齋藤孝のレビュー一覧

  • 「意識の量」を増やせ!

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    齋藤先生の本にしては珍しく具体的な例が少ないかな、という印象の一冊。
    もちろんおっしゃっていることは正鵠を射ているし、意識の量→好奇心旺盛的なところから新たな道が切り開かれるんですよ、というところに異論はない。
    でもせっかくならもっともっと昔のいろんな人の話が入ってきたほうが説得力があって納得感も高まるんじゃないかなと思います。

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    2013年01月20日
  • 段取り力――「うまくいく人」はここがちがう

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    人の能力はそれほど違わない。差が出るのは段取りのいい人と悪い人がいるだけだ、という最初の一行で、これは我が子に読ませたいと思い購入。今からでも遅くないと思ったのです。読んでくうちに、子供については、何か相談されたら、「あのね、物事は段どりが大事なんだよ」と言うにとどめ、まずは自分の仕事に応用すべきと悟りました。・・最近どうも波にのらないのです。

    思えば、勉強、家事、仕事、すべて段どりで決まるのかも。段どりとは、物事を進める上での「枠づくり」と言えそうです。その枠も可変可能な遊びの部分も作っておくのがミソ。

    メモ p138 *3の力~「書くための段取り」の章にあるのですが、たいていの商品は3

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    2013年01月12日
  • 地アタマを鍛える知的勉強法

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    勉強することは、生きる力を身につけるためのスキルである。個々人が違うように勉強法も十人十色である。従って、本書に書かれているいくつかの勉強法を試しながら自分の勉強法を確立したい。

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    2013年01月02日
  • 勝ちにいく身体

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    齋藤先生とプロゴルファーにして漫画原作者の坂田信弘氏による対談の一冊。
    10年前の内容であるにもかかわらず今でもきちんと読み応えがあるわけで、ゴルフを通じた情操教育をやっている坂田さんの一癖ある感じが面白い。「風の大地」の引き伸ばしっぷりや面倒くささもこの人の性格だと思えば非常にわかりやすいわけです。
    子どもを育てるときに読むのにいい一冊でしょう。

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    2012年12月16日
  • コミュニケーション力

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    コミュニケーションのキーワードで多角的に対策が練られているところが興味深いです。特に第3章は具体的で、学生には今日から応用できることが満載ですね。カウンセラーとしては、3色ボールペンの購入から始めたいなと思いました。

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    2012年11月30日
  • 必ず覚える! 1分間アウトプット勉強法

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    授業も、子どもの発言の機会をたくさん設けるという視点ではなく、アウトプットの機会を設けるという視点で展開すると授業づくりの仕方が違ってくるとおもう。
    勉強法にわけたが、教育という視点で読んでいる。

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    2012年11月28日
  • 齋藤孝の速読塾――これで頭がグングンよくなる!

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    ”声に出して読みたい日本語”で有名な明治大学教授、齋藤先生の本。速読のテクニックというよりは読書術に近い内容。
    本を読んだときの理解力は3段階に分かれるとのこと。Cは読んでもすぐ忘れてしまう。Bは一応内容の理解ができる、要約力のあるレベル。Aは新たな価値を付与してオリジナルのアイデアや提案、見方が出せる力。なるほど、本を読んだらここまで目指したいものですね。

    私はここ数年ブログで書評などを書いてます。元々は読んだ本を整理しておきたい、といった動機だったのですが、書き始めてみるとこれがおもしろい。よく理解した本はあれこれ書きたいのですが、理解度が足りない本はなかなか書けない。そしてあれこれ書い

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    2020年04月29日
  • 使える!「孫子の兵法」

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    「選択と集中」を行え、と言うのが筆者の伝えたいメッセージではないかな、と感じた。孫子の兵法には漠然とした憧れがあったのもありこの本を手にとった。「プロ意識を持つことで感情のぶれがなくなる」「知ることは身につけること」「強みを磨くより平均点をあげろ」「下を育てるリーダーになれ」などなど、これから参考にしていきたい言葉が多かった。

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    2012年11月21日
  • 座右のゲーテ~壁に突き当たったとき開く本~

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    ドイツ語にこだわり、自然科学、音楽にとどまらず歴史、文学などすべての分野に造詣が深いゲーテの含蓄に富む言葉を紹介した本。ゲーテを呼んだことのない人向けのガイドブックといったところか。この本を読んで、ゲーテに興味を持つ人も多いと思います。「ゲーテは敷居が高い」という人には、ぴったり。かく申す私も「ウェルテル。。。」くらいしか読んだことがありませんでしたが、ゲーテに興味をもちました。

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    2012年11月05日
  • 「意識の量」を増やせ!

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    またまた上司からお借りした本
    この本でいう意識の量とは一般的に気遣い、心配りを仕事全般に落とし込んだ事を言っているのだと思う
    どんな人にも思い当たるフシはたくさんあるだろう
    これまでよりも少しづつ意識の量を増やしていく事は大切だが
    一気呵成に行おうとするとパニックを起こすかもしれないので要注意。

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    2012年10月21日
  • 三色ボールペン情報活用術

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    適度に太字のポイントがあり、視点がわかりやすい。
    写真ではなく、編集したページで示されているのが疑問。実際の写真は何故いけないのか?ボールペンの色と同じ3色刷りのページがある、印刷コストが高いのではないか?
    実際にボールペンを作ってしまうのはすごいと思った。

    分類は3種、これが良いのかは分からない。
    手帳での使い方は3分類くらいが良いだろう。

    p31
    情報の活用においては、常にタイムリミットを意識したい。(情報にも賞味期限がある)
    p136
    文章化⇔図式化

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    2012年10月08日
  • 数学力は国語力

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    実は齋藤孝というと「国語」のイメージが強くて、「国語力は数学力」とタイトルを逆にとらえて買ってしまった。貧相な数学力を補おうと思っていたが、その前にお題もきちんと読めなくなっていたとは重傷だ。
    この本を読む以前に、算数・数学の記憶や知識を掘り起こすというか、新たに勉強し直さないといけないという危機感が強まった。「脳内改革」を進めていきたい。

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    2012年10月01日
  • 図解 論語─正直者がバカをみない生き方

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    論語はとっつきにくい、というイメージがあった。高校時代は漢文が苦手で、理解したいと思いつつも卒業後は全く触れる事はなかった。そんな印象が論語にはあった。
    ここ数年、中国歴史小説をよく読むようになって孔子の生き方に少し興味を持った。一昨年は孫子の中国テレビシリーズにはまったが、そこで孔子はほんの少し登場する。
    ある意味、誤解を恐れずに言うと論語は宗教のようだ。儒教そのものが古代中国の宗教ではないだろうか。西洋の宗教のように、あるいは仏教のように生き方について論じている。
    「人の己を知らざる事を患えず、人の知らざる事を患う。」相手が自分を分かってくれない事を憂うより、自分が相手を理解していない事を

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    2012年09月26日
  • 子どもたちはなぜキレるのか

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    ちなみに私は
    「腰・腹(ハラの漢字違うよね?)が大事」だと言われるとどう思うか、に対し、「歌う時の姿勢の話ですか?」と思いました。
    ピント外れ乙。

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    2012年08月25日
  • 1分で大切な仕事を片づける技術

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    ネタバレ

    タイトルで「片づける」が強調されてるので、書類の整理法や仕事のスピードアップの仕方などにもっと触れられていると思いましたが、違いました。

    どちらかというと、伝えることを簡潔に述べる方法や、体を短時間でメンテナンスする方法など、仕事の質を改善するためにできる事が、「1分」をキーワードに展開されている感じです。

    内容は悪くないと思うので、評価が低い原因は、タイトルから予感させる内容と中身にずれがあるせいでは・・。

    「片づける」というワードが冠されている本の中で
    「机の上をきれいにするのではなく、きれいな机を探す」というテクニックが書かれているはなかなかないですよ(笑)。

    確かに喫茶店などで

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    2012年08月22日
  • 凡人が一流になるルール

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    「代理力」・・・普段から上司の仕事ぶりを観察して自分のものにしていれば、躊躇することなく代理が勤められる.代理はワンランク上の仕事を学び、自分を磨くための絶好のチャンスである.
    タダ働きのチャンスを見逃すな.

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    2012年08月20日
  • 座右の諭吉~才能より決断~

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    個人的に「学問のすゝめ」と「福翁自伝」が大好きで、折にふれて読み返しています。特に子供が成長するにつれて、どういうふうに勉学について父親が教えたらいいのか、指針になります。

    100年以上の時の隔たりがあっても、「学問のすゝめ」と「福翁自伝」は是非読むべき書物です。

    本著は両書から多くを学んだという著者が、気に入ったフレーズを解釈しております。

    原著を精読した方には物足りないかもしれませんね。

    といういみで普通評価にしました。

    特に印象に残った文章はありません。

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    2012年08月15日
  • 人はなぜ学ばなければならないのか あなたが「学ぶ」ことの意義を語ろう

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     なぜ学ばなければなければならないのかというのは、問題設定としてはあまりよろしくない。にも関わらず、あえてこの問いを発さなければならないような時代になってしまったというのは悲しむべきだろう。これは、学校でなんでもかんでも教えようとしすぎていることと無縁ではない。子供たちはお腹いっぱいになって自ら問うという最も重要な資質を削がれている。昔は、黙っていれば誰も教えくれなかった。だから、大金をはたいてでも師に教えを請う、金持ちが多かったのだ。あらゆる享楽を体験した彼らは、女遊びよりも学問のほうが楽しいということに気づいたのだ。よく学ぶというのは、よく生きるということと密接に関係している。なにも机上の

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    2012年07月17日
  • 座右の諭吉~才能より決断~

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    ネタバレ

    福沢諭吉の著書「福翁自伝」から文章を抜粋し、
    諭吉がどんな人物だったか、どんな処世術を持っていたかを
    知ることができる本。

    情熱的な人かなと思ったら、かなり冷静な人のようで
    精神はカラリと晴れていて、人間関係の距離も絶妙の
    腹六部のつきあい、世の相場を知り変わり身が早い。

    日本人は玉砕主義というか、全力でぶつかっていくことに
    美学を感じる。その一方、諭吉は大学設立の時も
    「いつでも大学を潰してもいい気でやっている」と
    述べているように、非玉砕主義。

    武士道精神とはかなり違う感性だが、
    今に使える処世術だと思う。

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    2012年07月07日
  • 日本人は、なぜ世界一押しが弱いのか?

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    ネタバレ

    日本人の押しの弱さを弱点とするのではなく、売りとしてやっていこう、という主旨。
    体力も弱いし、胃腸も弱いし、酒にも弱い、争うのが嫌いだし、実際やっても負けちゃったし。
    その度に逃げて(譲って、移って)を繰り返したら、アフリカから極東の島国までやってきてしまった、日本人の祖先たち。
    つまり世界一押しに弱いから日本に来てしまったのである。

    YES、NOをはっきり言わず、弱者は助け、強者の前ではオロオロとする。
    よく言われる日本人像だが、これはこれでよいのではないだろうかと本書は言う。
    一神教が重んじる「理」よりも、人の「情」に重きを置いてしまう日本人の考え方は、イスラム教VSキリスト教めいた世界

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    2012年06月27日