齋藤孝のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
「コミュニケーション力」は"意識して"身に着けなければいけない、と強く感じつつある。
そもそもコミュニケーションとは、意味だけでなく、感情をも移動させることだ。対話とは、クリエイティブな関係性を愉しむこと。(相手を打ち負かすのでなく!)「止揚(アウフヘーベン)」的な弁証法的な対話の喜び、・・・等々。
目からうろこのような記述もあれば、少しずつ感じつつあったようなことまで、対話の極意が満載である。
一方、うなずき、相槌を打ちながら、目を見て微笑みながら話をきけ、ということとか、メモをとれ(自分のインスピレーションをも記せ)ということ、マッピングコミュニケーションのことなど、 -
Posted by ブクログ
半公共にスペースで、時間が限られているからこそ、
仕事が捗る!
というもの。
いかにカフェ勉強が良いか
ほぼ全ページに渡って書かれていました。
一個ねー
それはムリ。
と、思ったのが、
状況が許すなら、片足の靴を脱いで、
もう片方の足に乗せる(足組みのもっと片足を上にあげたバージョン。
それをするとくつくろ、というもの。
それやっておじさんやアカンは。
靴脱いでるのがムリ。
そんな人の近くに近寄れないわ。
著者のそういう行いが、人を不愉快にさせていること、
その人に近寄れないがゆえに、
こちらの、席の選択肢がせばまることを自覚して欲しいわ。 -
Posted by ブクログ
時代は移ろい今や自分が上の世代からされたことを下の世代にしていけばいいというものではなくなってきている。本書はゆとり世代にいかに向き合うかの指南書である。目立つのを嫌う。折角必死に準備してきたものもそれをひけらかさない奥ゆかしさがある。最大の喜びは自分の存在やエネルギーをかけた部分の価値を認めてもらうこと。今の若者はかまってもらいたいという願望を強く持っている。放っておいてくれという独立独歩的な者は減り細かく丁寧に指導されるのを待っている場合が多い。重要なのはいい部分を褒めること。但し嘘やお世辞は必要ない。かえって逆効果。リーダーが客観的評価の眼を持っていると思ってもらえないとコメントの効力が
-
Posted by ブクログ
2013年6月初版
齊藤孝 著
==
「大人しくて真面目は最大の武器になる」
近年日本の未来については、少子高齢化の進展や、経済成長の停滞、国際競争力も新興国に押され気味とネガティブに語られることが多かった。しかし、この気質をベースとすれば、平和で安全、安定的で、創意工夫に満ちた社会が成り立つだろうと考える(驚くほど成長するポテンシャルを彼らは持っている)。問題は、彼らを伸ばすための環境をどれだけ整えることができるか、ということに限る。
そんな内容。
本質的に若者を考察する、というよりも少し対処療法的な印象でした。それはそれでニーズがあることだと思うのですが、ここまで現場で日々若者に晒されて -
Posted by ブクログ
ネタバレ朝の情報番組にも出てる斎藤孝さんの雑談について書いた一冊。
読んでみて肩の力を抜いて、中身のないオチのない話をすることの重要性がわかりました。
ネタの作り方や雑談時のポイントも書かれていて、それとなくやっていけそうな自信はつきました。
難しいことではなく、何気なくできることばかりで少しの意識でやっていけそうだと感じました。
ひとつのネタから派生してネタを広げることは参考になりました。自分も雑談から世界が広がった経験は何度もありますが、本書を読んでその事が改めて再確認できました。
これからも肩肘張らず雑談をサクッと楽しんでいければと感じました。