齋藤孝のレビュー一覧
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斉藤孝著「読書のチカラ」大和書房(2011)
* 文字を書きとどめる媒体は、石版や竹簡から紙へと進化し本というきわめて利便性の高い形に落ち着いた。人類の発展の歴史は、本によって築かれまた本に刻まれて受け継がれてきたといっても過言ではない。
* 今の時代にこういう大量を伴う精神力が求められることは少ない。そのかわり、欠かせないのが思考力だ。知識をベースに自分の脳でものを考え価値観を決めていく。それによって自分の立ち位置を決めていかなければならないのである。
* 1人の時間得ることによって精神のバランス取り戻せるそして経営者に書かせない決断力、判断力を磨く術になる。 -
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人との関わりの中で時々「コメント」を求められることは多い。
しかし、そんな時になかなか気の利いた一言は言えないし、何か言ったとしてもベストな表現ではなかったような気がして後からムズムズしてしまう。
そんなこんなで、コメント力を伸ばしたい人にオススメなのが本書だ。
コメント力とは何か?といったことから、コメント力の伸ばし方、トレーニングまで書かれている。
・コメントを求められているときは、自分の見識やオリジナリティの深さを問われているということを肝に銘じる必要がある。
・コメントは準備しておくことが大切
など、自分の発言について意識するようになる言葉たくさんだ。
面接などで短い発言が求められる就活生も一度は読んでおくといい。 -
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時間に余裕ができ、以前から少し興味のあった'読書'をしてみようと思い、まずは何事も理論から…と、手にとった最初の一冊。
読書をすることの必要性を説き、現代社会への有用性が、分かりやすく説明されている。
中でも、良質な本を避けて底の浅い本ばかりを読むことを「一軍のプレーを恐れて万年二軍で満足しているようなものである」と述べている箇所には感銘した。今まで本さえ読んでいなかった自分にはグサリときた。
また、自分のようなズブの素人には分からない、良書、悪書の違いについても説明されており、本を読んだことがあまりなくても読書に少しでも興味がある者ならば一読の価値がある。
本文で多くの作品が紹介されており、本の世界にのめり込むきっかけとなる一冊になり得るだろう。 -
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本棚を見ればその人がわかる。そのうち本棚は作りたいけれど、所有はできるだけしたくない。所有なんて退屈。
どんなアウトプットなら私の気に入る?
その内容を人に説明できるか
1 感性、経験
2 本の一部を引用
重要なのは認識だ。問題が目の前にあっても、認識できなければ存在しない。問題が存在しなければ、考えることもない。
問いかけなければ何も始まらない。
もしかしたら、恐れが問題意識を持つことを妨げているのかもしれない。問題を見つけたとして、自分では解決できないのではないか。認識する前なら耐えられたことも(人は惨めさには慣れる)、それがあると気づいてからはとても耐えられないかもしれない。しかも、それが自分では手も足も出ないことだったら?
それでもやはり、問題を認識したなら、自分の実力や状況と照らし合わせて、現実的な行動を起こすこともできる。その可能性が生まれる。それが小さなロックハンマーで分厚い刑務所の壁に穴を開けるようなことだったとしても。
現実的な行動を起こすように自分自身と交渉を続けたら、その先に目標や希望があるかもしれない。 -
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ネタバレ斎藤孝が心酔しているナポレオン。彼はフランス革命の立役者として有名だが、この本は、ナポレオンの考え方を、ビジネスで活かしてみよう、というまさに斎藤孝らしい本。
斎藤孝はあらゆるジャンルの偉人に精通している。もちろん、本を書く為に色々調べたんだろうけど、この本も、ナポレオンのことはもちろん、ゲーテや福沢諭吉、イチローや鈴木敏文氏まで、自然にエピソードを交えて文中に織り交ぜている。巧いなー。。
ナポレオンは小学校で習ったんだろうけど、「面白い帽子の被り方をした戦争に強い人」くらいの印象しかなかった。自慢じゃないが歴史には疎い。しかし、数年前にある本と出会って、その中でナポレオンについて語っているのを見てからは気になっていた。
ナポレオンは貧しい家で産まれ育ったが持ち前の意欲の高さで、陸軍の一兵卒となり、将軍となって着々と出世をして35歳で皇帝になったらしい。異例の早さの出世だ。
ナポレオンは演説上手で、部下への指示も具体的で的確だったそう。そのへんは想像できるが、地味な仕事も進んでやったらしい。
騎兵でなく、敢えて地味な砲兵科に進み、大砲のことを誰よりも熟知できるよう影ながら努力に励んだらしい。斎藤氏は、「細部まで掌握している自信が、自分の拠り所になる。そこを突破口にして自分の持ち場を拡げていく。」といい、それを「地味力」と名付けている。これはすごくポジティブな発想法だ。 -
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大学教授でありベストセラー作家である著者の、勉強法の紹介です。
特に資格や試験のための勉強ではなく、日々の学びの重要性から、効果的な勉強のコツを多数を知ることができます。
いろいろな勉強法が載っていますので、やや統一感に欠け、少し読みにくさもありましたが、所々ではさすがと思わせる内容があります。
とくに、最後のヒント集あたりは、活用したいところです。
生きていく上で基本となる3つの力
①まねる力(技を盗む力)
②段取り力(物事を為す大切な手順を理解し、組み立てる力)
③コメント力(質問力をふくむ)
知性=本質をつかまえ、最終地点をイメージし、今の地点からそこへのプロセス(文脈)を見出す力。あるいは、その思考が文脈を外さず、知識を引用しながら豊かに広げていけること
社会に通用する人の特徴のひとつは、方法的な意識を常に持っていること。方法的意識を簡単に言うなら、「もっと他のやり方ないの?」と考えること
「人としての格」は、この世での学びによって練られ向上していくもの。好きな勉強を続けていけば、自然と人格が整っていく
実力がアップするヒント集
・中心テキストは、スタンダードなもの
・「腑に落ちる」と記憶する
・「往復」を繰り返し、理解する。脳は揺り戻す時に理解度が深まる
・間違いの理由・原因を書き入れる「苦手ノート」の作成、本番前に読む
・「なぜ間違えたか」を人に説明
・「やりっぱなし勉強」はやめる
・5分考えてもわからなかったら、答えを見る
・問題集は後半に大事な要素がある
・「解説が分厚い」問題集を選べ
<この本から得られた気づきとアクション>
・勉強の重要性への意識は常に持っていたい。
・後半のヒント集を活用して効果的な勉強法を目指す。
<目次>
序章 勉強しているのに、なぜ身につかないのか?
第1章 大切なことを瞬時につかむ勉強法
第2章 地アタマを鍛え身体に染み込む勉強法
第3章 人格を磨く勉強法
第4章 実力がワンランクアップするヒント集
終章 直感力で本質をわしづかみ