齋藤孝のレビュー一覧
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論語の教訓を現代版に書き換えた本で、とっても読みやすい。ただ、欠点としては、斎藤先生の私見もかなり加筆されていて、孔子の教えというより斎藤先生の教えがぎっしり詰まった本という印象だった。
現代版に置き換えて分かりやすくされている反面、論語の言葉の重さは十分に伝わって来ないので、しっかりと論語の内容に向き合いたい方には不向きかもしれない。論語を全く知らない人にとっては、とっつきやすい本だと思われる。
タイトルにあるように「図解」を目指しているのだが、本中に出てくる図は特に理解を促進するようなものではなく、個人的な意見としては不要という印象。 -
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ネタバレ[ 内容 ]
学習指導要領の改訂によって実用日本語の宝庫である「新聞」が教科書で大きく取り上げられた。
小学高学年で地ならし、中学高校で本格的にトレーニング、大学で仕上げが理想だが、大人になってからでも決して遅くはない。
家庭だからこそ伸ばせる「明解な頭脳」への究極のメソッドを伝授。
親子の対話の時間も増え、共通の話題も増えていくといった、副次的効果も。
[ 目次 ]
1章 「実用日本語力」は必須のスキル(PISAに見る日本の子どもの読解力低下;日本人の言語能力の低下 ほか)
2章 国語教科書はこう変わった(「文学」重視だった国語教科書;文学も実用日本語も国語には必要 ほか)
3章 新聞を取 -
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ネタバレ[ 内容 ]
私たちは、親や教師、書物などから教わることを通じて、「自分の考え方」というものをつくってきました。
これを「思考のワザ」といいます。
頭のよさとは、そうした思考のワザが多彩で、深く、独創的だということなのです。
では、思考のワザを鍛えるには、どうすればよいのか?
それは、歴史上の偉人や天才の考え方を自分の思考パターンに取り入れるのが一番です。
本書では、フッサールの「現象学」とヘーゲルの「弁証法」を題材に、7つの思考のワザを紹介しています。
[ 目次 ]
第1章 もれなく考える技術-無意識の思考を全部「意識的」に切り替える
第2章 やわらかく考える技術-発想のうまい人は「まてよ -
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ネタバレ[ 内容 ]
人の心の痛みに感応し、丁寧に掘り下げていくことで、自意識との葛藤や社会との距離感を、豊かに表現した太宰治。
人生の壁に打ち当たった時に読みたい一八作品の魅力を、縦横無尽に語りつくす。
[ 目次 ]
1 生きる元気をもらいたいときに読む
2 社会に適応できないときに読む
3 女子の気持ちを知りたいときに読む
4 ほんとうの幸福について考えたいときに読む
5 言葉の豊かさを味わいたいときに読む
6 自分が人よりも劣っていると感じたときに読む
7 人生の美しさとはなにかを知りたいときに読む
8 愛の形について考えたいときに読む
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆ -
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ネタバレ『読書力』に続き、『コミュニケーション力』を買って読むことにした。斉藤孝氏の本は基本的に入門書としては最適なのだと思う。『読書力』にしても中高生が読んでも良いと思うし、今回のこの『コミュニケーション力』も中高生や大学に入りたての人間が読むことで何かしらプラスになる部分が多い本だ。メモのとりかた、三色ボールペンの使い方など、斉藤氏考案の自分を鍛え上げる方法が幾通りか紹介されている。ここから学び取れることは実践してみるべきだろうし、なるほど、と思う程度でも自分のこれからについて考えることは出来るのではないかと思う。割とあっさりと「ありきたり」なことを書いているので新鮮味には欠けるが、入門書としては
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[ 内容 ]
リサーチ、モチベーション、戦略性、ナポレオンはビジネスの達人だった。
[ 目次 ]
序章 ナポレオンは仕事に効く!
第1章 上達の基本は「仕事を好きになる」
第2章 タフであれ!攻撃的に勉強しろ!―ナポレオンに学ぶ戦略的仕事術1
第3章 闘うメンタリティで周りを巻き込め!―ナポレオンに学ぶ戦略的仕事術2
第4章 状況を的確に把握し、指令を出せ!―ナポレオンに学ぶ戦略的仕事術3
第5章 栄光感覚を持て!ビジネスフェロモンを持つ人の条件
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセー -
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文章を書くことを習慣づける為のヒントや、文章を書くことをもっと身近に感じられるようにするヒントが書かれていて、第1章の『「書く」ことで生活が劇的にチェンジする』と、第2章の「まずゴールを決める」はとても良かった。
文章を作るときはスタートからゴールに向かうのではなく、ゴールを設定してからスタートに向けて文章を詰めていく方法などはとても参考になり、「引用ノート」もはじめてみようと思った。
しかし、他の章は表面的すぎて、内容の薄さが気になった。これならば一章と二章をもっと掘り下げて書いてほしかった。また、ビジネス面においては多少机上の空論っぽいと思ってしまう箇所もあったのが気になった。