【感想・ネタバレ】フロイトで自己管理のレビュー

あらすじ

現実や自分自身と向き合い、悩みや困難を乗り越えていくための実践的な方法を、フロイトの理論や人生から学ぶ。自分で自分をコントロールし、モチベーションを高めていくための、手法やヒントが満載である。

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Posted by ブクログ

自分の非をまっすぐ認識できない、現実をみとめることができないのは、精神の幼さの証拠
現実としっかり向き合い、自分にとっては不快に感じられることにも適応することによって人はより大きな本当の快感を得ることができる
自分自身の意識と無意識の境目をきちんと見つめ、認めていくことから現実の受容が始まる
コンプレックスは除去しようとするのではなく、調和を保つように努めるべき

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2015年12月30日

Posted by ブクログ

フロイトのエピソードを交えつつ、の自己管理論。
他の著書に比べてすこし切り込みが浅いというか、フロイトへの愛着は感じるものの全体的に少し無理矢理感も否定出来ないのが残念なところであります。
心理学を追求していくと自分が病んじゃうっていうのもものすごくしっくり来るということがフロイトの話を読んでよくわかったのが収穫ですね。

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2013年06月23日

Posted by ブクログ

フロイトの思想をもとに、実社会、実生活を良く生きるための意識について書かれた本。

自己管理というとビジネス色が強いのかと思ったが、「父親像」に関する章もあり、多方面で新たな知識、知りたかった情報を得ることができた。

また、読書している時点でメモをとるほうが後々に良いかも知れないと思い、試した1冊

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2013年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

運動を何かの象徴として行う
(水泳:吐く 懸垂:引き寄せる)。
漢字の力強さを味わう。
褒め言葉でテンションを上げる。
トイレで嫌なものを一緒に排泄する。
入眠儀式(タナトス(死への欲動)へ通じる感覚)。

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2011年10月01日

Posted by ブクログ

なぜフロイトかというと、苦難や困難の中でも、まともな判断力を維持して、自分をコントロールし続け、驚異的な仕事量をこなした彼は、自己管理の天才だからである。
現代には、その堅実さのない大人があまりにも多く、柔軟性のある発想を生み出す力を持てなくなくなっているのだ。
この本には、自分を上手くコントロールできるようになるヒントが散りばめられている。
心の持ち方を工夫することで、だいぶ楽に生きられるようになるのではないだろうか。
最後にフロイト関連の本が参考文献として載っていたので読んでみようと思う。

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2010年11月16日

Posted by ブクログ

斉藤考著「フロイトで自己管理」角川ONEテーマ21(2008)
*自分の無意識下にあるものへの気づきの方法のひとつとして、こうした客観的な視点を持つことが出来れば、占いに一喜一憂したり、深くはまり込んだりすることなく、ある一定の距離を保つことができる。
*自分をされけだすことは、成長につながる。
受け入れられなかった現実を受容できると、気持ちのわだかまりは氷解しなににしても、ふっと肩の荷がおりるような、心が楽になる感覚がある。
*決められた時期に、決められた場所にいること、それを一番優先順位のたかいこととして考える。そこに一切の疑問をさしはさまずに実践する。これは、これは行動規範の1つの軸になる。
*偶然であったものを必然的な、一回きりだけれども大事なものとしてとらえる考え方。
*フロイトの仕事の中にモーニングワークというものがある。これは死をつつしむときの心のあり方だが、これはフロイトの精神分析の原点であった。モーニングワークは断念を知る営みだ。
*些細なことで感情がゆれるのではない。生死のハザマで、何かあれば明日には命がない、そういう切実な現実に向き合って生きている人たちの持つ感情のリアルさがある。
*フロイトは「断念の術さえ心得れば人生もけっこう楽しい」という言葉を残している。できなかったこと、失敗したこと、負けたこと、失ったこと、そういう出来事は事実としてしっかり認める。流してもかまわない。なくなり、怒るなり、悔しがるなり、しっかり反応をする。断念と喪失をきっちりと味わう。その態度が真の自己肯定になり、次への1歩につながっていく。
*当初は否定したくてたまらなかった父という存在を認めることで、自分自身も落ち着きを得るのである。コンプレックスと捉えるのではなく、自分にとって父親とはどういう存在なのかを整理し、思い出していくことで、自分自身を見直すことができる。
*働かないということは自由なようだけれど、働かない果てに何があるかというと自己破滅である。
*恋愛感情をもつ、そういう心のワクワク感、ときまき感を持ち続けることが活力につながる。
*人間は死への本能のようなものが潜在的にあるのである。

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2010年08月11日

Posted by ブクログ

何気ない「無意識」を意識化することが、自己管理に大変有効だということこれが分かっただけでも本書を読んだ甲斐があったと思う。

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2010年11月06日

Posted by ブクログ

ストレスに押し潰れることが多い現代社会において,
フロイトの理論を用いてより良い生活を送る術が書かれた本。
好きなことを好きなだけやるというのも気持ちいいが(快感原則),現実をきちんと受け止め,実際のルールに従って(現実原則),自分の目標を達成させた時の快感は更に大きい。
ある程度ストレスに負けないための耐性を身につけること,
嫌なことに気付かない振りをしないこと,
文字化して客観視することなどがあげられている。

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2009年10月04日

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