齋藤孝のレビュー一覧
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ネタバレ【内容/まとめ】
内容に関しては大きく分けると二つ挙げられる。①、状況をいかに造るか、②状況をいかに変えるか、である。学び方に関して、前者はハード、後者はソフトと言える。
①、Creating circumstances
筆者は段取り力を、マニュアルを作ることと捉える。つまり、「表」に出て来た商品や料理に関し、その作り手になりきり、その「裏」を主体的に考えることと同じだという。その背後にどのようなコンセプトがあり、どのような素材を用いて出来上がったのかを考え、それを自分で構築していくためにどうすれば良いかを説明する。具体的には、時間設定を行うことと優先順位をつけることのなど、ある程度の拘 -
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ネタバレ質問の項目に関しては割とできていると思えた。
しかし「1分で短く話す」ということはやはり全くできていないと思った。
そもそもこの本が目にとまったきっかけが「面接で長々と喋ってしまう」ということからだったが、「物語を話すことと、要約することは違う」の文章には納得させられた。
僕はどちらかと言えば物語を喋っていた。
だから長くなった。
ただ、やはり短くするにも限界がある。
桃太郎であればあの量にまで減らせるが、僕自身のことを話すのにあそこまで削ることはできない。
では、どうするか。
と考えて出した結論は「先に物語の全体像を話してしまう」
こうすれば、多少長くても「今どのあたりを喋っているか」 -
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ネタバレ最後は直感力ってところに複雑な気持ちになりました。その直感力を養うために勉強するってある意味納得ですが、何かすっきりしないものがあります。それまで具体的な勉強方法を述べておられたのに、急につかみどころのないことをおっしゃられたからですね。
著者は頭のいいのは良く分かります。なりきる方法とか、短期でモノにする方法だとかなるほどと、試してみたくなります。この本もそのような著者のテクニックで書き上げた感が否めません。引用されている偉人たちとはそこが違うので違和感を感じたかもしれません。偉人たちのレベルはおろか著者のレベルからもほど遠いですが、今後も勉強に励みます。 -
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昔の歴史の勉強といえば、一生懸命に年号を覚えていたことくらいしか覚えていませんが、とにかく覚えることに苦労したことだけを記憶しています。振り返っていみると、苦痛だった理由は、年代順に覚えていて流れで覚えようとしていなかったからとこの本を読んで気づきました。
井澤氏も同様の主張で本を執筆されていたと思いますが、この本の著者である斎藤氏も基本的には同じ考え方のようです。テストの点を採るために歴史を勉強する必要がなくなった今、流れで事件を捉えて、必要なときに他の人に(特に外国人)話せるように、主要な事件の関連性を理解しながら歴史を楽しみたいと思いました。
特に最初の部分に述べられていた廃藩置 -
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ネタバレ齋藤孝が、アメリカ資本主義の父ベンジャミン・フランクリンの『自伝』をもとに、より良いライフスタイルを追求する内容。
「心の苦しさは、困難の多さではなく、
困難をどれだけ整理出来るかによる。」
「途中で倒れても最優先の成果は残るようにする。」
「親切な悲観屋に惑わされるな。」
「楽がしたいなら苦手と向き合え。」
といった、フランクリンの生き方に基づいた習慣を紹介する。
フランクリンは好奇心旺盛で、勤勉、行動力があって、合理的。
私たちが見習うべきところは多いが、やや非凡で変わり者。
そんな彼の生き様を楽しむとともに、自分自身の生き方を振り返りながら、読み進めていくと面白い。
齋藤孝さんの -
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ネタバレ本を読んだ後のアウトプットが重要である。
二つあると思う、一つは資格試験・入学試験用の知識のアウトプット、もう一つは、表現力のアウトプットである。 兎角、日本人は昔から表現・発言が苦手である。 この、アウトプットを伸ばすためにも本を読んだ後のアウトプットを活かしたい。
アウトプットする場合、3つの要点に絞って纏めることを心掛けたい。 読み終わった後に問いかけをする事も重要である。 「なぜ」「どうして」「いつ」「だれが」「どのようにして」を約1分間で行う。
前半は面白かったが、後半の分野別に分けたアウトプットに関しては少々無理があった。 -