情報を掘り下

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    2016年01月05日
  • フロイトで自己管理

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    自分の非をまっすぐ認識できない、現実をみとめることができないのは、精神の幼さの証拠
    現実としっかり向き合い、自分にとっては不快に感じられることにも適応することによって人はより大きな本当の快感を得ることができる
    自分自身の意識と無意識の境目をきちんと見つめ、認めていくことから現実の受容が始まる
    コンプレックスは除去しようとするのではなく、調和を保つように努めるべき

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    2015年12月30日
  • 悔いのない人生 死に方から生き方を学ぶ「死生学」

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    3章「養生訓の教え」
    【要約】
    養生とは生を養うという意味であり、些細なことに幸せを感じてほどほどに生きていくという考え方である。
    養生を実践していくために重要なことは、いかに心身を健康に保つのかということである。
    養生において心身を健康に保つためには、中庸をしり自分をコントロールすることが必要である。

    【気づき】
    養生は、生は死との2項対立で考えられないという部分に新たな視点を得た。

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    2015年12月30日
  • 使える読書

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    個人的に、書評集というか、読書案内を期待して手に取ったんだけど、ちょっと趣が違いました。書かれた内容から、自分勝手に想像した意見をある程度述べて、かつ、特に惹かれた部分を紹介する手法は、まさに今書いているようなブログ的作文をするときの参考になったので、どんどん活かしていきたいと思いました。必ずしも作者のオススメ本ではなく、本の読み方というか味わい方というか、そのエッセンスを吸収するための本だと思うので、これを見て”是非読もう”みたいなのは、あまりなかったです。

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    2015年12月28日
  • 必ず覚える! 1分間アウトプット勉強法

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    問いと結論の間を3つの踏石(ポイント)で結ぶ「川のフォーマット」は、授業の展開にも通じる。
    アウトプットとは、学びを身体と結びつけること。
    唱歌「冬の夜」のように、おばあの時代はアウトプットする機会が今よりはるかに多かった。身体を通して繰り返し学んだものは、いつまでも残るのだろう。

    役立つ情報の量で☆☆☆

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    2015年12月14日
  • 本をサクサク読む技術 長編小説から翻訳モノまで

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    斎藤孝さんのこの手の本はどれか一冊を読んでおけば、他も同じような内容なので、サクサクと読み流し、気になる部分だけ読む感じでいい気がする。読書熱が冷めかかったときに、こういう本を読むとまたモチベーションが上がる。

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    2015年11月18日
  • 「何から読めばいいか」がわかる全方位読書案内

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    教養が身に付く?事を期待して?
    書評本は様々ありますが、齊藤孝先生の選書は面白いし為になるものばかり。

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    2015年11月07日
  • 頭が良くなる議論の技術

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    冒頭は楽しく読めた。終盤はつまらなかった。おそらく書いてある議論を経験してないからイメージが湧きにくいためだろう。

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    2015年11月01日
  • 座右のニーチェ~突破力が身につく本~

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    氏の論語(孔子)の紹介がよかったので、こちらも読んでみました。

    ちょっと自身を投影・解釈しすぎかなぁ?と思いましたが、
    「ニーチェはこう読むのがいいのよね!」(自身を投影させ、解釈する読み方)ということが学べたのでよかった。

    教養ある方なので、中島敦「山月記」やヘッセ「デミアン」の引用等もあり、改めてそういう書も再読しようと思えた。

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    2015年11月01日
  • 本をサクサク読む技術 長編小説から翻訳モノまで

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    ネタバレ

    何故本を読むのか?ものごとをどう捉えるか、その考え方や姿勢を確立する。深い部分で心の支えになったり、考え方や生き方を教えてもらったり、自分の軸をつくってもらったりすることに意義がある。
    こういう学問分野があるということを提示するのが、教育の役割
    この世には生きるだけの価値がある
    自分の生きてきた世界は狭いのでは、自分や自分を取り巻く世界の価値観は絶対ではない
    難解な文章は理屈より先に、感情を探る→評論というものは、自分の感情や価値判断を正当化するために書かれている
    ものごとを合理的に判断するには、情報の精査と考え抜く姿勢が欠かせない
    活字は、人の心を深く掘り下げ細やかに描く

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    2015年11月01日
  • 現代語訳 福翁自伝

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    現代語訳なので、とても読みやすい。若くして長崎、大阪で学んだことが礎になったことがわかるが、理解力が高く、勉強熱心であったことが伝わってくる。さらに、横浜に行ってオランダ語が通じないことを知って英語を学び始めたり、自らアメリカ渡航を志願したり、ウェブストル辞書を買ってくるといった積極的な行動が、その後の活躍につながったのだろうと想像できる。

    1854年、21歳の時、窮屈な中津を出ることを目的に、兄の共で長崎に行き、蘭学を学び始める。翌年、中津に返す計略を受けて江戸を目指すが、大阪の兄の助言で緒方の下で学び始める。23歳の時に兄が死亡したため家を継いだが、母親の許しを得て大阪に戻る。1858年

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    2018年10月31日
  • 余計な一言

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    なるほどな、と思うこと多々。「逆に」はよく使っちゃう。オリジナリティのなさが露呈してるそうです。もう使わないようにします!いろいろ気づかされました。

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    2015年10月21日
  • 「疲れない身体」をつくる本 あらゆるストレスをため込まない毎日の習慣

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    ネタバレ

    もう少し身体を動かさないとなぁと反省。頭と体の疲れのバランスをとることが大事。丹田呼吸、肩甲骨をほぐす、「テンション・修正・確認」、意識や感情を働かせすぎない。しかし淡々と生きるのって結構難しい。

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    2015年10月18日
  • 余計な一言

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    余計な一言とは?なかなか気になることなので読んでみた。当たり前のことだが、まずは相手を不快にさせない事。これは、否定、逆接、悲観、卑下、曖昧などに関連するフレーズ。つい言ってしまう否定的な一言は気をつけねばと思う。また、本音に関しても、あえて言わなくても良い時はスルーすべきだと感じた。

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    2015年10月12日
  • 結局、仕事は「言い方」しだい

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    明治大学文学部教授の齋藤孝さんが書いた、言葉の選び方や使い方、相手によって使うべきではない言葉や、よく間違われる慣用句などを集めた実践本。

    言葉はよく、自分の頭の中で思っていることを相手に共有してもらうための便利なツールと言われているが、使い方を間違ってしまうと、思っていることが伝わらないどころか、逆の意味になったり、気を使っているつもりなのに相手を怒らせたりしてしまうこともある。

    特に日本語は『尊敬語』『謙譲語』『丁寧語』など、紛らわしく難しい言葉があるうえに、二重敬語や丁寧になりすぎると、まどろっこしい文になったり逆に相手に伝わらなくなってしまう。

    本著は内容や例文からして、社会人一

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    2015年10月07日