齋藤孝のレビュー一覧
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なぜ学ばなければなければならないのかというのは、問題設定としてはあまりよろしくない。にも関わらず、あえてこの問いを発さなければならないような時代になってしまったというのは悲しむべきだろう。これは、学校でなんでもかんでも教えようとしすぎていることと無縁ではない。子供たちはお腹いっぱいになって自ら問うという最も重要な資質を削がれている。昔は、黙っていれば誰も教えくれなかった。だから、大金をはたいてでも師に教えを請う、金持ちが多かったのだ。あらゆる享楽を体験した彼らは、女遊びよりも学問のほうが楽しいということに気づいたのだ。よく学ぶというのは、よく生きるということと密接に関係している。なにも机上の勉学だけが、学びではないのだ。日常的な疑問からでもなんでもいいから、問いを発して、事に当たること。これこそ、絶望しても生きていけるヒントなのかもしれない。
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ネタバレ日本人の押しの弱さを弱点とするのではなく、売りとしてやっていこう、という主旨。
体力も弱いし、胃腸も弱いし、酒にも弱い、争うのが嫌いだし、実際やっても負けちゃったし。
その度に逃げて(譲って、移って)を繰り返したら、アフリカから極東の島国までやってきてしまった、日本人の祖先たち。
つまり世界一押しに弱いから日本に来てしまったのである。
YES、NOをはっきり言わず、弱者は助け、強者の前ではオロオロとする。
よく言われる日本人像だが、これはこれでよいのではないだろうかと本書は言う。
一神教が重んじる「理」よりも、人の「情」に重きを置いてしまう日本人の考え方は、イスラム教VSキリスト教めいた世界情勢に平和を齎す可能性があるという言葉に、ふ、と納得してしまう。
落しどころ、妥協点を見つけるのが巧い日本人ならではの技かもしれない。
全体を通して、特段目を覚まされるような内容はなかったけれど、
個性的な日本になれなくとも、その同調性で出来ることはあるのだなと再確認できた。
文章は読みやすい。 -
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もっと図的な思考ができるようになりたいと購入。
はじめて齋藤孝さんの本読んだ。
このひとほんとに頭いいんだね。
最後の章はよくわからなかったけど、書きまくってとにかく線でつなげる、重要か所を何度もぐるぐるとか、なるほどと思った。
パワーポイントの完成版は図解、思考途中は図化、というのがよい。
いきなり完成版をみるとたしかにやる気がなくなるというか、受け身になる。
ぼんやりアイデア→図化→まとめ→図解、なのか。
一般的には図解ばかりみているから、どうやってこんな風にまとめるの?と思っていたが、疑問が解決。
結局はみんな考えるという大変なプロセスは踏まざるを得ないんだね。 -
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エジソン ファデラー 私淑 面従腹背 思いつきメモ 白熱電球 ビックマウス 絵に描いた餅 形に変わるまで 特許 鉄は熱いうちに打て フォーマルな衣服 血流 相乗効果 仕事の複線化 知識の借り上手 常識を打ち破るために常識を知る
カーネギー スコットランド 英雄詩暗誦 諺や格言を活用
渋沢栄一 みずほ銀行 生麦事件 手続き 着地点と段取り
豊臣秀吉 豊田自動織機 特許権譲渡 発明家魂 理解するまで帰らない
小林一三 山梨県韮崎市 慶応大 阪急 宝塚 三井銀行 日比谷
ヘンリー•フォード デトロイト 潜在的なニーズ ベルトコンベア方式 モダンタイムス メカニズムの把握と応用 形骸化 -
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ネタバレ様々なトップビジネスマンの考え方が詰まった一冊。
下記はその中でも特に共感、実践したいと思ったこと。
p42 エジソンルール あえて複数のテーマを同時並行させることでアイディアの相乗効果を狙う
p45 先行研究のチェックを徹底的にした上で、アレンジを加え新しい価値を生み出す
p78 斉藤孝 本代に月5万
p93 渋沢栄一 同じような辛い経験でも、怒りを個人問題に収束させるか、それとも社会全体と結びつけて考えるかで、周囲から得られる協力は変わってくる。
p164 小林一三 実績のない若者が「まだ何も結果を出してないが、信用してくれ」といっても周りはそう簡単に認めてくれない。そんなときに看板を効果的に使うべし。
しかし看板は万能ではなく、いずれは自分の実力が問われるときがくる。その実力を身につけるために、看板を最大限活用する。それが看板との正しいつきあい方。 -
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ネタバレ≪目次≫
序 『徒然草』の使い方
第1章 上達の秘訣
やりたいことはすぐに取り掛かる(155段)
真似ることで上達する(85段)
人前に出て、技は磨かれる(150段)
自分の得意技を持て(193段)
勝とうと思うな、負けないようにしろ(110段)
集中力を高める(92段)
「できる人」ほど「恐れ」を知る(185段、186段)
一点を突破する(127段)
第2章 生きるのが楽になる知恵
三人の先達を持つ(52段)
勝手な行動が許されてしまう人(60段)
眼力をつける(194段)
ネーミングと存在感(45段)
知ったかぶりをしない(79段)
肝心なことは先延ばししない(188段)
第3章 人生を深く味わう極意
大欲と無欲は同じ(217段)
孤独を技として、自らを深める(75段)
余韻を残す心遣い(32段)
嫌な気分を整理する方法(11段)
≪内容≫
『徒然草』を題材に、現代につながる教訓を導き出そうとする本。タイトルの通り、うまく読めれば様々な味わいが出てくるが古典なので、他の作品でも味わってみたいものである。